東日本大震災

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県が全袋検査を続行 福島の大波産米

 コメの出荷停止指示を受けている福島市大波地区で新たに5戸の農家から食品衛生法の暫定基準値(1キロ当たり500ベクレル)を超える放射性セシウムが検出された問題で、県は26日も全戸を対象としたコメの全袋検査を続行した。
 1キロ当たり最大1270ベクレルの放射性セシウムが検出されたことを受け、県水田畑作課には朝から同地区の農家から「早くうちも検査してほしい」「(安全が確認された農家は)出荷できるようになるのか」などの問い合わせが相次いだ。
 県は福島、伊達、相馬、いわき4市のうち放射線量が高い地域でも全戸検査を行っており、現在はコメのサンプルを採取している。12月中旬までには調査を終える予定。
 大波地区の農家伊藤芳信さん(62)は今年収穫したコメ28袋のサンプルを提供した。県が水田のきめ細かな土壌調査をしなかったことに疑問を抱いており、「基準値を超えるコメが出たのは必然」と指摘。「来年は作付けできるのか。ほ場の調査を一刻も早く進めてほしい」と訴えた。

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