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ホールボディーカウンター導入の本宮市 検査結果、その場で説明 内部被ばく検査 本紙記者体験レポート

 24日の記者会見で、高松義行本宮市長はホールボディーカウンターの運用について説明した。検査結果判明後、その場で放射線技師と看護師から数値の説明を受けられる。

 市内の四歳以上の未就学児(約900人)と妊婦(約130人)を優先的に検査する。次に小学生、中学生、一般の順で検査を進める方針。対象者には市から通知が届く。

 また、今後内部被ばくについて理解を深めてもらうために、市の放射性対策アドバイザー野口邦和氏(日大専任講師)の講演会などを予定している。

■本紙記者体験レポート ワイシャツ姿でOK/乳幼児には長い5分

 ホールボディーカウンターは22日、市内の市民元気いきいき応援プラザ「えぽか」に搬入された。一階の健康増進広場の一角が測定所となる。検査は無料。問い合わせは市保健課 電話0243(63)2780へ。

 本宮市が導入したホールボディカウンターで、記者が内部被ばく検査を体験させてもらった。

 検査の手順は簡単で椅子に座り、背中をホールボディーカウンターに押しつけるだけ。背広姿だったが、上着だけを脱ぎワイシャツ姿で検査できた。背中さえ離れなければ多少は手を動かしたり、会話したりしても問題ないという。

 椅子に座ると、目の前に小さなモニターが設置されている。子どもが飽きて動かないように、アニメなどのDVDを流せるようにするためだ。

 検査は約5分で終わった。実際に体験してみると、長く感じる。乳幼児にとっては難しいと実感した。

 検査結果は「良好」だった。機械が測定できるセシウムの値を下回ったため、被ばく量の数値は示されなかった。記者は震災以降、管内の本宮市、大玉村からほとんど離れていない。内部被ばくはそれほどしていないはずとは思っていたが、やはり機械で測定すると安心感があった。(本宮支局長・石井 拓也)

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