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モデル地区で本格除染 原町線量低下へ年内作業

 日本原子力研究開発機構は29日、国の除染モデル事業が行われている南相馬市原町区高倉のハートランドはらまちで、本格的な除染作業を開始した。

 約4ヘクタールのモデル地区ではこれまで、空間放射線量の測定などが行われてきた。機構が開発した「除染効果評価システム」を利用し、除染後の空間線量の低減率を想定して除染計画を策定。実施方法が容易で除去物が比較的少ないこと、二次的汚染を避けるため極力水を使わないことなどを基本方針に面的な広範囲の除染を実施した。

 初日は約10人の作業員が参加し、駐車場や給水塔を除染した。駐車場では放射性物質が飛散しないように水をまきながら、地表から約5センチの表土をショベルカーで削り取った。今後、駐車場に深さ約2メートルの穴を掘り、袋状の容器に汚染物を保管する。

 機構は年内にモデル地区内にあるバンガローや管理用道路、森林などの除染を終え、地上1メートルで平均毎時約5~10マイクロシーベルトだった空間線量を3分の1まで下げることを目指す。

カテゴリー:福島第一原発事故

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