東日本大震災

2011年12月アーカイブ

25年度末までに完了へ 子ども、妊婦の内部被ばく検査

 県はホールボディーカウンターを使った内部被ばく検査で、18歳以下の子ども約36万人と妊婦の検査を平成25年度末までに完了させる方針を固めた。桜田議員の質問に佐藤節夫保健福祉部長が示した。  県が導入を進めている移動式のホールボディーカウンターを活用...[記事全文

【政府の避難区域見直し】首長、不満と憤り 住環境づくり要求

枝野経産相、細野原発担当相、平野復興担当相と意見交換した被災市町村長ら
 東京電力福島第一原発事故の収束作業の「ステップ2」完了を受け、18日に福島市で開かれた原発周辺の市町村長らと担当閣僚の意見交換会で、各首長らからは避難区域見直しに対する不満や憤りが相次いだ。見直し後に安心して帰還できるよう、除染やライフラインの整備...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・断面

今を生きる 双葉翔陽高に20万円 同級生思い義援金

起き上がり小法師を手に記念撮影する新田君
■新田心一郎君の転校先 鎌ケ谷西高(千葉)  会津坂下町の坂下高にある双葉翔陽高サテライト校に16日、千葉県の鎌ケ谷西高から義援金20万104円が届けられた。「楽しい学校生活に役立ててください」-。東京電力福島第一原発事故で双葉翔陽高から鎌ケ谷西高に...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

避難区域、4月1日にも再編 政府が県と市町村に伝える

(左から)枝野経産相、細野原発担当相、平野復興担当相に新区域設定に伴う支援を求める佐藤知事(右から2人目)
 政府は18日、東京電力福島第一原発事故の避難区域を見直し、早ければ来年4月1日に放射線量に応じた新たな3区域に再編する考えを県と関係市町村に伝えた。3区域の設定に伴い、警戒区域は解除される見通し。県は市町村内の区域設定作業や住民生活を支援する専門チ...[記事全文

「納得いかない」と批判 国会事故調の黒川委員長が来県

 国会に新設された東京電力福島原子力発電所事故調査委員会は18日、福島第一原発などを視察した。終了後、福島市で記者会見した黒川清委員長は、野田佳彦首相の事故収束への「ステップ2」完了宣言に対し、「納得がいかない。国民と受け止め方にギャップがあるのでは...[記事全文

佐藤知事、政府方針に不快感 ステップ2完了宣言で

国の避難区域見直しについての考えを述べる佐藤知事
 佐藤雄平知事は18日、枝野幸男経済産業相らとの会談で、政府の東京電力福島第一原発事故の「ステップ2」完了宣言について、「収束との言葉を発すること自体、実態を知っているのかという思いだ」と不快感を示した。  避難区域の見直しについては、国民の生活権を...[記事全文

「通学させない」3分の1 川内村が保護者に意向調査

 川内村が帰還後の来年4月の保育園・小中学校の再開に向け、園児・児童・生徒ら全227人の保護者に行った意向調査で、回答した147人のうち54%に当たる80人が、学校が再開しても「通学させない」と答えた。全対象者の3分の1に上る。18日、郡山市のビッグ...[記事全文

伊達のコメ基準超 旧掛田の1地点、流通はなし

 県が実施している県産米の緊急調査で、新たに伊達市の旧掛田町の1点から国の暫定基準値(1キロ当たり500ベクレル)を超える550ベクレルの放射性セシウムが検出された。県が18日、発表した。旧掛田町のコメについて、県は出荷自粛を要請。19日にも政府が出...[記事全文

報道電子写真集「東日本大震災 50日の記録 ふくしまは負けない」電子書籍アプリを配信開始

 福島民報社は2011年12月20日(火)よりiOS、AndroidOSに対応した電子書籍アプリ「東日本大震災 50日の記録 ふくしまは負けない」の配信を開始します。  3月11日、巨大地震と大津波が本県を含む東日本各地を襲いました。崩れ落ちる建物、...[記事全文

【ステップ2完了】収束阻む汚染水 タンク増設困難 海洋放出は理解得られず

福島第一原発を視察する細野環境相兼原発事故担当相(中央)=17日、政府の原子力災害現地対策本部提供
 東京電力福島第一原発事故の収束工程「ステップ2」完了を受け、細野豪志環境相兼原発事故担当相は17日、福島第一原発を視察し、「(原発の)一定の落ち着きを確認できた」との認識を示した。しかし、原発敷地内の汚染水の増加は止まらず、貯蔵タンクは間もなく満杯...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・断面

今を生きる 避難者見守り続ける JCの人脈結集

支援品を整理する鈴木さん
■坂下町民ボランティア・支援センター 鈴木伸司本部長   東日本大震災と原発事故で会津坂下町に避難した被災者を支援してきた町民ボランティア・支援センター本部長の印刷業鈴木伸司さん(40)は、支援に奔走した日々から一段落し、支援品の整理を進めながら「...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

県内大学、志願者減 原発風評じわり

福島大のサッカー・ラグビー場で行われた表土除去作業。志願者確保などのため放射性物質を低減させる取り組みが進められている=8日
 推薦入試などが始まった県内の大学のほとんどで志願者が減り、来春の学生確保に頭を悩ませている。福島大は被災者の入学料、授業料の免除を決め、構内の除染も進めているが、一部の学類の推薦入試で志願者が定員割れとなった。県内公立大や私立大の推薦入試も志願者が...[記事全文

避難後初の新酒「白冨士」発表  双葉の冨沢酒造店

白冨士の完成を喜ぶ冨沢社長(左)と宮森社長
 東京電力福島第一原発の事故で避難を余儀なくされた双葉町の蔵元「冨沢酒造店」が会津若松市の「花春酒造」の支援を受け、避難後初めて造った主力銘柄・白冨士の新酒発表会は17日、郡山市のホテル華の湯で開かれた。  冨沢酒造店は警戒区域にある同社酒蔵の冷凍庫...[記事全文

放射線 放射性物質 Q&A 雪の季節、生活やスポーツに影響は 

■雪による被ばく心配なし積もれば地面遮蔽効果も 【回答者】県放射線健康リスク管理アドバイザー・長崎大大学院教授(放射線医療科学専攻)高村昇さん  雪の季節になりました。雪が降ったり、積もったりすることで、放射性物質が生活に影響を及ぼすことはないのでし...[記事全文

カテゴリー:放射線・放射性物質Q&A

「なぜ収束」課題山積 除染手つかず 住民ため息

テレビ中継で野田首相の発言を聞き、早期帰宅を願う信田さん=16日午後6時10分ごろ、福島市・笹谷仮設住宅
 政府が東京電力福島第一原発事故の収束作業工程表の「ステップ2」完了を発表した16日、浜通りの警戒区域などから避難した住民からは「本当に大丈夫なのか」と疑問の声が上がった。汚染水の漏えいなど仮設施設のトラブルは今も後を絶たない。本格除染は手つかずの上...[記事全文

現実無視の宣言 住民帰還、廃炉...道筋見えず

 野田佳彦首相は東京電力福島第一原発の事故収束の「ステップ2」が完了し、重大事故の起きる可能性は遠のいたと宣言した。しかし、依然として原子炉の状態には不安が付きまとい、住民帰還の道筋は見えない。県と関係自治体から「収束を早々と国民に印象付けることを狙...[記事全文

評価の一方、要望や注文 双葉郡8町村長

 東京電力福島第一原発事故の収束作業の「ステップ2」が完了したのを受け、原発が立地する双葉郡8町村の首長は事故の完全収束に向け態勢を強化するよう求めた。  事故を起こした福島第一原発1~4号機のある大熊町の渡辺利綱町長は「安定的な状態になったことにつ...[記事全文

区域見直し見解さまざま 避難区域の市町村長

 避難区域の市町村長からは、野田佳彦首相が示した区域見直しについてさまざまな意見が出た。  田村市の冨塚宥●市長は「市内都路町の警戒区域は放射線量が比較的低い。避難区域の見直しは住民帰還の見通しが立ったことを意味すると受け止めている。1月から警戒区域...[記事全文

【ステップ2完了】「なぜ収束」課題山積 除染手つかず 避難いつまで、住民ため息

テレビ中継で野田首相の発言を聞き、早期帰宅を願う信田さん=16日午後6時10分ごろ、福島市・笹谷仮設住宅
 政府が東京電力福島第一原発事故の収束作業工程表の「ステップ2」完了を発表した16日、浜通りの警戒区域などから避難した住民からは「本当に大丈夫なのか」と疑問の声が上がった。汚染水の漏えいなど仮設施設のトラブルは今も後を絶たない。本格除染は手つかずの上...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・断面

今を生きる/師走の会津で(5)"お花畑"心の支え 仮設住宅に彩り

部屋に飾られた花を見詰める塚本さん
■大熊の塚本冨久子さん  同じような建物が等間隔で並ぶ会津若松市の扇町1号公園仮設住宅。歩いていると、突然"お花畑"が現れる。玄関に飾られた愛らしいパンジーが来訪者を出迎え、居間のたんすの上にも所狭しと、色とりどりの花が並ぶ。大熊町の無職塚本冨久子さ...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

【震災がれき】焼却、再利用進まず 国の基準未策定 440万トン、仮置き限界

仮置き場にたまるコンクリート廃材やブロック塀などの震災がれき=12日、伊達市保原町
 東日本大震災と東京電力福島第一原発事故から9カ月が経過する中、約440万トン(推計)に上る県内の震災がれきの処理が一向に進まない。放射性物質を含むがれきの焼却が住民らの反対で滞っている上、がれきの大半を占めるコンクリート廃材などの不燃物の再利用が進...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・断面

今を生きる/師走の会津で(4)わが子の未来思う 古里に戻るか葛藤

聖季君(左)と愛弥君(右)の勉強を見守る八代江さん。2人の将来を日々思う
■楢葉の坂本八代江さん  楢葉町の臨時職員、坂本八代江さん(42)は2人の子どもを見詰めると、考え事をする。現在、会津美里町の仮設住宅で長男愛弥君(13)=高田中1年=、次男聖季君(11)=新鶴小5年=と3人で暮らす。仕事の関係で夫弘樹さん(41)は...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

年内にもコメ緊急調査 微量セシウム検出の29市町村

 県は、コメから放射性セシウムがわずかでも検出された29市町村内の旧129市町村の緊急調査を早ければ年内に開始する。国を通じて全国都道府県や民間検査機関に検査協力を要請しており、国の支援も含めた検査態勢が整い次第、着手する。  県は農林水産省と調査の...[記事全文

コメ全量買い上げを 安達地方市町村会など国に要望

 安達地方市町村会と同市町村議会議長会、JAみちのく安達、地元産米の集荷業者は15日、原発事故による放射性物質に汚染されたコメの出荷制限を受け、国に安達地方のコメの全量買い上げを求めることを決めた。20日に首相や農水相らへ要望する方向で調整している。...[記事全文

県、電源交付金申請せず 県内原発廃炉方針で

 県は県内の原発全10基の廃炉を国、東電に求める方針を打ち出したのに伴い、平成24年度以降、原子力発電関係の県への交付金を国に申請しないことを14日までに決めた。電力移出県等交付金と電源立地初期対策交付金の二つで、総額は約30億円に上る。国に同規模の...[記事全文

福島大で誓いのキャンドル 復興、節電呼び掛け

 復興を願い、節電を呼び掛けた福島大のキャンドルナイト
 福島市の福島大で14日、東日本大震災からの復興や節電を呼び掛ける「キャンドルナイト2011」が繰り広げられた。  同大の環境サークル「Laugh Maker」の主催。東京電力福島第一原発事故の影響で、夏に続き冬も電力不足が懸念される中、節電やリサイ...[記事全文

【市町村の山林除染】国の対応待てない 鮫川村独自に開始

山林除染のため落ち葉をかき集める高齢者=鮫川村赤坂西野
 国が山林除染の対応策を固めきれない中で、いつまでも待てないと自治体が動きだした。鮫川村は14日、県内初となる独自の除染作業を行った。山林の除染は林業者にとっても死活問題だ。さらに治水や農業への影響の面でも早急な対策が求められている。ただ、取り除いた...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・断面

今を生きる/師走の会津で(3)悩み、迷い15の決断 家族と離れ甲子園目指す

野球に打ち込もうと、私立高校への進学を目指すことを決めた半沢君。愛用のグラブを手にすると、心が落ち着く
■大熊の半沢怜君  「お父さん、高校3年間、野球に打ち込みたいんだ。私立の高校に進学させてほしい」。会津若松市の借り上げ住宅に暮らす大熊町の半沢怜(れん)君(15)=大熊中3年=は、初めて大きな人生の選択をした。入学試験日は1月下旬。不安もあるが、待...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

県、除染計画マニュアル作製 市町村に配布

 県は13日、市町村が放射性物質汚染対処特措法に基づく除染計画を策定する際に参考にできるマニュアルを作り、市町村に配布した。除染の実施主体や優先順位など計画への記載例を示した。  県によると、13日現在で除染計画を策定したのは警戒区域などを除いた52...[記事全文

国モデル事業始まる 霊山の下小国

 国の除染効果実証実験のモデルとなっている伊達市霊山町下小国地区で13日、除染作業がスタートした。作業は28日までの予定。  作業はモデルとなる下小国中央集会所周辺の民家や道路や広場、住宅の庭や川の周辺など約3万平方メートルで実施。国から委託を受けた...[記事全文

1万1534人が甲状腺検査

 県民健康管理調査で18歳以下の子ども約36万人を対象とした甲状腺検査は9日現在、1万1534人が受けた。鈴木真一福島医大医学部器官制御外科学講座教授は「2次検査が必要な子どもは極めて少ない。非常に良好な結果」と見解を語った。  現在までの対象は福島...[記事全文

問診票回収18%と低迷

 県民健康管理調査の基本調査の問診票は11月30日現在、対象者205万7053人のうち204万2058人(99.3%)に発送した。このうち回収は37万1039人(18.0%)にとどまっている。問診票を先行して配布した浪江、飯舘両町村、川俣町山木屋地区...[記事全文

26市町村は賠償困難 東電・西沢社長「本払い遅れ申し訳ない」

 東京電力の西沢俊夫社長は13日、福島民報社のインタビューに応じ、福島第一原発事故の避難区域以外について、文部科学省の原子力損害賠償紛争審査会が指針で示した23市町村以外の県南、会津、南会津地方の26市町村の住民を賠償の対象にするのは難しいという考え...[記事全文

避難時期で線量左右 県の4カ月試算で国に住民怒り

飯舘村の広報紙で村内の放射線量を確認する村民=13日、福島市の仮設住宅
 県は13日、東京電力福島第一原発事故後4カ月間の県民の外部被ばく線量試算を発表した。避難時期で線量を左右する結果となり、警戒区域よりも高い数値が示された計画的避難区域の住民からは国の避難区域設定に不満や不安の声が噴出した。最高値が19ミリシーベルト...[記事全文

福島モデル医産連携考える 東京で福島医大の挑戦 全国アピール

医療拠点形成について考えた福島医大のシンポジウム
 福島医大など主催のシンポジウム「福島モデルで挑む医産連携、世界に誇れる医療拠点を目指して」は13日、東京・大手町の日経ビルで開かれ、医療拠点形成に挑戦する同大の姿を全国にアピールした。  大学、医療関係者ら約400人が出席した。同大の菊地臣一理事長...[記事全文

鮫川村14日から山林除染 独自で県内初

落ち葉かきを前に山林の篠竹などを刈り払う村民=鮫川村赤坂西野
 東京電力福島第一原発事故による放射能汚染を受け鮫川村は14日から、落ち葉除去による山林除染に乗り出す。自治体独自の山林除染は県内初。落ち葉に放射性物質が付着し村の堆肥製造事業は当面断念せざるを得ないが、落ち葉除去を続け、基幹産業の農業を再生させる。...[記事全文

除染モデル事業開始 いわき市の川前地区

住宅周辺の落ち葉かきに取り組む作業員ら=いわき市川前町下桶売字志田名地区
 いわき市は13日、一部で比較的高い放射線量が計測されている市内川前町下桶売字志田名、荻両地区で住宅の除染モデル事業を始めた。先行して志田名地区の住宅1戸の除染を14日まで試行的に実施し、今後の除染方法の構築を目指す。市が住宅で除染に取り組んだのは初...[記事全文

「反転耕」桑折で実演 水田、畑地の除染効果確認

 水田・畑地除染のための「反転耕」実演会は13日、桑折町谷地の水田で開かれた。  「反転耕」では空間線量を下げて農業従事者や近隣で生活する人の外部被ばくを引き下げることや、農産物の放射性セシウムの未検出を目指す。排出する土が出ないことが一番のメリット...[記事全文

【23市町村 住民賠償】基準見えず県民困惑 「詳細は」相談急増 東電の自治体頼みに批判

 東京電力福島第一原発事故で、原子力損害賠償紛争審査会が県内23市町村の住民に賠償金を支払う新たな指針を示して13日で1週間が過ぎた。東電からはいまだ、詳細な基準が示されず、県民や自治体に疑問や戸惑いが広がる。対象は全県民の4分の3に当たる150万人...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・断面

今を生きる 師走の会津で(2)焦燥、希望 揺れる心 大熊は遠く...

テレビを見ながら一人で晩酌する右吉さん。容易に戻れない古里のことが頭から離れない
■一人暮らしの佐藤右吉さん  会津若松市の扇町1号公園仮設住宅は、夕方になると冷え込みが一層厳しくなる。午後6時ごろには皆、部屋にこもり、辺りは静まり返る。大熊町の無職佐藤右吉さん(72)は、7月から新潟県で暮らす妻タミさん(69)と離れ、ここでたっ...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

今を生きる 師走の会津で(1)茶飲み話が心の糧 仮設の冬にぬくもり

仮設住宅で友人と談笑する明さん(左)と伴子さん(中央)。何げない会話が心の支えになっている
■大熊の星野明さん  「とうとう冬が来ちゃったなあ」。会津若松市桧町の東部公園仮設住宅。大熊町の無職星野明さん(76)は断熱フィルムが張られた窓の外に目をやった。11日の雪で市内は白く染まった。「こんなに積もるんだね」。妻の伴子(ともこ)さん(75)...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

原発相「双葉郡に整備」 中間貯蔵施設 自治体関係者に意向伝える

 細野豪志環境相兼原発事故担当相は12日、双葉郡の自治体関係者に、東京電力福島第一原発事故による汚染廃棄物の中間貯蔵施設を同郡内に整備する意向を伝えた。年内に正式に方向性を示し、用地の買い上げなど具体的な検討に入るという。避難区域の見直しで新たに設定...[記事全文

避難18ケース詳細判明 4カ月線量試算 計画区域高い傾向

 東京電力福島第一原発事故により避難した住民の外部被ばく線量について、県が避難の状況ごとに設定したモデルケースの試算の詳細が12日、分かった。原発事故から4カ月間の試算値は、計画的避難区域の複数モデルで10ミリシーベルトを超え、原発から20キロ圏内で...[記事全文

最高値は14・5ミリシーベルト 外部被ばく線量推計 放射線業務経験者除き

 県が浪江、飯舘両町村、川俣町山木屋地区の住民の県民健康管理調査から推計した事故後4カ月間の外部被ばく線量では、放射線業務の従事経験者を除いた最高値は飯舘村の住民の14・5ミリシーベルトだった。次いで浪江町の3人がそれぞれ11・9ミリシーベルト、11...[記事全文

【住民賠償指針会議】「線引き」平行線 対象外市町村「実態把握して」 文科省「公正に決めた」

会議では、対象外となった市町村の担当者から「線引き」の根拠に関する質問が相次いだ
 避難指示区域以外の県民に対する賠償指針をめぐる市町村の担当者会議は12日、福島市で開かれ、賠償の対象外となった県南や会津地方の市町村の担当者から「現地の実態を把握しているのか」などの疑問や不満が噴出した。これに対し、原子力損害賠償紛争審査会を設置す...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・断面

JAや農畜産団体 受取額312億円 あんぽ柿、損害初計上

 JA福島五連と農畜産業関係団体で構成する「JAグループ東京電力原発事故農畜産物損害賠償対策県協議会」は2日までに、東京電力から新たに概算払いと本払いを合わせて160億4700万円の支払いを受けた。これまでに請求した428億5800万円のうち、賠償金...[記事全文

カテゴリー:震災から9カ月

滞る支払い 避難区域の法人・事業主対象 請求膨大、1カ月のケースも

 東京電力は福島第一原発事故の賠償金支払いで、避難区域の法人と個人事業主に、賠償金の一部を支払う「概算払い」を年内に実施する。年末の資金繰りを支援するため、年明けに予定していた2回目の本払い(9月~11月分)を前倒しする。一方、東電の賠償担当者が個人...[記事全文

カテゴリー:震災から9カ月

東電の賠償姿勢に疑問 「働き者が損をする」 「請求書読みづらい」

 浪江町でなみえ焼そばの店「杉乃家」を経営していた芹川輝男さん(62)は東京電力福島第一原発事故の発生から9カ月がたつが、東電との損害賠償で合意に至っていない。「働き者が損をする賠償はおかしい。東電には町の復興を支援する気があるのか疑問を感じる」。避...[記事全文

カテゴリー:震災から9カ月

「回遊魚」蓄積恐れ 食物連鎖が濃縮作用に

 魚介類からは依然高濃度の放射性セシウムが検出されている。専門家は、食物連鎖でマグロなどの回遊魚に濃縮されて蓄積する恐れがあると指摘している。  水産庁は12月8日までに水産物4595サンプルを検査。うち約160サンプルで暫定基準値を超える放射性物質...[記事全文

カテゴリー:震災から9カ月

キノコ類 影響深刻 山間部、除染めど立たず

 東京電力福島第一原発事故で放射性物質が降り積もった山間部は除染のめどが立たず、地表近くの養分を吸収するキノコ類への影響は深刻だ。厚生労働省によると、暫定基準値の1キロ当たり500ベクレルを1度でも超えたキノコ類は12月7日現在約130サンプル。本県...[記事全文

カテゴリー:震災から9カ月

「苦労して作ったのに...」 やりきれぬ生産者

 「せっかく苦労して作ったコメなのに...。どうして今ごろ」。福島市渡利で稲作を営む男性(63)は自宅の倉庫に積まれたコメを前にため息をつく。  10月に収穫した後、民間業者に放射性物質測定を依頼し、白米で検出限界値未満を確認した。家庭で消費する分を...[記事全文

カテゴリー:震災から9カ月

スキー場の安全 発信し続ける 線量計測、HPに掲載

 「今シーズンの状況が今後の運営の鍵を握る。今までの集大成のつもりで、お客さまを迎えてほしい」。7日、猪苗代町の猪苗代リゾートスキー場で行われた今年の安全祈願祭で、上石辰裕総支配人は言葉に力を込めた。  同スキー場では、例年、隣接するホテルを利用し訪...[記事全文

カテゴリー:震災から9カ月

【浪江町の津島避難】 線量情報なく町民孤立 国と県、予測伝えず 安全信じ...空白の4日間

浪江町津島地区を目指す避難者の車列=3月12日(浪江町提供)
 東日本大震災から11日で9カ月を迎える。震災と東京電力福島第一原発事故により、今も多くの県民が県内外で避難生活を送る。原発から北西に約25キロ離れた浪江町津島地区。事故後の3月12日から4日間にわたり、多くの町民が避難生活を送った。国は12日、津島...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・検証

今を生きる 独から希望のプレーを 「東北チーム」でサッカー遠征

ドイツに招待される、いわき市の小学生(前列)
■元浦和監督 エンゲルスさん橋渡し  サッカーJリーグ浦和の監督などを務めたゲルト・エンゲルスさんが橋渡しとなり、いわき市など東北の東日本大震災被災地の小学生10人が14日から20日までドイツに遠征する。現地のスポーツクラブなどが集めた義援金が遠征費...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

特措法案福島再生へ7項目 復興相、知事に骨子示す

 平野達男復興担当相は10日、福島県庁で佐藤雄平知事と会談し、「福島復興再生特別措置法案」(仮称)の骨子として東京電力福島第一原発事故の避難解除区域の復興、放射線に関する健康不安の払拭(ふっしょく)、原子力災害からの産業再生などの7項目を示した。佐藤...[記事全文

放射線 放射性物質 Q&A 子どもの甲状腺数値の異常

 県外のNPOなどが本県の子ども130人を対象に実施した調査で、10人の甲状腺機能の数値に異常がみられた─との報道がありました。この結果を、どのように受け止めればよいのでしょうか。 【回答者】県放射線健康リスク管理アドバイザー・長崎大大学院教授(放射...[記事全文

カテゴリー:放射線・放射性物質Q&A

福島市12月議会一般質問 年度内に「仮置き場」指針 構造や管理法示す

 福島市の12月定例議会は9日、一般質問を続行し5議員が東京電力福島第一原発事故に伴う放射線対策など市政全般をただした。  福島市は除染で出る放射性物質を含む土を一時保管する仮置き場の構造や管理方法を示したガイドラインを今年度中に策定する。佐久間行夫...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

0.1ミリシーベルト最多2520人 中学生以下と妊婦 積算線量計の測定結果 本宮市議会一般質問

 本宮市の12月定例議会は8日、一般質問を続行した。橋本善寿、国分勝広、菊田広嗣、菅野健治、渡辺善元(無所属)の5議員が登壇した。  中学生以下の子どもと妊婦を対象に、9月から1カ月間測定したバッジ式積算線量計の分析結果が示された。4745人分を調べ...[記事全文

郡山市議会一般質問 未就学児童834人避難 市内、小中学生は1102人

 郡山市の12月定例議会は9日も一般質問を続行した。近内利男(創風会)、柳田尚一(社民党)、石川義和(新政会)、佐藤政喜(創風会)の4議員が市政全般についてただした。土日を挟んで12日も一般質問を続行する予定。  市内の子どもの避難状況は、11月30...[記事全文

東日本大震災から9カ月

 東日本大震災は11日で発生から9カ月。東京電力福島第一原発事故は収束せず、住民の帰還が実現しないまま、年の瀬を迎えた。県内の1次、2次避難者は45人にまで減り、約3万700人が仮設住宅、約6万2700人が民間の借り上げ住宅で暮らす。自主避難を含めた...[記事全文

カテゴリー:震災から9カ月

県外避難6万人超える 歳末...帰還かなわず 県内避難9万人超

 県内の1次避難所、2次避難所の入所者数や設置箇所数は避難者の仮設住宅、借り上げ住宅への移行が進み、大幅に減った。  県の調べでは、7日現在、南相馬市と大熊町の27人が県内の旅館・ホテルなど11カ所に2次避難している。11月7日現在と比べると、1カ月...[記事全文

カテゴリー:震災から9カ月

仮設住宅 寒さ対策急ぐ

 県は仮設住宅の寒さ対策を進めている。全仮設住宅について断熱材の補強や窓の二重サッシ化といった工事を年内を目標に終わらせる方針だ。  県によると、11月30日現在で約1万5500戸の仮設住宅のうち、断熱材の補強の工事は約75%、窓の二重サッシ化の工事...[記事全文

カテゴリー:震災から9カ月

南相馬、伊達市の33地点 避難勧奨に追加指定

 政府の原子力災害現地対策本部は11月25日、東京電力福島第一原発事故に伴い局地的に放射線量が高い特定避難勧奨地点に新たに、南相馬市の20地点(22世帯)と伊達市の13地点(15世帯)の計33地点(37世帯)を追加指定した。  南相馬市で新たに指定さ...[記事全文

カテゴリー:震災から9カ月

集落分断、怒る市民 原町区大原

 「何でこんなことになったんだ。政府の方針が理解できない」。南相馬市原町区大原で新たに特定避難勧奨地点の指定を受けた60代の農業男性は悔しさにこぶしを強く握った。  震災後、家族で川俣町や仙台市など県内外に避難した。4月末に自宅に戻ったが、次女と3歳...[記事全文

カテゴリー:震災から9カ月

仮設住宅不足、医療体制整わず 避難準備解除の南相馬 住民帰還―いまだ課題多く

 緊急時避難準備区域が解除された南相馬市では、帰還する住民が増え始めた。1日現在、市内に居住する住民は4万2884人で、解除前の9月26日の4万762人に比べ、約2100人増えた。しかし、約5600人が市外に転出し、約2万3千人が市内外で避難生活を送...[記事全文

カテゴリー:震災から9カ月

県内各地に設置進む ふるさと絆情報ステーション

被災地の情報などがそろう「ふるさと絆情報ステーション」=8日、郡山市・ヨークベニマル富久山店
 県は東日本大震災、東京電力福島第一原発事故に伴う民間借り上げ住宅の入居者ら向けに被災自治体の情報を提供するため、スーパーなどの大型小売店舗の一角に「ふるさと絆情報ステーション」の開設を進めている。今月中に福島、郡山、いわき、会津若松の四市に計11カ...[記事全文

カテゴリー:震災から9カ月

帰還へ 本格除染 避難準備解除の5市町村

旧区域の学校では再開に向けて保護者らが除染作業に取り組む=3日、南相馬市原町区・太田小
 緊急時避難準備区域が解除された南相馬、川内、広野、楢葉、田村の5市町村では、住民の帰還に向けた除染の取り組みが本格化している。  南相馬市は11月下旬に新たな除染計画を策定した。早ければ平成24年2月にも、市内で比較的線量の高い西側の地区から面的な...[記事全文

カテゴリー:震災から9カ月

線量低減の参考に 大波で面的モデル 福島

福島市大波で屋根や農地を除染する作業員=7日
 県は11月、局地的に放射線量が高い地点がある福島市大波地区で住宅や農地、森林などを一体的に除染する「面的除染」のモデル事業をスタートさせた。来年1月中旬まで作業に取り組み、除染を進める際の手引書を作成し、市町村の線量低減活動の参考にしてもらう。  ...[記事全文

カテゴリー:震災から9カ月

陸自も"初出動" 国の本格除染控え

浪江町役場の庁舎周辺で側溝の除染作業をする自衛隊員=8日
 東京電力福島第一原発事故に伴う国の本格除染を前に、陸上自衛隊による除染活動が7日から、警戒区域を抱える楢葉、富岡、浪江の三町と計画的避難区域の飯舘村で始まった。  放射性物質汚染対処特別措置法の来年1月の全面施行に備え、作業拠点となる各役場の環境を...[記事全文

カテゴリー:震災から9カ月

「ステップ2」16日終了 課題 残したまま 第一原発、続くトラブル

 政府は16日にも原子力災害対策本部を開催し、東京電力福島第一原発事故の収束作業工程表の「ステップ2」終了を決める見通しとなった。政府は避難した住民の帰宅に向け、放射線量を目安に警戒区域や計画的避難区域の見直し作業を本格化させる。  一方、東京電力は...[記事全文

カテゴリー:震災から9カ月

避難区域 線量で新たに3区分

 原発事故で設定された半径20キロ圏の警戒区域と計画的避難区域については、放射線量に応じて「解除準備区域」、「居住制限区域」、「長期居住困難区域」の新たな区分に変更する方針。比較的線量が低い地域を優先して、従来の区域の解除を進めるとみられる。  比較...[記事全文

カテゴリー:震災から9カ月

汚染水放出東電が検討 漁業者強く反発

 東京電力は8日、低濃度汚染水を処理した上で、来年3月上旬にも海洋に放出することを検討していると明らかにした。全国漁業協同組合連合会(全漁連)などの反発で、当面は見送るが、たまり続ける水の処分が新たな課題となっている。  東電は4月以降、海洋に汚染水...[記事全文

カテゴリー:震災から9カ月

「誰かが犠牲に」 霊山・除染ごみ仮置き

佐藤さんが土地を貸した仮置き場=8日、伊達市霊山町下小国
 伊達市霊山町下小国。うっそうとした山林の中に、地ならしされたばかりの空き地が広がる。除染ごみが続々と運び込まれ、土砂や草木が入った大量の袋が置かれていく。  「嫌々言ってたんでは除染は進まねえ。誰かが犠牲になんねえと」。山林を所有する農業佐藤幹夫さ...[記事全文

カテゴリー:震災から9カ月

キノコ8検体も基準値下回る

 県は9日、キノコの放射性物質の検査結果を【表】の通り発表した。6市町村の菌床しいたけ(施設)と原木しいたけ(施設)の計8点を調べ、全てで放射性セシウムは検出下限値未満か食品衛生法の暫定基準値(1キロ当たり500ベクレル)を下回った。放射性ヨウ素は検...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

8市町村の牛肉暫定基準値内

 県は9日、牛肉の放射性物質の検査結果を【表】の通り発表した。8市町村の農家10戸で生産された35頭を調べ、全てで放射性セシウムは検出下限値未満か食品衛生法の暫定基準値(1キロ当たり500ベクレル)を下回った。  県外で食肉処理された127頭も放射性...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

野菜と果実は基準値下回る

 県は9日、野菜と果実の放射性物質検査の結果を【表】の通り発表した。19品目36点を調べ、全てで放射性セシウムは検出下限値未満か食品衛生法の暫定基準値(1キロ当たり500ベクレル)を下回った。 放射性物質の検査結果 ※単位は1キロ当たりのベクレル。左...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

基準値超のキウイフルーツ 政府が出荷停止指示

 相馬、南相馬両市で収穫されたキウイフルーツから国の暫定基準値を超える放射性セシウムが検出された問題で、政府は9日、両市のキウイフルーツを原子力災害対策特別措置法に基づき、出荷停止とするよう県に指示した。  県は、相馬市産のキウイフルーツは今月8日、...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

「しゃべる線量計」開発 県盲人協会と大玉・三和製作所 視覚障害者を支援 来月発売

「しゃべる線量計」開発 視覚障害者を支援
 目の不自由な人が放射線量を把握できるようにと、県盲人協会と大玉村のステンレス加工・照明器具製造メーカー三和製作所は9日、音声機能付き線量計「しゃべる線量計」を開発したと発表した。平成24年1月に販売を始める。  三和製作所が製作した線量計「ガイガ...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

飼料「高濃度」でも鶏肉基準値超えず 県試験結果

 高濃度の放射性物質を含んだ土を摂取した地鶏などの肉用鶏の鶏肉から国の暫定基準値(1キロ当たり500ベクレル)を超える放射性セシウムは検出されなかった。9日、郡山市の県農業総合センターで開かれた放射性物質試験研究課題成果説明会で県が試験結果を公表した...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

県、船引に仮設住宅50戸整備へ

 東日本大震災に伴い県は9日、応急仮設住宅を田村市船引町文殊地区に新たに50戸整備すると発表した。  着工が決まったのは累計1万6226戸。このうち完成したのは1万5779戸となっている。...[記事全文

低レベル放射性廃棄物容器贈る 伊達市にIHI

IHIが贈った低レベル放射性廃棄物保管用の容器
 IHI(本社・東京)は低レベル放射性廃棄物を保管し線量を20分の1に低減できるコンクリート製収納容器(62万円相当)を伊達市に贈呈し9日、市役所敷地に搬入した。  コンクリートと鉄板を組み合わせた容器で容量は4.2立方メートル。遮水機能を持ち、保...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

【文科省線量公開延期】学校、保護者ら混乱 測定値にズレ、業者技術に不備 「国の手落ち」の声

校庭脇に設置された公開システム。撤去の見通しは示されていない=鮫川小
 文部科学省が県内の小学校や公園など600カ所に整備を進めている放射線量のリアルタイム公開システムの運用延期に伴う波紋が広がっている。国と契約を解除された東京都の業者でシステム撤去をめぐり意見が対立。放射線の測定値の誤差が大きく、国の発注の"手落ち"...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・断面

今を生きる 大堀相馬焼、再興へ情熱 古里の伝統守る 避難先・福島で本格制作へ

窯の再興に向け準備を進める近藤さん
■浪江の「京月窯」窯主 近藤京子さん  「伝統の灯を絶やしてはいけない」と、浪江町から福島市飯坂町に避難する大堀相馬焼「京月窯」の窯主・近藤京子さん(55)は窯の再興に向け情熱を注ぐ。  大堀相馬焼は九谷焼や有田焼を源流に相馬藩の財政を支える産業とし...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

コメ出荷停止5例目 セシウム検出の保原の2地区

 伊達市保原町の一部のコメから国の暫定基準値を超える放射性セシウムが検出された問題で、政府は9日、原子力災害対策特別措置法に基づき、コメが収穫された同市保原町の富沢・高成田地区(旧富成村)、同市保原町柱田・所沢地区(旧柱沢村)の今年産米を出荷しないよ...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

福島-山形に直通バス 避難者支援で来月から

 東京電力福島第一原発事故などを受けて本県から山形県に避難している人たちを支援しようと、山形県のボランティア団体と旅行会社「山新観光」は9日までに、両県を結ぶ避難者支援バスを平成24年1月から3月末まで運行する計画を発表した。山形-福島に直通バスはな...[記事全文

一括交付金、使い切れず 県、11億円未消化

 地方自治体が一定程度自由に使い道を決めることができる国からの一括交付金で、県が今年度分として国から交付される限度額98億円のうち11億円分を使い切れないという異例の事態となっていることが9日までに分かった。東京電力福島第一原発事故で警戒区域内の公共...[記事全文

高線量の中で懸命の作業 陸上自衛隊の除染活動

重機で表土を削り取る除染作業に当たる自衛隊員=富岡町役場
 陸上自衛隊が楢葉、富岡、浪江、飯舘4町村の役場で取り組む除染活動のうち、富岡、浪江両町役場庁舎の作業が8日、報道陣に公開された。高い放射線量のため、作業の変更を余儀なくされるなど不測の事態も待ち受けていた。現場の模様を取材した。  東京電力福島第一...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

区域の拡大を求め、署名活動へ 県南9市町村

佐藤知事に要望書を提出する鈴木市長(左から2人目)
 文部科学省の原子力損害賠償紛争審査会が新たな賠償指針を示したことを受け、賠償の対象外となった県南地方9市町村は対象区域の拡大に向けた署名活動を実施する。8日に決めた。  市町村ごとに今月中に開始し、来月にも署名を取りまとめる。文部科学省か原子力損害...[記事全文

飯舘村民会議が復興計画を答申 除染計画を盛り込む

菅野村長に答申書を手渡す菅野委員長(中央)と佐野副委員長(左)
 飯舘村の復興計画村民会議は8日、村民の意思を尊重しながら一人一人の復興を目指す「いいたてまでいな復興計画(第一版)」を菅野典雄村長に答申した。放射線被ばくの年間積算線量を当面5ミリシーベルトとする除染計画も盛り込んだ。菅野啓一委員長、佐野ハツノ副委...[記事全文

2割強が「失業・休職」 飯舘村民実態調査

 飯舘村が東京電力福島第一原発事故で避難している村民を対象に実施した生活実態調査で、2割強が失業や休職を余儀なくされ、仕事をしていなかったり、アルバイトなどでしのいでいることが分かった。収入が減る一方で生活費などの支出が増えるなど、苦しい生活状況も浮...[記事全文

知事、停止要請を見直し 県外の民間借り上げ住宅新規受け入れ

 民間賃貸住宅借り上げ制度により県内からの避難者を受け入れている都道府県に対し、県が今月末での新規受け入れ打ち切りを要請したことへの反発が相次ぎ、佐藤雄平知事は8日、県災害対策本部会議で方針を見直す考えを示した。県には100件以上の苦情が寄せられてい...[記事全文

【知事の出荷見合わせ要請】コメ農家 怒りと落胆 遅い対応に不信感

倉庫に保管されたままの新米=伊達市保原町の農家
 佐藤雄平知事が8日、県が実施した調査でコメから放射性物質がわずかでも検出された地区に再調査が終わるまで出荷見合わせなどを要請する方針を示したことに対し、農家やJA関係者から怒りの声が上がった。二本松市では旧渋川村が出荷停止となり、三保恵一市長は会見...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・断面

今を生きる 復興の象徴に心一つ 津波被害 道の駅よつくら港(いわき) 建て替え、来夏再開

10、11の両日に年内最後のイベントが開かれる道の駅よつくら港。準備に追われる駅長の白土さん(右)
 東日本大震災の津波で被害を受けた、いわき市四倉町の「道の駅よつくら港」の建て替えが決まり来夏、リニューアルオープンする。解体などに伴い、12日から約1カ月休業するため10、11の両日に年内最後のイベント「大感謝よかっぺ市」を開く。古里・四倉の復興拠...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

全市町村に賠償を 西白東白首長

鈴木正晃担当理事に意見を述べる鈴木白河市長(左から2人目)
 文部科学省の原子力損害賠償紛争審査会が6日に新たな賠償方針を示したことを受け、鈴木正晃県原子力損害対策担当理事は7日、賠償の対象外となった西白河、東白川地方の市町村や議会に説明した。出席した自治体は賠償対象を県内全市町村に見直すことを国に要望するよ...[記事全文

大波で面的除染開始 県10ヘクタールで効果を検証

】福島市大波で住宅や農地を除染する作業員
 県は7日、放射線量が局地的に高い福島市大波地区で「面的除染モデル事業」を始めた。大波字滝ノ入など約10ヘクタールが対象で、民家、農地、山林、道路などを総合的に除染し、効果を検証する。  初日は県から委託を受けた民間業者の作業員45人が集会所の屋根を...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

本格除染始まる 川俣の山木屋坂下政府モデル地区

計画的避難区域の川俣町山木屋字坂下地区で始まった除染作業
 政府の除染モデル地区になっている計画的避難区域の川俣町山木屋字坂下地区で7日、本格的な除染作業が始まった。  11月から続けてきたモニタリング調査の結果をもとに、防護服に身を包んだ大成建設共同企業体の作業員ら約110人が森林の下草刈りや落ち葉かきを...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

旧渋川村(二本松)コメ基準超 セシウム汚染 県調査

 県は7日、二本松市の旧渋川村で生産されたコメから国の暫定基準値(1キロ当たり500ベクレル)を超える780ベクレルの放射性セシウムが検出されたと発表した。県は同市に対し、旧渋川村のコメの出荷自粛を要請した。県の同日までの調査で、基準値を超えたのは計...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

【陸自が活動開始】本格除染具体策見えず 今後の派遣予定なし 作業工程に遅れ懸念

飯舘村役場の敷地を除染する完全装備の自衛隊員=7日午前11時30分ごろ
 東京電力福島第一原発事故による警戒区域の楢葉、富岡、浪江の3町と、計画的避難区域の飯舘村の役場で、陸上自衛隊による除染活動が始まった7日、各町村の関係者は成果に期待を寄せた。ただ、今回は市町村役場や道路など除染作業の拠点を確保するのが目的。現時点で...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・断面

今を生きる 感謝の心 治療に込め できることを精いっぱい

会津美里町で治療に当たる木暮さん夫婦
■小高から避難木暮さん夫婦 美里で接骨院開業  会津美里町布才地に7日、南相馬市小高区にあった「木暮接骨院」が開業した。「快く迎え入れてくれた会津美里町の人たちに感謝するばかりです」。院長の木暮英一さん(52)と妻優子さん(44)は、治療に訪れる地元...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

【23市町村賠償の指針】評価、不満真っ2つ 「中通りありがたい」「県民全員が被害者」

購入した空間放射線量測定器で自宅の玄関付近の線量を測定する男性。賠償より一日も早い除染を求める=福島市
 文部科学省の原子力損害賠償紛争審査会が6日に決定した東京電力福島第一原発事故の新たな賠償指針に対する住民や自主避難者の反応は複雑だ。避難区域以外の23市町村が対象となったことを歓迎する一方、対象外となった白河市や会津地方などの住民は「県民全員が被害...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・断面