東日本大震災

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県が小児医療拠点整備 県内各地に設置へ

 東京電力福島第一原発事故で子どもの健康管理に関心が高まる中、県は小児専門の医療拠点の整備に向けた検討に入った。福島医大を中核施設とし、県内各地に拠点病院を設ける方針。小児がんなど子どもの疾病に関する専門性を高め、安心して子育てができる環境を整える。桜田議員の質問に佐藤節夫保健福祉部長が示した。
 小児がん、未熟児や心身の障害などの診療体制を強化し、原発事故に伴う若年層の県外流出に歯止めをかけることが狙い。医師の専門性を踏まえた配置を進めるとともに、福島医大と拠点病院、地域の医療機関の連携を強化する。疾病の初期対応から高度な治療まで総合的に対応できる仕組みをつくる。福島医大や県医師会と調整を進める。県は今年度中に具体的な構想の策定作業を始め、来年度に取りまとめる方針。
 実現に向けては医師確保が課題となる。県は22日に福島医大に開所する「県地域医療支援センター」で小児科医の確保、育成に力を入れる。

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