東日本大震災

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知事、原発全10基廃炉を 東電社長「重く受け止め検討」

佐藤知事に原発事故についてあらためて謝罪する西沢社長(手前右)

 東京電力の西沢俊夫社長は27日、佐藤雄平知事を県庁に訪ね、福島第一原発事故についてあらためて謝罪するとともに、原発の安全性の確保、賠償対応に全力を尽くす考えを伝えた。
 これに対し、佐藤知事は避難生活している県民の窮状を訴えた上で、「福島県はこれから原子力に依存しない社会を構築していく。(県内の原発)全10基の廃炉を求める」と述べた。西沢社長は「重く受け止めて、検討してきっちり対応したい」にとどめた。
 さらに、佐藤知事は、26日に公表された政府の原発事故調査・検証委員会の中間報告に触れ、「(東電は)安全に対する観点がずさんだったのではないかと思う。初歩的なことがなされていなかったことが分かった」と東電の安全対策を批判した。西沢社長は佐藤知事訪問に先立ち、県議会の斎藤健治議長、斎藤勝利副議長にも謝罪した。

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