東日本大震災

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餅つきで浪江町民激励 二本松で猪苗代のボランティア

安達運動場仮設住宅を訪れ浪江町民と一緒に餅をつく猪苗代の人々

 原発事故のため猪苗代町の民宿やホテルなどに二次避難していた浪江町の住民との交流を続けようと、猪苗代町のボランティアが30日、二本松市の安達運動場仮設住宅を訪れ、餅つきや太鼓演奏などで励ました。
 訪問したのは猪苗代町の医師今田かおるさん(49)の呼び掛けに応じた約40人。仮設住宅集会所周辺に臼を置き、浪江町の人々と一緒に100人分の餅をついた。猪苗代三番叟(そう)保存会員が歌う伝統の「長坂おけさ餅つき唄」に合わせ、勢いよくつき上げた。二本松まで来られなかった協力者が用意してくれた400人分の餅と合わせて雑煮や汁粉、きなこ餅にして振る舞った。
 いなわしろ天鏡太鼓は「大地の響き」などの勇壮な演奏を披露した。代表の梶マサ子さん(74)が県太鼓連盟のスローガン「うつくしま 取り戻そう」を宣言し「浪江の皆さんを応援しています」と締めくくった。
 猪苗代に避難していた仮設住宅住民の志賀直之さん(68)は「熱い激励を頂き本当にありがたい。今も強いつながりを感じる」と喜んだ。猪苗代の借り上げ住宅などで暮らす浪江町猪苗代地区自治会長の官野市郎さん(54)も同行し「温かい交流を続けていきたい」と話していた。

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