東日本大震災

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復興願い「福幸辰達」 郡山の高柴デコ屋敷おいち茶屋

「福幸辰達」を手に復興を目指す高柴さん夫妻

 郡山市西田町の高柴デコ屋敷で「おいち茶屋」を営む高柴利広さん(48)は正月の縁起飾り「福幸辰達(ふっこうたつんだ)」を制作した。新年のえとの辰(たつ)とダルマを組み合わせ、東日本大震災と東京電力福島第一原発事故からの復興への願いを込めた。
 デコ屋敷は三春駒やお面などの民芸品を扱う工房や店が軒を連ねる。地震の被害は少なかったが、原発事故による風評被害に見舞われた。高柴さんは3月末まで店を閉めて妻美登里さん(43)の岩手県の実家に避難。4月に店を再開したが、春秋の観光シーズンも客足は戻らず、売り上げも例年の半分以下に落ち込んだ。
 「福幸辰達」は辰の張り子に紙粘土で手作りしたダルマを添えた品。高柴さんが「七転び八起きのダルマのように立ち上がろう」と10月に発案し、家族の手を借りて年末までに500個をそろえた。高柴さんは「新年こそ明るい年にしたい」と決意を新たにしている。
 おいち茶屋は年始も営業する。問い合わせは同店 電話024(971)3907へ。

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