東日本大震災

2012年1月アーカイブ

双葉地方町村会で協議へ 中間貯蔵施設 

 双葉郡8町村でつくる双葉地方町村会は17日、福島市で会合を開き、東京電力福島第一原発事故に伴う汚染廃棄物を保管する中間貯蔵施設の建設問題について、郡内への受け入れの是非も含めて同町村会で話し合うことを決めた。同施設をめぐっては双葉地方電源地域政策協...[記事全文

【汚染砕石問題】進まない使用先特定 大量流通が壁 二本松市 2小学校工事にも

 震災後に施工された道路の空間放射線量を測る二本松市職員
 放射性物質に汚染された可能性のある砕石が富岡町の双葉砕石工業から大量に出荷されていた問題で、砕石の使用先の特定が進まない。想像以上に流通先が拡大しているためなどで、経済産業省の調査が難航している。一方、二本松市では17日、新たに小学校2校の校舎補強...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・断面

今を生きる 親子ヤギ心癒やす 本宮の高木仮設住宅

笑顔でヤギに餌をやる川村さん(左)
■NPO法人「Jin」 川村博代表ら飼育  浪江町民が避難している本宮市の高木仮設住宅の一角で、親子のヤギ「メイ」と「リン」の2匹が飼育されている。仮設住宅内にある高齢者のデイサービスセンター「浪江町サポートセンター本宮」の職員が世話をしており、ヤギ...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

苦悩する自治体/飯舘村(29) 集いの場 絆を確認 新自治組織づくり 手探り

福島市飯坂町の「いやしの宿いいたて」で知人らと談笑する菅野さん(左)
  この場所に来れば、いっとき寂しさを忘れられる。  福島市飯坂町の温泉街の一角にある「いやしの宿いいたて」。原発事故で分散避難した飯舘村民が集まれる場所として村が昨年9月、休業していた民間の保養施設を借り受けた。村民の利用は無料。25人乗りの村の送...[記事全文

カテゴリー:連載・原発大難

出産、子育て悩み解消 母乳の放射性物質検査も 県が電話窓口設置へ

 県は平成24年度、妊婦や乳幼児を育てる保護者を対象とした電話相談窓口を設ける。県が実施する母乳の放射性物質検査の希望を受け付ける窓口の役割も担う。16日に開かれた県議会政調会で県が示した。  電話相談窓口は安心して出産、子育てができる環境づくりが目...[記事全文

農地除染実証事業自治会に概要説明 川俣町山木屋地区

 農林水産省の農地除染対策実証事業が計画的避難区域の川俣町山木屋地区で3月までに行われる。町は16日までに、事業の概要を山木屋自治会の役員らに説明し、候補地の選定などを依頼した。  実証事業では、地区内の田畑など2カ所約10ヘクタールを対象に、広範囲...[記事全文

独自の除染実験開始 特定避難勧奨地点原町区高倉17世帯 南相馬市

 南相馬市の特定避難勧奨地点に指定された住宅の除染効果実験が16日、原町区高倉行政区で始まった。  本格除染作業を前に技術を検証する市の独自事業で、子どもがいる17世帯が対象。予算は1860万円、工期は3月31日まで。市復興事業組合が庭の表土剥ぎ取り...[記事全文

楢葉の災害廃棄物 仮設処理施設建設へ 環境省方針

 環境省は16日までに、楢葉町の災害廃棄物を対象にした仮設処理施設を町内に2カ所建設する方針を示した。着工時期は未定で周辺環境の調査などを含め建設には最短でも1年を要するとみられる。平成26年3月を目標に処理を終える予定でその後、施設は解体され用地を...[記事全文

砕石の流通経路調査 経産省と県

 経済産業省と県は16日、計画的避難区域などにある約10カ所の砕石場を対象に出荷の有無や流通経路などの調査に乗り出した。同省は原発事故が発生した3月11日から計画的避難区域が設定された4月下旬ごろまでの間、5カ所程度が操業していたとみている。  砕石...[記事全文

17日いわき市に移転  楢葉町災害対策本部

机などを整理する楢葉町の職員=いわき市の町いわき出張所
 楢葉町は17日、町災害対策本部の機能を会津美里町からいわき市に移転する。会津美里出張所は7班体制で住民サービスを継続し、いわき出張所を19班体制に拡大する。  移転に先立ち16日、いわき出張所の2階に机などの備品が運び込まれた。職員が配置換えやパソ...[記事全文

警戒区域視察し復旧協議 小高、原町の区長

塚原地区の津波被災地を視察する小高区の区長ら
 原発事故で警戒区域に指定されている南相馬市小高区と原町区の一部の区長は16日、区域内を視察、桜井勝延市長と区域見直しや復旧策を話し合った。  警戒区域全体の現状を知ってもらおうと企画し、職員を含め約50人が参加した。集落が流失、農地が水没している塚...[記事全文

原発賠償18日に対策本部 26市町村と議会

 県南、会津両地方の26市町村と26市町村議会は18日、「県白河・会津地方原子力損害賠償対策本部(仮称)」を発足させる。  昨年12月に文科省の原子力損害賠償紛争審査会が示した賠償指針で、西白河、東白川、会津各地方が対象外となったことから、各地方への...[記事全文

【マンション高線量問題】汚染砕石 どこに 県民不安、業界怒り 「対策どうする」「風評心配」

浪江町の計画的避難区域内にある砕石場。左側の屋根下が砕石を保管していた場所=16日午後、共同通信社ヘリから
 二本松市のマンションの室内で屋外よりも高い放射線量が検出された問題で、同市の生コン業者以外にも放射性物質に汚染された疑いがある砕石が流通していたことが16日判明し、関係者に不安が広がった。砕石は通学路にも使われ、業界は今後の風評被害を懸念する。県産...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・断面

苦悩する自治体/飯舘村(28) 家族分散 募る孤独 生きているうちに帰れるか

家族と離れ一人で暮らす仮設住宅で、ひ孫の写真を見詰める清水さん
 東京電力福島第一原発事故で計画的避難区域に指定された飯舘村は「2年で帰る」という目標を立て、本格的な除染に取り組もうとしている。村も村民も飯舘村らしい地域や家族の結び付きを大事にしようと懸命だが、放射線や生活環境の変化など困難な現実が立ちはだかる。...[記事全文

カテゴリー:連載・原発大難

夢かなえ そろばん"先生"に 喜多方 子どもの笑顔 活力

そろばんの使い方を優しく教える津田さん(左から2人目)
■南相馬から避難し塾を開いた 津田美咲さん(34)  「先生、できました!」。ストーブがたかれた喜多方市松山町の「つだそろばん教室」に受講生の明るい声が響く。赤ペンでマルを付けるのは南相馬市原町区の津田美咲さん(34)。「教えている時はつらいことも忘...[記事全文

カテゴリー:連載・再起

施工業者 放射性物質と認識せず

 マンションを施工した市内の建設業者によると、市内の生コン会社から昨年2月に計画書を受け取り、浪江町の石を使うことを知らされたという。しかし、4月の着工時点でコンクリートの材料に放射性物質が含まれているという認識はなかった。建築資材の放射線量に対する...[記事全文

長時間被ばくの危険性 難波福大教授が指摘

 福島大共生システム理工学類教授で同大放射線計測チーム代表代理の難波謙二氏は「放射性物質がコンクリート内にある場合、放射線は減衰はするが突き抜ける。滞在時間が長い家では長時間被ばくすることになる」と危険性を指摘する。「海外では過去に建築資材に放射性物...[記事全文

材料販売の砕石業者 「行政から指導なし」

 二本松市のマンションを建設した会社に放射性物質を含んでいたとみられる材料を販売した双葉砕石工業の社長は「これまで行政から何の指導もなかったので...。まさか出るとは」と驚いていた。材料は浪江町の砕石場で採取した。砕石場は原発事故後計画的避難準備区域...[記事全文

浜通りの避難者 落ち着いた矢先

 問題となった二本松のマンションは原発事故の被災者の借り上げ住宅としても利用されており、住民は思わぬ事態に驚き、戸惑いを隠さなかった。  浪江町から新潟県に避難し、昨年8月に2階に入居した会社員女性(41)は「中学生と高校生の子どもがいるので心配。生...[記事全文

【二本松の新築マンション】室内安全なはずが... 3カ月で積算1ミリシーベルト超 子どもの線量調査で判明 市長、転居促す

 二本松市のマンションの室内で、屋外よりも高い放射線量が検出されたことが明らかになった15日、市内には緊張が走った。きっかけは子どもの積算線量調査だった。「家の中は安心だと思っていたのに」。入居者らは衝撃を受けた。市は入居者の転居など対応を急ぐが、原...[記事全文

放射線 放射性物質 Q&A 自然界にある放射線とは

 東京電力福島第一原発事故などで飛散した放射性物質によるものとは別に、自然界には放射線が存在していると聞いたことがあります。どのような種類があり、どの程度の放射線量なのか、教えてください。 ■世界の大地に一定量存在 年10ミリシーベルト被ばくの地域も...[記事全文

カテゴリー:放射線・放射性物質Q&A

馬場さん(浪江)が教室再開 相馬 悲しみ乗り越え生徒集う 10カ月ぶり笑顔のフラ 復興の絆つなぐ

10カ月ぶりに生徒とフラダンスを踊る馬場さん
 暖かな日が差す相馬市の相馬カルチャーセンターで15日、ハワイアンの名曲「エピリマイ」が流れる。「フラを通じ復興の絆をつなぎたい」。震災から10カ月ぶりに再開したフラダンス教室で主宰の馬場弥恵子さん(67)=浪江町=は生徒の笑顔に胸を熱くした。  馬...[記事全文

カテゴリー:連載・再起

【原発事故本賠償】被災者不満合意進まず 1一期分で2割 財物価値減少 基準示さぬ東電

 東京電力福島第一原発事故による避難区域の被災者と東電との本賠償の合意が進んでいない。本払い1期分(昨年3~8月)の支払い完了件数は11日現在、1万3000件程度(約350億円)で、請求書類を発送した約6万件に対し、2割程度。東電の賠償基準への不満が...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・断面

新築マンションで高線量 二本松、室内で毎時1マイクロシーベルト超え

緊急記者会見で経緯を説明する(右から)茶山班長、三保市長、小泉市教育長
 二本松市は15日、昨年7月に完成した市内若宮のマンション1階の室内で毎時0・9~1・24マイクロシーベルトと、屋外の毎時0・7~1・0マイクロシーベルトよりも高い放射線量が検出されたと発表した。同日、市役所で緊急記者会見を開き明らかにした。三保恵一...[記事全文

楢葉町が4月にも本格除染

 警戒区域の楢葉町は全20行政区ごとに仮置き場を設け、早ければ新年度の4月にも国直轄で本格的な除染作業に入る。15日、いわき市のいわき出張所で行政区の代表者らを対象にした除染方針説明会でスケジュールの概要が示された。  環境省福島除染推進チームと町が...[記事全文

16歳以上の健康調査開始 伊達トップに

採血や血圧測定を受ける伊達市民
 県の県民健康管理調査で、避難区域など13市町村の16歳以上の約17万5000人を対象とした詳細調査(健康診査)が14日、伊達市を振り出しに始まった。健診は3月18日までに避難先の市町村の保健センターなど29会場で延べ86回実施し、住民の健康状態の把...[記事全文

【津波被害の農地復旧事業】難しい地権者の合意 収入、意欲確保も課題

相馬市松川浦近くの8月下旬ごろの水田地帯。例年ならば実りの秋を迎えるはずだったが、海水の影響で一部の耕作にとどまった。復旧への道のりは険しい
 東日本大震災による津波被害を受けた相馬、南相馬、新地、広野の4市町で平成24年度から本格化する農地復旧事業。農地の集約を目指すが、地権者の合意形成は難航が予想されている。営農再開までの道のりは遠く、農家の収入確保、就農意欲の維持などの難題も浮かび上...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・断面

今を生きる 春、福島でコメ作る 衰退危機避けたい

決意を胸にトラクターの前に立つ橋本さん
■二本松の橋本達也さん  「地元の人たちに安心して食べてもらえるコメが作りたい。それが一番の目標です」。二本松市表の橋本達也さん(32)は今春から本格的に就農し、専業農家になる。東京電力福島第一原発事故による風評被害などで耕作を放棄されそうな田の耕...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

放射性物質の検査結果 7市町村の牛肉基準値下回る

 県は13日、牛肉の放射性物質検査の結果を【表】の通り発表した。7市町村の農家11戸で生産された35頭を調べ、いずれも放射性セシウムは検出下限値未満か食品衛生法の暫定基準値(1キロ当たり500ベクレル)を下回った。  放射性セシウムが検出されたのは4...[記事全文

放射性物質の検査結果 キノコ2点は検出下限値未満

 県は13日、キノコの放射性物質検査の結果を発表した。施設栽培の南会津町の原木シイタケ、新地町の菌床ナメコの計2点を調べ、放射性セシウムと放射性ヨウ素はいずれも検出下限値未満だった。...[記事全文

放射性物質の検査結果 野生鳥獣9点基準値超える

 県は13日、イノシシなど野生鳥獣の放射性物質の検査結果を【表】の通り発表した。野生鳥獣23点を調べ、イノシシが伊達一点、川俣五点、矢祭1点、ツキノワグマが西郷1点、ニホンジカが西郷1点の計9点で放射性セシウムが食品衛生法の暫定基準値(1キロ当たり5...[記事全文

福島臨海鉄道、2月1日再開 小名浜

 東日本大震災の被害により、運休していたいわき市小名浜地区の貨物列車・福島臨海鉄道は2月1日、運行を再開する。同日に出発式を行う。  小名浜駅などが津波により被災し、長期間にわたって貨物の運搬ができなかった。このほど復旧工事が完了し、コンテナ列車の運...[記事全文

中間貯蔵施設問題「議会として対応すべき」 浪江町議会

 浪江町議会は13日、二本松市の自治センターで全員協議会を開き、東京電力福島第一原発事故による汚染廃棄物を保管する放射性廃棄物の中間貯蔵施設について「議会としての対応を決めるべき」との意見で一致した。  町議会によると、全員協議会では昨年12月28日...[記事全文

1月14日から16歳以上の詳細調査 県民健康管理

 県は県民健康管理調査で、避難区域などの16歳以上を対象とした詳細調査(健康診査)を14日から実施する。  対象とする区域は広野、楢葉、富岡、川内、大熊、双葉、浪江、葛尾、飯舘、南相馬、田村、川俣と、伊達(特定避難勧奨地点関係地区)の各市町村。すでに...[記事全文

もち米から基準超セシウム 県、公表せず 川俣の旧飯坂

 川俣町旧飯坂村の農家のもち米から、食品衛生法の暫定基準値(1キロ当たり500ベクレル)を超える520ベクレルの放射性セシウムが検出されたが、県が公表していなかったことが13日、分かった。町独自の簡易検査で450ベクレルを超え、県が詳細に調べた結果、...[記事全文

上限の50人合格 都教委の本県採用希望者枠

 東京都教委の来春の小学校教員採用の選考試験で設けられた「福島県採用希望者枠」で、上限の50人が合格した。都教委が13日に発表した。同枠の合格者は5年程度、都の教員として小学校で勤務した後、本県教員として採用される。  選考試験は937人が受験し、1...[記事全文

大卒程度建築職員(今春採用)応募ゼロ 会津若松市 復興需要で民間に? 17日まで募集

 会津若松市は17日まで今春採用の建築職(大卒程度)職員を募っている。4日から募集を開始したが13日までに1件の応募もなく、市人事課は「積極的に挑戦して」と受験を呼び掛けている。  職員の退職に伴う追加募集。定員は若干名で、例年は少なくても10人程度...[記事全文

旧福島、旧掛田の一部コメ 基準超すセシウム

 県は13日、コメの緊急調査結果を発表し、福島市旧福島市の農家1戸の5点、伊達市旧掛田町の農家1戸の1点から食品衛生法の暫定基準値(1キロ当たり500ベクレル)を超える放射性セシウムが検出されたと発表した。両地区はすでに政府の出荷停止指示を受けている...[記事全文

本県の被害で意見交換 脱原発世界会議参加者 福島市訪れる

 横浜市で14、15の両日開かれる「脱原発世界会議2012」の参加者は13日、福島市を訪れ、市民団体の代表者らと東京電力福島第一原発事故による本県の被害状況などについて意見を交わした。  20を超える国と地域の市民活動団体の代表者や医師ら約60人が参...[記事全文

津波被害の市町に地図 新地などに提供 国土地理院

 国土地理院は13日、東日本大震災で津波の被害に遭った新地町など福島、青森、岩手、宮城県沿岸部6市町について縮尺2500分の1の地図を作製し、関係自治体に提供した。  6市町を含む青森県八戸市からいわき市までの39市町村の地図を3月までに順次作製、提...[記事全文

無人ヘリ調査結果発表 南相馬の旧緊急時避難準備区域

 政府の原子力災害現地対策本部は13日、南相馬市の旧緊急時避難準備区域で実施した無人ヘリコプターによるモニタリング調査の結果を発表した。  高さ一メートルの線量は最高で毎時10・9マイクロシーベルトとなった。  市から要望があった原町区や小高区の農地...[記事全文

要求ベース1兆4000億円 過去最大復旧・復興に5000億円 県当初予算案

 県は政調会で、平成24年度一般会計当初予算案の総額が各部局の要求ベースで過去最大の1兆4000億円程度に上ることを明らかにした。東日本大震災、東京電力福島第一原発事故からの本格的な復旧・復興に向けた国の予算が盛り込まれたためで、23年度当初の900...[記事全文

警戒区域で墓参可能に 29日から一時帰宅3巡目引っ越し業者同行も

 政府の原子力災害現地対策本部は東京電力福島第一原発から半径20キロ圏内の警戒区域への一時帰宅の3巡目を29日に始める。新たに住宅の修理業者や引っ越し業者の同行を認めるほか、墓参りなど自宅以外への立ち寄りもできるようにする。同本部が13日、発表した。...[記事全文

避難者の農地取得支援 不動産取得税を非課税に

 県は県税条例を改正し、警戒、計画的避難区域から避難した東日本大震災の被災者が新たに農地を取得する際に、不動産取得税を非課税とする。政調会で明らかにした。  避難者支援の一環。所有していた農地の面積と同規模であることが条件。住宅の再取得の際の不動産税...[記事全文

避難者向けバス運行 福島、桑折 16日から仮設住宅、各施設結ぶ 福島交通

 福島交通は16日から福島市内と桑折町内にある浪江、双葉両町の仮設住宅と病院や商業施設、行政機関を結ぶ路線バスを運行する。  運行するのは宮代-日赤病院線、笹谷-福島市役所線、佐原-日赤病院線、桑折町循環バスの4路線。それぞれ両町の発行する乗車証を提...[記事全文

除染リーダーを育成 県内各地で講習会

 県は地域社会で放射線や除染の知識を広めるリーダーの育成講習会を14日、郡山市をトップに開始する。政調会で明らかにした。  講習会は2時間程度で、県の手引に基づき、除染方法や線量計の取り扱い方法などを指導する。修了後は、町内会や消防団、PTAなどに学...[記事全文

鹿島区の球場に仮置き 南相馬市が住民に説明

 南相馬市鹿島区内に設置する汚染土などの仮置き場に関する住民説明会は13日、鹿島区役所で開かれた。市は仮置き場を鹿島区南右田の「みちのく鹿島球場」の敷地約3ヘクタールに設置することを明らかにした。  説明会には南右田行政区の住民約30人が出席した。市...[記事全文

今を生きる 復活へ第一歩 仮設で操業再開 「地域と歩む」

 きざみ昆布の製造工程をチェックする新妻さん(右)
■いわきの「大元昆布海産」社長 新妻正啓さん  いわき市久之浜町で津波の被害に遭った海藻加工業「大元(だいげん)昆布海産」が、いわき四倉中核工業団地の仮設施設で操業を再開した。「もう1度久之浜に戻る。そして、地域の人たちと歩みたい」。真新しい施設で社...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

野菜、果実26点基準値下回る

 県は12日、野菜と果実の放射性物質検査の結果を【表】の通り発表した。14市町村の17品目26点を調べ、いずれも放射性セシウムは検出下限値未満か、食品衛生法の暫定基準値(1キロ当たり500ベクレル)を下回った。  放射性ヨウ素は全て検出下限値未満だっ...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

農地7000地点で線量調査 JA東西しらかわ「マップ」作成へ

 JA東西しらかわ(本店白河市、鈴木昭雄組合長)は12日、管内の農地7000地点の放射線量を測定し「放射線量土壌マップ」にまとめる作業をスタートさせた。  一ヘクタールに1カ所の割合で水田5000カ所、畑2000カ所を調査する。耕地所有者の了承を得た...[記事全文

【失業手当期限切れ】適職少なく生活不安 避難者「働きたいが...」 延長打ち切りに反発も

失業手当が期限切れになるのを前に、仕事を求める人が絶えないハローワーク相双=12日、南相馬市原町区
 東日本大震災で2回にわたり給付期間が延長されてきた失業手当。受給が今月から期限切れとなることに、県内離職者は生活への不安を高めている。除染が進まず古里への帰還のめどが立たない中での延長打ち切りには反発の声も出ている。一方、復旧復興関連の仕事に当たる...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・断面

今を生きる 銘酒そろう店再び

いわき市の店で本格的な営業再開を目指す佐藤さん
■いわき・平塩酒のしのぶや 佐藤栄佑店主  いわき市平塩の6号国道から小路を数メートルほど入ると「酒のしのぶや平店」の手作り看板がある。わずか6坪の農家の物置を改修した店内には本格焼酎約100種類、日本酒20種類が並ぶ。店主の佐藤栄佑さん(70)は「...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

失業手当1800人期限切れ 県内被災者、再就職進まず

 東日本大震災に伴い2回にわたり特例的に延長された雇用保険の失業手当で、県内では今月から来月にかけ約1800人の受給期間が切れることが12日までに分かった。東京電力福島第一原発事故で帰還のめどが立たない上、雇用が短期間だったり、被災求職者と求人企業の...[記事全文

双葉町欠席で実質協議入れず 「中間貯蔵」話し合う実務者初会合

中間貯蔵施設をめぐる県と双葉郡の実務者協議。設置反対の双葉町は欠席した(右手前の空席)
 東京電力福島第一原発事故に伴う汚染廃棄物中間貯蔵施設の建設問題で、県と双葉郡の実務者協議は12日、県庁で始まった。双葉町が欠席したため、出席者から「郡内8町村の協議の場を設けるべき」との意見が相次いだ。国の説明責任を問う声も上がり、実質協議に入れな...[記事全文

除染交付金の対象拡大 県、作業の基準単価設定

 県は市町村への「除染対策事業交付金」の対象を今月から農地や道路、生活圏の森林、公共施設などの除染に拡大する。12日に福島市の県自治会館で開いた除染・廃棄物対策推進会議で示した。併せて、市町村が実施する除染作業の基準単価を農地は表土除去、反転耕など手...[記事全文

95%が0.5ミリシーベルト以下 福島市の子どもらの3カ月積算

 福島市は12日、昨年9~11月に中学生以下の子どもと妊婦を対象にした積算放射線量の測定結果を発表した。  3カ月間の積算線量は、回収を終えた3万6767人のうち95.7%が0.5ミリシーベルト以下となった。結果を基に算出した1年間の推計値で平常時の...[記事全文

JA東西しらかわが土壌マップ 農地7000地点で線量調査

土壌採取のデモンストレーションをする鈴木組合長(手前左)
 JA東西しらかわ(本店白河市、鈴木昭雄組合長)は12日、管内の農地7000地点の放射線量を測定し「放射線量土壌マップ」にまとめる作業をスタートさせた。  1ヘクタールに1カ所の割合で水田5000カ所、畑2000カ所を調査する。耕地所有者の了承を得た...[記事全文

カメラで線量 可視化 東芝 福島の大波で実証試験

撮影地点の放射線量を可視化するカメラの試験
 東芝の原子力事業部原子力福島復旧技術部は11日、局地的に放射線量が高い福島市大波地区で、同社が開発した放射線を可視化するポータブルガンマカメラの実証試験を行った。  センサーで測定したガンマ線とビデオカメラで撮影した映像を重ね合わせ、撮影地点の放射...[記事全文

固形化し汚染土 減容へ 福島の渡利で実証実験

放射性物質を含んだ土を処理する作業員
 環境事業を手掛けるプロジェクトきぼう(本社・福島市)は11日、福島市で比較的放射線量が高い渡利地区の土壌を使用し、放射性物質を含んだ土の体積を減らして固形化する技術の実証実験を行った  実験は花見山近くの同社所有地で行い、敷地内の表土約7センチを削...[記事全文

災害時医療学ぶ 福島医大きょうまで研修

 東京電力福島第一原発事故を受け災害に対処できる人材を育成しようと、福島医大は11日、研修医向けの災害・放射線被ばく医療研修を開いた。12日まで。  昨年8月に続き2回目。同大付属病院と郡山市の星総合病院の研修医合わせて9人が参加した。  山下俊一副...[記事全文

25日独自に除染従事者認定講習 伊達市

 伊達市は25日、除染作業従事者に対する独自の認定講習会を開く。放射線が人体に与える影響や除染作業の方法、機器の取り扱いや関係法令の知識を伝える。後日、実習と試験を行う。合格者には修了証書を送付する。  市内の事業所に勤務する人が対象で定員200人に...[記事全文

土壌汚染濃度 瞬時に JA新ふくしま 小型測定器を試験

JA新ふくしまが公開した土壌の放射性物質濃度を調べる測定器
 福島市のJA新ふくしまは11日、導入を予定している土壌の放射性物質濃度をその場で調べることができる小型測定器の試験を公開した。  試験は市内のブドウ園で行われた。測定器はベラルーシ製で、高さ50センチの円筒状。土壌の表面に直接当てると5分で地表の放...[記事全文

南相馬の切り干し大根 基準超 放射性物質検査

 県は11日、乾燥野菜や乾燥果実など加工食品の放射性物質検査の結果を発表した。南相馬市の農家が生産した切り干し大根から食品衛生法の暫定基準値(1キロ当たり500ベクレル)を上回る1キロ当たり800ベクレルの放射性セシウムが検出された。県はこの農家に切...[記事全文

母乳の安全性検査 放射性物質濃度を分析 県内一万人対象

 県と4月に発足する原子力安全庁(仮称)は平成24年度、県内の母親約1万人を対象に、母乳の放射性物質濃度検査を実施する。希望を募った上で、検査費用の全額を補助する方向で調整している。東京電力福島第一原発事故を受け、自らの健康に不安を訴える母親は多く、...[記事全文

「八重の桜」ドラマ館 第一候補の計画難航 放射線問題 思わぬ余波

当初、ドラマ館を設置する予定だった会津陸上競技場サブトラック
 会津若松市がNHK大河ドラマ「八重の桜」に合わせて開設する大河ドラマ館の設置場所が決まらない。当初、会津陸上競技場サブトラックを予定し、昨年中に正式決定するはずだった。しかし、東京電力福島第一原発事故に伴い、放射線量が比較的低い同市を県大会の会場に...[記事全文

湯野上バイパス 24年度、国直轄に 福島西道路南伸も事業化

 会津若松市と南会津町を結ぶ121号国道会津縦貫南道路の湯野上バイパス(下郷町)が、平成24年度に国直轄で事業に入る見通しとなった。国土交通省が11日、発表した。会津縦貫南道路は県が整備を進めているが、予算の安定確保が見込める国直轄権限代行事業となる...[記事全文

今を生きる 県民の思い合唱曲に 来月、東京で披露 震災復興と重なる 苦難の安積開拓の歴史

 東京での合唱フェスティバルに向けて練習する今泉さん(右端)と団員
■郡山の市民合唱団「はもる・かい」  郡山市で最も長い歴史を持つ市民合唱団「はもる・かい」は2月18日に東京の杉並公会堂で開かれる音楽復興支援合唱フェスティバルに出演し、郷土・郡山の開拓の歴史を歌った合唱曲「安積野」を披露する。合唱団を指揮する今泉一...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

【母乳の放射性物質濃度検査】「遅過ぎる」批判の声 事故当時の乳児は離乳 安全基準もなし

 東京電力福島第一原発事故を受け、県と原子力安全庁(仮称)が平成24年度に実施することが判明した母乳の放射性物質濃度検査。しかし、原発事故から1年以上が過ぎての実施に「対応が遅過ぎるのでは」と疑問の声が上がる。安全性の評価基準をどう設定するのかも決ま...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・断面

美しい郷土立て直す

会議資料を見直し、地区再生を誓う佐藤さん
■福島・大波地区町会連合会長 佐藤秀雄さん(64)  「今年も作付けできないのか」「自分が作ったコメを食べられないとは...」。年明け早々、福島市大波地区で開かれた新年会はいつもと違う会話が飛び交った。地区町会連合会長の佐藤秀雄さん(64)は自らに言...[記事全文

カテゴリー:連載・再起

今を生きる 希望見えた子牛初競り 「予想以上」に笑顔

心を込めて牛の世話をする遠藤さん
■本宮の畜産農家 遠藤義男さん  全農県本部の和牛子牛初競りは10日、本宮市の県家畜市場で開かれた。同市の畜産農家遠藤義男さん(58)は、祈るような思いで競りの結果を見守った。「41万円」「46万円」。出荷した2頭の牛の価格がアナウンスされた。2頭と...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

地域医療の責任貫く

医療に尽くす決意を胸に業務に励む益子さん
■ときわ会常磐病院・臨床検査技師 益子真由美さん(53)  静まり返った検査室で顕微鏡をのぞき、病気の兆候がないか目を凝らす。いわき市のときわ会常磐病院の臨床検査技師・益子真由美さん(53)が現在の職場で仕事を始めて5カ月になる。  原発事故で大熊...[記事全文

カテゴリー:連載・再起

3月、福島で国際会議 再生エネ、玄葉外相が表明

 玄葉光一郎外相(民主、衆院本県3区)と外務省は10日、東日本大震災からの復興に向け、風力や太陽光など再生可能エネルギーを利用した社会づくりを進めるための国際会議を、3月2日に福島市で開催すると発表した。玄葉氏は訪問先・アラブ首長国連邦(UAE)の首...[記事全文

「超党派で古里復興」 増子参院議員示す

 参議院東日本大震災復興特別委員長の増子輝彦参院議員(民主、本県選挙区)は震災と東京電力福島第一原発事故から10カ月を迎えるに当たり、「県選出国会議員が超党派で、県、市町村と一丸となり、福島県が昨年3月11日前の美しい古里に戻れるよう最善を尽くす」と...[記事全文

いわき、南相馬に支所 復興局で政府方針

 2月上旬にも発足する復興庁の出先機関・復興局の支所の設置場所を検討してきた政府は10日までに、いわき、南相馬両市に設置する方針を固めた。両市を含め、周辺市町村と調整し、近く正式決定する。津波被害の大きかった沿岸部の被災地に支所を置くことで、市町村か...[記事全文

26日に作付け方針決定 JA福島中央会、コメ100ベクレル超地域の扱いも

 JA福島中央会は、平成24年産米の作付け方針を26日に開く理事会で決める。国が地元との作付け制限の検討課題とした放射性セシウムが1キロ当たり100ベクレル超のコメが収穫された地域や、微量のセシウムが検出された地域などについて作付けの考え方を盛り込む...[記事全文

双葉郡全体での協議要請へ 中間貯蔵で大熊町議会

 大熊町議会は10日、町役場機能を移している会津若松市の町役場会津若松出張所で全員協議会を開き、政府が双葉郡内への設置を要請した放射性廃棄物の中間貯蔵施設について、「郡内全体で協議する問題だ」として、同郡8町村でつくる双葉地方電源地域政策協議会などの...[記事全文

伊達市、今年度産米原則作付け

 伊達市は24年産米について、原則作付けの方針であることが、10日分かった。同日開かれた市災害対策本部で仁志田昇司市長が示した。  市は暫定基準値を超えるコメが流通しないように収穫したコメの徹底した検査などを前提に、国や県と十分協議していくとしている...[記事全文

研究開発で連携再開へ 県とスウェーデンのウメオ市

佐藤知事と会談する渡辺大使
 県とスウェーデンのウメオ市は研究開発などで連携を再開する方向で調整する。連携分野は、放射線治療に関する医療機器開発、生物工学に関する共同研究などが想定される。  10日、渡辺芳樹駐スウェーデン大使が交流促進を希望する同市側の親書を佐藤雄平知事に手渡...[記事全文

希望見えた子牛初競り 本宮の畜産農家・遠藤義男さん

心を込めて牛の世話をする遠藤さん
 遠藤さんは現在、肉牛20頭を飼育している。稲作も手掛けており、約14ヘクタールの水田でコシヒカリとひとめぼれを栽培する。牛のふんは田の堆肥にし、稲わらは牛の餌などに利用する循環農業に精を出している。  東京電力福島第一原発事故の後、風評被害で肉牛の...[記事全文

除染効果検証 モデルに12市町村

 政府は東京電力福島第一原発事故で拡散した放射性物質を取り除く「除染」の効果を検証するモデル事業を警戒区域と計画的避難区域などに指定された12市町村(田村、南相馬、川俣、広野、楢葉、富岡、川内、大熊、双葉、浪江、葛尾、飯舘)を対象に進めている。  全...[記事全文

カテゴリー:震災から10カ月

仮置き場決まらず、雪で中断... 進まぬ会津の計画策定

表土を剥ぎ取る工事が始まった湯川中の校庭。雪で作業が中断している=6日
 国の汚染状況重点調査地域の指定を受けた会津地方の町村でも除染計画づくりが始まった。しかし、仮置き場の問題や雪の影響で、計画策定が思うように進まず、悩みを抱えている。  湯川村には、国が仮置き場として設置を認めた国有林はない。重点調査地域の指定に先立...[記事全文

カテゴリー:震災から10カ月

除染重点調査40市町村 11市町村は国直轄

 環境省は1日、東京電力福島第一原発事故に伴う除染作業を国の財政負担で行う前提となる「汚染状況重点調査地域」に県内40市町村を正式に指定した。  指定された市町村は【地図】の通り。除染の枠組みを定める放射性物質汚染対処特別措置法に基づき、自然界からの...[記事全文

カテゴリー:震災から10カ月

再生エネ研究拠点、東北中央道... 復興施策も本格化 子ども医療費無料化盛り込まれず

建設が進む東北中央自動車道=11月30日、福島市飯坂町中野
 政府の平成24年度予算案には、東日本大震災からの復興、東京電力福島第一原発事故を受けた除染、避難区域解除に向けた整備などに関する予算が多く盛り込まれた。政府の本県を含む被災地の復興に向けた対応がようやく本格化する。  予算案では、本県に世界最先端の...[記事全文

カテゴリー:震災から10カ月

除染3721億円 汚染廃棄物処理772億円 24年度政府予算案

 政府は、平成24年度予算案で、中間貯蔵施設の設置調査費として20億円、原発周辺の避難区域解除に向けた生活環境整備事業に42億円を新規に計上した。  中間貯蔵施設設置のため、候補地の地形・地質や環境の影響を現地調査するほか、施設の設計、搬入物を効果的...[記事全文

カテゴリー:震災から10カ月

双葉郡に中間貯蔵を 首相、知事に要請 地元が検討、双葉町は反発

 野田佳彦首相は8日、県庁で佐藤雄平知事と会談し、東京電力福島第一原発事故による汚染廃棄物を保管する中間貯蔵施設を双葉郡内に整備することを正式に要請した。野田首相は「昨年末、細野豪志環境相から双葉郡8町村内の立地の検討をお願いした。引き続き検討をお願...[記事全文

カテゴリー:震災から10カ月

23市町村の住民賠償 3月末まで開始

 東京電力福島第一原発事故に伴い、県内23市町村の自主避難者らの賠償で、3月末までに賠償金の支払いが始まる見通しとなった。ただ、県南、会津、南会津の各地方の市町村は賠償の対象外となっており、県や関係市町村は全県を賠償の対象とするよう国や東電に求めてい...[記事全文

カテゴリー:震災から10カ月

JA賠償受取404億円 法人・個人事業主1551億円合意

 JA福島五連と農業関係団体などで構成する「JAグループ東京電力原発事故農畜産物損害賠償対策県協議会」は昨年末までに、損害賠償請求に対する東京電力からの支払い受取総額が404億5700万円となった。  昨年12月中の受取額は246億8千万円。主な内容...[記事全文

カテゴリー:震災から10カ月

全袋検査へ測定器

 県は平成24年産米の出荷分から、全袋検査を生産、流通業者が実施できる体制を整える。各JAなどが高精度の放射性物質測定器を導入する場合、全額を補助する方針で、百数十台の導入を見込んでいる。  県が導入を想定しているのは国の協力で機械メーカーが開発を急...[記事全文

カテゴリー:震災から10カ月

500ベクレル超作付け制限 24年産 地域拡大の可能性 農水省

 農水省は24年産米の作付けに関する考え方を12月末に示した。23年産米の県の緊急調査で500ベクレルを超えた旧市町村を基本に制限し、100ベクレルを超えたコメの地域は今後検討する。  500ベクレル超の地域でも、福島市旧福島市の渡利地区などのように...[記事全文

カテゴリー:震災から10カ月

汚染米市場から隔離 100ベクレル超買い上げ 農家支援、消費者に安心

 県北地方の平成23年産米から放射性セシウムが検出された問題で、農林水産省は12月27日、県の緊急調査で1キロ当たり500ベクレルを超えるコメが出て出荷停止となった旧市町村と、100ベクレルを超えた農家のコメを民間団体などを通じて出荷代金の相当額で買...[記事全文

カテゴリー:震災から10カ月

原町にエコ団地造成へ 県と南相馬市、被災者用200戸24年度整備

 東日本大震災と東京電力福島第一原発事故を受け、県と南相馬市は平成24年度から、市内中心部に再生可能エネルギーを活用した県内初の「スマートコミュニティー」のモデル団地を造成する。原町区内の3カ所に合わせて約6ヘクタールの用地を確保し、津波などで家屋を...[記事全文

弁護団、賠償説明会を開始 独自請求の双葉町

損害賠償申出書の書き方などの説明を受ける双葉町民=埼玉県加須市
 東京電力に対し独自の損害賠償請求を進めている双葉町の弁護団説明会は9日、町役場機能を移している埼玉県加須市の旧県立騎西高で始まった。初日から多くの町民が訪れ、町が作成した「やさしい原発事故損害賠償申出書」の記入方法などについて相談した。  町は昨年...[記事全文

【給食の放射性物質検査】機器不足拭えぬ不安 全食材手回らず 食後に結果分かる例も

※三島、広野、楢葉、富岡、双葉、葛尾の6町村は現在学校給食を実施していない。川内村は郡山市、大熊町は会津若松市、浪江町は二本松市、飯舘村は伊達市に給食を委託している。※喜多方市は8~11月まで民間業者に委託して放射性物質検査を実施した。
 東日本大震災と東京電力福島第一原発事故から11日で10カ月となる。県内では給食用食材の放射性物質検査を独自に実施する自治体が増えているが、機材不足や手法のばらつきなど不安払拭(ふっしょく)への課題は多い。人口が多い市部は使用する食材の半分程度しか検...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・断面

【給食の放射性物質検査】難題多く自治体苦悩 国の支援足りず 保護者「全食材測って」

福島市の学校給食センターで食材の放射性物質検査に当たる職員。機器が足りず全ての品目は検査できない
 検査機器不足で全量検査は不可能、食前の検査公表も困難...。学校給食の放射性物質検査態勢の構築を急ぐ県内の自治体関係者の苦悩は尽きない。保護者らの不安払拭(ふっしょく)に向け、さまざまな課題が突き付けられている。 ■限界  「今の検査態勢では、1...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・断面

宿のあかり取り戻す

旅館の復活を期す佐久間さん
■福島の土湯温泉「向瀧旅館」 佐久間輝さん(37)  <カラン、カラン。宿泊客がげたを鳴らして旅館に戻る。『お帰りなさい』。仲居さんが明るい声で出迎える> 。福島市土湯温泉町、向瀧旅館の常務佐久間輝さん(37)は、あの日を境に途切れた光景を思い返す。...[記事全文

カテゴリー:連載・再起

今を生きる 避難者元気づけたい 茶会やショー展開 16日、福島・松川で復興イベント

復興支援イベントをPRする植木さん
■北大OBら企画  東京電力福島第一原発事故により避難を余儀なくされている浜通りの住民らを招いた復興支援イベント「福島・松川八丁目宿場町・京都おぶぶ茶苑・飯舘村・浪江町 交流親睦の集い」が16日午前10時から福島市の松川地区体育館で開かれる。イベント...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

今を生きる 新成人の思い出手助け 総出で髪セット、着付け

新成人が着付けに訪れた安達運動場仮設住宅のなみえ美容二本松店
■仮設住宅の共同店舗 なみえ美容二本松店  県内各地で成人式が行われた8日、二本松市の安達運動場仮設住宅にある「なみえ美容二本松店」は、振り袖に着飾る新成人が相次いだ。共同店舗で営業する浪江美容組合の4店舗のスタッフが「一生の思い出をつくる手助けをし...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

ブランド復活へ努力

イチゴを頬張る子どもを見詰める山中さん
■イチゴ狩り園を再開 相馬市の和田観光苺組合  イチゴの甘酸っぱい香りがハウス内を包む。練乳が甘味を引き立てる。「もっと食べていい?」。相馬市の和田観光苺組合長の山中賢一郎さん(66)は、子どものはじける笑顔に目を細める。  年明けの3日、津波の被害...[記事全文

カテゴリー:連載・再起

3月末までに支払い開始 23市町村住民賠償

福島復興再生協議会であいさつする野田首相
 野田佳彦首相は8日、東日本大震災と東京電力福島第一原発事故の復旧・復興の状況を確認するため来県し、福島市で開かれた「原子力災害からの福島復興再生協議会」で、県内23市町村を対象にした原発事故に伴う自主避難者らへの賠償金支払いを3月末までに開始する方...[記事全文

7市町村が該当見込み 帰還困難区域

 東京電力福島第一原発事故の避難区域再編で、放射線量が年間50ミリシーベルトを超える地域が指定される「帰還困難区域」に、警戒区域と計画的避難区域の11市町村のうちの7市町村が該当する見込みであることが8日までに分かった。  文部科学省が公表しているモ...[記事全文