東日本大震災

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医療・福祉6棟に使用 汚染砕石の生コンの優先調査を開始

 放射性物質に汚染された疑いのある砕石の出荷問題で、双葉砕石工業(本社・富岡町)の浪江町の事業所から出荷された石を原料とする生コンを使い、東京電力福島第一原発事故後に建てられた住宅など約60棟の中に、民間の医療・福祉関連施設が6棟入っていることが23日までの県と経済産業省の調べで分かった。
 県は同日までに、経産省の要請を受け、双葉砕石工業から砕石を購入した県内の生コン業者2社のコンクリートを昨年3~4月の特定日に使われた住宅や施設など約60棟を優先的に調査を始めた。
 県が23日に福島市の民家と福祉施設で生コンが使用された場所を調査した結果、民家駐車場で周囲の毎時0.18~0.5マイクロシーベルトより高い、0.8マイクロシーベルトが測定された。福祉施設の使用箇所は周囲とほぼ同じ数値だった。
 県は20、21の両日にも計7棟を調べ、福島市内の住宅駐車場で周囲より高い線量が計測されている。
 また、県は23日、警戒区域や計画的避難区域などにある砕石場と砂・砂利採取場所の27カ所の調査に入った。初日は、特定避難勧奨地点となっている伊達市の6カ所を調査したが異常はみられなかった。週内に全てを調べる予定。27カ所のうち、現在も操業を続けているのは16カ所で、11カ所は休止中という。

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