東日本大震災

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二本松の住宅で高線量 汚染砕石生コン使用 

 放射性物質に汚染された疑いのある砕石の出荷問題で、県は24日、二本松市の民間住宅一棟のコンクリート基礎部分の放射線量が、周辺の空間放射線量より高かったと発表した。基礎部分は、双葉砕石(本社・富岡町)の浪江町の事業所から出荷された石を原料とする生コンを使っていた。これまでに周辺の空間線量より高い数値を計測した民間の住宅や駐車場などは計4棟となった。

 基礎部分は表面1センチで毎時0・85マイクロシーベルトと周辺の毎時0・18マイクロシーベルトより高かった。住宅は4月7日に新築された。経済産業省が石の出荷時期による分類で、優先的調査時期(昨年3~4月の特定日)の約60棟のリストにはなかったが、住宅メーカーから情報提供があった。同リストではこれまでに10棟を終了、3棟で高線量が確認された。

 県は24日に福島、二本松など5市村で住宅、病院(排水溝)など10棟を調べ、他に異常はなかった。

 また県は同日、計画的避難区域の飯舘村にある採石場3カ所、特定避難勧奨地点となっている伊達市の2カ所の砂採取場所2カ所を調査。採石場の空間放射線量は1・14~3・68マイクロシーベルト、砂採取場所は0・20~1・01マイクロシーベルトだった。

 一方、県教委は24日までに震災発生以降、復旧工事を行った県立学校などの現場213カ所の放射線量を調べたが、特に周囲と比べて高い値の所はなかった。

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