東日本大震災

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大熊が町外に居住地検討 帰還困難の町民対象

 大熊町内への帰還の有無にかかわらず町民の支援を復興構想で示している町は、高放射線量による居住困難地域の住民や帰還を望まない人を対象に、町外に居住地を整備する方向で検討していることが25日までに分かった。「町への帰還」を前提に平成24年度から町外への居住地整備に取り組む方針。
 町が昨年10月にまとめた復興構想では、戻ることを考えていない町民への支援などについても検討するとしている。3月末を目標に策定する復興計画の検討委員会を今月17日からスタートさせており、その中で具体的な支援について議論するという。町民への行政サービスや最終的な帰町、整備する場所、規模などが課題になるとみられる。
 町民懇談会などでは、「町には戻れない」「戻るつもりはない」などの意見も多い。渡辺利綱町長は「町民の意見も踏まえ考えなくてはならない。町だけの問題ではなく、双葉郡各町村との連携も必要になる」と話している。
 原発事故による避難自治体では、双葉町が町民を一カ所に集約する「仮の町」構想を明らかにしている。

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