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玉砂利線量80%以上低下 富岡町役場で実証実験 日大工学部などの新技術

 郡山市の日大工学部などが開発した玉砂利から放射性物質を取り除く技術の実証実験は28日、警戒区域の富岡町役場で行われた。
 内面を特殊加工したミキサーに町役場庁舎屋上に敷かれていた玉砂利とクリーニング用補助材、水を一緒に入れてかき交ぜた。
 計測場所の空間放射線量を除くと、玉砂利からの放射線量は毎時6・8マイクロシーベルトほどあったが、実験後は毎時1・2マイクロシーベルトほどで、80%以上低くなった。洗浄用の水は凝集沈降剤を使い、放射性物質を含まない水と汚染物質に分離できるという。
 日大工学部の出村克宣学部長は(1)簡単にできる(2)除染効果が高い(3)廃棄物の量が少ない-などの特徴を挙げ「対象物によって除染方法は異なってくる。いろんな工法を適材適所で組み合わせることで、面的な除染につながる」と話した。
 実験に立ち会った遠藤勝也町長は「これだけの成果は画期的。汚染物質を減らす技術でもあり実用化につなげてほしい」と期待した。

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