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今を生きる 寄稿集の点訳、音訳進める 心温まる出来事みんなに ネットで全国閲覧へ

寄稿集と点訳図書の見本を手に復興への思いを語る野地さん、右はアポロガスの篠木社長

■県点字図書館指導員 野地美行さん
 「ふくしまの今をみんなで共有していきたい」-。福島市の県点字図書館は現在、心温まる出来事をつづった俳句や詩、短歌をまとめた寄稿集「こころの幻燈会」の点訳と音訳作業にそれぞれ取り掛かっている。
 寄稿集は市内飯坂町のアポロガス(篠木雄司社長)が創業40周年記念事業の一環として昨年11月、出版した。県民から作品を募り、400作品を収めた。
 美しく、優しさに満ちあふれた郷土であってほしいとの願いを込め、東日本大震災と東京電力福島第一原発事故に負けることなく、家族や仲間が肩を寄せ合う姿をつづった作品を掲載した。
 昨年末、福島民報の記事で本の紹介を読んだ図書館の利用者から「点訳を読んでみたい」との申し出があった。図書館の点字指導員、野地美行さんはボランティアに依頼。1月中旬に着手し、9月の完成に向け、連日作業に当たっている。
 インターネットのホームページ・サピエ図書館を通じ、全国各地の点字図書館でも閲覧できるようにする。野地さんは「地域と障害を越えて福島への思いを多くの人で温めていきたい」と大震災からの復興に向けて思いを明かす。

■あすラジオ出演 復興へ思い語る
 野地さんは2月1日午後1時40分から放送のラジオ福島(rfc)かっとびワイド内のアポロガス関連番組に出演し、点字図書館の役割や復興への思いを語るという。

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