東日本大震災

「福島第一原発事故」アーカイブ

  • Check

県漁連3月も漁自粛継続 流通ルート確立せず不安

県などが示したモニタリングの結果を厳しい表情で見つめる漁協関係者

 県漁連は28日、いわき市の県水産会館で県漁協組合長会を開き、震災後続く漁自粛を3月も継続することを決めた。
 自粛するのは県機船底曳網漁業協同組合連合会、いわき市漁協、相馬双葉漁協、小名浜機船底曳網漁協。野崎哲会長は「流通ルートが確立しないなど不安が残る」などと断念した理由を語った。
 一方で国が震災後に新設した「がんばる漁業復興支援事業」の県内の運営母体になる地域漁業復興協議会は来月上旬にも初会合を開く。野崎会長は「支援事業を利用しながら漁再開に向けた手順を探っていきたい」などと話し4月以降の(県漁協組合長会での)判断材料にする考えを示した。支援事業は出漁に必要な人件費、燃料代などを国が助成する制度。漁協、水産・流通、県、学識経験者らで組織する協議会が復興計画を策定し国に提出する。本県の協議会は22日付で国の承認を得た。
 東京電力は福島第一原発から半径20キロ圏内の魚介類の放射性物質サンプリング調査の開始時期を当初予定の2月から1カ月遅らせ3月から3カ月間行うことを明らかにした。東電福島原子力被災者支援対策本部の石崎芳行副本部長は「(20キロ圏内に入るための)申請書類が整えば行う」とした上で、いわき市、相馬双葉両漁協が一隻ずつ月4回調査すると説明した。

カテゴリー:福島第一原発事故

「福島第一原発事故」の最新記事

>> 一覧

東日本大震災の最新記事

>> 一覧