東日本大震災アーカイブ

24年産米 10市町村作付け 100ベクレル超500ベクレル以下の地域で 

 農林水産省が平成23年産米で1キロ当たり100ベクレル超500ベクレル以下の放射性セシウムが検出された地域でも24年産米の作付けを条件付きで認める方針を示したことを受け、対象となる12市町村のうち、10市町村が作付けする意向を決めたことが29日、福島民報社の調べで分かった。二本松、相馬両市は検討中とした。また、制限のない100ベクレル以下の地域(警戒区域、計画的避難区域、旧緊急時避難準備区域に該当する市町村と檜枝岐村を除く)全36市町村が例年通り作付けし、独自に安全対策を講じることが判明した。
 福島民報社の調べでは、県の放射性物質緊急調査でセシウムが100ベクレル超500ベクレル以下のコメが検出された12市町村のうち、福島、伊達、本宮、川俣(計画的避難区域を除く)、桑折、国見、大玉、田村(警戒、旧緊急時避難準備区域を除く)、白河、西郷の10市町村は作付けする。
 旧8町村で面的に100ベクレルを超えた二本松市は「国や県の説明を基に安全対策の詳細を十分に確認した上で決める」とし、100ベクレル超が旧玉野村のみの相馬市は「農家の意向を早急に確認し判断する。意見が割れれば、市としては作付けを選択するだろう」との見方を示した。

カテゴリー:福島第一原発事故