東日本大震災

2012年4月アーカイブ

放射線 放射性物質 Q&A 山歩きで被ばくしないか

 これからゴールデンウイークに入り、山歩きをする機会も増えるかと思います。山の中の木々には放射性セシウムが付着していると聞きました。山を歩いて被ばくしないか、心配です。山歩きをして大丈夫でしょうか? 【回答者】県放射線健康リスク管理アドバイザー・長崎...[記事全文

カテゴリー:放射線・放射性物質Q&A

棚倉で田植え始まる 食の安心願い込め

棚倉町で始まった田植え。機械で苗を植え付ける沼野さん
 ゴールデンウイーク2日目の29日、棚倉町岡田の農業沼野謙一さん(56)方の水田で田植えが始まった。  沼野さん方では、約4・5ヘクタールでコメを作付けしており、この日は約2ヘクタールに田植え機で「ひとめぼれ」と「コシヒカリ」を植えた。  気温の低い...[記事全文

今を生きる 牛の命守る 「世話になってきた」安楽死同意せず 広野から通い餌やり

牧場で牛に餌をやる池田さん夫妻
■大熊の兼業農家 池田光秀さん50 美喜子さん54夫妻  大熊町の兼業農家池田光秀さん(50)、美喜子さん(54)夫妻(広野町在住)は東京電力福島第一原発事故後も、原発から約6キロしか離れていない牧場に通い、約30頭の牛の世話を続けている。「世話にな...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

【覆された備え12】浪江町に連絡入らず 10キロ圏の訓練なし

 「危機管理が希薄だった。国の責任で訓練することが本来の筋ではないか」。浪江町長の馬場有(63)は不満をぶつけた。  今月21日、二本松市で開かれた国会の原発事故調査委員会(国会事故調)の場だった。馬場は国や県、東電から連絡がないまま、孤立無援で全町...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・福島と原発

【県内市町村の当初予算】6市町村が2倍以上 避難区域の税収減 顕著

 福島民報社が県内59市町村を対象に実施した今年度の当初予算に関する調査では、予算額が前年度を上回った46市町村のうち、6市町村が2倍以上の高い伸びを示した。59市町村の合計額は1兆円を超えた。一方、税収減を見込む55市町村のうち、11市町村が20%...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・断面

【県内市町村の当初予算】8割が前年度超え 除染・復旧事業増大 基金取り崩し補てん

 県内59市町村の今年度の一般会計当初予算で、除染・復旧事業の増大などから約8割の46市町村が前年度を上回っていることが福島民報社の調べで分かった。ただ、市町村の税収は東日本大震災や東京電力福島第一原発事故などの影響で大幅に落ち込む見通しで、国の交付...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・断面

6市町村が2倍以上 避難区域の税収減顕著 県内市町村の当初予算

 福島民報社が県内59市町村を対象に実施した今年度の当初予算に関する調査では、予算額が前年度を上回った46市町村のうち、6市町村が2倍以上の高い伸びを示した。59市町村の合計額は1兆円を超えた。一方、税収減を見込む55市町村のうち、11市町村が20%...[記事全文

13市町村の牛肉暫定基準下回る 放射性物質検査

 県は28日、牛肉の放射性物質検査の結果を【表】の通り発表した。13市町村の農家23戸が生産した59頭を検査した結果、54頭の放射性セシウムは検出下限値未満だった。  5頭から放射性セシウムが検出されたが、最大は郡山市の牛1頭の88ベクレルで、いずれ...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

児童養護施設に88万円 東電賠償金11人分

手渡された封筒と同封された手紙を示す神戸園長
 福島市土船の児童養護施設「青葉学園」に28日、現金88万円が届けられた。現金が入った封筒には差出人が「福島の獅子」と書かれた手紙が添えられ、「東京電力からの賠償金11人分」と記されていた。  神戸信行園長(63)によると、同日午後1時半ごろ、60歳...[記事全文

古里思い出す店に レストラン 船引で再び

新店舗の予定地でくわ入れをする渡辺さん
■都路町商工会長 渡辺辰夫さん(59)  都路町商工会長、田村市都路町の渡辺辰夫さん(59)は東京電力福島第一原発事故の影響で休業中のレストラン「ホットハウス」を同市船引町で移転再開する。8月のオープンを目指し23日、新店舗の予定地で地鎮祭に臨んだ。...[記事全文

カテゴリー:連載・再起

【覆された備え11】再避難 強いられ分散 所在確認 今も続く

避難先の田村市総合体育館でパンと飲料水の配布を受ける被災者。大熊町消防団員も活動した=昨年3月13日午前11時55分ごろ
 大熊町民を乗せたバスは、町と田村市をつなぐ288号国道を何度も往復した。昨年3月12日早朝、政府の避難指示は東京電力福島第一原発から半径10キロ圏に拡大した。第一原発が立地する大熊町は、田村市に住民を避難させ続けた。  原発事故に伴う町外避難は県原...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・福島と原発

帰還/川内からの報告(43)新発電事業 活力に 働く場所の確保が大命題

村民に親しまれている「かわうちの湯」。リニューアル計画が進む
 村のシンボルである温泉が体と心を癒やしてくれる。  「久しぶりに入ったけど、やっぱり村のお湯はいいない」。川内村上川内の三瓶トシさん(87)は、避難先から自宅に戻るたびに「かわうちの湯」に足を運ぶ。村や村商工会などが出資する会社「あぶくま川内」が運...[記事全文

カテゴリー:連載・原発大難

【汚染重点調査地域の市町村】新除染計画 策定ゼロ

 国の財政支援を受け除染事業を実施する「汚染状況重点調査地域」の指定を受けた県内の市町村で、放射性物質汚染対処特別措置法に基づく新たな除染実施計画づくりが進んでいない。28日現在、策定した市町村はゼロ。実施計画に盛り込む放射線量の計測時期をめぐり、直...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・断面

【汚染重点調査地域の市町村】新計画移行後も課題 除染の進捗監理や家人承諾 人員確保が困難

 市町村は、放射性物質汚染対処特別措置法に基づく除染実施計画を策定することで除染の本格化を目指すが、課題は山積する。計画の進捗(しんちょく)を現場レベルで監理する人手は足りず、宅地除染では家人の承諾を得るのに苦慮するケースもある。担当者は焦りを募らせ...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・断面

きょう「復興丼」発売 各店がメニュー考案 県外の水産物を食材に

「復興チャレンジ丼」で松川浦観光再興を誓う参加店関係者
■相馬市松川浦観光振興グループ  東日本大震災の津波で被害を受けた旅館や飲食店などでつくる「相馬市松川浦観光振興グループ」は28日、参加店ごとに考案した魚介類丼料理を「松川浦復興チャレンジ丼」として一斉に売り出す。市内の道の駅「そうま」で27日、試食...[記事全文

カテゴリー:連載・再起

帰還/川内からの報告(42)医療確保で安心を 限られる高齢者受け入れ

再開した診療所で患者に薬を手渡す吉岡さん(右)
 川内村唯一の医療機関にまだ人影は少ない。  村の保健・福祉・医療の複合施設「ゆふね」内にある村立診療所は2日に再開した。内科の受診者は1日当たり平均約10人。震災前に比べると3分の1ほどだ。  村は帰村者が少しでも安心感を持てるよう再開に当たり他の...[記事全文

カテゴリー:連載・原発大難

【覆された備え10】避難拡大に戸惑い 町職員「とにかく西へ」

 茨城県の民間バス数10台が大熊町役場近くの県道沿いに停車していた。乗客の姿はない。東日本大震災の発生から半日しか過ぎていない昨年3月12日午前4時半ごろだった。  「どうして、こんなときに旅行する人がいるんだろう」。大熊町行政区長会長の仲野孝男(6...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・福島と原発

今を生きる 支え合い満100歳 101歳妻と避難所点々

赤いちゃんちゃんこを着て100歳を喜ぶ信さん(左)。101歳の妻ツルさんが寄り添い、賀寿を祝った
■大熊から若松の借り上げ住宅へ 吉田信さん  大熊町の吉田信さんは27日、避難先の会津若松市で満100歳を迎えた。寄り添う妻ツルさんは101歳。2人合わせると201歳になる。「大熊で迎えたかったなぁ」。残念がる信さんの頭の上の赤い帽子にツルさんが手を...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

除染、避難首相に提案 五百旗頭復興推進委員長示す

佐藤知事(左から2人目)らと意見交換した五百旗頭委員長(右から2人目)ら委員
 復興庁の有識者会議「復興推進委員会」の五百旗頭(いおきべ)真委員長は27日、本県の復興の課題について「除染と避難の長期化が重大」との認識を示し、野田佳彦首相に必要な施策を提案していく考えを示した。  同日、県庁で佐藤雄平知事らと意見交換の後、記者団...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

湯川に仮置き場 会津初、小学校表土搬入開始

湯川村内で整備が始まった仮置き場
 東京電力福島第一原発事故に伴う除染作業を国の支援で進める汚染状況重点調査地域に指定されている湯川村は27日までに、村内に除染で出る土砂の仮置き場を決め、先行して進めていた小学校校庭の表土の搬入を始めた。会津地方で仮置き場が決まったのは初めて。  仮...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

コイ、フナ出荷停止政府指示

 政府は27日、原子力災害対策特別措置法に基づき、阿賀川や秋元湖などで取れるコイと真野川、阿賀川などのフナの出荷停止を県に指示した。  他に指示されたのは、小野川湖、桧原湖、長瀬川のコイとフナ。いずれも、県の調査で食品衛生法の基準値(1キロ当たり1...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

野菜基準超なし  放射性物質検査

 県は27日、野菜の放射性物質検査の結果を【表】の通り発表した。10市町村の15品目、40点を調べた結果、38点で放射性セシウムは検出下限値未満か、食品衛生法の基準値(1キロ当たり100ベクレル)以下だった。  放射性セシウムが検出されたのは喜多方市...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

栽培キノコ基準下回る 放射性物質検査

 県は27日、栽培キノコの放射性物質検査の結果を【表】の通り発表した。6市町の5品目、10点を調べた結果、4点で放射性セシウムは検出下限値未満だった。  6点から放射性セシウムが検出されたが、食品衛生法の基準値(1キロ当たり一〇〇ベクレル)以下だった...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

山菜13点基準値超 放射性物質検査

 県は27日、山菜45点の放射性物質の検査結果を【表】の通り発表した。福島、相馬、伊達、桑折、国見、三春の6市町のクサソテツ(コゴミ)など13点から基準値(1キロ当たり100ベクレル)を超える放射性セシウムが検出された。  コゴミ以外で基準値を超えた...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

本宮の東笹田池底部土壌17万ベクレル 農業用ため池

 東北農政局は26日、農業用ため池86地点の水質と底部土壌(底質)のモニタリング結果を公表した。  放射性セシウムが検出された各地点の最大値は【表】の通り。本宮市の東笹田池は水質で1リットル当たり13・6ベクレル、底部土壌で1キロ当たり17万ベクレル...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

政府に具体的回答要請へ 復興・賠償 知事と双葉郡首長が初の直接協議

 東京電力福島第一原発事故に伴う汚染廃棄物の中間貯蔵施設設置などを話し合う佐藤雄平知事と双葉郡8町村長の協議の場が26日設置され、双葉郡の課題7項目への政府の回答は不十分だとして、より具体的な回答を求め、賠償や避難区域再編などの課題に横断的に取り組む...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

賠償問題解決が先 知事と協議で双葉郡首長が指摘

中間貯蔵施設設置など佐藤知事(右)と意見交換する出席者
 26日に始まった佐藤雄平知事と双葉郡8町村長の協議に臨んだ町村長から「賠償の問題が解決しない限り、全ての課題解決には至らない」との指摘が出た。東京電力福島第一原発事故に伴う汚染廃棄物の中間貯蔵施設設置などに対し、県がリーダーシップを発揮するよう求め...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

小高区過半数「戻りたい」 世帯アンケート「戻らない」18.5%

 南相馬市小高区の行政区長連合会が東京電力福島第一原発事故に伴い避難区域が再編された同区の全世帯を対象に行ったアンケートで、「小高に戻りたい」と答えた世帯は53.9%となった。「戻らない」と回答したのは18.5%、「未定」は27.6%だった。連合会は...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

しこり「おおむね良性」 甲状腺検査 18歳以下の県民健康調査

 東京電力福島第一原発事故を受けた県の甲状腺検査で、3月末までに検査を終えた3万8114人のうち、「直ちに2次検査を要する」と判定された県民はいなかった。26日、県が福島市で開いた県民健康管理調査検討委員会で示した。  警戒区域などに指定された13市...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

大堀相馬焼、二本松に新拠点 浪江、組合が仮事務所に移転

二本松の仮事務所に粘土を運び込む組合関係者
 東京電力福島第一原発事故の警戒区域にある浪江町の大堀相馬焼協同組合は26日、二本松市の小沢工業団地に設けられた仮事務所に移った。6月中の新たな拠点での製作や販売などの再開を目指し、準備を進める。  仮事務所は、中小企業基盤整備機構(中小機構)が二本...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

浪江・両竹大字会、飯坂に集う 県内外から28人、絆を確認

地域の絆を確かめ合った参加者
 浪江町両竹地区の住民らでつくる「両竹大字会」は25日、福島市飯坂町の旅館叶やで開かれ、県内外から28人が参加し、地域の絆を再確認した。  同地区は27世帯、約80人が住んでいたが東日本大震災の津波で10人が死亡、2人が行方不明となっている。正月をは...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

川内帰村果たし2人展 いわき 志賀さん夫妻 絵画と陶器400点

被災前に制作した作品を手に取る志賀さん
 絵画と陶器の展覧会「残された花々」展~川内村へ帰ります~は、いわき市のアートスペースエリコーナで開かれている。29日まで。  郡山市、福島市に続き3回目の開催。川内村の陶芸家志賀志津さん(58)、同じく陶芸家の夫敏広さん(63)の作品展で、被災前に...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

独自の内部被ばく検査開始 浪江町、役場機能移転自治体で初

ホールボディーカウンターに入る受診者(奥)
 浪江町は独自にホールボディーカウンターを購入し26日、二本松市の安達運動場仮設住宅にある国保津島診療所で町民の内部被ばく検査を開始した。東京電力福島第一原発事故で役場機能を他に移している自治体では初めて。  診療所の東側に4棟の検査棟を設けた。放射...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

県が大熊町に謝罪 SPEEDI消去を説明

 東京電力福島第一原発事故発生後、県にメールで送信された「緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム(SPEEDI)」の試算データ消去問題で、県は26日、大熊町に経緯を説明し、謝罪した。  県生活環境部の古市正二次長が会津若松市にある町役場会津若松...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

本格除染へ調査実施了承 川俣山木屋自治会

放射線モニタリングの調査実施を了承した山木屋地区自治会役員会
 計画的避難区域に指定されている川俣町山木屋地区の本格除染計画で、山木屋地区自治会の役員会は26日、除染に必要な家屋などの放射線モニタリング調査の実施を了承した。環境省福島環境再生事務所は今後、住民に現地調査の目的などを説明する。  同事務所は町保健...[記事全文

町、一次復興計画説明 楢葉、議会「今後は議決必要」

復興計画が報告された楢葉町議会全員協議会
 楢葉町は26日、町議会全員協議会で第一次町復興計画を報告した。5月中旬をめどに計画を冊子にまとめ避難先の全世帯に発送する。  町いわき出張所谷川瀬分室で開かれた全員協議会で町は計画策定の経緯を説明。今後、状況に応じて随時見直しを図りながら予算化し事...[記事全文

タイヤ50本盗難 広野の旧緊急時避難準備区域

 旧緊急時避難準備区域の広野町にある自動車関連事業所で今月下旬、タイヤ約50本が盗まれていたことが26日、捜査関係者の話で分かった。双葉署は窃盗事件として調べている。  捜査関係者によると、21日ごろから24日ごろにかけ、事業所の駐車場に置いてあった...[記事全文

富岡の「市」活気もう一度 町民が長い列、充実 大玉の仮設で店長

富岡町民待望の仮設店舗で接客する渡辺店長(右)
■須賀川の借り上げ住宅に避難 渡辺吏さん(52)  「いらっしゃいませ。いらっしゃいませ」。店長の渡辺吏(つかさ)さん(52)の声が弾む。  東京電力福島第一原発事故で富岡町民が避難している大玉村の安達太良仮設住宅に26日、仮設店舗「富岡えびすこ市...[記事全文

カテゴリー:連載・再起

【覆された備え9】予期しない町外避難 40年の「安全」を過信

国会の事故調査委員会で、原発事故直後の混乱を語る渡辺町長(左)=22日、会津大
 東京電力福島第一原発事故を調べている国会の調査委員会(国会事故調)のメンバーが次々と質問を繰り出した。  「日頃の訓練は役に立たなかったと思いますか」  「ヨウ素剤はいつ服用すれば有効だと考えていましたか」  今月22日、国会事故調は会津若松...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・福島と原発

野菜46点は基準下回る 放射性物質検査

 県は26日、野菜の放射性物質検査の結果を【表】の通り発表した。15市町村の21品目、46点を調べた結果、全ての検体で放射性セシウムは検出下限値未満か、食品衛生法の基準値(1キロ当たり100ベクレル)以下だった。  放射性セシウムが検出されたのはいわ...[記事全文

近畿大開発の線量測定装置 「食品モニタ」導入へ 川俣町

 川俣町は25日までに、町民が操作して農作物に含まれる放射性物質を測定できる装置「食品モニタステーション」1台を導入することを決めた。東京電力福島第一原発事故による農作物の風評被害を払拭(ふっしょく)し、食の安全性の確保に役立てる。  町の復興支援ア...[記事全文

おいしいモモ届けたい 桑折で摘花作業始まる

ピンク色になったモモ畑で始まった摘花作業=桑折町伊達崎地区
 県北地方の果樹地帯でモモの摘花作業が始まった。献上桃で知られる桑折町の「こおり桃源郷」で栽培をしている同町伊達崎の農業相原泰之さん(39)方のモモ畑では25日、相原さんの母トミさん(66)が知人の手伝いを受け、「あかつき」「川中島白桃」などの花の摘...[記事全文

いわきに事務所設置検討 県、避難者の保健福祉業務で

 いわき市内に避難している双葉郡を中心とした多数の避難者の保健福祉業務について市側の負担が増大している問題で、県は25日までに、避難者分の業務を担う保健福祉事務所の同市への設置に向けて検討に入った。  同市が受け入れている避難者は約2万3000人に上...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

帰還/川内からの報告(41)困難抱え営業再開 経営環境激変 悩む事業者

再開した店で商品を陳列する箭内さん夫妻
 なじみの客が待っていてくれたことに感激した。  「避難生活を早く切り上げないと体がなまっちまう」。川内村下川内で食料品や日用品を扱う「とりじ商店」を営んでいた箭内義之さん(63)が再び店を開けたのは今月2日だった。「いやあ、待ってたんだ」。近所に住...[記事全文

カテゴリー:連載・原発大難

【覆された備え8】「過酷事故」想定なし 訓練規模 膨らんだが...

県は原子力防災訓練を平成12年から毎年、実施した。訓練で自衛隊の車両を使い、避難所に到着した住民
 「シビアアクシデント(過酷事故)に対応する訓練にしたい」。10年ほど前、原子力防災を受け持った県職員は県の主な部局に相談を持ち掛けた。  ところが、一部の部署から予想もしなかった答えが返ってきた。「そんな言葉はない」。過酷事故が起きるという考え方が...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・福島と原発

【住宅表土の現場保管】年内除染 黄色信号 住民と協議難航 渡利地区は計画の2割

民家敷地の表土を削り取り、密閉容器に入れる作業員=23日、福島市小倉寺の民家
 住宅の除染で出た土を敷地内で保管する「現場保管方式」が難航している。国の除染ガイドラインで推奨する保管方法だが、福島市の渡利地区では、敷地に残すことに抵抗感を示す住民との協議に手間取り、計画の2割程度しか進んでいない。南相馬市では除染土を敷地内に埋...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・断面

今を生きる 不滅の美 作品に込め 白鳥、猪苗代湖、磐梯山... 観光復興の力に

賞状を手にする伊藤さんと優秀賞に輝いた「冬の使者」
■アジア大賞展3年連続優秀賞 郡山のデジタルアート作家 伊藤峰洋さん53  白鳥が、青く輝く猪苗代湖と豊かな自然を背に羽ばたき、磐梯山が雄大にたたずむ-。「福島の風景はこんなに美しいんだと伝えたかった」。郡山市のデジタルアート作家・伊藤峰洋さん(53...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

加工食品45点 基準値下回る

 県は25日、生麺や調味料など加工食品の放射性物質検査の結果を【表】の通り発表した。七市町村で加工された45点を調べ、放射性セシウムは全ての検体で食品衛生法の新基準値(1キロ当たり100ベクレル)か暫定基準値(1キロ当たり500ベクレル)以下だった。...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

秋元湖のコイなど基準超 県が釣り、漁自粛を要請

 県は25日、魚介類144点の放射性物質の検査結果を【表】の通り発表した。秋元湖のコイとギンブナなどから食品衛生法の基準値(1キロ当たり100ベクレル)を超える放射性セシウムが検出された。県は同日、秋元湖と支流を含む流入河川、流出する長瀬川で釣りや漁...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

家財道具賠償の対象に 旧緊急時避難区域で東電が方針

 東京電力福島第一原発事故による旧緊急時避難準備区域の住民に対する賠償で、東電は事故と因果関係が認められる場合、住宅内にあった家財道具も賠償の対象とする方針を決めた。今月中にも、住宅・土地に対する賠償方針と合わせて発表する見通しだ。  避難区域再編の...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

津波被害 県内農地復旧4.1% 農業再開は17.1% 被災6県で最低

 東日本大震災で津波被害を受けた本県沿岸部の農地5462ヘクタールのうち、3月11日現在で復旧が完了したのは226ヘクタール、4・1%にとどまり、被災6県の中では岩手県の3・8%に次いで低い。さらに県内の津波被災地の農家で農業を再開したのは17・1%...[記事全文

佐藤知事8月訪欧 研究機関設置求めIAEA訪問案も

 佐藤雄平知事は8月にも訪欧する見通しとなった。ドイツの自治体と、医療機器関連企業の相互交流を開始することを確認する。  佐藤知事は、世界最大規模の医療機器展示会「MEDICA(メディカ)」が毎年、開かれているドイツのノルトライン・ヴェストファーレン...[記事全文

予算額上回る見通し 大熊町固定資産税

 大熊町が町内に立地する東京電力福島第一原発1~4号機に課税する今年度の固定資産税額は、町が当初予算で見込んだ税収約16億円を数億円程度上回る見通しになった。原発事故で原子炉などが損壊したことで大幅な減収が懸念されていたが、事故対応で導入された複数の...[記事全文

高速無料継続を 本県自主避難者ら署名提出

民主党に高速道無料化を求める森川弁護士(手前左)ら
 東京電力福島第一原発事故の避難者を支援する東京災害支援ネット「とすねっと」は24日、国に対して自主避難者らの高速道路無料化を求めた。  代表の森川清弁護士(東京都)と自主避難者が国会と国土交通省を訪れ、県外に避難した子どもと県内に残る親が再会する場...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

振興局に事務所を いわき市長が知事に要望

佐藤知事と会談する渡辺市長(手前左)
 渡辺敬夫いわき市長は24日、市役所で佐藤雄平知事と会談し、市内の避難者の保健福祉業務が「飽和状態にある」として県いわき地方振興局内に避難者分の業務を担う保健福祉事務所を設置するよう求めた。渡辺市長によると、佐藤知事は「1日も早く結論を出したい」と応...[記事全文

アワビ・ウニ漁自粛 今期も昨期に続き

 5月1日のアワビ・ウニ漁解禁を控え県鮑雲丹増殖協議会は昨期に続き今シーズンも漁を自粛する。県のモニタリングで放射性物質が検出されていることを踏まえ24日、いわき市小名浜の県水産試験場で開いた同協議会役員会で決めた。  今月6日から9日にかけ、いわき...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

内部被ばく線量問題なし 福島市が5205人検査終了で報告

 福島市民の内部被ばく検査は、これまで5205人の検査が終わり、全員が預託実効線量(20歳未満が70歳まで、20歳以上が50歳までに体内から受ける内部被ばく線量)は全員1ミリシーベルト以下だったことが分かった。24日、市復興推進本部会議・災害対策本部...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

放射線対応策など探る 県市町村スポーツ担当者会議

スポーツ担当者が抱く放射線への悩みに答えた会議
 県市町村スポーツ担当者会議は24日、福島市の福島テルサで開かれ、放射線への対応策などを探った。  日本原子力研究開発機構の担当者が放射線に関する知識を説明した。大会開催の判断基準は「文部科学省が屋外活動の目安としている毎時1マイクロシーベルト以下」...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

【伝統工芸の風評被害】会津桐ブランド危機 品質良いのに... 売り上げ減PRに躍起

博物館の展示品を名残惜しそうに見詰める飯塚さん
 「会津桐」のブランド化の取り組みが東京電力福島第一原発事故による風評被害で打撃を受けている。品質が良いとされる三島町などでは桐(きり)製品の売り上げが大幅にダウン。販売業界は風評被害解消のため県外で独自のPRに努めるが、売り上げが増加に転じる材料は...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・断面

今を生きる 夜の森の並木 表現 仮設のまつりで披露

富岡町の歌「望郷桜」を手掛けた遠藤さん(右)と青谷さん
■富岡から三春に避難遠藤富次郎さん(65) 古里思う「3・11望郷桜」作詞  「誰も居ないが綺麗に咲いて みんなが戻ると咲いて待つ」。三春町の柴原萩久保仮設住宅に避難している富岡町、遠藤富次郎さん(65)は古里を思う歌「3・11 望郷桜」を作り、22...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

【覆された備え7】県の提案で住民参加 難色の国を説き伏せ

平成元年11月の原子力防災訓練に参加した住民=「月刊ふくしま」第272号から
 平成元年7月、県生活福祉部長に就いた新妻威男(77)は、11月に予定されていた原子力防災訓練の計画案を修正するよう部下に指示した。  「原発立地地域の人たちが入らない訓練には意味がない。住民が避難を体験する内容を盛り込んで計画案を作り直してほしい」...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・福島と原発

帰還/川内からの報告(40)除染に「数字の壁」 農地、山林 手探りの前進

民家の除染作業は急ピッチで進められているが、限界も感じさせる
 空間放射線量毎時0.23マイクロシーベルト以下。  川内村が復旧計画で示した除染の目標値だ。村内の建設会社などでつくる「村復興事業組合」に委託し、昨秋から作業を始めた。例年にない雪で遅れたが、学校、役場、診療所、教員宿舎に加え、子どもがいる23世帯...[記事全文

カテゴリー:連載・原発大難

野菜は基準値内 放射性物質検査

 県は24日、野菜の放射性物質検査の結果を【表】の通り発表した。7市町村の11品目、14点を調べた結果、全ての検体で放射性セシウムは検出下限値未満か、食品衛生法の基準値(1キロ当たり100ベクレル)以下だった。セシウムが検出されたのは二本松市のニンジ...[記事全文

野菜は基準値内 放射性物質検査(4月24日発表)

 県は24日、野菜の放射性物質検査の結果を【表】の通り発表した。7市町村の11品目、14点を調べた結果、全ての検体で放射性セシウムは検出下限値未満か、食品衛生法の基準値(1キロ当たり100ベクレル)以下だった。セシウムが検出されたのは二本松市のニンジ...[記事全文

今を生きる 伝統のみこし 絆確認 避難住民に参加呼び掛け 来月4日、2年ぶり例大祭

みこしが練り歩く日を楽しみに待つ鈴木区長(左)と大嶺宮司
■いわき・豊間区長 鈴木徳夫さん 76  東日本大震災で津波により地域全体に壊滅的な被害が出た、いわき市平豊間地区で5月4日、2年ぶりに春の例大祭が行われる。地元の豊間諏訪神社に奉納されている伝統のみこしが、年に1度練り歩く地域挙げての一大行事。ほと...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

【SPEEDIデータ消去】県の受信容量不足 文書管理規則徹底されず 体制不備浮き彫り

県災害対策本部に設置されているSPEEDIの専用端末。震災当時は緊急回線が寸断され機能しなかった=23日
 東京電力福島第一原発事故後、県にメール送信された「緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム(SPEEDI)」の試算データが消去されていた問題で、職員に割り当てられたメールの受信容量は25メガバイトと、20~50通程度しか受信できなかったことが2...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・断面

【履された備え6】初訓練 シナリオ通り 住民は直接参加せず

県原子力防災訓練で行われたスクリーニング=平成22年11月、県提供
 大熊町の県原子力センターに設けられたモニター画面の前に、県外からの視察者が集まった。昭和58年11月30日。本県初の原子力防災訓練の様子がリアルタイムで画面に映し出された。  わが国で行われた総合的な原子力防災訓練としては、茨城県に次いで2番目だっ...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・福島と原発

帰還/川内からの報告(39)窓明かり探す日々 復興祈りながら二重生活

村長選で村民は現職の路線を支持した。選挙カーに手を振る有権者=4月12日
 22日の川内村長選で遠藤雄幸村長が三選を果たし、村民は「帰村宣言」を支持した形になった。3月に約300人だった帰村者は3週間で約540人に増えたが、避難先と往復する村民も多い。震災前の生活環境を取り戻すには多くの課題が横たわる。帰村と復興への取り組...[記事全文

カテゴリー:連載・原発大難

東電対応72%「評価せず」 本社が震災1年で県民世論調査

 東日本大震災と東京電力福島第一原発事故から1年が経過したことを機に、福島民報社は福島テレビと共同で県民世論調査を実施した。東電の原発事故対応への評価を聞いたところ、「評価しない」の回答が72・0%に上った。復興に向けて最も必要なことについては「原子...[記事全文

猛暑、節電なし、8月電力不足か 東北電が需給見通し

 東北電力は23日、今夏の電力需給で、平成22年並みの猛暑で節電を実施しない場合、8月のピーク時に供給予備率がマイナス0・6%となり、電力不足に陥る恐れがあると発表した。一方、節電を実施した場合、予備率は2・9%を確保できるとした。  運転停止中の女...[記事全文

県のメール容量不足 SPEEDIデータ消去

県災害対策本部に設置されているSPEEDIの専用端末。震災当時は緊急回線が寸断され機能しなかった=23日
 東京電力福島第一原発事故後、県にメール送信された「緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム(SPEEDI)」の試算データが消去されていた問題で、職員に割り当てられたメールの受信容量は25メガバイトと、20~50通程度しか受信できなかったことが2...[記事全文

町村合併「避けて通れぬ」 遠藤富岡町長発言

 富岡町の遠藤勝也町長は23日、郡山市で開かれた町議会全員協議会の休議中に報道各社の質問に応じ、双葉郡の町村合併について「今後の問題として避けて通れない」という考えを示した。  遠藤町長は双葉郡の中で広域的に地域づくりを検討することの必要性を強調。「...[記事全文

国公立合格者高水準11.2% 今春の大学入試

 今春の大学入試で、全日制県立高校の卒業生に占める国公立大合格者の割合は11・4%と、過去2番目に高い水準だった。統計を取り始めた平成4年以降、過去最高だった23年よりは0・1ポイント低い。県教委が23日、発表した。  卒業者数は前年に比べ661人減...[記事全文

新人フラガール初練習

初レッスンに臨み、笑顔でステップを踏む新人フラガール
 2月にグランドオープンした、いわき市のスパリゾートハワイアンズの新人「フラガール」5人が23日、初レッスンに臨み、笑顔でステップを踏んだ。  5人はそれぞれ福島市、いわき市、茨城県北茨城市、東京都八王子市、大津市出身で、踊りを学ぶ常磐音楽舞踊学院の...[記事全文

福医大で白衣式 「本県支える医療人に」

棟方病院長を前に誓いの言葉を述べる青木さん(中央)
 福島医大の白衣式は23日、福島市の学内で行われた。付属病院で患者に接する臨床実習に臨む医学部5年生89人が白衣を身に着け、復興に向かう本県の医療を支える決意を新たにした。  大戸斉医学部長が「震災、原発事故を受け、福島医大は新たな歴史をつくっている...[記事全文

放射線研究の国際水準学ぶ 福医大生、専門家と対話集会

福島医大の学生が放射線研究の国際水準に触れた対話集会
 東京電力福島第一原発事故を受け、日本財団が招待した世界の放射線専門家と、福島医大生との対話集会が23日、福島市の同大で開かれ、医学生らが放射線研究の国際水準に触れた。  米国やカナダ、アルゼンチンから放射線防護や、放射線の健康影響などの研究分野で国...[記事全文

34蔵元の新酒堪能 県酒造組合が「春のまつり」

各蔵元の新酒を楽しむ参加者
 県酒造組合の「春の新酒まつり」は23日、福島市のホテル辰巳屋で開かれた。  県内34蔵元の大吟醸や純米吟醸などの新酒約120銘柄が並んだ。約220人が訪れ、各蔵元のブースを巡りながら自慢の味を堪能した。  席上、県春季鑑評会の知事賞受賞式が行われた...[記事全文

来月4日、2年ぶり例大祭 いわきの豊間地区

みこしが練り歩く日を楽しみに待つ鈴木区長(左)と大嶺宮司
 東日本大震災で津波により地域全体に壊滅的な被害が出た、いわき市平豊間地区で5月4日、2年ぶりに春の例大祭が行われる。地元の豊間諏訪神社に奉納されている伝統のみこしが、年に一度練り歩く地域挙げての一大行事。ほとんどの住民が家を失い各地に避難を余儀なく...[記事全文

国が空間線量予測 5年後も高線量残存 50ミリシーベルト超 大熊 双葉 浪江 葛尾に

 政府は22日、福島市で開かれた「双葉地方町村と国との意見交換会」で、東京電力福島第一原発周辺市町村の今後20年にわたる空間放射線量予測図を示した。除染を実施しなかった場合の試算で、政府が帰還困難区域解除の一つの目安とする5年後(2017年)でも、大...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

【避難区域の医療施設】基金使えず再開困難 資金、人材が不足 住民帰還へ対策急務

 東京電力福島第一原発事故に伴う避難区域再編に向けた協議が進む中、住民帰還を促す上で不可欠な医療施設への支援が行き届かず、存続の危機に直面するケースが出ている。警戒区域が解除された南相馬市小高区の病院は、医師確保やインフラ整備の遅れから再開のめどが立...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・断面

【覆された備え5】防災計画策定手探り 国の指針超えられず

 3月末に県を退職した鈴木義仁(59)は「かつて手掛けた仕事をどう受け止めるべきか」に思いを巡らす。  三十数年前に原子力防災に関わった。そして、退職前の1年間は、農林水産部長として東京電力福島第一原発事故による農林水産業の被害対策に追われた。 ■素...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・福島と原発

南相馬で動物供養

警戒区域に取り残されて死んだ家畜やペットの慰霊祭で、焼香する参加者
 東京電力福島第一原発事故に伴う警戒区域に取り残されて死んだペットや家畜の慰霊祭は区域設定1年となった22日、南相馬市原町区の岩屋寺で行われた。  動物ボランティアらでつくる実行委員会が東京都の上野公園野外ステージと同時開催した。動物愛護団体、ペット...[記事全文

川内村長選 遠藤氏3選 再生取り組み本格化 除染、雇用...帰還へ正念場

 22日に投開票された川内村長選で、「帰村宣言」を打ち出した現職の遠藤雄幸氏(57)が3選を果たしたことで、村は東京電力福島第一原発事故に伴う村内の除染をはじめ商工業の再開、雇用の確保など生活環境の再生に向けた取り組みを本格化させる。ただ、農地や山林...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

遠藤氏が3選 川内村長選 新人2人に大差

当 1433 遠藤 雄幸 57 無現    443 猪狩 健寿 65 無新     79 西山千嘉子 63 無新          (選管最終、敬称略)  任期満了に伴う川内村長選は22日投開票され、現職の遠藤雄幸氏(57)=無所属=が1433票を...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

SPEEDIメール消去 「命軽視」と怒り 浪江町長声荒げ

 命をなんだと思っているのか-。「緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム(SPEEDI)」のメール消去問題で、県のずさんな対応が明らかになった20日、避難生活を送る浪江町民らに怒りが広がった。町民の多くは、放射性物質の拡散予測を知らされないまま...[記事全文

浪江町長が真相究明求める 国会事故調が会合

事故調査委員会で事故に関する原因究明を求める馬場町長(右から2人目)
 国会の東京電力福島原子力発電所事故調査委員会の第10回委員会は21日、二本松市民会館で開かれ、浪江町の馬場有町長らが参考人として出席した。馬場町長は福島第一原発事故の発生当時、国や県、東電から連絡通報がなかった点や「緊急時迅速放射能影響予測ネットワ...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

平野復興相が小高など視察

小高区の被災状況を視察する平野復興相。右は桜井市長
 平野達男復興相は21日、避難区域再編後初めて南相馬市を訪れ、旧警戒区域の小高区の被災状況を視察した。  平野氏は「上下水道などのインフラ整備を早急に進めるため、市をできるだけ丁寧に支援する。国と県ができることは行う」と述べた。旧警戒区域での事業再開...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

放射線 放射性物質 Q&A 鼻血は被ばくが原因か

 最近、鼻血が出たことがあります。周囲の放射線が原因ではないかと心配です。現在の放射線量であり得るのでしょうか。放射線に被ばくした場合に人体に出る症状にはどのようなものがあるのか教えてください。 【回答者】県放射線健康リスク管理アドバイザー・長崎大大...[記事全文

カテゴリー:放射線・放射性物質Q&A

今を生きる 共に楽しみ心はつらつ カラオケは入所者への妙薬

入所者とデュエットする池田さん(右)
■飯舘村特養専属医師 池田正昭さん65  福島市飯坂町の池田医院長池田正昭さん(65)は、全村避難の飯舘村で運営が認められている村特別養護老人ホーム「いいたてホーム」を毎週木曜日に訪れ、健康チェックと自慢のカラオケで93人の入所者を支えている。19日...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

【覆された備え4】学校シェルター浮上 核燃税活用立ち消え

昭和60年発刊の「大熊町史」に掲載された大熊中の建物。2年後、県は双葉郡内の学校施設の「シェルター化」を検討した
 県は東京電力から支払われる核燃料税の税率や使い道を5年に1度、見直した。昭和62年、県税務課が中心になって、3期目の課税期間に向けた準備を進めた。その検討の中で、ある職員が放射性物質から住民を守るアイデアを思い付く。  原子力発電所が立地する双葉郡...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・福島と原発

牛肉基準下回る 放射性物質検査

 県は21日、牛肉の放射性物質検査の結果を【表】の通り発表した。15市町村の農家30戸が生産した57頭を検査した結果、53頭で放射性セシウムは検出下限値未満だった。残る4頭は食品衛生法の暫定基準値(一キロ当たり500ベクレル)以下だった。最大は福島市...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

【覆された備え3】県、事故報告見合わせ 手薄だった緊急時対策

放射性廃液の漏出事故の原因となったバルブ=県原子力安全行政10周年記念誌より
 昭和48年、東京電力福島第一原子力発電所で放射性廃液の漏出事故が起きた時、県議会は6月定例会の会期中だった。  県は発生から4時間後の6月25日午後8時半ごろに東電から事故の連絡を受けていた。翌26日の本会議は、社会党の渡辺岑忠(みねただ)=郡山市...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・福島と原発

今を生きる 避難先で指導再開 心軽やか華麗にステップ 郡山 生きがい取り戻す

社交ダンスの指導をする佐々木さん(中央)
■双葉スポーツダンス連盟代表 佐々木実さん61  「さぁ、いくわよ~」。優しい掛け声とともにパートナーの女性と手を取り合う。郡山市富田町のおだがいさまセンターで17日、社交ダンス教室が始まった。講師は双葉スポーツダンス連盟代表の佐々木実さん(61)。...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

野菜は基準値内

 県は20日、野菜の放射性物質検査の結果を【表】の通り発表した。10市町村の11品目、21点を調べた結果、全ての検体で放射性セシウムは検出下限値未満か、食品衛生法の基準値(1キロ当たり100ベクレル)以下だった。  セシウムが検出されたのは福島市のク...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

クチボソ空揚げ新基準値超える 加工食品

 県は20日、乾燥野菜など加工食品の放射性物質検査の結果を【表】の通り発表した。須賀川市の飲食店で加工されたクチボソ(モツゴ)の空揚げから新基準値(1キロ当たり100ベクレル)を超える130ベクレルの放射性セシウムが検出された。県は同日、飲食店に出荷...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

広野のタケノコ基準値超の1300ベクレル キノコと山菜

 県は20日、キノコと山菜の放射性物質の検査結果を【表】の通り発表した。13市町村の16点を調べ、広野町のタケノコから食品衛生法の基準値(1キロ当たり100ベクレル)を超える1300ベクレルの放射性セシウムが検出された。  県は同日、広野町にタケノコ...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

いわき産タラノメ基準超 市が出荷自粛要請

 いわき市は19日、市内産のタラノメの出荷自粛を生産者や直売所などに要請したと発表した。  市の検査で市内常磐地区の出荷前のタラノメから食品の新基準値(1キロ当たり100ベクレル)を超える1キロ当たり358ベクレルの放射性セシウムが検出されたため。県...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

第一原発1~4号機廃止 固定資産税評価難航で大熊町、税収減懸念

 東日本大震災で事故を起こした東京電力福島第一原発1~4号機は電気事業法に基づき19日付で廃止された。立地する大熊町は廃止後も原発への固定資産税の課税を続けるが、放射線量が高く立ち入れないため、建屋などに課税するための資産価値の評価ができない。さらに...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

避難区域賠償は平等 政府が精神的損害で初の方針 大熊町長に示す

 松下忠洋復興副大臣は19日、会津若松市で大熊町の渡辺利綱町長と会談し、東京電力福島第一原発事故の避難区域再編後、帰還時期が同じであれば賠償額に差をつけない考えを示した。渡辺町長は「全町民が同じ扱いになることはよかった」と、放射線量に基づく政府の区域...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

家屋は新築時価格で算出 政府賠償案

 政府は19日までに、東京電力福島第一原発事故による避難区域の宅地・家屋など不動産の賠償についての方針をまとめ、県と関係自治体に伝えた。家屋は、新築時の取引価格を試算し賠償額の算定基準とする見通し。中古価格でなく新築したと仮定した価格を算定に用いるこ...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故