東日本大震災

2012年4月アーカイブ

浪江町が復興ビジョン正式決定 8月にも計画策定

浪江町の復興ビジョンを正式に決めた町議会臨時会
 浪江町は19日、町復興ビジョンを正式に決めた。町民の意向を踏まえた町外コミュニティ(リトル浪江)の設置、東京電力福島第一原発事故に関する訴訟への支援、生涯にわたる健康管理手帳の作成などを盛り込んだ。同日二本松市で開かれた町議会臨時会に議案として提出...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

「会津なみえ会」発足

設立総会であいさつする鈴木さん(右)
 会津地方に避難している浪江町民が19日、「会津地方なみえ会」をつくった。設立総会を会津若松市生涯学習総合センター(會津稽古堂)で開き、会長に鈴木宏孝さんを選んだ。  町によると、会津地方では約1000人の町民が生活している。鈴木さんら民間借り上げ住...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

東豊国(古殿)吟醸酒1位 南部杜氏の自醸清酒鑑評会

震災を乗り越えての受賞を喜ぶ矢内代表社員
 岩手県の南部杜氏(とうじ)協会の第93回自醸清酒鑑評会の上位銘柄が19日決まり、豊国酒造(古殿町)の「東豊国」が一昨年の前回に続き2回連続で吟醸酒部門1位に輝いた。本県ではこの他、吟醸酒部門で吉の川酒造店(喜多方市)の「会津吉の川」が3位、国権酒造...[記事全文

22日に業務開始 被災地雇用創出の「いわきコールセンター」

22日から業務を始めるいわきコールセンター
 いわき市に被災地の雇用創出を目的とした株式会社「いわきコールセンター」が設立され、22日から注文の受け付け業務を始める。今年度中に200人を採用する計画で、女性を中心に約110人が職に就いた。人材養成しながら業務を広げる。  成長分野のコールセンタ...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

今年度も教育旅行「第1号」 那須の黒田原中、若松訪問

鶴ケ城をバックに記念撮影する黒田原中の生徒ら
 栃木県那須町の黒田原中2年生は19日、遠足で会津若松市を訪れた。東日本大震災直後の昨年4月、県外校で最も早く同市を訪れて市民を励まし、平成24年度も教育旅行「第1号」として会津の魅力に触れた。  鶴ケ城で歓迎セレモニーを行い、室井照平市長が「昨年は...[記事全文

心療内科の診察開始 川内村立診療所

心療内科に訪れた村民の様子を聞く新村医師(左)
 避難区域再編で一部に設定されていた警戒区域が解除された川内村の村立診療所で19日、新設された心療内科の診察が始まった。精神科医が原則、毎月第3木曜日(午後1時30分~午後5時)に村民の心のケアなどに当たる。  あさかホスピタル(郡山市)が精神科の新...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

富岡町民 待つ桜

警戒区域の富岡町夜の森地区で咲き誇る桜
 東京電力福島第一原発事故で警戒区域になっている富岡町夜の森地区の桜が満開になり19日、報道機関に公開された。  一般の立ち入りが制限されているため人影はないが、約2キロ続く桜並木は町民との再会を待ちわびるかのように見事に咲き誇っていた。  県内外で...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

【覆された備え2】廃液漏れ通報遅れる 「蚊帳の外」大熊町怒り

昭和48年、放射性廃液漏れ事故が起きた建屋=県原子力安全行政10周年記念誌より
 「炉心には放射能と言う怪物が充満しておる事実は覆い隠す術はない」  昭和57年、大熊町長の遠藤正は、原子力発電所が抱える危うさを、人間にとってうかがい知れない怪物のような存在に例えた。「県原子力安全行政10周年記念誌」に掲載されたあいさつ文の一節...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・福島と原発

1年ぶり活動再開 会員、笑顔で山登り

再開したクラブの活動に参加し笑顔を見せる町民ら
■ならはスポーツクラブ  楢葉町の総合型地域スポーツクラブ「ならはスポーツクラブ」(松本親臣会長)が約1年ぶりに活動を再開した。14日には茨城県で登山を企画し、26人が参加した。ゼネラルマネジャーを務める同町の遠藤ノブ子さん(61)は「みんなの笑顔が...[記事全文

カテゴリー:連載・再起

野菜は基準値内 放射性物質検査

 県は19日、野菜の放射性物質検査の結果を【表】の通り発表した。13市町 村の38点を調べた結果、全ての検体で放射性セシウムは検出下限値未 満か、 食品衛生法の基準値(1キロ当たり100ベクレル)以下だった。  セシウムが検出されたのは南相馬市のリー...[記事全文

加工食品120点基準値下回る

 県は19日、乾燥野菜や漬物など加工食品の放射性物質検査の結果を【表】の通り発表した。27市町村で加工された120点を調べ、放射性セシウムは全ての検体で食品衛生法の新基準値か暫定基準値以下だった。放射性ヨウ素は全て検出下限値未満だった。  乾燥野菜は...[記事全文

南相馬市、買い取り額示す 移転促進区域 宅地と住宅敷地内農地

 東日本大震災の津波被害に伴う防災集団移転促進事業で、南相馬市は18日までに移転対象となる「移転促進区域」の宅地などの買い取り額を示した。同市で買い取り額が示されるのは初めて。  宅地は原町区で6540~1万500円、鹿島区で5700~8100円とな...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

小中学校100人前後 来春の教員採用 高校は70~80人 県教委

 県教委は18日までに来春、再開する小中学校教員の採用規模を100人前後とする方向で最終調整に入った。東京電力福島第一原発事故以前とほぼ同じ採用者数となる。高校教員採用は70~80人の見込みで、採用教科を増やす。  小中学校教員は今春、採用を見送った...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

【会津への教育旅行】県外200校 回復の兆し 安全 地道に訴え 保護者不安 再開の「壁」

会津若松市の鶴ケ城を訪れた中学生。市内への教育旅行は回復しつつある=18日午後
 東京電力福島第一原発事故に伴う風評被害で激減した会津若松市への県外からの教育旅行が回復の兆しを見せ始めた。昨年度は100校と一昨年度の8分の1に落ち込んだが、今年度は現時点で200校以上が訪れる見通しだ。関係団体が各校を直接訪問して安全性を訴えるな...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・断面

【覆された備え1】シェルター構想幻に 安全信じ議論されず

国の現地事務所の開所式に臨む遠藤氏(右から2人目)。住民を守るための壮大な構想を描いた=昭和55年撮影、県原子力安全行政10周年記念誌より
 大熊町副町長の鈴木茂(63)は4月上旬、会津若松市にある町役場会津若松出張所の一室で、1冊の本を食い入るように見つめた。「こんな壮大な考えを持っていたとは...」。視線の先にあるのは、元町長の遠藤正が昭和57年にしたためた一文だった。  「阿武隈山...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・福島と原発

上質の牛これからも 枝肉共励会で「日本一」 色や光沢脂肪の入り 最高ランクの評価

不安と闘いながら仕事に励む敏美さん・ナツさん夫妻
■白河の肥育農家 深沢敏美さん(63)ナツさん(57)夫妻  白河市東の牛の肥育農家である深沢敏美さん(63)・ナツさん(57)夫妻が育てた牛が、東京都中央卸売市場食肉市場で開かれた全国肉牛事業協同組合第3回枝肉共励会(交雑種)でグランドチャンピオン...[記事全文

カテゴリー:連載・再起

家族数で賠償算定 避難区域の屋内家財

 東京電力福島第一原発事故による避難区域の屋内の家財の賠償について国と東電は17日までに、世帯人数に応じ賠償額を算定する方向で調整に入った。大人1人当たり200~300万円、子どもは大人の半額とする案が浮上しているもようだ。  関係者によると、中古車...[記事全文

期間に応じ不動産賠償 居住制限、解除準備区域

 避難区域再編に伴う居住制限、避難指示解除準備の両区域内の土地・建物など不動産の賠償については、区域設定が解除されるまでの期間に応じて賠償額を算定する案が検討されている。  原発事故以前の固定資産評価額に一定の係数を掛けて賠償額を算定する手法などが浮...[記事全文

東電、月内に一部支払い JA県協議会 昨年12月以降の請求分

 東京電力福島第一原発事故に伴う賠償で、東電は今月中に「JAグループ東京電力原発事故農畜産物損害賠償対策県協議会」が早期支払いを求めていた昨年12月以降の請求分の一部を支払う。17日、福島市のJA福島ビルで開かれた協議会総会で東電が明らかにした。 ...[記事全文

飯野に完成祝い開園式 飯舘の草野、飯樋合同仮設幼稚園

感謝を込めて花束を贈る園児
 計画的避難区域に指定されている飯舘村の草野、飯樋合同仮設幼稚園の完成を祝う開園式は17日、福島市飯野町の合同仮設幼稚園で行われた。  園児や村の関係者合わせて約60人が出席した。菅野典雄村長が「今後も教育環境を整備し、子どもの育成に努力する」とあい...[記事全文

須賀川の被災者激励 駐日韓国大使

児童に義援金を手渡す申大使(左)
 韓国の申●秀駐日大使は17日、須賀川市の須賀川二小とかみきた仮設住宅、市体育館を訪れ、東日本大震災の被災者を激励した。  申大使はじめ、李凡淵駐仙台韓国総領事、禹日生在日韓国民団県本部団長ら9人が、韓流スター所蔵品のオークションで集めた義援金370...[記事全文

資材再利用状況調査へ 原発事故時、ホウレンソウ問題で

農業用保温資材の全県調査の概要が示された説明会
 福島市の農家が生産したホウレンソウから食品衛生法の基準値(1キロ当たり100ベクレル)を超える放射性セシウムが検出された問題で、県は今月から県内全農家を対象に、昨年の東京電力福島第一原発事故発生時に使用していた農業用保温資材の再利用状況を調べる。今...[記事全文

タコ、イカほぼ検出なし 本県海域の線量

 県が行っている相双、いわき海域の水産物放射性物質モニタリング検査の説明会は17日、相馬市コミュニティセンターで開かれた。甲殻類、貝、タコ、イカ、コウナゴなどからはほとんど検出されなかったが、ヒラメやカレイは1キロ当たり100ベクレルの放射性セシウム...[記事全文

首都圏外商復興を いわきの8社 東京に共同オフィス

共同オフィスに集った参加企業の関係者ら
 いわき市の企業8社は17日、首都圏で外商の復興を目指す「いわき復興東京協議会」を結成し、東京都中央区に共同オフィスを開設した。  東日本大震災や東京電力福島第一原発事故による風評被害の影響を克服するため、首都圏の販路拡大や情報発信に力を入れる。共同...[記事全文

相馬小高神社の桜は... 福島で避難者が花見会

花見で絆を強め合った頑張ろうおだか会のメンバー
 南相馬市小高区から各地に避難する住民でつくる、頑張ろうおだか会(徳沢智会長)は17日、福島市の荒川桜づつみ河川公園で花見会を開いた。「相馬小高神社の桜は咲いているのかな」。参加者は開花間近の桜並木に目をやり、古里へ思いをはせた。  同会は約120世...[記事全文

「双葉の桜」胸に交流 いわき仮設住宅

花見を楽しむ南台仮設住宅の住民
 双葉町からの避難者が生活するいわき市の南台仮設住宅で15日、花見が行われた。仮設住宅内に桜はないが、青空の下、飲食を共にして楽しい時間を過ごした。  仮設住宅で生活する新家林蔵さんは、会場で双葉町では同じ中浜地区に住んでいた志賀多喜子さんと一緒にな...[記事全文

家庭にリアルタイム線量計 相馬市、高数値の地区

小型のリアルタイム線量計を手にする立谷市長(左)と早野教授
 バッジ式積算線量計調査で比較的数値が高かった相馬市玉野、山上地区などの子どもらの放射線対策として自宅への小型リアルタイム線量計設置を打ち出していた市は17日、自宅をはじめ学校、通学路、農地などへの設置を開始した。  市は年間1・6ミリシーベルトを超...[記事全文

【狭い湿気薄い壁】住民嘆き、気疲れ 原発事故で帰還困難「長期支援を」 仮設入居 1年延長

介護用ベッドや衣装ケースを置くといっぱいになる氏家さんの部屋
 仮設、借り上げ住宅の入居期間が2年間から1年間延長されることが決まった17日、東日本大震災や東京電力福島第一原発事故で避難生活を続ける県内の被災者に安心が広がる一方、長引く仮設住宅での暮らしに住環境の改善を求める声が上がった。原発事故による避難区域...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・断面

今を生きる 船引の土 美しさ不変 「不安払拭を」作品に使う 銀座で21日まで絵画展

古里の土に対する思いが込められた絵画と佐藤さん
■東京芸大大学院修了、古里で創作 美術家・佐藤香さん  今春に東京芸大大学院を修了した田村市船引町春山の美術家佐藤香さん(24)は自宅周辺の土を使った壁画風の絵画の作品展を21日まで東京・銀座のペッパーズギャラリーで催している。東京電力福島第一原発事...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

避難飼い主癒やす 悩み受け郡山に開業

郡山市で動物病院を再開した(左から)正道さんと三智子さん。中央は次女の怜菜さん。後ろの壁に古里・富岡町夜の森地区の桜の写真が飾ってある
■富岡で動物病院経営 渡辺正道さん(52)三智子さん(53)  富岡町で20年以上にわたって動物病院を営んでいた獣医師の渡辺正道(せいどう)さん、(52)三智子さん(53)夫妻=郡山市方8町=は先月、郡山市富久山町に動物病院を開業した。東京電力福島第...[記事全文

カテゴリー:連載・再起

高速無料、対象IC拡大へ 「勧奨地点」住民も追加

 東京電力福島第一原発事故に伴う避難者を対象にした高速道路の無料化で、国土交通省は県内で利用できるインターチェンジ(IC)を今月の大型連休前にも拡大する方針を固めた。避難者支援策として特定避難勧奨地点の住民も新たに無料化する方向で調整している。16日...[記事全文

国の全面支援強調 細野環境相が県民健康管理調査で

中間貯蔵施設についての考えを説明する細野氏(右)
 細野豪志環境相兼原発事故担当相は16日、県の県民健康管理調査に国が直接関与し、長期的な健康管理を全面支援する考えを示した。同日、福島市の福島医大を視察後、取材に答えた。県の調査検討委員会に同省も正式メンバーとして参加したい意向で、「福島の健康問題は...[記事全文

細野環境相が難色 大熊の全域「帰還困難」指定

 避難区域を抱える8町村は、住民に対する賠償問題も絡み、再編に向けた協議事態が難航している。  大熊町は放射線量に応じて区域を再編した場合、全町民の95%が帰還困難区域に含まれる見通しで、渡辺利綱町長は賠償で差が生じないよう全域を一律に帰還困難区域に...[記事全文

中間貯蔵、大熊は大きめ 細野環境相が見通し

 16日に会津若松市で開かれた大熊町議会全員協議会で、細野豪志環境相兼原発事故担当相は同町に設置を要請している汚染土壌などの中間貯蔵施設について、楢葉、双葉両町よりも規模が大きくなるとの見通しを示した。  細野氏は「町との協議で決まることで、現時点で...[記事全文

出入り自由歓迎、一方で不安も 警戒区域解除の南相馬

警戒区域が解除され、自宅周辺の土砂の除去作業をする住民=南相馬市小高区東町
 東京電力福島第一原発事故で、南相馬市で設定されていた警戒区域と計画的避難区域が解除された16日、同市小高区などの住民の多くが自宅に自由に戻れるようになり、片付けなどに追われた。ただ、道路や水道などのインフラ復旧や除染は進んでいない。以前のような生活...[記事全文

帰還、再生へ依然課題 避難区域設定から間もなく1年

警戒区域が解除された南相馬市小高区。JR小高駅前通りには地震で倒壊した家屋などが目立つ
 東京電力福島第一原発事故に伴う避難区域の設定から22日で1年になる。田村、川内両市村に続き、16日には南相馬市の警戒区域と計画的避難区域が「避難指示解除準備」「居住制限」「帰還困難」の3区域に再編され、立ち入り可能な区域に多くの住民が戻った。しかし...[記事全文

地域安全、市民の手で 南相馬の避難区域再編でパトロール隊発足 

村田副市長から辞令を受ける石川事務局長(左)
 東京電力福島第一原発事故に伴う南相馬市の避難区域再編に合わせた「市見守りパトロール隊」の発隊式は15日、市役所で行われた。  避難区域の住民で構成する隊員ら約40人が参加。村田崇副市長がパトロール隊事務局長を務める元南相馬消防署小高分署長の石川清治...[記事全文

帰還困難区域に唯一指定 佐山さん「先見えない絶望感」 

仮設住宅で自宅の写真を見詰める佐山さん
 南相馬市の避難区域再編で唯一、帰還困難区域となった市内小高区金谷の佐山梅雄さん(54)は「頭を強く殴られたみたいなショックと先が見えない絶望感が残る」と、市内鹿島区の避難先にある仮設住宅で自宅の写真を見詰めた。  3月下旬、市職員から自宅が帰還困難...[記事全文

【「セシウム被害」の廃用牛】値崩れ避けられず 東電賠償滞り不透明

 繁殖期を過ぎた雌牛(廃用牛)の出荷が滞る事態を改善するために県と全農県本部が今春、打ち出した「集中管理方式」は、牛を更新できない繁殖農家にとって救済策となる。安全性を高め検査した上での出荷となり、消費者にも安心感は増す。しかし、出荷しても東京電力福...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・断面

【「セシウム被害」の廃用牛】1000頭 出荷滞る 繁殖農家の経営圧迫

■集中管理 安全な餌与え市場へ  東京電力福島第一原発事故から1年が過ぎ、繁殖期を終えた雌牛(廃用牛)約1000頭の出荷が県内で停滞、新しい牛に更新できずに繁殖農家の経営を圧迫している。出荷自粛で牛舎が満杯となり、生計を支える子牛の生産力が落ちている...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・断面

鎮守前に「絆」再確認 伝統の神楽奉納復活

津波被災地の特設会場で開かれた津神社の祭典で奉納された獅子神楽=相馬市原釜
■相馬・原釜の津神社祭典 2年ぶり  「地域復興に向けた力強い一歩になった」。東日本大震災の津波で甚大な被害を受けた相馬市原釜地区。15日、地元の津神社の祭典が、地域復興や住民の交流を願い2年ぶりに開かれた。地元を離れて仮設住宅で避難生活を送る住民と...[記事全文

カテゴリー:連載・再起

放射線 放射性物質 Q&A 食品の放射性セシウム新基準に戸惑い

 今月から食品に含まれる放射性セシウムの基準値が変わったと聞きました。東京電力福島第一原発事故の発生以降、定められた基準値を信じて食品を購入してきました。突然、変わってしまい、戸惑っています。 【回答者】県放射線健康リスク管理アドバイザー・長崎大大学...[記事全文

カテゴリー:放射線・放射性物質Q&A

郡山市初の「放射線と健康講演会」 市アドバイザーが解説 過度な心配ご無用

 郡山市の第一回「放射線と健康に関する講演会」は13日、市内のニコニコこども館で開かれた。安積疏水などの開拓に貢献した大久保利通公のひ孫で、郡山市原子力災害対策アドバイザーを務める大久保利晃放射線影響研究所理事長が講師で、放射線の原理と健康への影響に...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

スイセン 復興の証し 塙の河川敷 再度順調に育つ 20日ごろ一斉に開花

スイセンの生育状況を確認する緑川さん(左から3人目)。右から2人目は天沼課長
■いわき市田人町 農業 緑川潔さん(76)  「この花を見て、みんな元気を取り戻してくれっぺ」。いわき市田人町の農業緑川潔さん(76)は春の日差しの中で元気に育つスイセンを見守る。東日本大震災からの復興のシンボルとして塙町に贈られ、植え直された球根1...[記事全文

カテゴリー:連載・再起

【南相馬あす警戒区域再編】治安守れるか 出入り自由、夜無人 4000世帯パトロール強化を

 南相馬市の警戒区域の再編が16日に迫り、区域内の住民から帰還への喜びの声が上がる一方、住民でなくても自由な出入りが可能になることで防犯上の課題が浮上している。居住制限、避難指示解除準備の両区域とも夜間滞在は認められておらず「無人」となる。同市は先行...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・断面

除染該当面積を公表 田村、楢葉、川内

 環境省は14日、東京電力福島第一原発事故に伴う警戒、計画的避難両区域を対象に国直轄で進める除染のうち、田村、楢葉、川内3市町村の該当面積(概数)などを【表】の通り公表した。  田村市は避難指示解除準備区域となった都路町の4200ヘクタール。町内のほ...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

再生エネで協力を約束 デンマーク駐日大使が知事と会談

佐藤知事と会談し、復興への協力を約束したダムスゴー大使(左)
再生エネで協力を約束 デンマーク駐日大使が知事と会談 デンマークのカーステン・ダムスゴー駐日大使は14日、県庁で佐藤雄平知事と会談し、本県の復興に向け、再生可能エネルギーや医療分野で協力することを約束した。  デンマークはクリーンエネルギーの先進国。...[記事全文

全町民医療費無料化を 浪江町が国に法要請へ

 東京電力福島第一原発事故で全町避難している浪江町は、全町民の医療費無料化に向けた法整備を近く国に要請する。全町民に「放射線健康管理手帳」を配布し、被爆者援護法に基づく原爆の被爆者健康手帳と同様の措置を求める。町は双葉郡の他の7町村や、緊急時迅速放射...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

野馬追の馬が北海道から戻る 南相馬

日高町から戻った愛馬を車から下ろす佐藤さん
 東日本大震災と東京電力福島第一原発事故を受けて、南相馬市から北海道日高町に避難していた国指定重要無形民俗文化財「相馬野馬追」に出場する馬8頭が14日、約8カ月ぶりに同市に戻った。  昨年8月、馬の餌不足が深刻だった市内の状況を知った日高町は町の2つ...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

暫定基準値下回る 牛肉

 県は13日、牛肉の放射性物質検査の結果を【表】の通り発表した。14市町村の農家22戸が生産した28頭を検査した結果、放射性セシウムは検出下限値未満か、食品衛生法の暫定基準値(1キロ当たり500ベクレル)以下だった。3頭から放射性セシウムが検出された...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

ハナワサビも基準値超える

 県は13日、野菜25点の放射性物質検査の結果を【表】の通り発表した。川俣町のハナワサビから食品衛生法の基準値(1キロ当たり100ベクレル)を超える1460ベクレルの放射性セシウムが検出された。  県は同日、町に出荷自粛を要請した。県によると、出荷前...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

フキノトウ3市町 タケノコ4市町 基準値超

 県は13日、山菜13点の放射性物質の検査結果を【表】の通り発表した。伊達、桑折、国見の三市町のフキノトウ、福島、相馬、伊達、新地の四市町のタケノコから基準値(1キロ当たり100ベクレル)を超える放射性セシウムが検出された。  タケノコは検査した4点...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

被災者の心をケア 県内6カ所「センター」開設

 県は13日、東日本大震災の被災者を支援する「ふくしま心のケアセンター」を県内6カ所に開設した。  センターは保健師や看護師、精神保健福祉士らが被災者の心のケアに取り組む。センターでの相談も可能だが、訪問相談を中心に支援する。  業務は平日の午前8...[記事全文

田村、楢葉、川内今夏めどに着手 除染計画公表 環境省、国直轄地域で初

 環境省は、東京電力福島第一原発事故に伴う警戒、計画的避難両区域を対象に国直轄で進める除染のうち、田村、楢葉、川内3市町村の除染実施計画を13日、公表した。避難指示解除準備区域に移行した田村市は平成24年度中に除染を完了。同準備区域への再編が検討され...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

期待、半面課題も 除染計画公表の3市町村

 環境省が13日、田村、楢葉、川内3市町村の除染実施計画を公表したことに対し、各市町村は計画通りに除染が進むよう期待した。  楢葉町は放射線量などに応じて除染区域を2段階に分けた。平成24年度は線量が比較的高い町北西部を除染する。災害がれきが多く、線...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

町長解除準備、住民除染優先 楢葉の避難区域再編 説明会が終了

避難区域再編に向けて意見交換する楢葉町民
 楢葉町の草野孝町長は13日、会津美里町で開いた避難区域再編に関する住民説明会終了後、町内の警戒区域を月内にも避難指示解除準備区域に再編するよう国に伝えたい意向を示した。ただ、同日を含む3回の説明会では、住民側から「除染を優先すべき」などの理由で反対...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

国有林除染の拠点に 福島に対策センター設置 関東管理局

玄関前に看板を掲げる岡田局長(左)と相沢所長
 東京電力福島第一原発事故を受け、関東森林管理局(前橋市)は13日、本県を含む5県の国有林除染の拠点として森林放射性物質汚染対策センターを設置した。  県内では、国が指定した汚染状況重点調査地域の32市町村にある国有林約17万7000ヘクタールのうち...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

今を生きる 復興担う消防人に 唯一の女性伊東さん 優しさ生かす

左から小松さん、伊東さん、鈴木さん
■県消防学校に入校 伊東郁恵さん24(相馬広域) 鈴木俊光さん18(いわき市) 小松雅さん29(白河広域)  「男性に負けないよう、女性の優しさを生かして被災地で活躍したい」。相馬市の伊東郁恵さん(24)=相馬地方広域消防本部=は、被災地の復興を支え...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

5月人形 孫に残す 遊び盛り、成長を報告

■渡辺豊さん=当時50= 楢葉町波倉  「じいじ、じいじ」。祖父の遺影に、かわいい小さな手が伸びる。末永悠真(ゆうま)ちゃん(1つ)は渡辺豊さんにとって初孫。東日本大震災の11カ月ほど前、長女の末永舞さん(24)の元に生まれた。日々成長し、今では話せ...[記事全文

カテゴリー:あなたを忘れない

県、全戸調査始める 原発事故発生時資材再利用不可 新基準値超のホウレンソウ

 福島市の農家が生産したホウレンソウから食品衛生法の新基準値(1キロ当たり100ベクレル)を超える放射性セシウムが検出された問題で、この農家を含め4戸が、昨年の東京電力福島第一原発事故発生時に使ったビニール資材を再利用していたことが12日、JA新ふく...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

16市町村の野菜基準値下回る 放射性物質検査

 県は12日、野菜の放射性物質検査の結果を【表】の通り発表した。16市町村の21品目、46点を調べた結果、全ての検体で放射性セシウムは検出下限値未満か、食品衛生法の基準値(1キロ当たり100ベクレル)以下だった。 ■放射性物質の検査結果 ※単位は1㌔...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

貫いた家族への愛 2人の息子に重なる面影

■斎藤拓也さん=当時30= いわき市平豊間  東日本大震災の前日、昨年3月10日は、いわき市平豊間の会社員斎藤拓也さんと妻利江さん(32)の結婚10年目の記念日だった。  当日は拓也さんの帰りが遅く、いつの間にか眠ってしまった利江さん。「ケーキを買っ...[記事全文

カテゴリー:あなたを忘れない

今を生きる 亡き娘の分も生きて 生前の言葉でポストカード売上金、震災孤児のため寄付

5種類のポストカードになった裕美さんのつぶやき
■いわきのNPO法人まごころワーク理事長 志賀博光さん(60)  「娘の遺志を継ぎ、震災孤児のために役立ててほしい」。いわき市内郷高野町のNPO法人まごころワーク理事長志賀博光さん(60)は、震災後に亡くなった次女・裕美さんの「つぶやき」をつづったポ...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

【避難区域の市町村】早期退職増える 業務拡大、原発事故も影響

 東日本大震災と東京電力福島第一原発事故から1年余りがたち、避難区域を抱える市町村などで退職する職員が増えている。復旧・復興業務の拡大や、原発事故の影響が背景にあるとみられる。南相馬市は職員の12%以上が早期退職する事態となり、行政サービスの停滞が懸...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・断面

効果認定1件のみ 民間提案型除染 いずれもゼオライト下回る

 農地の土壌に含まれる放射性物質の除去や低減に向けた民間提案型の実証試験で、一定の効果が認められたのは事業に選定された7件のうち、1件にとどまった。県が12日、試験結果を発表した。  最も効果があったのは、シグマクリエイト(東京)が提案した物質「アド...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

富岡町全域 帰還困難と同額賠償に 有志の会が要望

遠藤町長に要望書を手渡す石黒最高顧問(左から2人目)、村井会長(同3人目)ら
 富岡町民有志でつくる「原発被災者の会・富岡」は12日、双葉郡内への中間貯蔵施設建設などの交渉に際し、町内全域を帰還困難区域と同等の賠償とすることを国に求めるよう町に要望した。  要望は、中間貯蔵施設を受け入れる条件を建設同意と、放射性物質を含む廃棄...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

郡山市 週刊朝日に抗議文 「水道水にセシウム」報道 

 3月9日発売の週刊朝日の臨時増刊誌・朝日ジャーナルの「セシウムをつかまえろ」と題した記事で、誤った報道をされたとして郡山市が週刊朝日編集部に訂正を求める抗議文を送った。原正夫市長が11日開かれた臨時議会で明らかにした。  臨時増刊誌では、週刊朝日編...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

双葉町「全域を帰還困難に」 避難区域再編で町議会全員協 町や国に要求へ 

高山政務官と意見交換する双葉町議
 双葉町議会は11日、町役場機能を移している埼玉県加須市の旧騎西高で全員協議会を開き、東京電力福島第一原発事故の避難区域見直しで町全体を帰還困難区域とするよう町や国に求めることを決めた。  帰還困難区域は放射線量が高く5年以上帰還することが難しいとさ...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

楢葉町 区域再編で初の説明会 町民の心境複雑

警戒区域の見直しについて意見を交えた町民説明会
 一部が警戒区域に掛かる楢葉町は11日、避難区域の見直しに関する町民説明会をいわき市文化センターでスタートさせた。  館内いっぱいの約500人の町民が参加し、内閣府や復興庁など関係省庁の担当者が説明し質疑に応じた。国側は警戒区域を避難指示解除準備区域...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

埼玉の加須で双葉町民が黙とう 

加須市で黙とうする井戸川町長(右から2人目)ら
 双葉町の主な役場機能がある埼玉県加須市の旧騎西高では11日、井戸川克隆町長や佐々木清一町議会議長、武義弘県相双地方振興局長をはじめ住民約50人が黙とうをささげた。井戸川町長は「町民が心を一つにして笑うことができる日が来ることを願っている。諦めずに頑...[記事全文

浪江町が国、県を刑事告発検討 SPEEDI公表遅れの責任所在明確に 

 東京電力福島第一原発からの放射性物質の拡散を予測する緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム(SPEEDI)の試算結果が事故直後に伝えられなかったことに対し、浪江町が国や県の刑事告発を検討していることが11日、分かった。  町によると、原発事故...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

相馬沖で船上供養 震災から1年1カ月 

相馬市沖の船上で犠牲者を供養する時宗の僧侶
 東日本大震災の発生から1年1カ月が経過した11日、津波の犠牲者の船上供養が相馬市沖で営まれた。時宗総本山が宮城、岩手両県沿岸に続いて行った。船上では本県のみ。全国各地の僧侶ら約50人が来訪した。  第74代の大僧正他阿真円上人(93)らが漁船に乗り...[記事全文

心機一転、新たな挑戦 「自分自身 復興の一歩に」 家具、フローリングの傷修復事業

木製家具の傷修復事業を起こす坂本さん
■南相馬市原町区 坂本真一郎さん(46)  「地元復興の力になりたい」。南相馬市原町区高見町の坂本真一郎さん(46)は仕事探しに奔走して1年余。心機一転、木製家具やフローリングの傷を修復する「インテリアリペア」(本社・東京都)のフランチャイズ店「Ec...[記事全文

カテゴリー:連載・再起

家庭照らした初孫 純白の花「天から見てね」

■南相馬市小高区 叶恵莉奈ちゃん=当時2= 由美さん=当時42=  大津波で押し寄せた水が住宅のあった場所を、田んぼを、畑を覆い尽くしていた。  東日本大震災から1カ月余が過ぎた昨年4月26日の南相馬市小高区井田川地区。水に沈む軽乗用車の中から幼い女...[記事全文

カテゴリー:あなたを忘れない

区域再編、賠償が条件 富岡町 「不動産一律」以外応じず

 東京電力福島第一原発事故に伴う避難区域の再編で、富岡町は10日、郡山市の町郡山事務所で町災害対策本部会議を開き、帰還困難、居住制限、避難指示解除準備各区域の土地、建物などの不動産に対する一律賠償が実現しない限り区域再編に応じないことを決めた。区域に...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

本宮に除染センター開所 放射性物質測定機を設置

放射能除染・モニタリングセンターの看板を設置する高松市長(左)と作田議長
 本宮市放射能除染・モニタリングセンターが10日、同市の市役所万世分庁舎内に開所した。同市の除染、放射性物質対策の拠点となる。  市職員4人、臨時職員21人が一般住宅の除染業務などに専任で当たる。自家用農産物の放射性物質測定所としての機能もあり簡易式...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

喜久田の水田で除染実験 郡山市、秋以降の本格除染前に

反転耕を実施する郡山市の水田のモデル除染
 郡山市は10日、市内喜久田町で水田のモデル除染を始めた。市は3月に市内西田町の畑でモデル除染を行ったが、水田のモデル除染は初めて。  モデル除染は市の委託を受けたJA郡山市が約1ヘクタールの水田で実施した。作業は反転耕で、トラクターで約30センチか...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

福島市、室内遊び場整備へ 市民ホールを改築し

 福島市が「屋内の遊び場」設置を検討している市民会館
 福島市は放射線に対する不安から屋外での遊びを控える児童、幼児のため、独自に大型砂場などを備えた屋内の遊び場などを整備する。10日、市役所で開いた市復興推進本部会議・災害対策本部会議で方針を示した。  整備するのは屋内遊び場2カ所と屋外遊び場1カ所。...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

放射性物質吸着資材を散布 JA伊達みらい、伊達、桑折、国見の水田で

 平成24年産米の作付けに向け、伊達、桑折、国見各市町から委託を受けたJA伊達みらいは10日までに、国見町の水田で放射性物質の吸収を抑制する資材の散布を開始した。11日に桑折町、12日に伊達市で始める。  23年産米で1キロ当たりの放射性物質の検出値...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

大甕、高平幼稚園が再開 南相馬、震災で休園

名前を呼ばれて元気に返事をする大甕幼稚園の入園児
 東日本大震災と東京電力福島第一原発事故の影響で休園していた南相馬市立の2幼稚園が9日、約1年ぶりに再開した。同日、市内の市立幼稚園で一斉に入園式が行われ、再開した園舎には子どもたちが元気に遊ぶ姿が戻った。  再開したのは同市原町区の大甕(おおみか)...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

双葉翔陽志賀さん決意 文武両道を実践

高校生活に希望を持ち宣誓する志賀さん
 県立高校の入学式は10日、全日制36校、定時制6校で行われ、新入生が希望を胸に新たな一歩を踏み出した。東京電力福島第一原発事故を受け、相双地方の県立高校・分校が開設したサテライト校の双葉翔陽と相馬農飯舘校では、避難生活を送る女子生徒が新入生代表とし...[記事全文

相農飯舘高橋さん誓い 保育士になり飯舘の子支えたい

復興への決意を胸に誓いの言葉を述べる高橋さん
 県立高校の入学式は10日、全日制36校、定時制6校で行われ、新入生が希望を胸に新たな一歩を踏み出した。東京電力福島第一原発事故を受け、相双地方の県立高校・分校が開設したサテライト校の双葉翔陽と相馬農飯舘校では、避難生活を送る女子生徒が新入生代表とし...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

テクノ浜再開、入学式

益子校長(右)に宣誓する木幡さん=テクノ浜
 4月から母校に戻った県立テクノアカデミー浜の入学式は10日、南相馬市原町区の同校で行われ、入学生29人を佐藤雄平知事らが祝福した。  昨年度は東京電力福島第一原発事故でテクノ郡山、テクノ会津に分散して授業を行った。自校での入学式は2年ぶり。  専門...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

草野、飯樋幼稚園で入園式 計画的避難区域の飯舘

元気いっぱい入園式に臨む園児
 計画的避難区域に指定されている飯舘村の草野、飯樋の両幼稚園の合同入園式は9日、福島市飯野町の合同仮設園舎で行われ、男児10人と女児10人の合わせて20人が入園した。  新入園児は元気に入場し、名前が呼ばれる「はい」と大きな声で返事した。両園の園長を...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

カメラで24時間監視 双葉地方消防本部 5町の警戒区域

消防本部が設置した監視カメラ=楢葉町の天神岬公園
 双葉地方広域市町村圏組合消防本部は楢葉、富岡、大熊、双葉、浪江の5町の警戒区域を24時間監視するカメラを設置し、10日までに運用を開始した。  設置場所は富岡、大熊、双葉、浪江の4町が各町役場の屋上、楢葉町が町内の天神岬公園。監視カメラの映像を楢葉...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

愛の証し色あせず 妻に編みかけのマフラー

■相馬市原釜 佐藤宇紀さん=当時20=  みんなに慕われる心優しい青年だった。愛する人と結ばれ、父親になる目前だった。東日本大震災が発生した昨年3月11日、相馬市原釜の会社員佐藤宇紀(たかのり)さんは高台に避難した後、近所のお年寄りを助けるために駆け...[記事全文

カテゴリー:あなたを忘れない

今を生きる 「やればできる」前向きに 避難先の河川敷で練習

茨城放送杯吟詠コンクールで準優勝した西さん
■茨城放送杯吟詠コンクール準優勝 原町の自宅が警戒区域 西京子さん(57)  東京電力福島第一原発事故で警戒区域から避難している南相馬市原町区下江井の西京子さん(57)は、8日に茨城県ひたちなか市で開かれた茨城放送杯吟詠コンクールで準優勝した。自宅に...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

希望、元気土に込め 懸命に窯復旧、長女帰郷

土の持つ癒やしを提供したいと話す(左から)みつ子さん、矩慶さん、博子さん
■いわき市田人・陶芸店経営 後藤矩慶さん(69)みつ子さん(67)博子さん(41)  「焼き物の力を信じ、親子で田人を元気にする」。いわき市田人町の289号国道沿いで陶芸店「土みに館」を営む後藤矩慶(かねよし)さん(69)みつ子さん(67)夫妻は、昨...[記事全文

カテゴリー:連載・再起

【「仮の町」構想】どうなる課税、ごみ... 自治体の中に自治体 課題次々、募る不安

 自治体の中に自治体が誕生することはあり得るのか-。「仮の町」の受け入れ先として浮上しているいわき市だが、関係者は法律や制度上の問題をはじめ、課税、ごみ処理、インフラ整備予算などの課題を指摘する。双葉郡の関係自治体の構想が明確に見えない中、「受け入れ...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・断面

「仮の町」構想 新制度を 「候補地」いわき市長が復興相に要望

「仮の町」構想などで平野復興相に要望書を渡す渡辺市長(左)
 東京電力福島第一原発事故の影響で役場機能を移転した町が帰還するまでの拠点となる「仮の町」構想で、受け入れ先として浮上しているいわき市の渡辺敬夫市長は9日、市役所で平野達男復興相と初めて会談した。渡辺市長は仮の町構想の情報がないことに不快感を示し、被...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

開閉式バリケードなど前向き 飯舘村住民懇談会で政府示す

バリケードの運用について意見を尊重するよう求める飯舘村の住民
 計画的避難区域に指定されている飯舘村の避難区域見直しについて、住民から意見を聞く懇談会は9日、伊達市保原市民センターをトップに始まった。  帰還困難区域の境に設置されるバリケードについて政府の原子力災害現地対策本部の担当者は設置する場合、村民が開閉...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

帰還時期めぐり不安の声 川俣の山木屋 町長らとの懇談会で住民側

古川町長の説明を聞く山木屋地区の住民
 計画的避難区域に指定されている川俣町山木屋地区の住民懇談会は8日、町内の福沢多目的集会所で開かれた。  山木屋地区自治会が年間放射線量を1ミリシーベルト以下に低減させることを国に要望している点について、住民からは「長期間の除染が必要で帰還は何10年...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

賠償金半分は退職金 警戒区域4病院

警戒区域内にある病院の厳しい経営状況が示された協議会
 警戒区域にある県内病院が、職員の退職金がかさんだり、社会保険料の免除措置が打ち切られたりして経営難が深刻化してる現状が、9日、福島市で開かれた東電原発事故被災病院協議会の会合で報告された。  県病院協会の会員病院でつくる組織。警戒区域にある今村病院...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

400人で大規模除染 福島の弁天山公園県内外から参加 線量最大38%低減

 福島市の弁天山公園で7日、市民や全国のボランティアによる大規模な除染活動が行われた。県と市の主催で「"ふくしまからはじめよう。"共に取り組む環境回復プロジェクト」の一環。県内外から約400人が参加して汗を流した。  地域除染のモデルケースにしてもら...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

放射線 放射性物質 Q&A 子どもの外遊び影響は

 春になって子どもが外で遊びたがっていますが、周囲の放射性物質が気になり、やめさせています。東京電力福島第一原発事故が起きてから、ずっと控えています。子どもにどんな影響が出るのかも心配です。 回答者 県放射線健康リスク管理アドバイザー・長崎大大学院教...[記事全文

カテゴリー:放射線・放射性物質Q&A

がれき集積場 楢葉に2カ所 警戒区域初 国、来月にも2.5ヘクタール整備開始

 東京電力福島第一原発事故に伴い大部分が警戒区域になっている楢葉町の沿岸部2カ所で、国は5月にも東日本大震災で発生した災害がれきを分別・保管する大規模集積場の整備を始める。警戒区域へのがれき集積場の設置は初めて。今月末に予定される避難区域の再編で、町...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

除染仮置き場 富岡海岸部に 環境省と町が国有林、民有地で検討

 環境省と富岡町は7日までに町内の除染で発生した土砂などを一時保管する仮置き場を海岸部の国有林と津波被害の大きい民有地に設置する検討を始めた。  町によると、同省から国有林を仮置き場に活用したいとの提案があり、町の復旧、復興を進める上で必要として設置...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

中間貯蔵施設 楢葉に先行整備 環境相が町議会全員協議会で方針示す

 細野豪志環境相兼原発事故担当相は7日、福島県いわき市の楢葉町いわき出張所谷川瀬分室で開かれた同町議会全員協議会で、東京電力福島第一原発事故に伴う汚染廃棄物の中間貯蔵施設を先行して同町に整備する方針を示した。細野氏が中間貯蔵施設について町議会に直接説...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

家屋修繕支援で賠償請求も視野 避難区域再編説明会で南相馬市長示す

区域の運用方針などを聞く市民
 東京電力福島第一原発事故に伴う避難区域の再編で、福島県南相馬市は7日、同市原町区の道の駅「南相馬」で市民説明会を開いた。参加者から家屋の修繕に対する支援を求める声が上がり、桜井勝延市長は損害賠償請求も念頭に国や東電と交渉する考えを示した。  説明を...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

今を生きる 恩返しに手作りお守り 交通安全祈り配る 

お守り作りに励む「ひだまり」利用者
■いわき市の南台仮設住宅 双葉町サポートセンター 「ひだまり」の利用者  5円硬貨に色とりどりのひもを巻き付けたカメの形の交通安全お守り。双葉町民が避難生活を送るいわき市の南台仮設住宅の町サポートセンター「ひだまり」の利用者が地域の交通安全運動のため...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる