東日本大震災

2012年4月アーカイブ

夜の森の桜 変わらぬ風格

つぼみが増え始めている夜の森地区の桜=6日午前11時ごろ、富岡町
 東京電力福島第一原発事故で警戒区域になっている富岡町の桜の名所、夜の森地区を6日、報道関係者が視察した。町によると、全体で約2千本ある桜は低温の影響でつぼみが堅いものの、数は増え始めており、16日から20日ごろにかけて満開になりそうという。  報道...[記事全文

今を生きる 被災球児夢を力に 「地元復興に役立ちたい」

警察官として新たなスタートを切った高野巡査
■県警察学校に入校 高野大志巡査 18  福島市の県警察学校で6日に行われた第95回初任科生と第25回一般職員初任科生の入校式で、高野大志巡査(18)は拝命に人一倍強い思いを抱いた。  高野巡査は昨年、東日本大震災による津波で南相馬市鹿島区の自宅が全...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

解除準備区域を町内全域に 国が楢葉町議会全員協議会で示す

警戒区域の見直しなどの説明を受けた楢葉町議会全員協議会
 楢葉町議会の全員協議会は6日、いわき市平の町いわき出張所谷川瀬分室で開かれ、今月中にも再編される避難区域の見直しや除染実施計画案などについて国の担当者から説明を受けた。  避難区域の見直しで国は町内全域を避難指示解除準備区域とする方針であることをあ...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

市町村の除染担当者に説明

 県内各市町村の除染担当者を対象にした県の事業説明会は6日、福島市のふくしま自治研修センターで開かれた。早期・円滑な除染を推進しようと、年度替わりに合わせ催した。47市町村から約130人が出席した。  県の線量低減化活動支援事業、除染対策事業交付金、...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

屋外活動制限を解除 郡山

 東京電力福島第一原発事故の影響を考慮して昨年5月から小中学校での屋外活動時間を1日3時間以内にしてきた郡山市教委は、新年度から制限を解除した。始業式が行われた6日、市内の中学校では生徒がグラウンドで部活動に励む姿が見られた。  制限時間解除は、他の...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

酸川のヤマメ、阿武隈川のイワナ 新基準で初の出荷制限

 政府の原子力災害対策本部は5日、県に対し、食品衛生法の新基準(1キロ当たり100ベクレル)を超えた酸川のヤマメ、阿武隈川のイワナについて出荷制限を指示した。新基準値適用後の出荷制限指示は初めて。  県の放射性物質検査で酸川のヤマメは247ベクレル、...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

県「信じられない認識」 官房長官の原発再稼動地元同意「義務ない」発言

 藤村修官房長官が5日午前の記者会見で、原発の再稼働に地元の同意は必ずしも前提条件とはならないとの認識を示したことを受け、福島第一、第二原発の全10基の廃炉を国と東電に求めている県企画調整部は「仮に他県の原発を念頭に置いた発言だとしても、本県の原発事...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

住宅モデル除染 線量が79%減少 郡山市

 郡山市は5日、市内池ノ台地区で2月21日から3月28日まで実施した一般住宅のモデル除染の結果を発表した。  庭の芝生の除去と芝張りで空間放射線量は毎時2・43マイクロシーベルトから0・49マイクロシーベルトに低下し、79・8%減少した。高圧洗浄した...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

11市町村の野菜 新基準をクリア 放射性物質検査

 県は5日、野菜の放射性物質検査の結果を【表】の通り発表した。11市町村の20品目、36点を調べた結果、全ての検体で放射性セシウムは食品衛生法の基準値(1キロ当たり100ベクレル)以下か、検出下限値未満だった。 ※単位は1キロ当たりのベクレル。左の数...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

20キロ圏家畜飼育容認 出荷は禁止

 政府は5日、東京電力福島第一原発から半径20キロ圏内で生存する家畜について、全て安楽死させるとした方針を変更し、家畜の所有者が希望する場合には飼育を認めると発表した。家畜を隔離して育てるなどが条件で、出荷や移動、繁殖は禁止する。地元から「出荷はでき...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

4市町村の牛肉 検出下限値未満

 県は5日、牛肉の放射性物質の検査結果を【表】の通り発表した。4市町村の農家6戸で生産された23頭を調べた結果、全てでセシウム、放射性ヨウ素とも検出下限値未満だった。県外で食肉処理された199頭は全てで放射性セシウムが食品衛生法の暫定基準値(1キロ当...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

一律賠償で平行線 富岡の区域再編

田審議官と会談する遠藤町長(右から3人目)ら
 東京電力福島第一原発事故に伴う避難区域の再編で、政府原子力災害現地対策本部の富田健介審議官は5日、郡山市の富岡町郡山事務所で遠藤勝也町長と会談した。  遠藤町長はこれまで通り町内一律の基準で賠償するよう求めたのに対し、富田審議官は「差が生じるのはや...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

東電常務が白河で謝罪 若松、喜多方でも

鈴木市長(手前)に謝罪する宮本常務(左)
 東京電力の宮本史昭常務は5日、福島第一原発事故発生後初めて白河市を訪れ、鈴木和夫市長に謝罪した。  宮本常務は「多方面に迷惑と損害を掛けてしまったことをおわびする。万全の補償に向け努力している。分かりやすい迅速な情報公開にも努めたい」と述べた。鈴木...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

山開き断念相次ぐ 県内 高線量理由に 実施の山は測定し公表も

山開きに向けて登山道の整備に励む会員=川俣町・女神山
 東京電力福島第一原発事故に伴う放射線の影響を懸念し、県内で今年の山開きを中止するケースが出ている。福島民報社の調べでは、いわき市の鬼ケ城山、二本松市の羽山など少なくとも10カ所で、放射線量が高いことを理由にイベントを取りやめた。例年通り実施する山で...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・断面

相馬の味もう一度 高台に移転、オープン 松川浦の復興願い

再オープンした店舗前で地元の顔なじみと談笑する菊地さん夫婦
■飲食店「旭亭」経営 菊地征昭さん(70)・ヤス子さん(68)夫婦  東日本大震災の津波で全壊した相馬市尾浜の飲食店「旭亭」を営む菊地征昭さん(70)・ヤス子さん(68)夫婦は旧店舗近くの高台にある自宅脇に店舗を移転し、営業を再開した。  征昭さんは...[記事全文

カテゴリー:連載・再起

放射性物質検査 魚介類34点、新基準値超

 県は4日、魚介類120点の放射性物質の検査結果を【表】の通り発表した。食品中に含まれる放射性物質の基準値変更後初めての公表で、猪苗代町の長瀬川支流達沢川のヤマメなど34点で基準値(1キロ当たり100ベクレル)を超えた。県は同日、達沢川など長瀬川支流...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

HAPPY NEWS PERSONに広野きょうだい

 日本新聞協会は5日、読んで幸せな気分になった新聞記事とその理由を募集した「HAPPY NEWS 2011」の大賞をはじめ受賞25作品を発表した。記事に登場して読者を幸せにした「HAPPY NEWS PERSON」に福島市飯野町の広野あみさん(12)...[記事全文

東電に受け入れ伝える 白河・会津対策本部

 東京電力福島第一原発事故に伴う避難区域外の住民の精神的損害への賠償で、県白河地方・会津地方原子力損害賠償対策本部は4日、県南地方の妊婦と18歳以下の子どもに20万円を支払う賠償案を受け入れることを東電に伝えた。県が給付金を上積みする県の案も受け入れ...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

24年産米 ほぼ全域詳細検査 県北県中は実質全戸、県南会津は2ヘクタールごと 

 県は平成24年産米の安全確保を目指し、作付け制限のない地域に対する独自の検査態勢を固めた。23年産米の検査で放射性セシウムが新基準値(1キロ当たり100ベクレル)以下だった地域を対象に、放射線量が比較的高い県北・県中地方は抽出検査を1ヘクタール単位...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

12月以降、東電賠償滞る 県内農業団体が早期支払いを要望 

永名所長に速やかな賠償を求める庄條会長(左)
 東京電力福島第一原発事故に伴う賠償で、JA福島五連と農畜産業団体などでつくる「JAグループ東京電力原発事故農畜産物損害賠償対策県協議会」に対する東電の支払いは昨年12月以降、請求額の15・8%にとどまっている。畜産・酪農業を中心に生産者は困窮してい...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

神戸大教授、福島市長に謝罪へ 避難発言問題で

 神戸大の山内知也大学院海事科学研究科教授が講演会で「福島市長は山形市に避難し、毎日公用車で通っている」などと発言した問題をめぐり、福島市は4日、山内教授が9日に同市を訪れ、瀬戸孝則市長に謝罪すると明らかにした。  福島市は「全く事実と異なる」として...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

今を生きる 高校生に技 伝授 「いずれ古里に恩返し」 母校岩瀬農高36年ぶり訪問

遠藤さん(手前右)から手ほどきを受ける柔道部員
■五輪 柔道・重量級銅メダリスト 遠藤純男さん(61)  モントリオール五輪(1976年)柔道・重量級銅メダリストの遠藤純男さん(61)=秋田市在住、郡山市出身=が4日、鏡石町の母校岩瀬農高を36年ぶりに訪れた。初めて後輩や近隣高校の柔道部員に基本を...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

中間貯蔵、国と協議へ 首相の「将来構想」発言、地元評価

 東京電力福島第一原発事故による汚染廃棄物を受け入れる中間貯蔵施設の設置をめぐる政府と県、双葉郡8町村の協議が近く始まる見通しとなった。野田佳彦首相は3日、首相官邸で佐藤雄平知事と関係首長に同郡の将来構想などを地元と連携して検討する考えを示した。郡内...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

長泥地区は「帰還困難」 政府が飯舘村の見直し案

避難区域の見直しについて説明する対策本部の担当者
 東京電力福島第一原発事故の避難区域見直しで、政府の原子力災害現地対策本部は3日、全域が計画的避難区域に指定されている飯舘村について、村内南部の長泥地区を5年以上帰還が難しいとされる「帰還困難区域」に見直す案を示した。  福島市の飯舘村飯野出張所で開...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

オールスター戦は開成山で 郡山商工会議所が市長に要望

原市長に要望書を手渡す丹治会頭(右から2人目)
 日本野球機構(NPB)が東日本大震災の復興支援を目的に来年7月のオールスター戦を県内で開催すると発表したことを受け、丹治一郎郡山商工会議所会頭は3日、原正夫郡山市長に開成山野球場への誘致を要望した。  要望内容は「開成山野球場でオールスター戦を開催...[記事全文

今を生きる 愛犬が心の支え 「いつか一緒に古里歩く」 8カ所転々家族の一員

古里に帰る日を待ちわびる(左から)啓子さん、ココ、ナッツ、義夫さん
■小高から喜多方に避難 杉さん夫妻  「ココ!」「ナッツ!」。手作りの小屋で元気な鳴き声を上げる2匹の大型犬に南相馬市小高区の杉義夫さん(59)、啓子さん(56)夫妻が笑顔で呼び掛ける。喜多方市に来て半年。先が見えない避難生活が続く中、愛犬の存在は一...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

【「磐梯朝日」発電所計画】地熱開発に賛否 国「再生エネ推進の鍵」 温泉業者「湯量減が心配」

地熱発電所建設計画に危機感を持つ遠藤社長
 県内の磐梯朝日国立公園で出光興産などが検討している国内最大級の地熱発電所建設計画に関し、国側が再生可能エネルギー普及の「切り札」として推進の姿勢を強調する一方で、県内の温泉関係者には「湯量などに影響が出るのではないか」との不安が広がっている。関係す...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・断面

【「磐梯朝日」発電所計画】地元理解不可欠 県や市町村、動向慎重に見極め

■動植物の宝庫  地熱発電所建設に伴う自然環境への影響を懸念する声も広がる。星一彰県自然保護協会長は「国立公園内は動植物の宝庫。生物多様性が失われ、生態系に影響が出るのではないか」とみる。  磐梯朝日国立公園内には、県のレッドデータブックで絶滅の恐...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・断面

各町複数設置案が浮上 中間貯蔵施設

 東京電力福島第一原発事故による汚染廃棄物を受け入れる中間貯蔵施設について、大熊、双葉、楢葉3町それぞれの複数箇所に設ける案が政府内で浮上していることが2日、分かった。  1町1カ所に設置する場合に比べ、候補地選定や用地交渉が長引く可能性がある。政府...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

南相馬に被災者支援拠点施設 県弁護士会

 県弁護士会は東京電力福島第一原発事故の被災者支援の拠点施設を今月中にも南相馬市に設ける。  関係者によると、所属弁護士が10人未満の相馬支部管内で急速に高まっている弁護士需要に対応するのが目的。南相馬市小高区で集団申し立ての動きが活発化するなど、被...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

避難区域再編で行政区長に説明会 南相馬市

 東京電力福島第一原発事故の避難区域の再編で南相馬市は2日、同市原町区のサンライフ原町で行政区長への説明会を開いた。区域の見直しについて、市が住民への説明会を開いたのは初めて。避難区域の行政区長からは「どうして住民への説明がないまま、再編が決まったの...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

タケノコ出荷自粛要請 いわき市 基準超セシウム検出

 いわき市は2日、市内産のタケノコの出荷自粛を生産者や直売所などに要請したと発表した。市の検査で市内小名浜地区の出荷前のタケノコから、食品衛生法の新基準値(1キロ当たり100ベクレル)を超える放射性セシウムが検出されたため。県に詳細な調査を依頼した。...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

ゲルマニウム検出器導入 ひらた中央病院 食品中の放射性物質検査

 平田村のひらた中央病院(佐川文彦理事長)は院内に食品中の放射性物質を検査するゲルマニウム半導体検出器を設置し、2日から水、牛乳、野菜、白米、母乳の検査を有料で始めた。  食品中の放射性セシウム基準値が1日から厳格化されたことを受け、検出下限値は一検...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

県内巡り 復興伝える ラジオ福島 スタッフに被災者7人雇用

委嘱状を受けた絆キャラバンの取材スタッフ
 ラジオ福島は2日、震災から復興に向け歩み続ける県民の姿を紹介する新番組「ふるさと ふくしま 絆キャラバン」をスタートさせた。番組スタッフには被災した県民を新たに雇用。ラジオ福島のパーソナリティーと県内各地を訪れる。  県の「ラジオ放送を活用した『復...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

今を生きる 美しい海 伝える音 結集し練習に励む 22日に仙台「日本復興祈念大会」出場

演奏会を前に練習に励むオカリナ教室生
■ライリッシュ・オカリナ連盟福島相馬支部 【鈴木博・ふるさと記者】「ご当地ソングに歌われた美しい相馬の海を、1人でも多くの人に伝えたい」。ライリッシュ・オカリナ連盟福島相馬支部の相馬市の教室生約20人は古里への思いを胸に、練習に励んでいる。2チームが...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

放射線 放射性物質 Q&A 花粉の放射性物質の影響は

 花粉が多く飛散する季節になりました。避難区域内のスギの木から出る花粉には放射性セシウムが含まれていると聞いたことがあります。危険性はないのか、とても心配です。花粉症との関係はあるのでしょうか。 【回答者】県放射線健康リスク管理アドバイザー・長崎大大...[記事全文

カテゴリー:放射線・放射性物質Q&A

18社 増加か同程度 県内主要30社来春採用 復興需要、地域貢献 

 来春(平成25年度)の新卒採用で、県内主要30社のうち、6割に当たる18社が今春よりも採用を増やすか、同程度とすることが福島民報社のアンケートで分かった。東日本大震災の復旧・復興需要への対応や地域貢献、株価回復にみられる景気回復への期待感が背景にあ...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

住民帰郷へ踏み出す 警戒区域解除ルポ 

久しぶりに帰った田村市都路町の自宅で思い入れのある食器を整理する呑田さん夫婦=1日午後1時ごろ
 田村市、川内村の一部に設定されていた警戒区域が解除された1日、自宅に戻った住民は自由に立ち入ることができる感慨を胸に、時間を気にすることなく家の清掃や修理に汗を流していた。1年余りの間、立ち入りを制限されていた山村は荒れ地が目立ち、以前の生活に戻る...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

再生エネ産業研 設立へ 県 産学官で最先端技術開発 

 再生可能エネルギー関連産業の集積を目指す県は、6月にも県内外の産学官による「再生可能エネルギー関連産業推進研究会」を設立する。風力発電や太陽光発電などの分野で国内最先端の研究・開発を進める中心的な組織とし、東日本大震災と東京電力福島第一原発事故から...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

渓流釣り解禁 中止の河川ではパトロール 

解禁となった渓流釣りを楽しむ釣り人=下郷町・小野川
 県内の渓流釣りは1日、会津地方を中心に解禁となった。東京電力福島第一原発事故の影響で、一部の水系で釣りが中止となる中、例年通り解禁された河川には県内外から多くの釣りファンが足を運んだ。  このうち、下郷町の大内宿近くを流れる阿賀川水系の小野川では早...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

今を生きる 「写真の力」で復興応援 10日まで福島空港 40点を厳選

楢葉の原風景を写した作品と市川さん
■東京・市川勝弘さん(57) 妻の古里、楢葉の原風景紹介  黄金色の稲穂、のんびりと草をはむ牛、農機具が並んだ軒先...。写真家の市川勝弘さん(57)=東京都=は自らの作品を前に「何げない生活がいかに大切かを思い知らされた」と唇をかむ。  妻の真知子...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

【食品基準1日から厳格化】県産品再起へ正念場 県、検査態勢強化 最盛期は人手、機器足りず

 食品中の放射性セシウムの基準値が1日から厳格化される。県は検査数を増やすなどして安全に万全を期すが、最盛期には人員や検査機器の不足が生じ、県外に頼らざるを得ないなどの課題は残されたままだ。流通後に基準値超の食品が確認されれば、信頼は一気に崩れかねな...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・断面

【食品基準1日から厳格化】農家「安心届ける」 風評払拭に決意 売れるのか...不安、懸念も

コマツナの出荷作業に忙しい鈴木さん。安全、安心な野菜作りに力を注ぐ
 食品の放射性セシウムの基準値が1日から厳格化され、県内農家は安全・安心な農作物を消費者に届ける決意を固める。一方、「新基準をクリアできるのか」「風評被害は払拭(ふっしょく)できるのか」との不安が渦巻く。消費者は引き続き食品に厳しい視線を送る。 ■悔...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・断面

【食品基準1日から厳格化】消費者割れる評価 自信持ち販売 ホテルやスーパーは歓迎

新たな測定室に機器を移動させる西郷村職員
■消費者の安心  消費者の基準値厳格化の受け止めはさまざまだ。小中学生の子ども2人を持つ郡山市の会社員男性(40)は内部被ばくが心配で県内産の農作物を一切食べさせていない。厳格化を評価する一方で、「基準が変わっても、県産農作物を進んで子どもに食べさせ...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・断面

ヒメマス放流・捕獲、今季は中止 金山の沼沢湖 セシウム100ベクレル超検出

沼沢湖を不安げに眺める五十島さん
 金山町の沼沢漁協は31日までに町内の沼沢湖での今季のヒメマスの放流・捕獲を中止することを決めた。県の検査で食品の新基準値(1キロ当たり100ベクレル)を超える放射性セシウムが検出されたためだ。放流の中断が今後も続けば、ヒメマスを維持できないという。...[記事全文

無形民俗文化財、保存の危機 学会福島調査団が中間報告

調査の中間報告をする懸田団長
 東日本大震災と東京電力福島第一原発事故を受け、県内の無形民俗文化財の被災状況を調査している民俗芸能学会福島調査団は31日、福島市のアオウゼで中間報告会を開いた。  1月中旬からいわき、相馬、南相馬など浜通り13市町村で合わせて72の民俗芸能を対象に...[記事全文

「HIKOBAE」地元・相馬で上映 演技に涙の観客

終演後、出演者と共に謝辞を述べる塩屋さん(右)
 東日本大震災、東京電力福島第一原発事故に見舞われた相馬市の病院を舞台にした演劇「HIKOBAE」が31日、市総合福祉センターはまなす館で上演された。米ニューヨーク公演、東京公演に続く地元公演。昼と夜の2回上演され、被災者ら約600人が無料招待された...[記事全文

今を生きる 思い出のパス忘れない 猪苗代に集結「壮行試合」

3年生部員の卒団式で集まった部員
■浪江中バスケットボール部  久々の懐かしい顔。息の合った同士、パスが飛び交い、シュートにつながる。東京電力福島第一原発事故により、散り散りになった浪江中バスケットボール部の仲間が31、1日の両日、猪苗代町の町総合体育館で「壮行試合」を行っている。卒...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

4人に"終了証書" 休園の浪江町立苅野幼稚園

避難先から集まった子どもたちと中野園長(後列左端)ら
 「浪江町のことを忘れないでほしい」。東京電力福島第一原発事故の影響で休園している浪江町立苅野幼稚園の"卒園式"は31日、いわき市のスパリゾートハワイアンズで行われ、中野優子園長(60)が子どもたちに語り掛けた。  昨年3月に幼稚園に通っていた27人...[記事全文

苦難乗り越え100歳 小高の寺島さん、津波で家全壊 避難先で骨折

祝福の花束を受ける寺島コヨさん(左)
 東日本大震災の津波被害のため新地町の新林仮設住宅で避難生活を続けている寺島コヨさんが31日、満100歳を迎えた。同日、同仮設住宅集会所で知事賀寿の贈呈があった。  コヨさんは昨年3月、漁師で孫の浩之さん(49)らと町内大戸浜の自宅にいて震災に遭った...[記事全文