東日本大震災

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津波被害 県内農地復旧4.1% 農業再開は17.1% 被災6県で最低

 東日本大震災で津波被害を受けた本県沿岸部の農地5462ヘクタールのうち、3月11日現在で復旧が完了したのは226ヘクタール、4・1%にとどまり、被災6県の中では岩手県の3・8%に次いで低い。さらに県内の津波被災地の農家で農業を再開したのは17・1%で6県で最も低い。24日までの農林水産省のまとめで分かった。
 被災農地が県内最大なのは南相馬市で2642ヘクタール。全て津波被害で復旧率は0・45%。がれきが残り、農地の水没が広がるなどして復旧が進んでいない。双葉郡は東京電力福島第一原発事故の避難区域の影響で手付かずの状況だ。
 県内で津波被害を受けた2850の販売農家・農業生産法人(農業経営体)のうち、農業を再開したのは490経営体と全体の17・1%で、6県で最も営農再開が進んでいない。
 農水省は本県の現状について「原発事故と避難区域設定の影響が大きい」としている。県は今年度から沿岸部で大規模ほ場の整備に乗り出す方針だが、全面的な営農再開には5年程度かかる見通しだ。

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