東日本大震災

2012年5月アーカイブ

今を生きる 避難先 絵筆に思い 「太平洋展」に初入選 双葉町の絵画サークル所属

借り上げ住宅で制作活動に励む石沢さん
 避難先で絵筆を握る手に力がこもる。全国公募展「太平洋展」(28日まで東京・国立新美術館)の絵画部門で初入選した双葉町の石沢喜久代さん(69)と木幡千賀子さん(62)。古里で同じ絵画サークルに所属し、互いの活躍を喜び合う。離れ離れになっても、懐かしい...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

震災で倒壊の登窯 全国から支援、復旧へ 棚倉出身の大塚さん呼び掛け

復旧作業が始まった登窯
■会津本郷焼・宗像窯  東日本大震災で被害を受けた、会津美里町の会津本郷焼窯元・宗像窯が所有する町指定史跡「登窯(のぼりがま)」が、復旧に向けて動きだした。19日、現地で復興祈願式が行われ、本県を代表する伝統的工芸品を生み出す登窯の再生に関係者は大き...[記事全文

カテゴリー:連載・再起

除染の課題などを発表 環境放射能除染学会

国内外の研究者が取り組みや経験を発表したシンポジウム
 環境放射能除染学会の第1回研究発表会は19日、福島市のパルセいいざかで開幕した。初日は国際シンポジウムが催され、国内外の研究者らが除染の取り組みや課題を発表した。環境省福島環境再生事務所の大村卓所長は政府の除染の取り組みを報告し、効率的な技術、廃棄...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

除染開始、1カ月遅れる 川俣町山木屋地区

当初から1カ月遅らせた除染計画を解説した説明会
 東京電力福島第一原発事故で計画的避難区域に設定された川俣町山木屋地区の除染開始時期は、当初予定の8月から1カ月ほどずれ込み、9月になる見通しとなった。19日に町保健センターで開かれた住民対象の除染説明会で国が示した。  住環境を中心に除染を進める国...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

久之浜・大久地区対策協が設置 放射性物質流出を低減 用水路に「ゼオライト」

 いわき市の久之浜・大久地区復興対策協議会は18日までに地区内の用水路などに放射性物資を吸着するゼオライト入りの網袋を設置する作業を開始した。  田植えや代かきに伴い水田に堆積した放射性物質が河川や海に流れ出る懸念があるため、ゼオライトで放射性物資を...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

放射性物質除去した土 回収率40~75% 日大工学部共同開発のシステム公開

 日大工学部は18日、郡山市の同大で記者会見し、EMCOMホールディングス(本社・東京都品川区)と共同開発した土壌除染システムを公開し、試運転を行った。  同大によると、土質にもよるが最終的に89%余の放射性物質を除染した土が、全体の40~75%程度...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

東電具体性欠く回答 県対策協の賠償要求に

 東京電力は18日、損害賠償の完全実施を求めた県原子力損害対策協議会の要求書に対して回答した。財物や精神的損害への賠償について具体性に乏しく、会長の佐藤雄平知事は「原子力災害の原因者としての誠意が全く感じられない」と東電の対応を批判した。  回答には...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

南相馬に公設法律事務所 県弁護士会、原発事故賠償に特化

 県弁護士会が南相馬市に東京電力福島第一原発事故の賠償問題に特化した公設法律事務所(ひまわり基金法律事務所)を設置する方針であることが18日、分かった。今夏から今秋にかけて弁護士1人が常駐する態勢で開設するという。現在、日弁連と詰めの協議を進めている...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

【飯舘村の避難区域再編案】歓迎と反発 反応二分 「誰もが納得、難しい」

除染交渉に応じない旨の陳情書を見詰め、村の方針に反対する菅野さん
 飯舘村が東京電力福島第一原発事故による村内の避難区域を行政区ごとに再編する中間案を示した18日、全村避難が続く住民からは「コミュニティー維持につながり、帰還しやすい」と歓迎する声が上がった。一方、比較的放射線量が高い一部地区の住民は、希望していた帰...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・断面

【川俣・無防備の戸惑い8】手探り、近づく限界 独自計画づくりを指示

保健センターに設けた町災害対策本部で、職員に訓示する古川町長(手前)=昨年3月13日、川俣町提供
 東日本大震災から数日後の早朝、川俣町長の古川道郎(67)は1人で福島市に向かった。行き先は県庁の西隣にある県自治会館の3階。県が設けた災害対策本部だった。  東京電力福島第一原発から20キロ圏に避難指示が既に出されていた。原発から30キロ余りの場所...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・福島と原発

今を生きる 震災、原発事故記憶 後世に 避難の様子、心境つづる 「自宅が津波に」「一時帰宅忘れられない」

冊子をまとめた伊藤さん(左)と佐藤さん
■双葉農(現双葉翔陽)高2回卒同級会  双葉農(現双葉翔陽)高2回卒同級会は「東日本大震災から1年 同級生それぞれの3・11」と題する冊子をまとめた。震災発生時の状況や東京電力福島第一原発事故の被害を後世に残そうと、2回卒の同期生約30人が一時帰宅の...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

野菜と果実下限値未満

 県は18日、野菜と果実の放射性物質検査の結果を【表】の通り発表した。16市町村の12品目34点を調べた結果、全てで放射性セシウムは検出下限値未満だった。 【野菜・果実】 ※食品衛生法の基準値は放射性セシウム (134、137の合算)100%。 福島...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

山菜とキノコ基準値下回る

 県は18日、山菜とキノコの放射性物質検査の結果を【表】の通り発表した。8市町の8品目12点を調べた結果、全ての検体で放射性セシウムは検出下限値未満か、食品衛生法の基準値(1キロ当たり100ベクレル)以下だった。 【山菜・キノコ】 ※食品衛生法の基準...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

110点の野菜と果物 検出下限値未満

 県は十七日、野菜と果実の放射性物質検査の結果を【表】の通り発表した。二十七市町村の三十一品目百十点を調べた結果、全てで放射性セシウムは検出下限値未満だった。 放射性物質検査 ※単位は1キロ当たりのベクレル。左の数値はセシウム134、右はセシウム13...[記事全文

湯川の永年生牧草許容値超

 県は17日、今年産の牧草・飼料作物20点の放射性物質の検査結果を【表】の通り発表した。福島、二本松、大玉、郡山、三春、平田、西郷、矢祭、会津若松、会津坂下、いわきの11市町村の19点で放射性セシウムは検出下限値未満か、国の暫定許容値(1キロ当たり1...[記事全文

【川俣・無防備の戸惑い7】「区域指定」突然示す 風評対策 本格化の矢先

計画的避難区域の指定方針を受けた山木屋地区への説明会=昨年4月12日、川俣町提供
 川俣町長の古川道郎(67)は被災した町役場の町長室で、内閣官房副長官の福山哲郎(50)を待った。昨年4月10日午後8時ごろ。約束の時間から2時間余りが過ぎていた。  翌11日は震災と東京電力福島第一原発事故から1カ月に当たる。この間、町は浜通りなど...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・福島と原発

今を生きる 原発創作劇を文科省で 政府と東電へ風刺込め 20日に復興フォーラムで上演

文科省講堂で劇を披露するいわき総合高演劇部の生徒
■いわき総合高演劇部  いわき市のいわき総合高の演劇部は20日、東京電力福島第一原発事故を題材にしたオリジナル劇を東京都の文部科学省講堂で上演する。被災地の復興教育を支援する一般社団法人創造的復興教育協会の「創造的復興教育フォーラム」への出演。「1年...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

除染研究など4機能 県の環境創造戦略2拠点 建設費に課題も

 県復興計画で除染推進の役割を担う環境創造戦略拠点の「県環境創造センター(仮称)」と「県農林水産再生研究センター(仮称)」は、2つのセンターの中に環境回復技術の調査・研究など4つの機能を備える。17日、県の基本構想検討委員会が開かれ、将来にわたり実施...[記事全文

26年に本県初開催へ 全国レクリエーション大会

 佐藤雄平知事は17日の定例記者会見で、平成26年秋に「第68回全国レクリエーション大会」が本県で開催されることを明らかにした。3日間の開催で、延べ3万人が参加する見込み。本県開催は初めて。  大会は日本レクリエーション協会、県などでつくる実行委員会...[記事全文

知事7月にも中国訪問 制限解除、路線再開を要望

 佐藤雄平知事は7月にも、本県への渡航制限解除と、東京電力福島第一原発事故の影響で運休している福島空港への上海路線の再開を要望するため訪中する。17日の定例記者会見で、「中国当局、航空会社から前向きな話があり、引き続き(本県の)正確な情報を発信する。...[記事全文

植物工場を年度内建設 南相馬市が復興交付金活用で

 国の被災地域農業復興総合支援事業の採択を受けた南相馬市が、今年度内に3アールの栽培面積を持つドーム型植物工場を同市原町区に建設することが17日、分かった。同日、同市で開かれた被災農業者を対象にした説明会で明らかにした。  植物工場は平成24年度の実...[記事全文

戸建て住宅を建設 葛尾村復興計画素案で

葛尾村の復興計画の素案が示された復興委員会
 東京電力福島第一原発事故に伴い全村避難している葛尾村は「復興計画」の素案を策定した。17日、三春町の県三春合同庁舎で開いた今年度の第1回村復興委員会で示した。  素案では村の将来像として、放射線量や自然条件を考慮し、10の「ゾーン」を打ち出した。復...[記事全文

放射線対策を視察 赤十字国際会議の参加者

食品放射線の測定について話を聞く参加者ら=福島市放射線モニタリングセンター
 国際赤十字・赤新月社連盟(IFRC)と日本赤十字社の原子力災害対策に係る国際会議の参加者が17日、福島市を訪れ、内部被ばく検査や食品のモニタリング、除染作業などの放射線対策を視察した。  視察にはIFRCの職員、米国やドイツなど世界各国の赤十字社の...[記事全文

安全規制で認識一致 京都府知事と佐藤知事

佐藤知事と懇談する山田知事(右)
 京都府の山田啓二知事は17日、県庁を訪れ、佐藤雄平知事と会談した。政府が検討している原子力の安全規制を担う新たな組織について、政府の取り組みは不十分との認識で一致した。  政府が検討している原子力の安全規制を担う原子力規制庁について山田知事は「福島...[記事全文

マルヒアさん「卒業」 フラガールリーダー 来月3日最後の舞台

 いわき市のスパリゾートハワイアンズ・ダンシングチーム「フラガール」の第13代リーダー、マルヒア由佳理(本名・加藤由佳理)さんは6月3日に退団することが決まった。17日までにダンシングチーム公式ブログで発表した。  マルヒアさんはいわき市出身で、平成...[記事全文

震災、原発報道考える マスコミ倫懇全国協議会

震災と原発報道の在り方を探った意見交換
 マスコミ倫理懇談会全国協議会の「メディアと法」研究会は17日、福島市で開幕した。全国の新聞、放送、出版各社から約60人が参加。意見交換や視察を通し東日本大震災と東京電力福島第一原発事故報道を考える。18日まで。  初日は同市のコラッセふくしまで遠藤...[記事全文

【小中学校の放射線教育】正しい知識 どう指導 現場、時間足りず 線量測定や農作物栽培...

放射線測定器の使い方を学ぶ5年生=謹教小
 県内の小中学校で東京電力福島第一原発事故に伴う独自の放射線教育を始める動きが出ている中、子どもの指導や保護者への説明などをめぐって課題が浮上している。会津若松市の小学校は限られた授業時間で無用な恐怖心を与えることなく放射線の影響を教える難しさに直面...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・断面

今を生きる 望郷、歌に託す 「震災風化させない」大泉逸郎さん作曲 仮設住民口ずさむ

完成したCDを持つ渡部さん
■「爺の海」を作詞 双葉町 渡部晃さん 65  「町民が古里を懐かしむ歌になれば」。双葉町から埼玉県加須市の旧騎西高に避難している渡部晃さん(65)が作詞した「爺(じいじ)の海」が県内外の仮設住宅の住民に愛唱されている。「請戸の港」「双葉の海」など双...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

【福島復興再生基本方針】閣議決定来月以降 県と国、協議難航 避難区域再編に影響も

 福島復興再生特措法に基づき原発事故からの復興策を示す「福島復興再生基本方針」の策定が難航し、避難区域再編の動きに影響する懸念が出ている。政府が示した素案に対し、県は具体的な事業と予算措置を明記するよう強く求め、県と国の見解に大きな隔たりが生じた。基...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・断面

今を生きる 単身、移転し再開店 打ち込む姿、娘の力に 県内外に点在の家族支え

リールやロッドなど品物をチェックする武内さん
■浪江から郡山に出店 「たきもと釣具店」経営 武内幸雄さん 46  浪江町の「たきもと釣具店」は郡山市八山田に出店して3カ月が経過する。母が1人で2人の子どもを育てながら始めた釣具店。息子の武内幸雄さん(46)は23歳で跡を継ぎ、4年前には浪江町内に...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

【川俣・無防備の戸惑い6】「安全、どこまで保障」 国の線引きに不信拡大

「浪江」「双葉」などと大きく書かれた紙が川俣町内の各地に掲げられ、避難者を誘導した=昨年3月13日、川俣町提供
 川俣町内を通る114号国道は、浜通りから避難する「いわき」ナンバーの車で激しく混雑した。昨年3月12日午後4時半ごろ、震災から丸1日が過ぎた。山木屋地区に住む女性は2人の子どもを車に乗せ、自宅から西にある町中心部に向かった。  カーブが続く山あいの...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・福島と原発

野菜39点は下限値未満

 県は15日、野菜の放射性物質検査の結果を【表】の通り発表した。13市町村の16品目39点を調べた結果、全てで放射性セシウムは検出下限値未満だった。 放射性物質の検査結果  【野菜】 ※単位は1キロ当たりのベクレル。左の数値はセシウム134、 右は...[記事全文

津波に耐えた希望の松 地元松川浦の漁師が見守り

松川浦の一角で生き残った「希望の松」
 相馬市の松川浦にあるマツが東日本大震災の津波に耐えて生き残り、地元漁師が「希望の松」と名付けて生育を見守っている。  大洲海岸付近にあった松林地帯「十二本松」にあり、塩害防備保安林として数々植えられていた中の1本。高さ10メートルほどで下部の枝は枯...[記事全文

飯舘と山木屋、厳しい帰還 計画的避難開始から1年

 東京電力福島第一原発事故の計画的避難区域に設定された飯舘村と川俣町山木屋地区から住民が避難を開始し、15日で1年を迎えた。国は両地域の生活環境再生を目指し除染を急ぐ方針だが、飯舘村では作業で発生する廃棄物の仮置き場の規模が決まらず8月の開始予定に「...[記事全文

「仮の町」半数が必要 双葉町民アンケート

 双葉町は15日、復興の方向性を示す素案に関する町民アンケート結果を町のホームページ(HP)で公表した。回答者の約半数が帰還まで他の自治体に町の拠点を置く「仮の町」が必要と回答した。仮の町構想を持つ富岡、大熊、双葉、浪江の4町で、仮の町の是非について...[記事全文

楢葉町商工会長を逮捕 拳銃と実弾所持容疑

 警視庁組織犯罪対策五課は15日までに、拳銃と実弾を隠し持っていたとして、銃刀法違反の疑いで、楢葉町商工会長で建設会社「渡辺興業」社長の渡辺征容疑者(68)=いわき市草木台2ノ12ノ16=と長男で同社役員の啓容疑者(41)=同2ノ18ノ1=を逮捕した...[記事全文

セシウム検出6.9% 南相馬市民の内部被ばく調査

 東京電力福島第一原発事故に伴うホールボディーカウンターの内部被ばく検査で、南相馬市は15日、市立総合病院で市民9502人を対象に実施した結果を発表した。セシウムの検出率は、昨年10月に64.1%だったが、3月には6.9%まで減少した。  金沢幸夫院...[記事全文

整形外科の診察開始 川内村立診療所 第2、第4月曜受け付け

 4月に再開した川内村の村立診療所は14日、東日本大震災後に新設した整形外科の診察を始め、初日は7人が利用した。  ひらた中央クリニック(平田)から派遣された佐々木太郎医師(36)が毎月第2、第4月曜日(午前9時~正午)に受け付ける。診察を受けた無職...[記事全文

海のがれき撤去再開 相馬双葉漁協

 相馬双葉漁協は14日、漁船を使った海のがれき撤去作業を再開した。  東日本大震災後に漁業者の雇用確保や漁場復旧を目指して平成23年度から続いている国の支援事業。3月中旬から中断していたが、今年度の作業を始めた。  相馬市の相馬原釜漁港(松川浦漁港)...[記事全文

59世帯、集団申し立て 南相馬原町区精神的負担で 原発賠償請求

 東京電力福島第一原発事故の損害賠償請求で、南相馬市原町区ひばり地区の59世帯161人は14日、東京都の弁護士有志でつくる原発被災者弁護団を通じて原子力損害賠償紛争解決センターに集団で和解仲介を申し立てた。  請求は昨年3月11日から今年3月末の期間...[記事全文

「復活の米」田植え 実証実験来年度販売目指す 川内

 東京電力福島第一原発事故に伴い、作付けを自粛している川内村産米の新たな販路開拓を図る「復活の米プロジェクト」の事業として13日、主催団体である農楽塾の塾長で同村上川内の農業秋元美誉(よしたか)さん方の水田で田植えが行われた。  県内外から約50人が...[記事全文

10世帯からセシウム コープふくしま食事検査結果 健康に影響なし

 コープふくしま(本部・福島市)は14日、昨年11月14日から4月13日までに県内全域の組合員100世帯を対象に実施した、食事に含まれる放射性物質の検査結果を発表した。10世帯から放射性セシウムが検出され、その他の世帯は検出限界値以下だった。  検査...[記事全文

500人態勢、一斉捜索 本県沿岸と藤沼湖下流域

 県警と県、消防、海上保安庁は14日、東京電力福島第一原発事故による警戒区域を含む本県沿岸と須賀川市の藤沼湖下流域で、東日本大震災に伴う行方不明者の一斉捜索を500人態勢で実施した。  今回初めて県所有船の「あづま」(県水産事務所)と「拓水」(県水産...[記事全文

【計画的避難から1年】帰還 依然厳しく 飯舘区域 再編足かせ 川俣・山木屋 除染法めぐり溝

 東京電力福島第一原発事故の計画的避難区域に設定された飯舘村と川俣町山木屋地区から住民が避難を開始し、15日で1年を迎えた。国は両地域の生活環境再生を目指し除染を急ぐ方針だが、飯舘村では作業で発生する廃棄物の仮置き場の規模が決まらず8月の開始予定に「...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・断面

【川俣・無防備の戸惑い5】白い防護服見て避難 子どもを車に乗せ西へ

 パトカーの中をのぞいた瞬間、心臓が高鳴った。白い防護服、顔には見たこともないマスク...。2人の警察官の姿が目に飛び込んできた。川俣町山木屋地区に住む女性は1年余りが過ぎた今も、その光景を忘れることができない。  昨年3月12日午後3時ごろだった。...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・福島と原発

今を生きる 仮設住宅に花の装い 灰色の壁、一転鮮やか 昨年12月から交流

完成した絵を喜ぶ宮代仮設の住民と保原高の生徒
■保原高美術部長 津田実沙紀さん(3年)ら  保原高の美術部員が12日、福島市の宮代仮設住宅の壁面に絵を描き、完成させた。3年の津田実沙紀美術部長は「一生懸命描くことができた。住民の皆さんからも励ましていただき大きな達成感でいっぱい。こちらが感謝した...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

小売店などの再開 市町村長が判断 避難指示解除準備区域 復旧・復興迅速化へ

 東京電力福島第一原発事故に伴う避難指示解除準備区域の地域再生に向けて政府は14日、宿泊を伴わない事業所の事業再開を市町村長の判断で認めることを決めた。避難区域再編後の地域の復旧・復興に必要な事業再開を迅速に進め、住民帰還につなげる狙いで、田村、南相...[記事全文

子ども避難 県外1万7895人 県まとめ 県内合わせて3万人超

 東日本大震災と東京電力福島第一原発事故に伴い県外に避難している県内の18歳未満の子どもの数は4月1日現在、市町村が確認しているだけで1万7895人に上ることが14日、県のまとめで分かった。県内への避難者は1万2214人で、県内外を合わせると3万10...[記事全文

福島医大 研修プログラムで連携 広島、長崎大と年度内実施

学長会議で連携強化を確認した(左から)浅原広島大学長、菊地福島医大学長、片峰長崎大学長
 福島医大は、東京電力福島第一原発事故を受けて連携協定を締結している広島、長崎両大との間で、研修医の相互受け入れなど、初期研修プログラムで協力態勢を整える方向で検討に入る。14日、福島市の福島医大で開いた3大学の学長会議で合意した。早ければ年度内にも...[記事全文

客の笑顔見たい 道の駅よつくら港の店が損壊 「いわき・ら・ら・ミュウ」に出店

そばを打てることが何よりうれしいと話す鈴木さん
■「そば処心平庵」店長 鈴木富士子さん(50)  「津波でほとんどのものを失ったが、そば練り機が無事だったことが励みになった」。いわき市小名浜の市観光物産センター「いわき・ら・ら・ミュウ」に出店した「そば処心平庵」店長の鈴木富士子さん(50)=いわき...[記事全文

カテゴリー:連載・再起

運転再開 宙に浮く 夏の電力不足懸念の中 金山・第二沼沢発電所

 昨年夏の豪雨被害から復旧した金山町の東北電力第二沼沢発電所(出力46万キロワット)の運転再開が地元の反対で宙に浮いていることが13日までに分かった。町や住民側は発電用のダムが只見川の氾濫を引き起こしたと主張。再発防止策も不十分として再稼働に応じない...[記事全文

国「町の判断尊重」 いわきと若松の大熊町民説明会で示す

住民の質問に耳を傾ける国担当者ら=いわき市文化センター
 大熊町民を対象とした政府主催の住民説明会は13日もいわき、会津若松の両市で開かれた。政府側は避難区域再編後、町に早期の避難指示解除を求めることはないと、町の解除判断を尊重する方針をあらためて示した。  同町内は再編後、5%の住民が「居住制限区域」と...[記事全文

放射線リスク冷静に判断を 福島で除染フォーラム 事例も紹介

放射線による健康影響や除染について学ぶ出席者
 「除染の推進に向けた地域対話フォーラム~子どもたちを放射能から守るために~」は13日、福島市のコラッセふくしまで開かれた。日本原子力学会などの担当者が、放射線の健康への影響や除染の取り組み事例などを紹介し、来場した約200人に理解を求めた。  県、...[記事全文

生活再建へ村や国へ要望決める 飯舘の長泥行政区

生活再建に向けた意見を述べる住民=飯舘
 東京電力福島第一原発事故による避難区域の見直しで、帰還困難区域に再編される可能性のある飯舘村長泥行政区は近く、村や国に生活再建に向けた取り組みを要望する。13日、村内の長泥コミュニティセンターで住民を対象にした意見交換会を開いて決めた。  意見交換...[記事全文

26日に東電担当者交えシンポ 福島で日本原子力学会

 日本原子力学会は26日午後1時から、福島市のコラッセふくしまでシンポジウムを開く。同学会が、県内で単独シンポジウムを開催するのは初めて。東京電力の担当者が、福島第一原発事故の対応や中長期対策について説明する。  東電から出席するのは福田彦原子力品質...[記事全文

被災ペットに愛の手を 三春のシェルターで啓発イベント

散歩ボランティアの体験をする家族連れ
 「被災した動物たちに愛の手を Smile Again~かけがえのない家族~」は13日、三春町の福島第2動物シェルターで開かれた。  福島民報社の主催、県動物救護本部、県獣医師会の協力、日本全薬工業の協賛。東京電力福島第一原発事故の避難区域などで保護...[記事全文

農作業、弾む笑顔 大玉に避難の富岡住民、田植えに汗

田植えに汗を流す参加者
 大玉村の安達太良仮設住宅に避難している富岡町民は13日、同村の農家の田を借りて、田植えに汗を流した。参加した町民約30人は、久しぶりの農作業に弾むような笑顔を見せていた。  同村の農業渡辺政司さん(63)が約7アールの田を提供した。参加者は、昔なが...[記事全文

東北太鼓連合発足 福島で設立総会、渡部会長が就任

太鼓文化の振興などを目指す「東北太鼓連合」の設立総会
 東北六県の太鼓団体が集い太鼓文化の継承や技術向上を目指す「東北太鼓連合」の設立総会は13日、福島市の福島グリーンパレスで開かれ、会長に発起人代表で県太鼓連盟の渡部世一会長(福島民報社社長)が就いた。任期は2年。設立第1弾事業として7月1日に宮城県登...[記事全文

アユ釣り中止を撤回 矢祭の久慈川

 久慈川第一漁協は、東京電力福島第一原発事故に伴い決定した矢祭町の久慈川のアユ釣り中止を撤回し、例年通り6月第1日曜日の3日に解禁する。役員会で13日までに決めた。  県の調査で5日に久慈川で採取したアユから放射性物質が検出されなかったためで、解禁日...[記事全文

倍率は6.1倍 県警察官A特別募集の1次試験

1次試験に臨む受験者
 10月1日採用の県警察官A(大卒程度)の特別募集1次試験は13日、福島市の福島大で行われた。東日本大震災前の平成22年度以来2年ぶりの実施。  採用予定人数は前回より12人減の48人(男性44人、女性4人)程度。受験者は前回比8人増の295人(男性...[記事全文

犠牲の住民安らかに 原町区北萱浜行政区 慰霊碑建立し祈り

建立した慰霊碑に祈りをささげる佐藤宮司
 東日本大震災の津波と東京電力福島第一原発事故による避難などで53人が犠牲になった南相馬市原町区の北萱浜行政区で13日、慰霊祭が営まれた。  地区内の稲荷神社に住民約150人が参列した。境内には犠牲者の名前を刻んだ高さ180センチ、幅130センチの慰...[記事全文

【川俣・無防備の戸惑い4】住民の避難止まらず 国、県の直接説明なし

JA新ふくしま山木屋支店の駐車場で、大内さんは震災直後の不安と緊迫した状況を思い起こす。今は計画的避難区域となっている地区内をパトロールしている
 川俣町のJA新ふくしま山木屋支店の駐車場に数10人の住民が集まった。標高550メートル前後の山木屋地区の気温は氷点下を示し、寒風が容赦なく吹き付けた。昨年3月18日早朝。東日本大震災から1週間が過ぎていた。  東京電力福島第一原発の危機的な状況にも...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・福島と原発

今を生きる 福島の元気 白球に 大山さん(川内)宣誓の大役

前列左から高沢さん、大山さん、三浦さんら福島アクロスのメンバー
■福島アクロス 19、20日全国身障者野球大会出場  体に障害がある社会人でつくる県内唯一の軟式野球チーム「福島アクロス」が19、20の両日、神戸市で開催される選抜全国身体障害者野球大会に出場する。昨年は東日本大震災の影響で出場を辞退したが、第20回...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

伝統の神楽 復活誓う 文化助成金を活用

田中支社長から目録を受ける(右から)楽行政区長、渡辺総代
■南相馬市小高区 川原田行政区長 楽伸一郎さん(73)  津波で地区内全40戸が全半壊した南相馬市小高区の川原田行政区。神社や獅子頭も流失したが地区の神楽が明治安田クオリティオブライフ文化財団の地域の伝統文化助成金を受けた。楽伸一郎行政区長(73)は...[記事全文

カテゴリー:連載・再起

放射性物質の検査結果 牛肉基準下回る

 県は12日、牛肉の放射性物質の検査結果を【表】の通り発表した。17市町村の農家35戸で生産された60頭を調べた結果、57頭で放射性セシウムは検出下限値未満だった。残る3頭は食品衛生法の暫定基準値(1キロ当たり500ベクレル)以下で、最大39ベクレル...[記事全文

川内のコメ必ず復活 首都圏から体験ツアー 流通網開拓へプロジェクト

参加者に作業手順を教える秋元さん(中央)
■農楽塾塾長 秋元美誉さん68  東京電力福島第一原発事故に伴いコメの作付けを自粛している川内村で12日、地元産コメの新たな流通網の開拓を目指す「復活の米プロジェクト」が始まった。プロジェクトを主催する農楽塾の塾長で同村上川内の農業秋元美誉(よしたか...[記事全文

カテゴリー:連載・再起

放射線 放射性物質 Q&A キノコに集積 放射性物質対処法は

 東京電力福島第一原発事故で放射性物質に汚染された森林除染の取り組みが本格的に始まります。山の幸といえば、山菜の他にキノコがありますが、放射性物質が集積しやすいとも聞きます。対処法を教えてください。 【回答者】県放射線健康リスク管理アドバイザー・長崎...[記事全文

カテゴリー:放射線・放射性物質Q&A

【県民健康調査問診票】企業・団体訪問効果薄く 回収率依然低調

 東京電力福島第一原発事故を受け県が実施している県民健康管理調査の基本調査の問診票回収率は3月末時点で21.9%と依然、低調だ。2月からは企業・団体訪問を実施し、問診票提出を呼び掛けているが、効果はいまひとつだ。原発事故から1年2カ月が経過し、県関係...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・断面

【県民健康調査問診票】15万人線量推計難航 行動記録整わず 29万人は処理手間取る

 東京電力福島第一原発事故を受け県が実施している県民健康管理調査の基本調査で、回収した問診票約45万件のうち3割超の約15万人分の行動記録の記載が整っておらず、外部被ばく線量を正確に推計できない見通しとなっている。該当者と連絡が取れないケースが多く、...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・断面

今を生きる 野球愛する心が支え 避難先で中心選手に

硬式野球での全国大会出場を目指す赤井君(左)と岡部君
■会津ボーイズの大熊中3年 赤井光高君14 岡部廉君14  大熊町から会津若松市に避難し、同市に移転している大熊中に通う3年の赤井光高君(14)と岡部廉君(14)は、会津坂下町を拠点とする少年硬式野球チーム会津ボーイズの中心選手。チーム悲願の全国大会...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

【川俣・無防備の戸惑い3】「取り残される」危惧 自主避難の動き始まる

 「原発から一番近い場所に取り残されているんじゃないか」  昨年3月の東日本大震災から数日後、川俣町山木屋地区に住む大内和紀(57)は不安に駆られ始めた。町消防団の分団長を務め、住民の安否確認や被害調査のさなかだった。  消防団は町の指示を受け、国...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・福島と原発

若武者野馬追誇り 「蒔田の旗印守らねば」

■南相馬市小高区 蒔田匠馬さん=当時20=  いつもの穏やかな表情だった。ふっと目を開けるような気がする。  昨年3月25日夜、南相馬市原町区の遺体安置所。同市小高区岡田、蒔田匠馬(まきた・しょうま)さんが静かに眠っていた。同日午前9時42分、原町区...[記事全文

カテゴリー:あなたを忘れない

牛肉は基準下回る 放射性物質検査

 県は11日、牛肉の放射性物質の検査結果を【表】の通り発表した。11市町村の農家17戸で生産された29頭を調べた結果、28頭で放射性セシウムは検出下限値未満だった。一頭の放射性セシウムは七ベクレルで、食品衛生法の暫定基準値(1キロ当たり500ベクレル...[記事全文

政府の方針に不満噴出 大熊町民に説明会

質疑応答で町民の質問に答える細野氏
 全町警戒区域となっている大熊町の住民に対する政府の説明会は12日、郡山市の郡山ユラックス熱海で開かれ、細野豪志環境相兼原発事故担当相らが中間貯蔵施設や除染、避難区域見直し、賠償に関する現状などを説明し、理解を求めた。政府による開催は双葉郡八町村で初...[記事全文

野菜と果実は検出下限値未満

 県は11日、野菜と果実の放射性物質の検査結果を【表】の通り発表した。野菜は18市町村の15品目46点、果実は福島市のオウトウ1点を調べた結果、全てで放射性セシウムは検出下限値未満だった。 ※単位は1キロ当たりのベクレル。左の数値はセシウム 134、...[記事全文

山菜6点基準値超 放射性物質検査

 県は11日、キノコと山菜の放射性物質検査の結果を【表】の通り発表した。20市町村の14品目46点を調べた結果、川俣町のタラノメ1点、いわき、須賀川、川俣、天栄、石川の5市町村のコシアブラ各一点から、食品衛生法の基準値(1キロ当たり100ベクレル)を...[記事全文

採択保留4割123件 ふくしま産業復興企業立地、緊急167件だけ採択

 県は、県内への企業立地や新増設を支援する「ふくしま産業復興企業立地補助金」の対象として、申請のあった299件のうち、緊急性が高いと判断した167件を採択し、9件を不採択とした。約4割に当たる123件は予算不足で保留となった。採択分の補助総額も予算枠...[記事全文

医療費無料化14日正式決定 県、18歳以下対象

 県は14日、県子育て支援推進本部会議を開き、18歳以下の医療費無料化を正式決定する。10月1日から開始する。  市町村が実施している現行制度の内容を踏まえ、助成対象は「小学4年~18歳以下」とする。費用は年間40億円規模となる見通し。平成24年度分...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

原発事故に伴う経費3億円請求 東電に本宮市

 本宮市は11日、東京電力に対し、福島第一原発事故に伴い市が支出した行政経費3億728万3505円の支払いを請求した。高松義行市長が、本宮市役所を訪れた林孝之東京電力福島原子力被災者支援対策本部福島地域支援室長に請求書を手渡した。  高松市長は「責任...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

蕨平を帰還困難区域に 飯舘、地元行政区が村、村議会に要望

 東京電力福島第一原発事故による避難区域の見直しで、居住制限区域に再編される可能性のある飯舘村蕨平行政区は11日、村と村議会に同行政区を帰還困難区域に指定するよう要望した。  行政区の一部地域の年間放射線量は帰還困難区域の目安となる50ミリシーベルト...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

災害危険区域に指定 南相馬市、旧警戒区域外の原町沿岸部

 南相馬市は11日、東日本大震災の津波被害を受けた旧警戒区域以外の同市原町区の沿岸部を災害危険区域に指定し、告示した。  建築基準法39条に基づく指定。指定されたのは上渋佐、下渋佐、萱浜、雫、北泉、金沢の一部地域で、家屋が流失した約470ヘクタールの...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

震災乗り越え八段に合格 福島の方木田居合道ク会長・柳沢励一さん

気迫のこもった演技を披露する柳沢さん
 福島市の方木田居合道クラブ会長の柳沢励一さん(62)は居合道最高段位となる八段に合格した。本県の八段は柳沢さんを含めて5人しかおらず、本県からの合格は6年ぶり。柳沢さんは難関突破に「東日本大震災があって一度は諦めかけた。多くの人々の励ましや支えのお...[記事全文

花のプランター寄付 浪江ひまわり荘にコスモスしらかわ会

ひまわり荘にプランターを贈った鈴木さん(前列右)ら
 浪江町から白河市周辺に避難している住民らでつくるコスモスしらかわ会(鈴木満子代表世話人)は10日、西郷村の救護施設浪江ひまわり荘にサルビアやマリーゴールドなど花のプランター30個を寄付した。  浪江ひまわり荘は東日本大震災と東京電力福島第一原発事故...[記事全文

絵本など4000冊寄贈 福井のボランティア、本県の子どもに

児童に本を手渡す木村会長(左)=柴宮小
 福井県鯖江市の「さばえっこ図書ボランティアネットワーク」は10日、絵本や児童書約4000冊を本県の子どもたちに贈った。鯖江市内の小中学校12校に協力を呼び掛けた。県学校図書館協議会を通じて、県内の学校に配布される。  同ネットワークは、読み聞かせな...[記事全文

2年ぶりの再会喜ぶ 浅見川ゆめ会議、アケボノツツジ観賞

アケボノツツジの歴史などを学ぶ参加者
広野町のNPO法人浅見川ゆめ会議(鈴木正範理事長)はこのほど、町内箒平地区の浅見川渓谷アケボノツツジ群生地を訪れた。  ゆめ会議はNPO法人取得前の昭和60年から毎年、観賞会を開き町内外から100人を超える人が群生地に足を運んだという。この他にも...[記事全文

東電、損害額争う意向 川俣・山木屋の食品加工業者訴訟

   計画的避難区域に設定された川俣町山木屋地区の農産物を加工する同町鉄炮町の増田屋商店の清水政宏代表(58)が、東京電力に約3000万円の損害賠償を求めた訴訟の第1回口頭弁論は11日、東京地裁(三角比呂裁判長)であった。東電側は損害額について争う...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

【川俣・無防備の戸惑い2】急きょ避難者を収容 町民の不安も高まる

川俣町の避難所で、炊き出しのおにぎりを待つ浜通りからの避難者=昨年3月13日、川俣町提供
 携帯電話の着信音が夜明け間際の静けさに響いた。昨年3月12日午前6時ごろ、川俣町役場の町長室。東日本大震災の発生から初めての朝が訪れようとしていた。  町長の古川道郎(67)は、保健センターに設けた災害対策本部で、夜通しで陣頭指揮を執った。地震で散...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・福島と原発

今を生きる 震災乗り越え難関突破 最高段位八段に合格

気迫のこもった演技を披露する柳沢さん
■福島の方木田居合道ク会長 柳沢励一さん62  福島市の方木田居合道クラブ会長の柳沢励一さん(62)は居合道最高段位となる八段に合格した。本県の八段は柳沢さんを含めて5人しかおらず、本県からの合格は6年ぶり。柳沢さんは難関突破に「東日本大震災があって...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

母の日 仏壇に花 「育ててくれてありがとう」

■新地町谷地小屋釣師 伊藤るみ子さん=当時51=  新地町の仮設住宅。13日の「母の日」を前に、看護師伊藤るみ子さんの仏壇に、次女の恵さん(29)がそっとカーネーションを供えた。  「お母さんがいなければ今の私はいない。本当に、育ててくれてありがとう...[記事全文

カテゴリー:あなたを忘れない

村民の不安和らげたい 看護師折田さん(長崎)着任 川内

遠藤村長にあいさつする折田さん(左)と高村教授(右)
 4月に警戒区域が再編された川内村で、村民の放射線などに関する心のケアに当たる長崎病院(長崎市)の看護師、折田真紀子さん(25)が10日、村役場を訪れ、遠藤雄幸村長に着任を報告した。  折田さんは看護師と保健師の資格を持つ一方で、長崎大大学院医歯薬学...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

山菜5品目出荷停止 政府、県に指示

 政府は10日、原子力災害対策特別措置法に基づき、伊達、国見、大玉、下郷、磐梯、西郷、矢祭、鮫川の8市町村のコシアブラなど計5品目の出荷停止を県に指示した。  他に指示を受けたのは、二本松市と大玉村のクサソテツ(コゴミ)、相馬市のゼンマイ、大玉村、西...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

【川俣・無防備の戸惑い1】防災計画に想定なし 国、県の「線引き」外

供地震で壊れた川俣町役場本庁舎。町は地震に加え、急きょ、原発事故への対応も迫られた=昨年3月12日、川俣町提
 大型連休が明けて間もない8日、川俣町中央公民館で開かれた町議会全員協議会で、議員から町への要望が相次いだ。  「農地の除染を迅速に進めないと、作付けが間に合わない」  「農家に代替農地を提供できるように国に働き掛けてほしい」  昨年3月の東京電力福...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・福島と原発

花屋目指した16歳 「しっかり者、妹思い」

■高橋愛さん=当時16= いわき市田人町石住字貝屋  色とりどりの花が供えられた仮の仏壇に、はにかんだような表情を浮かべる少女の写真が置かれている。いわき市田人町石住字貝屋の高橋愛さんは昨年4月11日、東日本大震災の大規模余震に伴う土砂崩れに巻き込ま...[記事全文

カテゴリー:あなたを忘れない

今を生きる 職人技避難先でも 古里のわが店再開を夢見て

太郎庵で和菓子作りに励む長岡さん
■浪江町の「四季菓匠長岡家」3代目 長岡光広さん38  浪江町の和菓子店「四季菓匠長岡家」の3代目、長岡光広さん(38)は会津坂下町の菓子製造・販売「太郎庵」で、職人として腕を振るっている。いつかは「長岡家」の看板を再び掲げる-という思いを抱き、会津...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

広野、楢葉、川内も選択肢 「仮の町」で富岡町長

仮の町設置について協議する議員
 東京電力福島第一原発事故を受けた「仮の町」建設構想で、富岡町の遠藤勝也町長は10日、郡山市で開かれた町議会全員協議会で町内に限らず広野、楢葉、川内3町村など双葉郡内の低線量地区に設けることも選択肢の一つとして検討する考えを示した。3町村とも要請があ...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

漁協に「配当」検討 楢葉、広野沖風力発電で

 政府が計画している楢葉、広野両町沖の洋上風力発電実証研究事業で、受託事業者側が地元漁協に「配当」の支払いを検討していることが10日、分かった。平成27年度以降に営利事業化された場合、漁場提供分として金額を算定する。同日、経済産業省と県が相馬市コミュ...[記事全文

22、23日に会津で 関東知事会議 石原都知事ら本県応援

 東京電力福島第一原発事故による風評被害に苦しむ本県の復興を後押ししようと、関東地方知事会は22、23の両日、北塩原村の裏磐梯猫魔ホテルで定例会議を開く。会長の川勝平太静岡県知事をはじめ、石原慎太郎東京都知事ら10都県知事は会津の観光PRにも一役買い...[記事全文

検査器機など2億6千万円相当 ライオンズ、県などに寄贈

記者会見する久保田ガバナー(左から2人目)ら
 ライオンズクラブ(LC)国際協会332-D地区は県、郡山市などに甲状腺移動検診車やホールボディーカウンターなど総額2億6千万円相当の機器を贈る。久保田善九郎ガバナーらが10日、県庁で記者会見し発表した。  寄贈するのは、ホールボディーカウンター3台...[記事全文

廃業旅館活用で復興 土湯温泉が再生機構

 福島市の土湯温泉町復興再生協議会は東日本大震災、東京電力福島第一原発事故からの温泉街の復興を目指し、廃業旅館の活用や再生可能エネルギーの導入などを柱にした「土湯温泉町スマートコミュニティ構想」に基づき各種事業を推進する。10日、市土湯温泉町支所で開...[記事全文

小学校運動会、今年は屋外で 時間短縮や体育館併用など工夫

校庭のトラック周囲に粘土質の土を混ぜる作業員=南相馬市鹿島区・八沢小
 小学校の運動会シーズンを迎え、東京電力福島第一原発事故の影響で昨年は中止や屋内開催だった県内の小学校が、今年は屋外グラウンドでの実施に踏み切るケースが相次いでいる。依然として保護者らの放射線への不安はあり、開催時間の短縮や、体育館の併用など、工夫を...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故