東日本大震災

2012年5月アーカイブ

問診票提出、独自に促進 県民健康調査で郡山医師会と市

独自に製作したポスターでキャンペーンをPRする菊池会長(左)と阿部所長
 東京電力福島第一原発事故に伴い県が行う県民健康管理調査の回収率が低迷していることを受け、郡山医師会と郡山市は10日、調査問診票の提出促進キャンペーンを独自に開始した。調査をまとめる福島医大県民健康管理センターによると、市町村による啓発活動は初めて。...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

いわきの園児に絵本とクッキー アラブ大使夫人の会

アラブクッキーを頬張る園児
 駐日アラブ大使夫人の会は10日、東日本大震災の津波で被災したいわき市の久之浜第一幼稚園の園児が通う同市の平第一幼稚園を訪れ、園児に絵本とクッキーを贈った。4月8日に東京で開催したアラブ・チャリティー・バザーの収益の一部。同会は東京電力福島第一原発事...[記事全文

野菜は基準超なし 放射性物質検査

 県は10日、野菜の放射性物質検査の結果を【表】の通り発表した。19市町村の29品目、92点を調べた結果、放射性セシウムは89点が検出下限値未満だった。喜多方市の葉ワサビなど3点から放射性セシウムが検出されたが、いずれも食品衛生法の基準値(1キロ当た...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

秋までに町民意向調査 復興相、富岡町長と会談

平野復興相(左)と会談する遠藤町長ら(右側)
 平野達男復興相は9日、郡山市の富岡町郡山事務所で遠藤勝也富岡町長と会談し、県内外に避難している町民を対象に将来の居住地の希望などを聞く意向調査について今年秋ごろまでに行うことで合意した。  意向調査は東京電力福島第一原発事故による長期の避難者に必要...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

国協議に応じない可能性 双葉地方町村会長

 双葉地方町村会長の井戸川克隆双葉町長は9日に郡山市で開かれた双葉地方町村長会議終了後、記者団の質問に応じ、東京電力福島第一原発事故による汚染廃棄物の中間貯蔵施設設置に関し「国が町村ごとに方針を説明している」として不快感を示した。その上で次回の国と双...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

入居者に鍵引き渡し 相馬井戸端長屋1号棟

立谷市長(左)のあいさつを聞く入居者
  東日本大震災の被災者向け公営住宅として県内トップを切って相馬市に完成した「相馬井戸端長屋」第1号棟の鍵の引き渡し式は9日、同市馬場野の現地で行われた。  市内に工場を有する米国の化学大手「ダウ・ケミカル」が建設して寄贈した。仮設住宅を経て入居する...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

汚染自転車など仮置き場に 一時保管を国が飯舘の説明会で示す

放射性廃棄物の保管先について明らかにした説明会
 放射性物質に汚染された自転車や農機具などの廃棄物について、国は9日、除染で発生した土砂などを搬入する仮置き場に一時保管する方針を明らかにした。同日に飯舘村の二枚橋集会所で開かれた本格除染に向けた住民説明会で示した。  環境省福島環境再生事務所による...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

福島大が復興加速へ新事業 再生可能エネ拠点化へ講義を一般開放

 東日本大震災からの復興支援活動を進めている福島大は6月から、再生可能エネルギーの講義の一般開放や海外学生向けの短期留学プログラムなど新事業をスタートし、本県の復興への動きを加速させる。  再生可能エネルギーの講義は、福島大共生システム理工学研究科が...[記事全文

野馬追祭場地で除染開始

表土の入れ替えが行われる羊腸の坂(手前)と走路
  国指定重要無形民俗文化財「相馬野馬追」の甲冑(かっちゅう)競馬や神旗争奪戦などのメーン行事が行われる南相馬市原町区の雲雀ケ原祭場地で本格的な除染作業が行われている。  出場者と観覧者のため、祭場地の線量を低減させるのが目的。野馬追の関係者でつくる...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

警察犬の夢へ駆ける 一時離れ離れ「富岡に戻り訓練を」

避難先から警察犬審査会に出場した渡辺さんとアウトサイダー
■捜査嘱託犬審査会に出場 渡辺 武彦さん(69)  東京電力福島第一原発事故でいわき市の借り上げ住宅に住む警察捜査嘱託犬指導手、渡辺武彦さん(69)=富岡町下郡山=は9日、福島市の県警機動センターで開かれた捜査嘱託犬審査会に愛犬2頭と出場した。愛犬と...[記事全文

カテゴリー:連載・再起

コイなど魚介類38点基準値超え 放射性物質検査

 県は9日、魚介類141点の放射性物質の検査結果を【表】の通り発表した。伊達市の阿武隈川のギンブナとコイなど計38点から食品衛生法の基準値(1キロ当たり100ベクレル)を超える放射性セシウムが検出された。  県は同日、信夫ダムを除く阿武隈川のフナとコ...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

山菜17点が基準値超え

 県は9日、山菜85点の放射性物質の検査結果を【表】の通り発表した。伊達、国見、大玉、下郷、磐梯、西郷、矢祭、鮫川の八市町村のコシアブラなど計17点から新基準値(1キロ当たり100ベクレル)を超える放射性セシウムが検出された。  コシアブラ以外で基準...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

市町間で処理に差 本県沿岸震災がれき

 東日本大震災で発生した本県沿岸部のがれきの処理率は8・5%に上昇したものの、市町間で進み具合に差が出始めている。環境省が8日発表した調査結果で分かった。いわき、新地、広野各市町は2月20日時点と比べて伸びた一方、南相馬、相馬両市は仮置き場の設置や水...[記事全文

初の債権買い取り 産業復興機構が浜通りの水産物業者

 東日本大震災と東京電力福島第一原発事故による被災企業の事業再開を支援する「福島産業復興機構」は8日までに、設立から5カ月目で初の債権買い取りを成立させた。対象は浜通り地方の水産物小売・卸売業者の被災前の債権で、県内の金融機関から買い取り、同業者の再...[記事全文

月3万円上乗せで一部和解 原発賠償 避難後に要介護認定

 東京電力福島第一原発事故で避難を強いられた大熊町の小松ときさん(92)が、政府の「原子力損害賠償紛争解決センター」に和解仲介手続きを申し立て、東電が慰謝料月額13万円を支払うことなどで8日までに一部和解が成立した。横浜弁護士会の有志でつくる福島原発...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

福島大生が研修旅行企画 国内外の学生を招待し被災地訪問

研修旅行の概要を発表する曽田さん(右)と松本さん
 福島大の学生有志でつくる「学生の力で世界とつながろうプロジェクト実行委員会」は6月10日から7日間、国内外の学生に本県の現状を知ってもらう研修旅行を実施する。  福島大うつくしまふくしま未来支援センター、福島南ロータリークラブの共催で、国内の学生1...[記事全文

復興カリキュラム導入 いわき明星大外部講師招き人材育成

 いわき市のいわき明星大は今年度、東日本大震災と東京電力福島第一原発事故からの古里復興を担う人材育成を目指す「震災復興カリキュラム」を導入した。同大の教授陣をはじめ復興再生の最前線で活動する楢葉町やいわき市、ハワイアンズ、アクアマリンなどから外部講師...[記事全文

避難先 南会津の力に 整骨院、還暦での開業 地域貢献、妻と二人三脚

患者を丁寧にマッサージする古和田さん
■富岡の柔道整復師 古和田精次郎さん(61)  「地域のためにできることを精いっぱいやりたい」。東京電力福島第一原発事故の影響で富岡町から避難した柔道整復師の古和田精次郎さん(61)は8日、避難先の南会津町田島字本町甲でこわだ整骨院を開院した。支えて...[記事全文

カテゴリー:連載・再起

野菜14点は基準下回る

 放射性物質検査県は8日、野菜の放射性物質検査の結果を【表】の通り発表した。8市町の10品目14点を調べた結果、放射性セシウムは13点が検出下限値未満だった。いわき市のタラノメは食品衛生法の基準(値1キロ当たり100ベクレル)以下の17ベクレルだった...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

よさこいもう1度 仲間に呼び掛け新団体 今月から活動本格スタート

杉戸町の満開の桜の下でよさこいを披露するメンバー
■富岡の伊藤孝さん(42)  富岡町で盛んだったよさこい踊りを復活させようと、住民有志が新たな団体「チーム富岡さくらYOSAKOI」を発足させた。東日本大震災と東京電力福島第一原発事故で全国各地に避難した仲間たちに呼び掛け、再集結。震災前に3団体約7...[記事全文

カテゴリー:連載・再起

【県南・会津への給付】東電賠償支払い不透明 対象者どう確認 鈍い対応住民やきもき

 東京電力福島第一原発事故に伴う避難区域外の住民の精神的損害賠償で、県南地方の妊婦と子どもに対する東電の賠償金支払いは、いまだに見通しが立たない。行政側からどのような住民情報を提供されるか不透明なためだ。東電賠償の上積みでもある県による県南・会津26...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・断面

【県南・会津への給付】市町村 事務に負担 費用10億円超も 県、7月にも支給開始

 東京電力福島第一原発事故に伴う県南・会津26市町村の住民への精神的損害賠償問題で、県は救済策として打ち出した給付金の支給を7月にも開始する方向で調整に入った。ただ、支給業務を担う市町村には事務負担がのし掛かる。国、県の財政支援は不透明だ。事故当時、...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・断面

学校のホットスポット除染 郡山市 初日は薫小など4校

薫小体育館裏の側溝の掃除や枯れ葉除去などを進める作業員
 郡山市は7日、市内の湖南小・中学校を除く小学校57校、中学校27校で側溝など比較的放射線量の高い場所の除染を始めた。初日は薫小など4校で実施し、市の委託を受けた業者が側溝の洗浄や体育館裏の落ち葉除去などに当たった。6月上旬までに各校の作業を完了する...[記事全文

放射線 放射性物質 Q&A 山菜やタケノコ食べていいのか

 山菜やタケノコがおいしい季節になりました。しかし、東京電力福島第一原発事故の影響で、基準を超えた放射性セシウムが検出されるケースが出ているようです。どのような対応が求められるのでしょうか。 【回答者】県放射線健康リスク管理アドバイザー・長崎大大学院...[記事全文

カテゴリー:放射線・放射性物質Q&A

【特養の避難者受け入れ】定員超過 長期化 職員に重い負担 会津・中通り 地元希望者待機

双葉郡からの避難者を介護する桐寿苑の職員
 東京電力福島第一原発事故などで運営休止中の特別養護老人ホーム(特養)のお年寄りを受け入れている会津地方や中通りなどの施設で、定員超過状態が長期化している。県内134施設のうち、45施設で計171人定員を上回っている。定員超過は国が東日本大震災直後、...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・断面

忘れられないあの味を いわきで営業再開 富岡の人に感謝込め

避難生活を経て、いわきで営業を再開した鈴木さん
■ラーメン店経営 鈴木秀希さん(36)  富岡町で10年以上営業したラーメン店「ぼっけもん」の代表、鈴木秀希さん(36)は「人の縁、絆の大切さをあらためて実感した」と語る。避難生活を経て先月5日、いわき市平字堂ノ前で営業を再開した。  避難先の会津若...[記事全文

カテゴリー:連載・再起

原発30キロ圏外で独自対策 県地域防災計画を見直し

 県は県地域防災計画原子力災害対策編に、国が防災対策を重点的に実施するとした原発から30キロ圏の外側の安全対策を独自に盛り込む方針を固めた。政府の原子力安全委員会は同地域を30キロ圏とする防災指針改定案を掲げたが、県は東京電力福島第一原発事故を踏まえ...[記事全文

復興へ勝ちどき 三春で春まつり

甲冑(かっちゅう)姿で町内を練り歩く時代行列
 東日本大震災と東京電力福島第一原発事故からの復興を願う「三春春まつり」は5日、福島県三春町中心部で初めて開催され、時代行列などが繰り広げられた。  三春、富岡、葛尾の3町村と福島民報社などでつくる実行委員会の主催。城下町の特色を生かした行事で風評被...[記事全文

古里の味 守り抜く なみえ焼そば 製造再開へ準備

浪江町の名物「なみえ焼そば」の麺の製造再開へ準備を進める鈴木さん
■製麺業「旭屋」代表社員鈴木昭孝さん(55)  「帰還の道のりは厳しいが、浪江の味は守り抜く」。浪江町で創業77年の歴史を誇る製麺業「旭屋」の代表社員鈴木昭孝(あきよし)さん(55)=郡山市清水台=は、全国的に有名になったご当地グルメ「なみえ焼そば」...[記事全文

カテゴリー:連載・再起

今を生きる 古里の伝統 絶やさない 三春 春まつりで披露

獅子を演じる(前列右から)遠藤君、松本陽希君、松本龍太君
 「古里を忘れないでほしい」との願いを込め、県内各地に避難している葛尾村の小中学生が5日、三春町に集い、村の無形民俗文化財「3匹獅子舞」を演じる。限られた時間の中で稽古し、本番に臨む。当日は富岡町の青年会も県内外から駆け付け、地元に伝わる神楽を舞う。...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

NPO法人放射線安全フォーラム副理事長 県除染アドバイザー 田中俊一氏に聞く

【除染作業に伴う技術開発の在り方は】 ■既存の技術 改良すべき  東京電力福島第一原発事故で拡散した放射性物質の除染作業が本格化する中、NPO法人放射線安全フォーラム副理事長で県除染アドバイザーなどを務める田中俊一氏に除染作業に伴う技術開発の在り方な...[記事全文

19日に除染研究発表会 福島、国内外の事例、課題提示

 国内外の専門家が除染の効果的な進め方について意見交換する「環境放射能除染研究発表会」は19日から21日まで福島市のパルセいいざかで開かれる。  環境放射能除染学会の主催、環境省などの共催。初日は午前9時から国際シンポジウムを開き、環境省福島環境再生...[記事全文

仮設住宅で男性孤独死 郡山、富岡の58歳 死後2週間?

男性が発見されたとみられる仮設住宅
 3日午前10時ごろ、郡山市富田町若宮前の富岡町仮設住宅で一人暮らしの大工男性(58)が死亡しているのを知人男性と町職員らが発見し、119番通報した。町などによると、死後2週間ほど経過しており、病死とみられる。  町によると、知人男性が3日午前、男性...[記事全文

県の家賃支払い滞る 民間借り上げ住宅4、5月分8200件

 東日本大震災と東京電力福島第一原発事故を受け、県が民間から借り上げているアパートやマンションの家賃支払いで、4月末に県が支払うはずだった4、5月分の約8200件が滞っていることが3日までに分かった。県は「契約更新と家賃支払いが重なり作業が遅れている...[記事全文

大越をヒマワリの里に NPOが種500キロ贈る

贈呈式に臨んだ(左から)松本、佐久間、半田、清輔の各氏
 県内の若手経営者らでつくるNPO法人福島ひまわり里親プロジェクトは3日、田村市大越町の牧野ひまわり会、大越まちづくり協議会にヒマワリの種計500キロを届けた。夏には大越町全域を黄色い花で彩る。  ひまわり会の佐久間辰一会長(60)宅で贈呈式が行われ...[記事全文

郭内仮設住宅に寄付の感謝状 猪苗代・上川原仮設住宅

清水自治会長(左から3人目)に感謝状を渡す志賀自治会長(同2人目)
 猪苗代町上川原仮設住宅の志賀まゆみ会長はこのほど白河市の郭内仮設住宅を訪れ、自治会に感謝状を贈った。  両方の仮設住宅に双葉町民が暮らしている。郭内仮設住宅の清水敏英自治会長らは先月、上川原仮設住宅の住民に5万円を寄付した。浄財は白河だるまを基に町...[記事全文

【放射線対策(下)】農地除染 決め手なし 民間提案型も効果低く

県内各地で行われている農地の反転耕。放射性物質を完全に除去できず、農作物への吸収抑制対策が課題となる
 県や日本原子力研究開発機構(JAEA)の実証試験で、構造物の除染技術に一定の効果が見えた一方、農地除染は課題が山積している。放射性物質をなくすには表土除去が最も効果的だが、大量の廃棄物が生じる。住宅除染は一律の対応が難しいのが実情で、山林の除染技術...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・検証

【放射線対策(下)】道路除染 コストが課題 有効な技術は判明 国ガイドラインの対象外

 東京電力福島第一原発事故で拡散した放射性物質は建物や道路、森林、農地など広範囲に付着した。その除去作業は国内で前例がなく、十分なノウハウは蓄積されていない。県や日本原子力研究開発機構(JAEA)は実証試験を通し、土木分野や農作業で使われていた技術を...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・検証

今を生きる 復興願い桜の石碑 2000本見頃 村民の目印に 亡き長男の名刻む

満開の桜に囲まれた敷地に石碑を建てた会田さん
■飯舘村伊丹沢の農業 会田征男さん 66  東京電力福島第一原発事故で全村が計画的避難区域に指定された飯舘村伊丹沢の農業会田征男さん(66)が自宅の敷地に植えた2000本の桜が3日、見頃を迎えた。会田さんは3月、桜を見渡す敷地の一角に「復興の桜 村民...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

【子ども屋外活動】県教委補助 大幅減 親、負担増に不満 会津の観光にも痛手

南会津町で屋外活動を楽しむ子どもたち。県教委の補助が縮小され、関係者から不満の声が上がる=昨年8月
 東京電力福島第一原発事故で放射線量が比較的高い地域の子どもたちが比較的低い会津などで屋外活動する際の県教委の補助が大幅に縮小された。スポーツ少年団などへの交通費と活動費の助成は打ち切られ、宿泊費も減額となった。放射線量の低減や予算減などが理由だが、...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・断面

郡山のタラノメなど基準値超す 放射性物質検査

 郡山のタラノメなど基準値超す放射性物質検査県は3日、山菜、栽培キノコ63点の放射性物質の検査結果を【表】の通り発表した。郡山市のタラノメなど13点から基準値(1キロ当たり100ベクレル)を超える放射性セシウムが検出された。25市町村の14品目、63...[記事全文

野菜32品目 96点基準値超えなし

 県は3日、野菜の放射性物質検査の結果を【表】の通り発表した。26市町村の32品目96点を調べた結果、放射性セシウムは89点が検出下限値未満、7点が食品衛生法の基準値(1キロ当たり100ベクレル)以下だった。セシウムが検出されたのは福島市の花ワサビな...[記事全文

【放射線対策(上)】広域除染不可欠 山林人海戦術頼み

実証事業の除染結果を聞く山木屋地区の住民=4月26日、川俣町
 国が計画的避難区域の飯舘村と川俣町山木屋地区で実施した除染モデル実証事業は、局地的には空間放射線量を低減することはできた。しかし、地域全域の線量をいかに下げるかは今後の課題だ。避難区域の再編・解除で役場機能が戻った川内村や広野町では、除染しても思う...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・検証

【放射線対策(上)】ホットスポット出現懸念 地表のセシウム移動 山周辺、川に流れ込む?

 東京電力福島第一原発事故から約1年2カ月がたち、県内の放射線量は低下傾向にある。放射性セシウムが減衰している一方で、雨や風で放射性物質が移動する「ウェザリング効果」が要因とみられる。山林の放射性物質が平地に集まり、局地的に線量が高い新たな「ホットス...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・検証

【覆された備え15】防護服に住民違和感 高い線量知らされず

警戒区域への一時帰宅のため防護服を着る避難者。県は万が一に備え、地元の町などに配備していた=昨年5月撮影
 浪江町は東日本大震災から一夜明けた昨年3月12日午後、役場機能を町の中心部から西に約20キロ離れた町津島支所に移した。町職員が、とっさの判断で、役場の倉庫から支所に運び込んだ物品があった。不織布製の白い防護服150着だった。繊維を織らずに結合させた...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・福島と原発

今を生きる 若き情熱古里支援 坂下に拠点、活動を本格化

サテライトオフィスで、被災者支援の事業に取り組む谷津さん
■谷津拓郎さん25 早稲田大大学院環境・エネルギー研究科会津サテライトオフィススタッフ  東日本大震災からの復興と地域活性化支援の拠点を目指す早稲田大大学院環境・エネルギー研究科の会津サテライトオフィスが会津坂下町に事務所を構え、活動をスタートさせた...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

富岡「桜染め」復活へ いつか夜の森のサクラで...

「桜染め」されたコサージュを手にする担当の迫さん。町の特産品を守る決意を固める
■郡山に工房 秋田の名所が枝提供 避難生活の励みに  サクラのトンネルで有名な富岡町の「夜の森公園」のサクラを活用した特産品「桜染め」が復活に向け動きだす。町社会福祉協議会が多くの町民の避難先となっている郡山市に工房を作る。特産品を守るとともに、避難...[記事全文

カテゴリー:連載・再起

元気な福島 踊りで発信を 広島のフラワーフェスに郷人こめら(下郷)出演

ひろしまフラワーフェスティバルに向け練習に励む郷人こめらのメンバー
 下郷町のよさこいチーム「郷人(ごうじん)こめら」は、3日から5日まで広島市で開かれる「2012ひろしま フラワーフェスティバル」のきんさいYOSAKOIステージに本県代表として参加する。中国新聞社(広島市)が福島民報社と連携して展開している「届けよ...[記事全文

いわき産ワラビ 市が出荷自粛要請

 いわき市は2日、市内産のワラビの出荷自粛を生産者や直売所などに要請したと発表した。  市の検査で同市久之浜町末続の出荷前のワラビから、食品の基準値(1キロ当たり100ベクレル)を超える1キロ当たり416ベクレルの放射性セシウムが検出されたという。今...[記事全文

3市町の野菜 基準値下回る

 県は2日、野菜の放射性物質検査の結果を【表】の通り発表した。3市村の11品目19点を調べた結果、放射性セシウムは検出下限値未満か、食品衛生法の基準値(1キロ当たり100ベクレル)以下だった。  検出されたのは二本松市のウド2点で、いずれも微量だった...[記事全文

12日に放射線公開講座 福島

 日本放射線技術学会は、12日午後1時から福島市の福島医大で「放射線・放射能を正しく理解するための市民公開講座」を開く。参加費無料。定員は先着500人。  同大との共催。県、県医師会などの後援。放射線の健康影響や、子どもの被ばく、被ばく量の推定、県民...[記事全文

第一原発周辺緩衝地帯を国有化 復興相、双葉町長に提案

平野復興相と会談する井戸川双葉町長(左)
 平野達男復興相は1日、埼玉県加須市で井戸川克隆双葉町長と会談し、東京電力福島第一原発事故に伴い原発周辺に設ける住民非居住の「緩衝地帯」を国有地化したい考えを示した。井戸川町長は「緩衝地帯を設ける考え方は一緒だ」としながらも、国有地化は否定した。非公...[記事全文

コゴミ、タラノメ出荷停止 政府指示 相馬、伊達産など

 政府は1日、原子力災害対策特別措置法に基づき、相馬、伊達、国見、三春の4市町のクサソテツ(コゴミ)といわき、相馬、伊達、桑折の4市町のタラノメ(野生に限る)の出荷停止を県に指示した。  いずれも、県の調査で食品衛生法の基準値(1キロ当たり100ベク...[記事全文

8905人全員 影響なし 県の内部被ばく検査 3月分発表

 県は1日、東京電力福島第一原発事故を受けた3月分のホールボディーカウンターによる内部被ばく検査の結果を発表した。8905人を調査し、今後50年間(子どもは70歳まで)の内部被ばく量を表す預託実効線量は全員が1ミリシーベルト未満だった。県は「全員が健...[記事全文

【覆された備え14】避難路限られ 車集中 114号国道の整備遅れ

昨年3月12日、114号国道は津島支所方面に向かう車で渋滞した=浪江町提供
 浪江町内の114号国道は、町中心部から西側の津島方面に向けて車の長い列が続いた。昨年3月12日、東京電力福島第一原発事故の避難指示が10キロ圏に拡大され、町民約8千人が一斉に西を目指した。  町も役場機能を福島第一原発から約27キロ離れた津島支所に...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・福島と原発

従業員と未来見詰め 「雇用守ることが復興に」 郡山に新工場、来年完成へ

従業員と強い絆で結ばれ、印刷会社復興に取り組む鈴木さん(右)
■大熊で印刷会社経営 鈴木充男さん(57)  大熊町で20年以上「共同印刷」を経営していた鈴木充男さん(57)=郡山市菜根=は、避難先の郡山市で10月の新工場建設、来年前半の完成を目指す。県のふくしま産業復興企業立地補助金を申請中だ。「再出発を支えて...[記事全文

カテゴリー:連載・再起

山菜8点基準値超え 放射性物質検査

 県は1日、山菜24点の放射性物質の検査結果を【表】の通り発表した。福島市のタラノメ、二本松市のゼンマイなど八点から基準値(1キロ当たり100ベクレル)を超える放射性セシウムが検出された。他に基準値を超えたのは川俣町のクサソテツ(コゴミ)、福島市、二...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

復興託す大正ロマン 地元連携し計画始動 街活性化へ再生 東京の建築家ら協力

大正ロマンの館のがれきの撤去に励む関係者
■矢吹の被災洋館  東日本大震災で大きな被害を受けた矢吹町の駅前商店街で、大正時代の洋風建築物「大正ロマンの館」を再生するプロジェクトが動きだした。町は、地震で解体の危機にあった施設の保存に向けて所有者との話し合いを始め、住民団体や東京都内の建築家、...[記事全文

カテゴリー:連載・再起

復興人材育成へ理数強化 県教委、小中授業に放射線、再生エネなど

 県教委は技術面から本県の復興を担う人材育成を目指し、平成24年度から小中学校の理数教育を強化する。理科の学習指導プランを策定し、放射線や地震、再生可能エネルギーなどを取り上げる授業を展開する。退職した教員らによる放課後授業や大学教授らを講師にした理...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

復興託す大正ロマン 矢吹の被災洋館に再生計画

大正ロマンの館のがれきの撤去に励む関係者
 東日本大震災で大きな被害を受けた矢吹町の駅前商店街で、大正時代の洋風建築物「大正ロマンの館」を再生するプロジェクトが動きだした。町は、地震で解体の危機にあった施設の保存に向けて所有者との話し合いを始め、住民団体や東京都内の建築家、大学教授らが改修や...[記事全文

今を生きる 震災新聞報道を記録 パソコン使いまとめる 妻と協力「大きな仕事」

「東日本大震災の記録」をまとめた斎藤さん夫妻
■原町の元小学校教諭 斎藤清明さん 83  南相馬市原町区下北高平の元小学校教諭斎藤清明さん(83)は23日、震災・原発事故の1年の新聞報道をパソコンを使い自分で記事を再入力した「東日本大震災の記録」をまとめた。  昨年3月11日、津波は家のそばまで...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

【覆された備え13】10キロ圏外「空白地域」 町単独の対応に限界

浪江高津島校に避難した浪江町民。その後、町民は二本松方面に避難した=昨年3月、浪江町提供
 浪江町長の馬場有(63)は町民の避難範囲を広げるかどうか悩んだ。東日本大震災の発生から一夜明けた昨年3月12日午前。馬場は東京電力福島第一原発事故の状況が悪化の一途をたどっていることをテレビで知った。  先に出された政府の避難指示は原発から半径10...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・福島と原発

南相馬に絆診療所きょう開所 住民の願いで医師帰還

花で彩られた絆診療所
 元南相馬市立小高病院長の遠藤清次さん(55)は1日、市内鹿島区の仮設店舗に「絆診療所」を開所させる。東日本大震災と東京電力福島第一原発事故後に病院を退職し、猪苗代町立病院に勤務していたが、鹿島区の仮設住宅に入居している小高区住民から「戻ってほしい」...[記事全文

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川俣・山木屋を考える会発足 再生、復興で行政に提言

山木屋地区の再生を訴える佐藤元組合長
 計画的避難区域に指定されている川俣町山木屋地区の賠償や除染などの問題について政策提言する住民組織が30日、発足した。山木屋地区自治会と連携し、多くの避難者の声を行政機関に届ける。  組織の名称は「原発事故から山木屋地区の再生・復興を考える政策提言機...[記事全文

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南相馬のMJCに夢の舞台 あすウィーン少年合唱団と共演

歌の最終チェックに集合したMJCアンサンブル
 南相馬市の小中高校生の女声合唱団「MJCアンサンブル」は2日、来日中の"天使の歌声"ウィーン少年合唱団と東京都港区のサントリーホール・アークカラヤン広場で共演する。30日は団員22人が避難先などから南相馬市に集合し、市民文化会館大ホールで仕上げの練...[記事全文

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決意と感謝の歌声響く 仙台で東北復興大合唱祭

本県の合唱団員らが希望に満ちた歌声を響かせた「祈りのうた」のステージ
 東北復興大合唱祭は30日、仙台市の東北大学100周年記念会館・川内萩ホールで開かれた。東北六県の合唱団が震災からの復興に向かう思いと全国からの支援への感謝を込めて、力強い歌声を響かせた。  全日本合唱連盟東北支部と実行委の主催で約70団体、約100...[記事全文

連休前半、にぎわう観光地 県外客目立つ

行楽客でにぎわう裏磐梯・毘沙門沼
 大型連休の前半最後の30日、県内の観光地は多くの行楽客でにぎわった。  北塩原村裏磐梯の五色沼の一つ「毘沙門沼」では家族連れらが残雪の磐梯山をバックに記念写真を撮ったり、エメラルド色の水面でボート遊びを楽しんだりしていた。駐車場は関東、東海、北陸な...[記事全文

帰還、依然見通せず 避難区域再編から1カ月

再編から1カ月が過ぎた田村市都路町の避難指示解除準備区域。屋根が壊れたままの家も多く、人影はまばらだ=30日午後
 東京電力福島第一原発事故に伴う避難区域の再編で、川内村と田村市が新たな区域に移行して1日で1カ月になる。第2弾で再編された南相馬市を含め、立ち入りが自由になった区域では自宅の片付けに戻る住民の姿が見られるものの、除染やインフラ復旧はこれから。帰還時...[記事全文

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