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「県産品の消費拡大支援」 関東知事会石原知事ら五色沼視察

毘沙門沼で写真撮影に応じる(左から)川勝知事、小椋村長、石原知事、橋本知事、横内知事、広畑副知事

 本県の観光PRを手助けしようと関東地方知事会の定例会を北塩原村で開くために本県入りした関東地方各都県知事らは22日、北塩原村の五色沼を視察した。石原慎太郎都知事は報道陣の取材に応じ「大消費地の風評を取り払い(本県産品が)流通するようお手伝いする」と、風評被害に苦しむ県産品の消費拡大を支援することを約束した。
 石原知事は「日本人は放射能に関してセンチメンタルになってしまうところがある」と説明。「東京は福島に電力供給してもらっているのだから、少しでも恩返ししなければならない」と語った。裏磐梯については「印象的な景色。かねて聞いていたが、来て良かった」と話した。
 同知事会の定例会を関東以外で開くのは異例。会長の川勝平太静岡県知事は「われわれが来ることで風評被害の払拭(ふっしょく)につながることを期待する。特に裏磐梯は静岡にない魅力が多く、県民にも伝えたい」と話した。
 定例会は23日午前9時30分から裏磐梯猫魔ホテルで開き、本県など被災地の復興支援に関する決議を採択する予定。終了後、佐藤雄平知事も参加して会津若松市で昼食会を開くほか、鶴ケ城にも立ち寄る。

■各知事「観光PRを応援」

 五色沼の毘沙門沼での視察は小椋敏一北塩原村長が案内役を務めた。各知事からは会津や裏磐梯の観光PRを全面的に応援するとの言葉を受けたという。小椋村長は「力強い言葉を頂いた」と喜んだ。
 同村への観光客の入り込みは平成22年度に約260万人だったが、23年度は約160万人まで落ち込んだ。教育旅行は9割も減るなど、観光復興は急務。
 森井宣行裏磐梯観光協会長は関東地方知事会議の開催について「今後の観光誘客に大きな影響を与えるはず」と期待した。
 毘沙門沼には石原、川勝両知事の他、横内正明山梨県知事、橋本昌茨城県知事、広畑義久埼玉県副知事が訪れた。

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