東日本大震災アーカイブ

市外避難の子ども2229人 いわき市発表

 いわき市は22日、東日本大震災や東京電力福島第一原発事故に伴い、市外に避難している18歳未満の子どもの数は4月1日現在、2229人と発表した。
 県が5月14日に発表した18歳未満の子どもの避難状況では、同市は県内・県外への避難者総数を3月27日現在で3641人とした。このうち同市の県内避難者数(1475人)には地震や津波で市内の仮設住宅などに避難している子ども(1412人)が含まれている。市は「放射線の不安から市外への避難者が多いという誤解を招きかねない」として避難状況をあらためて説明した。
 県によると、避難状況は各市町村が把握している数を集計した。各市町村によって報告形式は異なるという。