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今を生きる 歌とダンスで笑顔贈る 女子中高生5人離れても心1つ

ステージ上で歌とダンスを披露する「NYTS(ナイツ)」のメンバー=12日、本宮市

■浪江のご当地アイドル 「NYTS(ナイツ)」
 東京電力福島第一原発事故で避難区域に指定された浪江町のご当地アイドル「NYTS(ナイツ)」が、歌とダンスで被災地を元気づけている。メンバーの女子中高生5人は県内外に避難し、ばらばらになりながらも「笑顔を届けたい」と意気込む。
 ナイツは2009年に浪江町のB級グルメ「なみえ焼そば」をPRするアイドルとして、地元の小中学生を中心に結成された。グループ名は浪江(N)焼きそば(Y)などの頭文字で、東日本大震災後も活動を続けている。
 今月12日、ナイツは本宮市で開かれた地域の祭りに出演。5人のうち3人しか集まれなかったが、そろいのTシャツ姿で元気いっぱいに踊った。前日夜遅くまで練習したという新曲を含む二曲を披露すると、会場から手拍子が湧き起こった。福島市で暮らす西谷あかりさん(13)はステージから「元気と笑顔を届けていきたい」。公演後には「もっと練習してレベルアップしたい」とはにかんだ。
 プロデューサーとして作詞などに関わる短大生の常盤梨花さん(18)も郡山市で避難生活を送る。「浪江の子が元気にやっていると、これまで支援してくれた人たちに伝えたい」と話す。
 ナイツは6月2日にZepp Sendai(仙台市)で開かれるチャリティーイベントに出演する。

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