東日本大震災

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被災地の思い歌に乗せ 「いわき桜RC」全国合唱祭出場

世代を超え、息の合った歌声を響かせた桜RCと磐城桜が丘高合唱部のメンバー

 県内で唯一の女性会員だけのロータリークラブ(RC)「いわき桜RC」は19日、横浜市の横浜みなとみらいで開かれた第17回全日本ロータリークラブ親睦合唱祭に、友情出演の磐城桜が丘高合唱部員と共に出場した。
 東日本大震災後にできた同RC創立7周年記念テーマ曲、いわき市在住の音楽家竹中敏子さんが震災や津波に奪われた命を悼み、生きる絆や愛の力を込め作詞作曲した「3・11 命つないで」の2曲を発表した。
 桜RCは全国34団体のうち東北から唯一、参加した。白のジャケットを新調し、遠藤希和子会長をはじめ女性会員11人で臨んだ。竹中さんが同RCと磐城桜が丘高合唱部を指導している縁で同合唱部が協力、阿部夏美部長ら部員19人と共に「桜音楽愛好会」として登壇した。
 合唱部員の約半数は東京電力福島第一原発事故で相双地区から避難している。「被災地代表」との思いで臨んだメンバーは竹中さんの指揮の下、息の合ったハーモニーで澄んだ歌声を披露した。
 苦難を乗り越え、前を向いて歩む姿を、会場のロータリアンや観客に印象付けた。
 講評で「心のこもった見事な演奏。客席も涙した」「世代が違っても気持ちが一緒なので、声がよく溶け合っていて思いが伝わった」など称賛の声が相次いだ。

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