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避難者 花で癒やす サツキ愛好家ら協力 2日再オープン

オープンに向け準備を進める八巻さん(左から2人目)ら

■いわきの「羽黒園芸センター」 八巻政幸さん(67)
 いわき市のサツキ愛好家、八巻政幸さん(67)は6月2日、市内平上平窪字羽黒に「羽黒園芸センター」を再オープンさせる。東日本大震災と東京電力福島第一原発事故の避難者のために、「花が癒やしになれば」という思いを込め、最後の準備に当たっている。
 震災前、同じ場所でサツキやモミジ、マユミといった盆栽を販売していたが、原発事故で約2週間、埼玉県に避難した。戻ってきたころには盆栽は枯れていた。
 一時は再開を諦めたが、原発事故で双葉郡などから多くの住民が市内に避難していることから、「避難者の役に立ちたい」と考えた。見学を主にした再オープンを決めた。
 「いわきさつき同好会」や「日本皐月(さつき)協会いわき支部」の友人の協力もあった。1年がかりで根気強く作業を進め、サツキやカーネーション、ガーベラ、バラなど色とりどりの花がそろった。数は約1000点に上るという。
 近くの特別支援学校に通う子どもが花を見て明るい表情になったことが強く印象に残っているという。八巻さんは「花には心を癒やす力がある。ぜひ友人や知人を誘って来てほしい」と来場を呼び掛けている。
 開園後、先着200人にカーネーションの鉢植えなどをプレゼントする。見学は無料で、問い合わせは八巻さん 電話090(1069)9687へ。

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