東日本大震災

2012年6月アーカイブ

放射性物質検査 野菜と果実

 県は29日、野菜と果実の放射性物質検査の結果を【表】の通り発表した。野菜は10市町の16品目、33点、果実は3市町の3品目、4点を調べた結果、全ての検体で放射性セシウムは検出下限値未満か、食品衛生法の基準値(1キロ当たり100ベクレル)以下だった。...[記事全文

キノコと山菜基準値下回る 放射性物質検査

 県は29日、キノコと山菜の放射性物質の検査結果を【表】の通り発表した。6市村の2品目、9点を調べた結果、全ての検体で放射性セシウムは検出下限値未満か、食品衛生法の基準値(1キロ当たり100ベクレル)以下だった。 【放射性物質の検査結果】 ※単位は...[記事全文

復興支援協組が発足 二本松市の除染事業を受注

 二本松市復興支援事業協同組合は29日、発足した。市内で本格化する除染作業を共同受注し、効果的な除染に取り組む。市は7月下旬、同組合に約2100件の住宅除染を発注する。  同組合は、市内の土木、建設、管工事、造園など132事業所・団体でつくる。市は今...[記事全文

【安全への問い掛け24】国策問う姿勢続く 「収束」「廃炉」難題残る

 双葉町の岩本忠夫町長から原発の安全確認などの要望書を受け取る原子力安全・保安院の佐々木宜彦院長(左)=平成15年5月、富岡町
 「東京電力のトラブル隠しは私の人生で大きな出来事だった」。経済産業省原子力安全・保安院の初代院長を務めた佐々木宜彦(67)は、院長在任の平成13年から16年までを思い起こす。原子力安全・保安院は中央省庁再編に伴い、13年1月に発足した。原子力をはじ...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・福島と原発

今を生きる 笑顔の未来 花に託して 移住直前に震災 克服し初の収穫

収穫を控えカスミソウを手入れする長谷川さん
■市川(千葉)から転入した昭和のカスミソウ農家 長谷川洋さん 40  昭和村でカスミソウ農家を始めた長谷川洋さん(40)。間もなく、独り立ちして初めての収穫時期を迎える。東京電力福島第一原発事故の影響が懸念される中で昨年4月、千葉県市川市から村に家族...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

避難区域の不動産賠償 居住制限3年分、解除準備2年分、一括前払いに

 東京電力福島第一原発事故に伴う避難区域の不動産賠償で、政府は「居住制限」「避難指示解除準備」両区域について、指定解除を待たずに一定の年数分を前払いする案を検討していることが29日、分かった。居住制限は事故発生から3年分、解除準備は2年分とする方向。...[記事全文

東電の新会長と社長が謝罪 富岡、大熊、双葉町長と会談

遠藤町長(左から2人目)と面会し、謝罪する下河辺会長(右)と広瀬社長(右から2人目)=富岡町
 東京電力の下河辺和彦新会長と広瀬直己新社長は29日、福島第一原発事故により避難区域に指定された市町村の首長へのあいさつ回りを開始した。初日は富岡、大熊、双葉の各町長と会談し、原発事故について謝罪した上で、損害賠償に誠意を持って取り組む考えを伝えた。...[記事全文

「事故前の生活に戻して」 東電新会長社長に双葉町民

東電役員に現状を訴える町民ら=双葉町
 埼玉県加須市の旧騎西高で双葉町の井戸川克隆町長と面会した東京電力の下河辺和彦会長と広瀬直己社長は、同校で町民に謝罪した。町民からは「原発事故前の生活に戻してほしい」「自殺したいという人もいる」など切実な声が上がった。広瀬社長は「苦労をお掛けしている...[記事全文

保安院 米データ非公表を謝罪 南相馬市長と川俣町長が厳しく批判

非公表にした経緯を説明する平岡次長(右から3人目)=川俣町
 政府が東京電力福島第一原発事故後に米国から提供された放射性物質の分布図を公表しなかった問題で、原子力安全・保安院の平岡英治次長は29日、南相馬市と川俣町を訪れて謝罪した。  公表しなかった理由について、文部科学省がモニタリング調査して分布図と同様の...[記事全文

津波被災地など視察 トンガ王国皇太子いわき訪問

浜風商店街を訪問し、住民の話を聞く トゥポウトア・ウルカララ皇太子(中央)
 トンガ王国のトゥポウトア・ウルカララ皇太子は28、29の両日、いわき市を訪問し、被災地の現状に触れた。  28日夕に同市入りし、29日は市内久之浜町のプレハブ仮設店舗「浜風商店街」を訪れた。久之浜町商工会の職員から被害状況の説明を受けたほか、支援メ...[記事全文

首都圏の観光客サクランボ狩り 福島でモニターツアー

サクランボ狩りを楽しむ首都圏からの参加者
 本県の農産物などを首都圏にPRするモニターツアーは29日、福島市で行われ、22人がサクランボ狩りなどを体験した。県の風評被害対策プロジェクト「福島新発売。」の一環。3月にいわき市で実施しており、2回目。  参加者は、市内のみちのく観光果樹園で、サク...[記事全文

初日に完売の店相次ぐ 試験操業水揚げ加工品2回目販売

地元水揚げのタコを買い求める消費者らでにぎわった鮮魚コーナー=相馬市・フレスコキクチ相馬店
 相馬双葉漁協が相馬沖の試験操業で水揚げしたタコ、ツブ貝3魚種の加工品の2回目となる販売が29日、県内のスーパー、小売店などで始まった。東京電力福島第一原発事故の影響で出漁自粛が続く本県漁業再起を懸けた取り組みに対し、消費者の応援ムードは引き続き高く...[記事全文

ヨッシーランド8月にも解体 南相馬

津波の跡が残る「ヨッシーランド」=29日午後3時ごろ
 東日本大震災の津波で36人が死亡、1人が行方不明になった南相馬市原町区の介護老人保健施設「ヨッシーランド」は8月にも解体工事が行われることになった。市が市内の建設業でつくる市復興組合に29日までに発注した。早ければ年内にも施設の解体撤去が終了する見...[記事全文

除染モデル事業最終報告 年間積算20~30ミリシーベルト地域は20ミリシーベルト以下に低減

 警戒区域、計画的避難区域などの11市町村を対象とした除染モデル実証事業で、環境省と日本原子力研究開発機構は29日、最終報告を公表した。川内村貝の坂地区など実施地点で年間積算放射線量が除染前で20ミリシーベルト(毎時3・8マイクロシーベルト)以上30...[記事全文

野菜と果実は基準値超えず 放射性物質検査

 福島県は28日、野菜と果実の放射性物質検査の結果を【表】の通り発表した。野菜は31市町村の31品目134点、果実は11市町村の3品目17点を調べた結果、全ての検体で放射性セシウムは検出下限値未満か、食品衛生法の基準値(1キロ当たり100ベクレル)以...[記事全文

【安全への問い掛け23】トラブル隠しに怒り 国、東電への信頼崩れる

トラブル隠しの発覚で、記者会見する川手副知事(左)=平成14年8月29日
 県エネルギー政策検討会の議論は「中間とりまとめ」に向けて、大詰めを迎えていた。平成14年8月29日夕。検討会の事務局を受け持つ県企画調整部の部長、菊地俊彦(66)は出張先から県庁に戻った。「記者会見があるらしい」。知り合いの新聞記者から知らされた。...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・福島と原発

【郡山で県内初「吸引式」】住宅地の除染 多難 新型機器足りず 汚泥処理、住民同意も

郡山市池ノ台地区で始まった吸引式高圧洗浄器によるモデル除染
 郡山市は28日、市内池ノ台地区で県内初の吸引式高圧洗浄器による住宅約100戸のモデル除染を開始した。効果を確認後、周囲に放射性物質が飛散しない特徴を生かして除染への住民の理解を取り付け、年度内に約2万5000戸の完了を目指す。ただ、洗浄器の数が足り...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・断面

今を生きる トランペットが紡ぐ絆 学校訪れ演奏アドバイス 9月、二本松で"共演"も

定期演奏会の前に優哉君(後列中央)にアドバイスをする長屋さん(同左)
■二本松の奏者「Noby」こと 長屋伸浩さん(47) 双葉町から加須市に避難の高3 守家優哉君(17)  トランペット奏者「Noby」として活動する長屋伸浩さん(47)=二本松市=は、東京電力福島第一原発事故で双葉町から埼玉県加須市に避難した県立鷲宮...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

勝俣前会長は謝罪せず 事故後、一度も本県来訪なし

 原発事故当時から会長を務め、27日の東京電力の株主総会で退任した勝俣恒久氏は一緒に謝罪に訪れなかった。記者団から「忙しいから訪問できないというのは理由にならないのではないか」との質問があった。これに対して広瀬社長は「新体制のわれわれが今まで以上に足...[記事全文

東電、原発事故検証を継続 会長、社長が方針 報告書の批判受け

 東京電力の下河辺和彦新会長と広瀬直己新社長は28日、県庁で記者団の取材に応じ、福島第一原発事故の検証を継続する方針を示した。先週、発表した社内事故調査委員会の最終報告書の内容に「自らの不備を反省していない」などとする批判が殺到しているためで、7月に...[記事全文

カツオ1キロ100円前後 築地卸値、5月より上昇

 いわき市小名浜に27日に水揚げされたカツオの卸値は、28日の東京・築地市場で1キロ当たり100円前後と例年の相場の2分の1程度となった。先月の初水揚げ時の4分の1程度と比べて上昇したものの、本格的な回復には至っていない。一方、同日の県内市場は1キロ...[記事全文

29日、2回目の販売 試験操業相馬沖漁獲物

 相馬双葉漁協が27日の相馬沖の試験操業で水揚げしたタコ、ツブ貝3魚種の生鮮品と、ゆでた加工品について、県漁連は28日、自主検査でいずれも放射性物質は検出されなかったと発表した。  これに伴い2回目の加工品の販売が29日に始まる。  相馬市の松川浦漁...[記事全文

下水汚泥受け入れへ 柳津町、地元中心、会津地方から

 東京電力福島第一原発事故に伴う放射性物質が含まれた下水の汚泥処理問題で、柳津町は町内にある民間の最終処分場への受け入れに向けて29日、処分場を操業するあいづダストセンター(会津若松市)、処分場に隣接する西会津町と公害防止協定を結ぶ。当面は地元を中心...[記事全文

健康不安低減へ講習会 県、9月にも妊産婦ら対象

 県は県民健康管理調査の一環で新たに妊産婦、小児甲状腺がんなどに関する講習会を開く。10回以上の開催を見込み、9月にも始める。28日に開かれた6月定例議会の福祉公安委員会で示した。  妊産婦や幼児の保護者をはじめ、東京電力福島第一原発事故で拡散した放...[記事全文

7225人1ミリシーベルト未満

 県は28日、東京電力福島第一原発事故を受けたホールボディーカウンターによる内部被ばく検査(5月分)の結果を発表した。7225人を調査し、今後50年間(子どもは70歳まで)の内部被ばく量を表す預託実効線量は全員が1ミリシーベルト未満だった。県は「全員...[記事全文

東電との安全協定見直しへ 県、廃炉作業見据え

 県は、東京電力と締結している福島第一・第二原発の「安全協定」の見直しを検討する。27日の6月定例県議会一般質問で、甚野源次郎議員(公明、福島市)の質問に荒竹宏之生活環境部長が答えた。  安全協定は、発電所周辺の住民の安全を確保するため、昭和44年に...[記事全文

希望居住地 来週にも調査開始 富岡町

意向調査を始めることなどが示された交流会
 富岡町は、町民に希望する居住地などを問う意向調査を来週にも始める。町は仮の町の設置場所として町内の低線量地区、いわき、郡山両市の計3カ所を想定しており、意向調査結果を基に各仮の町の規模などを検討する。27日、郡山市で開かれた郡山方部借り上げ住宅居住...[記事全文

猪苗代湖で線量調査 県「安心できる数値」

猪苗代湖の天神浜の放射線量を測る担当者
 県は27日、湖水浴シーズンを前に、郡山、会津若松両市と猪苗代町にある猪苗代湖の湖水浴場14カ所で水質と環境放射線モニタリングを行った。  このうち、猪苗代町の天神浜では県職員が水際から5メートルの砂浜で地上1センチ、50センチ、1メートルの空間放射...[記事全文

勿来海水浴場 海の家開設認めず いわき市

 今夏、県内で唯一海開きをするいわき市の勿来海水浴場について市は27日、あらためて海の家の開設を認めないことを示した。同日、市内の勿来の関荘で開いた勿来・小浜海水浴場安全対策会議で市の渡辺弘幸観光物産課長は「万が一、津波が発生した場合、安全対策、環境...[記事全文

【安全への問い掛け22】国に問題点突き付け 県の検討範囲には限界

国の政策に対して、県が疑問や課題を示したエネルギー政策検討会の「中間とりまとめ」
 東京電力福島第一原発事故などを受け、国の原子力委員会は21日、原発で発電を終えた使用済み燃料の取り扱いについて「全量再処理」「全量地中廃棄」「再処理と地中廃棄の併存」の3種類の評価を示した。  わが国は半世紀余りにわたり全量再処理の方針を掲げてきた...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・福島と原発

城下町 白河で人力車 2日、「新風亭」再開セレモニー 「人生懸ける」

運行再開に向け、人力車を整備する遠藤さん=郡山市
■富岡の遠藤良一さん(57)  富岡町で人力車を使った観光業を営んでいた遠藤良一さん(57)は7月2日、白河市で運行を再開させる。東京電力福島第一原発事故による避難生活を送る中、「前に進まなければ」と決断した。小峰城をはじめ至る所に歴史的建造物が残...[記事全文

カテゴリー:連載・再起

今を生きる 仲間と挑む夢舞台 ペアの鈴木君と息ピタリ 富岡から西郷に避難

全国大会へ闘志を燃やす根本君(右)と鈴木君
■ソフトテニスで全国大会出場 根本拓哉君(羽太小6年)  富岡町から西郷村に避難している根本拓哉君(羽太小6年)は同級生の鈴木竜弥君と共に福島市でこのほど開かれた第23回県小学生ソフトテニス選手権に出場。ダブルスで準優勝を果たし全国大会出場を決めた。...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

「歌の力」で恩返し 地元・川内で29日再開 自宅の車庫改修、憩いの場に

川内村で29日に営業を再開する渡辺さん夫妻
■富岡でカラオケスナック経営 渡辺 隆利さん(65) 広美さん(66)  富岡町で約30年にわたり愛されたカラオケスナック「歌の店 演歌」が29日、川内村で復活する。経営していた渡辺隆利さん(65)広美さん(66)夫妻が村内の自宅車庫を改修しステージ...[記事全文

カテゴリー:連載・再起

【安全への問い掛け21】国との話し合い平行線 県、検討会で政策見直し

エネルギー政策の見直しに当たって開かれた「県民の意見を聴く会」。原発への賛否両論が相次いだ=平成13年5月
 県が平成13年2月に打ち出したプルサーマルの見合わせや、エネルギー政策の見直しは県内外に波紋を広げた。  翌月、資源エネルギー庁原子力政策課長の原山保人らが県庁を訪ねた。「国の政策を止めるわけにはいかない。(プルサーマルは)一刻でも早くと思っている...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・福島と原発

線量低減へ事業者団結 須賀川市除染支援事業協組8月にも発足

組合発足を表明する代表予定者の佐藤(右)、副代表予定者の松本の両氏
 須賀川市除染支援事業協同組合が8月にも発足する。市内で本格化する除染作業を共同受注し、放射線量の低減に努める。  建設や管工事、排水設備など市内の13業界の事業所80社が加盟する。市除染計画に沿った除染活動の効果的・効率的な支援を目的とし、除染の...[記事全文

野菜と果実基準下回る 放射性物質検査

 福島県は26日、野菜と果実の放射性物質検査の結果を【表】の通り発表した。12市町の22品目56点を調べた結果、全ての検体で放射性セシウムは検出下限値未満か、食品衛生法の基準値(1キロ当たり100ベクレル)以下だった。 放射性物質の検査結果 ※単位は...[記事全文

今を生きる 第二の古里へ恩返し 自然、歴史楽しむイベント企画 福島の現状伝え復興バックアップ

会津の自然や歴史を知ってもらおうと企画を練る堀口さん(右)
■喜多方山都地区グリーン・ツーリズム推進協事務局 東京からIターン5年目 堀口一彦さん(44)  「福島の現状を伝え、復興をバックアップしたい」。東京都出身の堀口一彦さん(44)は4月から、喜多方市の山都地区グリーン・ツーリズム推進協議会事務局で働い...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

【安全への問い掛け20】東電、突然の凍結表明 県「地域を翻弄」と反発

平成16年7月に営業運転を開始した東京電力広野火力発電所5号機。東電の方針変更によって開始時期は当初より遅れた
 「広野火発5号機 運転開始延期へ」  平成13年2月3日付の福島民報の紙面は、広野町に建設中の東京電力広野火力発電所5号機の運転開始時期が遅れる見通しを報じていた。  5日後の8日、東電は原発を含め、発電所の新増設を凍結する方針を都内で正式に発表...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・福島と原発

待望の魚介次々販売 県内販売再開を消費者が応援

タコの加工品を手に取ったり、試食したりする買い物客=福島市・コープマートいずみ
 東日本大震災と東京電力福島第一原発事故後初めて本県沖の漁獲物が県内の店頭に並んだ25日、地元の相馬市では消費者の応援ムードが広がり、完売する店舗が相次いだ。福島市内でも多くの市民が買い求め、好調な滑り出しとなった。本格操業への課題を抱えながらも、漁...[記事全文

農地、宅地70%以上低減 大熊の除染モデル事業最終報告

 政府が警戒区域と計画的避難区域などで行った除染モデル実証事業で、大熊町の最終報告がまとまり、25日、同町に報告された。このうち東京電力福島第一原発敷地に隣接する同町夫沢地区の除染では、農地と宅地で放射線量を70%以上低減できたが、住民の帰宅や通過が...[記事全文

南相馬に法律事務所 原発事故の賠償請求支援

開所式であいさつする西ケ谷弁護士
 東京電力福島第一原発事故の損害賠償請求を支援するみなみそうま法律事務所が25日、南相馬市原町区に開所した。  これまで市内で1244人が原発紛争解決センターに損害賠償集団申し立てを行っている。旧緊急避難準備区域の130人には和解案が示され、東京電...[記事全文

県、6月議会の補正予算追加 グループ補助金67億円

 佐藤雄平知事は25日、県庁で記者会見し、東日本大震災で被災した中小企業の再建を支援する「グループ補助金」の事業費として、補正予算67億6500万円を26日の6月定例県議会本会議に追加提出すると発表した。  国庫支出金と震災復興特別交付税を財源とす...[記事全文

家屋の撤去作業開始 南相馬・小高区の17棟

小高区で始まった倒壊家屋の撤去作業
 旧警戒区域の南相馬市小高区で25日、東日本大震災で倒壊した家屋の撤去作業が始まった。  一時帰宅の際の安全確保に向け、住民から倒壊家屋の早急な撤去を求める声が高まっていた。環境省は市の建設業者でつくる市復興事業組合と今月中旬、随意契約を結んだ。建...[記事全文

高割合でセシウム吸収 微細藻類「イシクラゲ」 いわき明星大准教授ら調査

乾燥させたイシクラゲを手にする佐々木准教授
 道端や庭先などに自生する微細藻類の一種「イシクラゲ」が土壌の放射性セシウムを高い割合で吸収しているとみられることが、いわき明星大科学技術学部の佐々木秀明准教授(38)と、健康食品製造販売会社「マイクロアルジェコーポレーション」(岐阜市)との共同調査...[記事全文

源泉かけ流しサミット開幕 復興へ思い熱く

開会宣言で震災と原発事故からの復興を誓う遠藤会長
 「第8回源泉かけ流し全国温泉サミットin高湯」が25日、福島市高湯温泉の花月ハイランドホテルで開幕した。日本源泉かけ流し温泉協会に加盟する全国10カ所の温泉地の関係者が集結、東日本大震災と東京電力福島第一原発事故からの復興を目指し、互いに情報交換し...[記事全文

台湾の団体猪苗代へ 本県支援で旅行客宿泊

「八重たん」らに迎えられ、ホテルに入る宿泊客
 台湾の団体旅行客245人は25日、猪苗代町を訪れ、ホテルリステル猪苗代に宿泊した。県や猪苗代町、同ホテル関係者らが記念品などを贈り、歓迎するとともに、観光PRした。  一行は台南市の農業関係者で、青森県弘前市で開かれる交流会や北海道観光のために来...[記事全文

【復興作業の人員不足】仮設宿泊に法の壁 遊休施設活用にも課題

 復旧・復興事業に当たる作業員不足が懸念される問題で、宿舎確保対策を検討している県は入居の見込みがない応急仮設住宅を活用する案を練る。しかし、「仮設住宅は救助を要する住民に供されるべき」とする「法の壁」に阻まれ、実現の見通しは立たない。 ■対象外  ...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・断面

【復興作業の人員不足】国の支援的外れ 宿舎確保できず 宿泊費加算方針に不満

 東日本大震災と東京電力福島第一原発事故からの復旧・復興事業に携わる作業員不足の問題で、県に宿舎整備対策を約束したはずの政府の方針が、事業の発注価格に宿泊費として1人当たり1日数1000円程度の加算にとどまることが25日までに分かった。宿泊費を加算さ...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・断面

本県沖の水産物 県内で販売再開

本県沖での試験操業で取れたタコを手に「ありがたいね」と喜ぶ主婦=25日午前10時30分ごろ、相馬市・ヨークベニマル相馬黒木店
 相馬双葉漁協の試験操業で水揚げされ放射性物質検査をクリアしたタコ、ツブ貝3魚種のゆでた加工品の販売が25日、相馬市を中心に県内のスーパー、小売店で始まった。試験的な販売ながら東日本大震災、東京電力福島第一原発事故後に本県沖で捕獲した魚介類が流通する...[記事全文

放射線について学ぼう 7月15日福島、16日郡山

PRするポスター
 放射線について学ぶ講演会「ガイガーカウンターミーティングふくしま」は7月15日に福島市の県青少年会館、16日に郡山市のミューカルがくと館で開かれる。  実行委員会の主催。内部被ばくを調べるホールボディーカウンターの運用について医療機関などに助言して...[記事全文

福医大の放射線センター、今秋にも設置

 福島医大は平成28年度の運営開始を目指していた放射線医療の拠点となる新センターを当初予定より大幅に前倒しして今秋にも設置する方針を固めた。新センターが担う県民健康管理調査などの重点事業が既に進行しているため、組織的な取り組み強化を急ぐ。9月定例県議...[記事全文

【霊山・月舘 避難勧奨から1年】難しい解除判断 賠償問題 不満根強く

 東京電力福島第一原発事故に伴う伊達市の特定避難勧奨地点をめぐり、政府は指定解除の時期、方法を決められずにいる。除染で住居単位の放射線量は低減しても、面的除染をしなければ地域全体の線量は下がらず、解除判断が難しいためだ。指定の有無による賠償の格差に対...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・断面

【霊山・月舘 避難勧奨から1年】解除見通せず 除染まだ3割 指定長期化 学校、地域に影響

平成24年度から初めて複式学級が導入された小国小。特定避難勧奨地点の影響は教育現場にも及ぶ
 東京電力福島第一原発事故で、局地的に放射線量の高い伊達市霊山町の小国、石田両地区と月舘町月舘地区の計104地点、113世帯が「特定避難勧奨地点」に初めて指定されてから1年を迎える。政府は避難の目安となる年間線量20ミリシーベルトを下回れば指定を解く...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・断面

【安全への問い掛け19】県、燃料データに不信 プルサーマル直前で延期

佐藤知事にプルサーマル計画の延期を伝える東京電力の南社長(右)=平成12年1月、県庁
 東京電力の歴代の社長は、毎年正月を迎えると、知事や、原発と火発がある立地町の町長にあいさつに赴くことが、いつのころからか、慣例のようになっていた。  何事もなれば、文字通り、正月のあいさつだが、平成12年は違っていた。1月7日に県庁を訪れた社長の南...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・福島と原発

今を生きる "古里"のピッチ躍動 諦めない気持ち伝える

懸命にプレーする選手と横断幕を掲げ、両チームの選手を応援するサポーター
■郡山で対戦 元Jヴィレッジ拠点JFAアカデミー福島 ベガルタ仙台レディース元「マリーゼ」選手所属  楢葉町のJヴィレッジを拠点に活動していた女子サッカーのJFAアカデミー福島と、東京電力女子サッカー部「マリーゼ」に所属していた選手を有するベガルタ仙...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

避難先から海外へ 福島の技術発信

避難先で事業を再開し、年内にも海外で事業展開を目指す木藤さん
■双葉のシール印刷業 木藤喜幸さん  東京電力福島第一原発事故で双葉町から郡山市に避難しているシール印刷業ネットアンドプリント社長の木藤喜幸さん(47)は年内にも海外で事業展開を目指す。ドラム缶用専用シールの国内シェアは8割を誇り、原発事故により一緒...[記事全文

カテゴリー:連載・再起

大熊中移転へ 会津大短期大学部脇に

 避難先の会津若松市に開設されている大熊町の大熊中は、同市一箕町の会津大短期大学部脇に仮設校舎を建設して移転する。来年の3学期のスタートに合わせて利用する。  町は現在、旧会津学鳳高の校舎を借りて1階を町役場会津若松出張所、2階を大熊中校舎として使っ...[記事全文

うつくしま復興大使決定 メッセージ、ロンドンから発信

 「うつくしま復興大使」を選考する「ふくしまからのメッセージ」コンクール(福島民報社主催、県、県教委後援)の入賞者が23日までに決まった。最優秀賞は中学生部門が松原未有さん(14)=福島市、福島一中2年=、高校生部門が安島加奈美さん(17)=いわき市...[記事全文

農産物賠償で基準価格設定へ 支払い円滑化目指す

 政府、東京電力は、福島第一原発事故の風評被害による農産物の賠償に関し、基準価格を設定した上で価格が下落した分を補填(ほてん)する新たな基準を検討している。23日、平野達男復興相が福島市で記者団の取材に明らかにした。現在は農家ごとに震災前3年間の売上...[記事全文

本県避難者が生活支援要望 山形で復興相と意見交換

平野復興相(右)と意見交換する避難者
 平野復興相は23日、山形県庁で東京電力福島第一原発事故による本県からの避難者と意見交換した。避難者からは民間借り上げ住宅の入居期間の延長や生活支援、除染の推進などを求める声が上がった。  平野氏が、本県から最も多い1万2391人(7日現在)が避難生...[記事全文

8月15日から12日間開催 プロジェクトFUKUSHIMA

 芸術・文化を通して本県の姿を世界に発信する「プロジェクトFUKUSHIMA!」の今年のメーンイベントの概要が固まった。期間は8月15日から同26日までの12日間。プロジェクトの趣旨に賛同する企画を国内外から募り、各地で展開する。初日は福島市の中心部...[記事全文

佐藤さんら五輪選手らと交流 いわきの小学生

五輪選手が子どもたちと運動を楽しんだオリンピックデー・フェスタ
 五輪出場選手らと小学生が運動を楽しむ「オリンピックデー・フェスタ」が23日、いわき市総合体育館で開かれた。  日本オリンピック委員会(JOC)の主催。会津若松市出身でアテネ五輪陸上4位の佐藤光浩さん、アテネ五輪体操金メダルの米田功さん、北京五輪水泳...[記事全文

本県沖タコ、ツブ貝あす出荷 放射性物質検出せず

販売に向けてボイル加工されるタコ=相馬市・高橋商店
 相馬双葉漁協が22日の試験操業で水揚げしたタコ、ツブ貝3魚種の生鮮品と、ゆでた加工品について、県漁連は23日、自主検査でいずれも放射性物質は検出されなかったと発表した。これに伴い、試験的な販売ながらも東日本大震災と東京電力福島第一原発事故後初の本県...[記事全文

【安全への問い掛け18】県、町臨界事故に動揺 保健所に相談、検査相次ぐ

JCO臨界事故に伴い、検査を受ける中学生=平成11年10月、いわき市
 平成11年9月30日に茨城県東海村で発生したJCO臨界事故は、県や、東京電力の原子力発電所が立地する大熊、双葉、楢葉、富岡の4町にも大きな衝撃を及ぼした。  「県内にMOX燃料が搬入され、原子力への注目が高まっている。県民が不安を抱くのではないか」...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・福島と原発

今を生きる 教員の夢胸に海外へ あす出発 養護学校支援に意欲

  橋本市長(右)に出発を報告した鈴木さん(中央)と水谷所長
■青年協力隊ザンビア派遣鈴木唯香さん23(須賀川) 県教委の採用見送り乗り越え...  「福島の教員になる前に国際的な視野を広げたい」。国際協力機構(JICA)の青年海外協力隊としてアフリカ・ザンビアに派遣される須賀川市の鈴木唯香さん(23)は25日...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

放射線 放射性物質 Q&A 庭の草刈り、被ばくするか

 庭の手入れが趣味でしたが、東京電力福島第一原発事故以降、放射線被ばくが心配でずっと草刈りなどの作業を控えています。夏が近づき、庭の雑草が気になります。早く再開したいのですが、大丈夫でしょうか。 【回答者】県放射線健康リスク管理アドバイザー・長崎大大...[記事全文

カテゴリー:放射線・放射性物質Q&A

須賀川の牛肉138ベクレル 県が農家に出荷自粛要請

 県は22日、牛肉の放射性物質の検査結果を発表した。17市町村の71頭を調べた結果、須賀川市の農家の牛から1キロ当たり138・3ベクレルの放射性セシウムが検出された。県は同日、牛を生産した農家に対し、肥育する他の牛を出荷しないよう要請した。  4月に...[記事全文

野菜と果実基準下回る

 県は22日、野菜と果実の放射性物質検査の結果を【表】の通り発表した。16市町の21品目45点を調べた結果、全ての検体で放射性セシウムは検出下限値未満か、食品衛生法の基準値(1キロ当たり100ベクレル)以下だった。  放射性物質の検査結果 ※単位は1...[記事全文

郡山のタケノコ基準超 県、出荷自粛を要請 放射性物質検査 

 県は22日、キノコと山菜12点の放射性物質の検査結果を【表】の通り発表した。郡山市のタケノコ2点から食品衛生法の新基準値(1キロ当たり100ベクレル)を超える放射性セシウムが検出された。県は同日、郡山市や流通関係者にタケノコの出荷自粛を要請した。 ...[記事全文

来月14日、市民プール開放 原町除染終え2年ぶり

除染作業が行われた市民プール
 南相馬市は東京電力福島第一原発事故の影響で使用を中止していた同市原町区の市民プールについて、7月14日に一般開放を再開する方針を固めた。22日に除染作業を終え、2年ぶりに開放する。  市は市民プールの利用再開に向けて設備の点検の他、4月下旬から除染...[記事全文

加工食品108点基準値下回る 放射性物質検査

 県は21日、乾燥野菜や菓子類など加工食品の放射性物質検査の結果を【表】の通り発表した。19市町村で加工された108点を調べ、放射性セシウムはいずれも食品衛生法の新基準値、暫定基準値を下回った。  食品衛生法の新基準値(1キロ当たり100ベクレル)へ...[記事全文

放射性物質検査 野菜と果実も基準値以下

 県は21日、野菜と果実の放射性物質検査の結果を【表】の通り発表した。野菜は26市町村の39品目117点、果実は11市町村の2品目14点を調べた結果、全ての検体で放射性セシウムは検出下限値未満か、食品衛生法の基準値(1キロ当たり100ベクレル)以下だ...[記事全文

放射性物質検査 牛肉も基準下回る

 県は21日、牛肉の放射性物質の検査結果を【表】の通り発表した。8市町村の農家13戸で生産された36頭を調べた結果、全ての検体で放射性セシウムは検出下限値未満か、食品衛生法の暫定基準値(1キロ当たり500ベクレル)以下だった。  4月に施行された一般...[記事全文

直売所で販売のタケノコ基準超 郡山市保健所 自主回収を指示

 郡山市保健所は21日、郡山市朝日2丁目のJA農産物直売所「愛情館」で販売されたタケノコの「淡竹(はちく)」の放射性物質検査を行い、食品衛生法の新基準値(1キロ当たり100ベクレル)を超える158・4ベクレルの放射性セシウムが検出されたと発表した。同...[記事全文

除染モデル事業開始 高線量の久之浜・大久地区 いわき市

 いわき市は21日、一部で比較的高い放射線量が計測されている市内久之浜・大久地区で住宅の除染モデル事業を始めた。地区内の住宅七戸の除染を7月末まで実施し、今後の除染方法の構築を目指す。  初日は市職員や専門家、市の委託業者の作業員ら約10人が除染前モ...[記事全文

移動コンビニ27日から営業 小高でファミマ

 大手コンビニエンスストアのファミリーマートは、南相馬市小高区で移動販売車「ファミマ号」を使った営業を27日に始める。政府の原子力災害現地対策本部によると、避難指示解除準備区域内でのコンビニ営業は初めて。  津波被害を受けたファミリーマート南相馬小高...[記事全文

磐梯の永年生牧草など基準超 牧草・飼料作物検査

 県は20日、今年産の牧草・飼料作物87点の放射性物質の検査結果を【表】の通り発表した。  単年生イネ科飼料作物(青刈利用)などを調べ、81点は放射性セシウムが検出下限値未満か、国の暫定基準値(1キロ当たり100ベクレル)以下だった。磐梯町の永年生牧...[記事全文

阿武隈川のウナギ基準超 放射性物質検査 郡山の養殖ドジョウも

 県は20日、魚介類142点の放射性物質の検査結果を【表】の通り発表した。福島市の阿武隈川のウナギが390ベクレル、郡山市の養殖ドジョウが240ベクレルなど食品衛生法の基準値(1キロ当たり100ベクレル)を超える放射性セシウムが検出された。県は同日、...[記事全文

今を生きる 色あせぬハーモニー 離散の会員再会重ねる希望 望郷胸に笑顔の輪

震災後初めて歌声を重ねた「コーラスふたば」のメンバー
■双葉の合唱グループ 「コーラスふたば」  双葉町の合唱グループ「コーラスふたば」の爽やかな歌声が1年3カ月ぶりに戻った。21日、東日本大震災と東京電力福島第一原発事故の後、初めての交流会を郡山市の磐梯熱海温泉「浅香荘」で開いた。メンバー17人のうち...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

【安全への問い掛け17】安堵の直後 つまずく 東海村の臨界事故に不安

プルサーマル用のMOX燃料が入った容器を輸送船からトレーラーに移す作業=平成11年9月27日、東京電力福島第一原発専用港
 大熊、双葉両町に立地する東京電力福島第一原発の専用港に1隻の輸送船が入った。平成11年9月27日午前5時27分、日の出とほぼ同じ時刻だった。船には、3号機で予定しているプルサーマル計画用のMOX燃料32体が積まれていた。  「やっとここまで、たどり...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・福島と原発

入札不調 震災前の7倍 県土木工事 避難区域業者 参加要件緩和へ

 県発注の土木工事の入札不調が東日本大震災後、震災前の7倍に増加したことが22日、分かった。復興需要の大幅な拡大に、建設不況で人手を減らし続けてきた建設業者が対応できず、工事の遅れを招いている。県は人員確保のため避難区域などの業者を対象に、平成25、...[記事全文

村民「帰りたい」57.5% 飯舘村が初アンケート

 全域が計画的避難区域の飯舘村は22日、帰村などについて世帯ごとに尋ねたアンケートの結果を公表した。帰りたいとの意向を示したのは1029世帯と、57.5%に上った。 村は避難している全2914世帯(5月22日時点)に調査用紙を配布し、1788世帯から...[記事全文

1人当たり一括20万円 旧避難準備区域賠償案 政府改める

 東京電力福島第一原発事故に伴う旧緊急時避難準備区域の損害賠償で政府は、たたき台案の一部だった「1世帯当たり一括50万円の支払い」を改め、「1人当たり一括20万円」とする。22日、県庁で開かれた「双葉地方町村及び県と国との事務レベル協議会」で示した。...[記事全文

村役場開設1年 飯舘村長が謝意 福島市長に伝える

握手を交わす菅野村長(右)と瀬戸市長
 飯舘村の菅野典雄村長は22日、福島市に飯舘村役場飯野出張所を開設し、丸1年となったことで同市役所を訪れ、瀬戸孝則市長に謝意を伝えた。  菅野村長は、全村避難する約6000人のうち、3500人が市内に避難していることなどを説明。厳しい中にも村から約1...[記事全文

県、廃炉作業監視 第一原発、夏までに有識者組織

 県は、東京電力福島第一原発事故の廃炉に向けた東電、国の取り組みを監視するため、有識者組織を夏までに設置する。22日の6月定例県議会代表質問で自民党の柳沼純子議員(郡山市)の質問に荒竹宏之生活環境部長が答えた。  詳細は今後詰めるが、原子力分野の専門...[記事全文

県民健康管理調査のデータ化 年度内に整備目指す

 県は県民健康管理調査の記録を長期にわたり管理するデータベースについて、今年度中の整備を目指す。共産党の宮本しづえ議員(福島市)の質問に菅野裕之保健福祉部長が示した。  データベースは福島医大に設け、県民健康管理調査の基本調査や甲状腺検査などの記録を...[記事全文

反省すべき点あった 参考人の佐藤知事 国会事故調の対応

 佐藤雄平知事は、国会の東京電力福島第一原発事故調査委員会に参考人として出席した際の対応について「県民の思いを伝えきれず、率直に反省すべき点もあった」と述べた。柳沼議員が「知事の対応に県民から批判がある」と見解を尋ねたことに、答弁した。  佐藤知事は...[記事全文

賠償などで国に要望書 富岡の団体

吉田副大臣(右)に要望書を手渡す村井会長
 富岡町の富岡・原発事故被災者の会は22日、国に対し、東京電力福島第一原発事故による賠償を町内全域で同等とすることや廃炉に向けての安全確保を要望した。  村井良一会長らが福島市の復興庁福島復興局を訪れ、吉田泉復興副大臣に要望書を手渡した。  要望書に...[記事全文

楢葉の子ら交流の場に 美里・仮設内に「ふれあい館」

完成した「宮里ふれあい館」で遊ぶ児童たち
 楢葉町民が生活する会津美里町の宮里仮設住宅敷地内に集会所「宮里ふれあい館」が完成し、22日、落成式が行われた。子どもたちが安全で安心して遊べる施設として開放し、長引く避難生活によるストレスの解消を図る。  通信事業やITサービスプロバイダーを手掛け...[記事全文

出荷再開へ水揚げ 相馬双葉漁協 検査し加工品販売

流通を前提にした試験操業で、タコなどを水揚げする漁師=22日午後4時ごろ、相馬市・松川浦漁港
 相馬双葉漁協がタコ、ツブ貝三魚種に限定して取り組んでいる試験操業で、初出荷を伴う水揚げが22日、相馬市の松川浦漁港で行われた。22、23の両日の放射性物質サンプル検査で問題がなければ、ゆでた加工品の販売が25日、相馬市を中心に県内のスーパーや小売店...[記事全文

仮庁舎建設安全願う 楢葉で双葉広域消防本部

工事の安全を祈願しくわを入れる山田町長
 双葉地方広域市町村圏組合消防本部の仮庁舎建設工事安全祈願祭は22日、楢葉町山田岡の富岡消防署楢葉分署敷地内の建設予定地で行われた。  仮庁舎は総事業費1億4000万円、プレハブ2階建てで延べ床面積671平方メートル。通信指令室、会議室、仮眠室13室...[記事全文

双葉町民の心結ぶ 自転車代表 渡辺選手、郡山で壮行会

堀川さん(左)から千羽鶴を受ける渡辺選手
 東日本大震災と東京電力福島第一原発事故により全国各地に避難している双葉町民の心が、五輪の力で強く結び付いた。自転車競技のロンドン五輪日本代表で同町出身の渡辺一成選手(28)=日本競輪選手会、小高工高卒=の壮行会が22日、郡山市で開かれた。「町民の心...[記事全文

富岡の鹿野さん始球式 開成山で楽天戦

始球式を務めた鹿野さん。右は原市長
 郡山市の開成山野球場で22日に行われたプロ野球の公式戦「東北楽天ゴールデンイーグルス対千葉ロッテマリーンズ」の試合に先立ち行われた始球式では、東京電力福島第一原発事故で富岡町から同市に避難する鹿野真希さん(安積一小5年)が投手を務めた。全力で投球す...[記事全文

色あせぬハーモニー コーラスふたば 離散の会員再会

震災後初めて歌声を重ねた「コーラスふたば」のメンバー
 双葉町の合唱グループ「コーラスふたば」の爽やかな歌声が1年3カ月ぶりに戻った。21日、東日本大震災と東京電力福島第一原発事故の後、初めての交流会を郡山市の磐梯熱海温泉「浅香荘」で開いた。メンバー17人のうち13人の仲間が集まった。久々の再会に笑顔が...[記事全文

双葉町長の不信任案否決 賛成、必要な4分の3に届かず

 東京電力福島第一原発事故で、埼玉県加須市に役場機能ごと避難している双葉町の6月定例議会は21日、加須市で最終本会議を開き、役場機能本体移転の対応などをめぐり、議員から井戸川克隆町長に対する不信任決議案が提出された。採決の結果、否決された。  可決に...[記事全文

国が川俣・山木屋再編案 住民「除染が先」と反発

厳しい表情で国の説明を聞く自治会役員
 計画的避難区域に設定されている川俣町山木屋地区の避難区域再編で、国は21日、山木屋地区を居住制限と避難指示解除準備の2区域に見直す方針を示した。町保健センターで開かれた自治会役員との意見交換会で説明した。  山木屋地区の再編について、国が住民を対象...[記事全文

被災者相双の会発足 原発事故賠償で避難民連携

ガンバロー三唱で決意を新たにする参加者
 東京電力福島第一原発事故で避難している相双地方の住民団体による「原発事故被災者相双の会」が発足した。21日、会津若松市の會津稽古堂で結成総会が開かれ、団結して賠償問題解決などに当たることを確認した。  会津おだか会、会津地方なみえ会、大熊町の住民を...[記事全文

勿来海水浴場で線量調査 海岸空間0・06-0・08マイクロシーベルト

勿来海水浴場で空間線量を測定する職員
 県内で今夏唯一海開きをするいわき市の勿来海水浴場で、県は21日、環境放射線量モニタリング調査を行った。職員2人が測定した結果、海岸の空間線量は毎時0・06~0・08マイクロシーベルトだった。  海水浴場の3カ所で地上1センチ、50センチ、1メートル...[記事全文

試験操業、きょう水揚げ 25日にも出荷開始

試験操業出港を前に網を準備する漁業関係者=21日午後1時35分ごろ、相馬市・松川浦
 相馬双葉漁協がタコ、ツブ貝3魚種に限定して取り組んでいる試験操業で、東京電力福島第一原発事故以降初めての出荷を伴う本県沖での試験操業は22日始まり、同漁協所属の底引き網漁船6隻が同日午前1時ごろに松川浦漁港を出港した。相馬沖約50キロで水深が150...[記事全文

【安全への問い掛け16】県と東電 擦れ違い 地元は3点セットに期待

東電の荒木社長にプルサーマル計画の事前了解回答書を手渡す佐藤知事(左)=平成10年11月、県庁
 「国のエネルギー政策に欠かせない」  「企業誘致が進まない中で、財源確保、雇用確保に原発は必要」  平成10年2月に開かれた5回目の県核燃料サイクル懇話会には、原発立地町の楢葉・草野孝、富岡・遠藤勝也、大熊・志賀秀朗、双葉・岩本忠夫の各町長が招かれ...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・福島と原発