東日本大震災

2012年6月アーカイブ

県の対応、知事から聴取 政府事故調、非公開で

 政府の東京電力福島第一原発事故調査・検証委員会は8日、県庁で佐藤雄平知事から原発事故の県の対応などについて事情を聴いた。  聴取は非公開で約2時間にわたり行われた。県によると、畑村洋太郎委員長(東大名誉教授)は「聴取は責任を追及するためでなく、今後...[記事全文

町内一律賠償へ署名 住民有志、富岡町に

遠藤町長に署名簿を手渡す村井会長(左から3人目)と石黒最高顧問(左)ら
 富岡町民有志でつくる「富岡・原発事故被災者の会」は8日、町内全域を帰還困難区域と同等の賠償とすることなどを求める町民5708人分の署名簿を町に提出した。  同会の石黒紀昭最高顧問、村井良一会長らが郡山市で遠藤勝也町長に署名簿を手渡した。署名の趣意書...[記事全文

物産マイスター隊創設へ 県産品の風評被害打破

「ふるまい隊」を募集する関係者
 県は県産品をイベント会場や店頭などで売り込む「ふくしま物産マイスター ふるまい隊」を結成し、8月に活動を始める。県産品の魅力を日本酒、伝統工芸品、加工食品、農産物の4分野を重点にアピールし、東京電力福島第一原発事故による風評被害払拭(ふっしょく)を...[記事全文

本県農業 再生を探る 郡山で研修会

本県農業の復興策を探った研修会
 本県農業の復興策を探る「ふくしまの新たな農業を作るための研修会」は8日、郡山市の県農業総合センターで開かれた。  県の主催で、東日本大震災や東京電力福島第一原発事故で被害を受けた農業の再生を考えてもらおう-と初めて企画した。県内から生産者や農協関係...[記事全文

産地復興DVD制作 JA伊達みらい

安全性確保への取り組みをまとめたDVD
 JA伊達みらいは8日までに「食の安全・消費者の笑顔のために~放射性物質低減への取り組み」と題した産地復興DVDを制作した。厳寒期に実施した除染作業などを収録し、卸業者らに安全への取り組みをアピールする内容で、11日に伊達市で制作発表会を開く。  同...[記事全文

【安全への問い掛け5】県が独自に監視拠点 福島に移り分析続ける

放射性物質の分析などに取り組む県原子力センター福島支所
 県は5月末、平成24年度の「県職員録」を発行した。500ページを超える1冊に県の部や課の組織、出先機関の所在地、職員名などを掲載している。  東京電力福島第一原発事故が起きる前の「職員録」と見比べると、所在地を変えざるを得なかった部署が所々にある。...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・福島と原発

パティシエ夢見る 携帯画像に誕生日ケーキ

■南相馬市鹿島区  田村美咲さん =当時17=  充さん =当時56=  勝美さん =当時82=  スサエさん=当時78=  「おかあのマドレーヌがきっかけなんだよ」。南相馬市鹿島区南右田の田村美咲さんが中学生だったある日、うれしそうに話した言葉を母...[記事全文

カテゴリー:あなたを忘れない

今を生きる 本県の姿、全国に 19日、漫才新人大賞に出場

「福島のために」と胸に刻み漫才新人大賞に挑む母心の嶋川さん(左)と関さん
■お笑いコンビ「母心」 嶋川最終回さん33 関あつしさん32  福島市を拠点に活動するお笑いコンビ「母心」の嶋川最終回さん(33)と関あつしさん(32)は、19日に東京都の国立演芸場で開かれる漫才新人大賞に出場する。全国的に活躍する「ナイツ」や「Wコ...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

近所に野菜提供 一代で会社築く

■いわき市平豊間 菅波サタヨさん =当時84= 恒易さん =当時62=  サタヨさんは、友人らと近所の温泉に通うなど充実した日々を過ごしていた。自宅近くの畑ではキュウリやナスなど、さまざまな野菜を育てては近所に振る舞っていた。買い物帰りの途中、津波に...[記事全文

カテゴリー:あなたを忘れない

最後に夫へ感謝

■浪江町請戸 熊川洋子さん =当時72=  夫の勝さん(74)は震災後、急いで浪江町請戸の自宅に戻った。膝の悪い洋子さんは一階の茶の間で1人おびえていた。外に出ると、黒い壁のような津波が押し寄せていた。  勝さんは洋子さんの手を引き、2階の踊り場まで...[記事全文

カテゴリー:あなたを忘れない

責任感強い店長 家庭で花育てる

■いわき市久之浜町金ケ沢 北郷正明さん =当時47= 澄子さん =当時71=  広野町のショッピングセンターアイアイの店長を務めていた正明さんは妻和可子さん(51)ら社員を高台にある広野小に避難させた後、母澄子さんがいる自宅に向かった。「俺ちょっと家...[記事全文

カテゴリー:あなたを忘れない

勤勉に工場経営 祭りで歌声披露

■いわき市久之浜町 浅川洋さん =当時77= 初枝さん =当時75=  震災当時、自宅に2人でいて津波にのまれたとみられる。初枝さんは翌日、洋さんは8日後に自宅近くのがれきの中から見つかった。  洋さんは機械部品の工場を営み、歴史をひもとき地図を眺め...[記事全文

カテゴリー:あなたを忘れない

気立て良い店主 母の仕事手伝う

■南相馬市鹿島区南右田 鎌田哲子さん =当時76= 深敏さん =当時27=  哲子さんは、海岸から1・6キロ離れた自宅から避難しようとした際、津波にのまれた。哲子さんの長女で、孫深敏さんの母光子さん(53)も流されたが、奇跡的に助かった。  哲子さん...[記事全文

カテゴリー:あなたを忘れない

女手一つで育児 友多い優しい子

■南相馬市原町区萱浜 高橋美代子さん =当時49= 麻実さん =当時18=  生命保険会社に約20年間勤めていた美代子さんは家族の大黒柱。10年ほど前に離婚後、一男一女を女手一つで育て上げた。  三姉妹の次女で、負けず嫌いで男勝りな性格。多忙な毎日で...[記事全文

カテゴリー:あなたを忘れない

夫婦旅行楽しむ

■相馬市磯部 柴田義康さん =当時75= ツル子さん =当時69=  関東出身の義康さんはツル子さんの地元の相馬市に移り住んだ。漁船の修理やメンテナンスを行う会社をつくり、義康さんが現場、ツル子さんが事務を担当していた。  義康さんは面倒見が良く、周...[記事全文

カテゴリー:あなたを忘れない

魚捕りと海愛す

■新地町今泉 菅野賀一さん =当時78=  きちょうめんで働き者。昔ながらの頑固さを備えていた。農家としてコメやイチジクなどを作っていた。  海を愛し、趣味は魚捕りだった。主にアイナメなどを捕まえてはよく自宅に持ち帰り、家族に振る舞った。  まめで手...[記事全文

カテゴリー:あなたを忘れない

漁師の宝 船とともに

■新地町大戸浜 小野常吉さん =当時56=  「あんちゃん、機械が止まった。どうにもならない。津波が来た」。新地町の漁師常吉さんとの最後の無線交信を、兄の漁師春雄さん(60)は鮮明に覚えている。船ごと海にのまれた常吉さんは一週間後、相馬港で見つかった...[記事全文

カテゴリー:あなたを忘れない

優しい祖母思い

■新地町今泉 菅野克己さん =当時18=  新地高ではバドミントンに熱中し、部活動の主将を務めた。部活動のほか、社会人も所属しているクラブにも参加し練習に励んだ。  高校卒業後は製紙会社への就職が決まっていた。会社にはバドミントン部がないと聞き、自分...[記事全文

カテゴリー:あなたを忘れない

サッカーに情熱

■新地町駒ケ嶺 志藤彰太さん =当時18=  小学校からサッカーを始め、新地高でもサッカー部を3年間続けてレギュラーとして活躍した。  優しくて素直な性格で多くの友人に恵まれた。高校卒業後はパソコンを学ぶために専門学校への進学が決まっていた。1月から...[記事全文

カテゴリー:あなたを忘れない

孫5人 愛情注ぐ

■新地町大戸浜 寺島清二さん =当時64= チヨさん =当時66=  古里の海を愛した漁師の清二さんは、自慢の「第二清運丸」でカレイ、ホッキ貝などを求めて海に繰り出していた。歌も好きで知人の結婚式でマイクを握るほど。漁に使う網作りには演歌のBGMが欠...[記事全文

カテゴリー:あなたを忘れない

医療費無料化を検討 復興相、浪江町長の要望に明言

 平野達男復興相は7日、東京電力福島第一原発事故に伴う全町民の医療費無料化を求める浪江町の馬場有町長の要望に対し、前向きに検討する考えを示した。馬場町長によると、平野復興相は「公平性を失わないようにする必要がある」と述べた。今後、同町以外の原発事故被...[記事全文

飯舘村、来月にも再編 計画的避難区域 村議会が同意

 全村が計画的避難区域で、行政区単位での区域見直しを検討していた飯舘村は7日、5月に策定した中間案の通り、村内を帰還困難、居住制限、避難指示解除準備の3区域に再編する案を決定した。同日、村議会災害復興対策特別委員会の同意を得た。来週中に再編案を国に提...[記事全文

県、独自に仮置き場 県有地に確保へ

 県は、県有施設の除染で出た廃棄物を受け入れる仮置き場を県有地に確保する。7日に県庁で開かれた県土木部と建設関係団体との意見交換会で方針を示した。設置場所、規模は庁内で検討している。  県は現在、道路や住宅、公園など県有施設の除染で出た土などを市町村...[記事全文

【安全への問い掛け4】協定に新たな役割 事故で再考の余地浮上

 県や原発の立地町には、原発の運転に関して電力会社を指導・監督する法律上の権限はない。原子力安全対策を担当した元県職員、落合良二(68)は「東京電力と結んだ安全確保協定は、地方が原発を監視する大きなよりどころの1つだった」と顧みる。  安全確保協定の...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・福島と原発

今を生きる くじけず部活、つかんだ切符 感謝胸に東北大会へ

東北大会での健闘を誓う猪狩君
■転校先の湯本高ソフトテニス部 猪狩裕人君17(富岡出身)  東京電力福島第一原発事故の影響でいわき市の借り上げ住宅に避難している、富岡町出身の猪狩裕人君(17)は転校先の湯本高からソフトテニスの東北大会に出場する。避難生活に負けず部活を続け、つかん...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

今を生きる 古里のために尽くす 警戒区域でパトロール

古里のためにパトロールする松井巡査(右)と仁尾巡査部長
■沖縄県警の松井啓喜巡査 26(郡山出身) 祖母がいわき出身 仁尾崇人巡査部長とコンビ  沖縄県警として初めて警戒区域でパトロールする部隊が着任して6日で1週間が過ぎた。郡山市三穂田町出身の松井啓喜巡査(26)=那覇署地域課=は、祖母がいわき市出身の...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

発電風車製造の拠点に 小名浜港藤原ふ頭で県が全国初構想

 政府が本県沖で実施する洋上風力発電実証研究事業を受け、県は5日までに、小名浜港を風車製造ができる全国初の拠点とするため藤原ふ頭の一部を整備する方針を固めた。ふ頭の地盤の強度を現在の10倍に改修し、世界最大規模のクレーンを設置する。大型風車を組み立て...[記事全文

移転促進区域買い取り額決定 南相馬市原町区宅地

 東日本大震災の津波被害に伴う防災集団移転促進事業で、南相馬市は東京電力福島第一原発事故から20キロ圏外で移転対象となる「移転促進区域」の宅地と田畑の買い取り額を決めた。5日、市役所で開かれた市議会全員協議会で報告した。  移転促進区域内の1平方メー...[記事全文

8月にも農地除染開始 南相馬市が線量高い西部から実施

 南相馬市は早ければ8月にも市内西部で農地の除染作業を開始する。5日、市役所で開かれた市議会全員協議会で示した。  市の農地除染基本方針では、平成24~25年度に本格的に除染に取り組み、26~28年度を補完期間に想定。特定避難勧奨地点を含む比較的放射...[記事全文

警戒区域内刑法犯15件 県警本部発表

 東京電力福島第一原発事故に伴う警戒区域などを管轄する田村、南相馬、双葉の3署が5月に区域内で認知した刑法犯は南相馬署の15件で、田村、双葉両署はゼロだった。県警本部が5日、発表した。  警戒区域は4月に再編されたが、南相馬署の15件のうち、14件は...[記事全文

一人暮らしの男性病死 原町の旧緊急時避難準備区域

 4日午前8時15分ごろ、南相馬市原町区の旧緊急時避難準備区域の住宅で、40歳代の男性が死亡しているのを訪れた女性が見つけ、119番通報した。相馬地方広域消防本部などによると、男性は病死で、死後数日たっているとみられる。  消防本部などによると、男性...[記事全文

【安全への問い掛け3】新協定で監視強める トラブルのたび見直し

「三者協定」の調印式に臨む(前列左から)田中清太郎・双葉町長、志賀秀正・大熊町長、木村守江知事(昭和51年3月)=「県原子力安全行政10周年記念誌」より
 昭和47年6月、新設された県環境保全課・企画調整班にとって、原発の立地に伴う住民の安全確保が大きな仕事だった。3年前、県は東京電力と安全確保協定を結び、立地地域の立場で原発の監視を始めた。だが、その内容は県にとって、十分ではなかった。  県が独自に...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・福島と原発

今を生きる 老舗の味もう1度 再営業 地域の支えに感謝

再び久之浜で営業を開始した片寄さん
■いわきの「菓匠梅月」代表・片寄清次さん(81)  東日本大震災で被災し店舗を失ったいわき市久之浜町の「菓匠梅月」は、創業以来店を構えてきた久之浜で3月に営業を再開した。商品棚にはかしわ餅と焼き菓子が並ぶ。かしわ餅は午前中に売り切れることもある看板商...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

愛犬家憩いの場に 岳温泉で再開「地域に恩返しを」

岳温泉にドッグカフェを開設した石沢さん家族とスタッフ
■楢葉でドッグカフェ経営 石沢崇さん(69)一家  東日本大震災の津波で楢葉町の自宅と経営するドッグカフェなどを失い、東京電力福島第一原発事故で避難した石沢崇さん(69)は、二本松市岳温泉にドッグカフェ「Heart of WAN(ハートオブワン)」を...[記事全文

カテゴリー:連載・再起

【安全への問い掛け2】県の関与、限られる 安全協定見直しの声

福島第一原発の状況を確認する県職員ら=5月21日、県提供
 東京電力福島第一原子力発電所は、事故から1年3カ月が過ぎようとしている。だが、4号機燃料プールの冷却設備や温度計の不具合などが相次ぐ。政府や東電が掲げる工程表の通りに収束作業が進むかどうかに、県民は不安を抱く。  5月21日、防護服を身に着けた一行...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・福島と原発

ふるさと納税最多 全国から「復興に役立てて」

 出身地など、ゆかりの深い地域に寄付する「ふるさと納税」の平成23年度の本県の受け入れ実績は前年度比24.6倍の2億7429万8799円(4280件)で過去最多となった。佐藤雄平知事が、4日の定例記者会見で明らかにした。東日本大震災と東京電力福島第一...[記事全文

福医大に最新鋭検査機 放射線医学研究拠点の目玉

 県は磁気共鳴画像装置(MRI)とポジトロン断層撮影装置(PET)を組み合わせた最新の医療検査機器1台を福島医大に導入する。ドイツ・シーメンス社製で世界に20台しかなく、国内の医療機関への配置は初めて。県が同大に整備する放射線医学研究拠点の目玉の一つ...[記事全文

県の6月補正、787億円 仮設住宅建設や放射線対策

 佐藤雄平知事は4日、県庁で記者会見し、6月定例議会に提出する一般会計補正予算案を発表した。総額787億3600万円で、6月補正としては過去2番目の規模。平成24年度予算は累計で1兆6854億5800万円。  補正予算の主な事業は【表】の通り。災害救...[記事全文

動物との衝突事故に注意を 警戒区域、夜に多発

 東京電力福島第一原発事故に伴う双葉署管内の警戒区域で、車と、ウシやイノシシが衝突する交通事故が26件に上っていることが4日、同署のまとめで分かった。けが人はいないが、大事故につながる危険性があるため、同署は運転速度を落とすよう呼び掛けている。  2...[記事全文

県が日常食の放射性物質検査 7地域の県民78人対象

 県は今月から来年3月まで県内7地域の県民78人の日常食に含まれる放射性物質のモニタリングを実施する。4日の県災害対策本部会議で明らかにした。  対象者1日分の日常食(朝、昼、夕、間食)を回収し、乾燥させた上で焼却し、灰に含まれる放射性物質を調べる。...[記事全文

県学童クラブ連絡協が発足 放射線から守る活動推進

クラブ相互の連携強化を確認する出席者
 東京電力福島第一原発事故に伴う放射線から子どもを守る活動などを推進する県学童クラブ連絡協議会が3日、発足した。県内の学童クラブ(学童保育、放課後児童クラブ)が連携し、学習会や交流会などを通して情報交換し、指導員の資質向上にも取り組む。  これまで県...[記事全文

NGO協働スペース開所 ワークショップなどに活用

被災者支援の活動拠点となる事務所
 県内外のNGOやNPO法人が被災者支援を行う際の活動拠点となる「ふくしまNGO協働スペース」が3日、福島市のJR福島駅東口のビル内に開所した。本県で被災者支援を実施する団体がワークショップや情報交換に利用する。  国際協力NGOセンター福島事務所が...[記事全文

【安全への問い掛け1】県、独自監視へ手探り 国と法律 立ちはだかる

大熊町に開設された県原子力対策駐在員事務所の開所式(昭和48年6月)。県は県民の安全確保のために独自の取り組みを始めた=「県原子力安全行政10周年記念誌」より
 昨年3月11日、本宮市は東日本大震災で震度6弱の強い揺れに襲われた。4号国道沿いにある医療法人落合会・東北病院は、雪が舞う中で患者を無事に避難させた。停電には非常用電源と発電機で対応した。  法人の常勤理事を務める落合良2(68)は患者と職員の安全...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・福島と原発

ねぶた、竿灯、避難者激励 福島の仮設住宅訪問

ねぶたのハネト(右)と共に踊りを楽しむ避難者=福島市・松川工業団地第一仮設住宅
 2日に福島市のJR福島駅前で開かれた「2012ふくしま山車フェスタ」に特別参加した青森のねぶたと、秋田の竿灯(かんとう)のメンバーは3日、同市の仮設住宅を訪問し、元気いっぱいの踊りや技で避難者を励ました。  青森のねぶたは、青森市職員ら約20人が福...[記事全文

今を生きる ゴルフできる幸せ胸に 津波で被災、一時避難 宮里藍選手から手紙 来月の米・世界ジュニア選手権に出場

将来の目標は宮里選手のようなプロゴルファーになることと話す紗羅さん
■いわき市小名浜一小6年 大田紗羅さん 12  「宮里藍さんのようなプロゴルファーになりたい」。いわき市の小名浜一小6年のジュニアゴルファー、大田紗羅さん(12)は目を輝かせる。今年5月、日本代表選抜大会で優勝し、7月にアメリカで開かれる世界ジュニア...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

相馬野馬追の会場除染終了 出場者が馬の乗り込みスタート

土を入れ替えたコースで調教する相馬野馬追関係者=雲雀ケ原
 相馬野馬追の甲冑(かっちゅう)競馬、宵乗り競馬が行われる南相馬市原町区の雲雀ケ原祭場地馬場の除染が終わり、3日から出場者の練馬が始まった。  市が1周約1000メートルの走路の表土を取り除き、新しい砂を入れた。出場者が日の出とともに馬運車で馬を運び...[記事全文

今を生きる もう1つの古里に 自然に親しむ場提供

子どもたちと田植えを楽しんだ斎藤さん(手前)
■金山のふくしま子ども元気村 斎藤真吾さん 34  中通りの子どもたちを奥会津の金山町に招き、自然との触れ合いを楽しんでもらう「ふくしま子ども元気村」が2日に催され、町内の田んぼで田植えが行われた。運営に携わる斎藤真吾さん(34)は「子どもたちのこの...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

放射線 放射性物質 Q&A 放射性物質が洗濯物に付く危険性は

■空気中の物質はほぼゼロ外干し被ばく考えにくい  東京電力福島第一原発事故が発生してから、放射性物質の問題で洗濯物を外に干すのを控えています。1年以上が経過しましたが、現在でも屋外で放射性物質が洗濯物に付く危険性はあるのでしょうか。  県内で放射線に...[記事全文

カテゴリー:放射線・放射性物質Q&A

日中韓 今秋、県内で観光相会議 政府 風評被害解消目指す

 日本、中国、韓国が観光交流の課題解決を協議する日中韓観光担当相会合が今秋、本県で開催される。海外の大臣級会議の県内開催は東日本大震災後初めて。観光担当相が観光活性化に向けた共同声明をまとめるほか、国際観光フォーラムなどを開く。本県では東京電力福島第...[記事全文

コメ全袋検査機器5台購入 二本松、本宮、大玉

 二本松、本宮、大玉の3市村は、コメの全袋検査に使用する機器を県からの割り当て分9台に加え、自主財源で計5台を購入する。  検査機器は、二本松市が県の補助金による4台に2台を加え6台、本宮市は県の3台に2台を加え5台、大玉村は県の2台に1台を加え3台...[記事全文

野菜と果樹基準値以下 放射性物質検査

 県は1日、野菜と果樹の放射性物質検査の結果を【表】の通り発表した。14市町村の13品目44点を調べた結果、全ての検体で放射性セシウムは検出下限値未満か、食品衛生法の基準値(一キロ当たり100ベクレル)以下だった。 ■キノコと山菜基準値下回る  県は...[記事全文

二本松のNPO製造「桑の葉パウダー」 県、自主回収を要請

 県は1日、二本松市のNPO法人が製造した「桑の葉パウダー」から食品衛生法の基準値(1キロ当たり100ベクレル)を超える390ベクレルの放射性セシウムが検出されたとして、NPO法人に自主回収を要請した。NPO法人は取引先などを通じて自主回収を始めた。...[記事全文

今を生きる 野菜作りに笑顔 仲間との収穫祭楽しみに

仲間と畑作業に励む熊川さん(左端)
■国見の仮設住宅に避難 飯舘の熊川ミツイさん 77  村からは1人で避難してきた。子どもは独立し、50年以上連れ添った夫は3年前に亡くなった。慣れない土地での1人暮らしにさみしさを感じていた。日中は趣味の裁縫などをするが、家にこもりがちになってしまう...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

【屋外プール授業】安全確保 次々再開へ 独自に線量基準 除染で遅れる学校も

高圧洗浄機でプールサイドを除染する学校関係者=いわき・四倉中
 東京電力福島第一原発事故の影響で昨夏、屋外プールの授業を見送る市町村が相次いだ中、今夏は県内59市町村のうち47市町村が屋外での授業を実施する見通しとなった。福島民報社の調べで分かった。各地でプール開きが始まる6月に入り、各市町村はプール使用の目安...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・断面

富岡町が26年度にも「仮の町」 いわき、郡山に設置検討

 富岡町は、いわき、郡山両市への設置を検討している「仮の町」を平成26年度を目標に整備する。1日、郡山市で開かれた町議会全員協議会で示した。  町は策定を進めている町災害復興計画の中で、県内外に分散している町民が集合できる「仮の町」を両市と富岡町内の...[記事全文

大熊町長、避難区域再編受け入れへ 「家財一律賠償」を条件

 大熊町の渡辺利綱町長は1日、町が国に求めている家財の一律賠償を条件に、3区域に分かれる避難区域再編を受け入れる方針を町議会に示した。精神的損害や不動産の賠償に差が生じないよう、再編の後、全区域とも最低5年間の「帰還しない宣言」をする必要があることも...[記事全文

浪江町「仮の町」、今月中旬にも町民調査 復興計画策定委が初会合

 浪江町は町への帰還意思や町外コミュニティ(仮の町)の在り方を町民に聞くアンケートを6月中旬にも始める。町民の意向調査は昨年11月に続いて2回目。1日、二本松市で開かれた町復興計画策定委員会の初会合で町が調査案を示した。  アンケートの対象は高校生以...[記事全文

警戒区域見直しに賛成、反対がほぼ同数 楢葉町の町民アンケート

 楢葉町は1日までに、警戒区域再編の賛否を探る町民アンケートの結果をまとめた。ほぼ全域がかかる警戒区域を避難指示解除準備区域に見直す政府案に対し、賛成と反対がほぼ同数となった。今後、再編時期を判断する材料の一つにする方針。  アンケートは全町民766...[記事全文

飯舘の二枚橋に復興住宅 復興計画推進委員会

東芝の復興公社案の説明を受ける委員
 飯舘村の復興を考える第5回いいたてまでいな復興計画推進委員会は1日、福島市の村飯野出張所で開かれた。比較的放射線量の低い村内西部の二枚橋地区に150~300戸の復興住宅を建設する案を計画に盛り込んだ。  委員会は村外に村民の子育ての拠点となる施設を...[記事全文

8月以降も継続 旧避難準備区域の精神的賠償

会合を終え、佐藤知事(左)に頭を下げる東京電力の広瀬常務
 東京電力の広瀬直己常務は31日、福島第一原発事故に伴う旧緊急時避難準備区域の精神的損害について、文部科学省原子力損害賠償紛争審査会で賠償終了時期とされた8月末以降も、賠償を継続する意向を明らかにした。同日、福島市で開かれた県原子力損害対策協議会の緊...[記事全文

60事業所今年度中に拡大 ふくしま企業補助金採択167事業所 民報社調査

 県の「ふくしま産業復興企業立地補助金」の採択を受けた167事業所に対する福島民報社の調査で、3割を超える60事業所が今年度中に新規操業や規模拡大することが分かった。少なくとも900人の新規雇用を計画している。  県中19事業所、県南14事業所、会津...[記事全文

人材確保の対策会議発足 相双、いわきの介護職員不足解消へ

 相双地方、いわき市などの介護職員不足を受けて、県が厚生労働省、県老人福祉施設協議会(県老施協)などと連携して取り組む人材確保対策で、関係機関は31日、県相双地域等福祉人材確保対策会議を発足させた。応援が可能な職員を全国から募り、一定期間、施設で従事...[記事全文

賠償1億8,200万円請求 東電に養魚業者6社

 県内の養魚業者6社は31日までに東京電力福島第一原発事故で損害を被ったとして東電に計約1億8,200万円の損害賠償を直接請求した。  弁護団によると、直接請求したのは西郷村や大玉村、福島市などでニジマスなどの川魚の養殖や釣り堀などをしている県養鱒技...[記事全文

第14代リーダーに大森さん フラガール新たなステップ

 いわき市のスパリゾートハワイアンズは31日、ダンシングチーム「フラガール」の第14代リーダーにサブリーダー大森梨江さん(第40期生、双葉町出身)が就くと発表した。退団が決まっている第13代リーダーのマルヒア由佳理さん(第38期生、いわき市出身)は6...[記事全文

新作アロハを2日に発売 フラガールを応援する会

新たに販売されるオリジナルのアロハシャツ「IWAKIアロハ」
 いわき市の「フラガールを応援する会」(斎藤一彦会長)はオリジナルの第5弾アロハシャツ「IWAKIアロハ」を2日から販売する。踊るフラガールとハイビスカスを配したデザインで、選定にはフラガール2人が関わった。  ハニーズ(本社・いわき市)の協力で、2...[記事全文

県、赤ちゃん電話相談開設 1日から母乳検査など受け付け

 県は1日から母乳の放射性物質濃度検査申し込みや、母親らの相談を受け付ける「ふくしまの赤ちゃん電話健康相談」窓口を開設する。妊産婦や乳児を持つ母親らの健康や育児の悩み、不安の解消を目指す。県助産師会が実施する。  母乳検査は無料。指定の検査機関が放射...[記事全文

全稲作農家にカリ肥料 中島村が新基準対応で無料配布

 中島村は31日までに村内全稲作農家約400戸に放射性セシウムの吸収抑制効果があるとされるケイ酸カリを含む肥料を無料配布した。村によれば全稲作農家対象の無料配布は県内で同村のみ。  今年度当初予算で計上した約5,000万円をJAしらかわに補助金として...[記事全文

暴力団の復旧工事介入防止へ 県追放推進センター

 県暴力追放運動推進センターの理事会は30日、福島市の杉妻会館で開かれ、東日本大震災と東京電力福島第一原発事故関連の復旧工事などへ暴力団介入を防ごうと結束を誓い合った。  理事ら約20人が出席した。北村清士理事長(東邦銀行頭取)が社会一体となった暴力...[記事全文

修理終え使用再開へ 星の村天文台「メーン望遠鏡」

修理を終え、観測ドームに運び込まれる天体望遠鏡
 東日本大震災で破損した田村市滝根町、星の村天文台のメーン観測機器「65センチ反射望遠鏡」が31日、修理を終えて戻った。7月から夜間公開などでの使用を1年4カ月ぶりに再開する。  反射望遠鏡は県内最大の規模を誇るが、揺れで破損して使えなくなっていた。...[記事全文

良い品で恩返しを 顧客に支えられ新たな一歩

オーダーメードの靴作りを再開した清野さん夫妻
■新地で靴専門店経営 清野稔さん(68)京子さん(63)夫妻  新地町でオーダーメード靴専門店「チヨノシューズ」を営む清野稔さん(68)・京子さん(63)夫妻は津波被災を乗り越え、事業を再開した。「お客さまが求め続けてくれる限り頑張りたい」と二人三脚...[記事全文

カテゴリー:連載・再起