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今を生きる "第二の古里"に錦を 全国Vで恩返し誓う 会津8LCから激励金

大会での活躍を願い、(右から)小林、田島、大堀、桃田の4主将に激励金を贈る阿部ZC(左)

■猪苗代に移転の... 富岡高、富岡一中 バドミントン部

 東日本大震災と東京電力福島第一原発事故の影響で、猪苗代町に拠点を移し2年目を迎えた富岡高と富岡一中のバドミントン部員に20日、ライオンズクラブ国際協会332-D地区第4R・第1Z(会津地区)の8クラブが激励金を贈った。富岡高の桃田賢斗主将は"第二の古里「会津」"からの支援に感謝し、8月に開かれる高校総体での優勝を誓った。昨年、猪苗代中学校特設部として出場し、全国中学体育大会で五冠に輝いた富岡一中メンバーも全国完全制覇に向け闘志を燃やしている。
 富岡高と富岡一中の部員は震災以前、中高連携でスポーツ強化を図る双葉地区教育構想下で合宿生活を送りながら活動していた。原発事故で、20キロ圏内にある学校は立ち入りができなくなり、一時、存続が危ぶまれたが、猪苗代町の宿泊施設が合宿所としての機能を備えていたことから昨年、拠点を移した。
 部員は練習時間が激減したり、環境が大きく変わったりしたハンディを乗り越え、富岡高は昨年の高校総体で男女とも団体3位、富岡一中は男女団体優勝など史上初の五部門制覇と輝かしい成績を残した。
 2年目となった今年、富岡高は県高体で男女の団体、個人を制し、高校総体出場を決めた。富岡一中は今年も猪苗代中として出場し、7月22日から開かれる県大会、その後の東北大会を突破し全中出場を狙う。
 高校男子の桃田、同女子の大堀優の両主将と中学男子の小林大吾、同女子の田島優乃華の両主将は猪苗代、富岡両町の支援で活動が続けられることに感謝の気持ちを持ち続け「活躍することが恩返しになる」と心に秘めている。
 今回贈られた激励金は、第1Zの8クラブが年度内に実施した各種チャリティーで集めた益金の7万6640円。贈呈した阿部信夫ゾーン・チェアパーソン(ZC)は「親元を離れ、合宿生活をしながら活躍する部員の活動に少しでも役立てれば」と話している。

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