東日本大震災

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出荷再開へ水揚げ 相馬双葉漁協 検査し加工品販売

流通を前提にした試験操業で、タコなどを水揚げする漁師=22日午後4時ごろ、相馬市・松川浦漁港

 相馬双葉漁協がタコ、ツブ貝三魚種に限定して取り組んでいる試験操業で、初出荷を伴う水揚げが22日、相馬市の松川浦漁港で行われた。22、23の両日の放射性物質サンプル検査で問題がなければ、ゆでた加工品の販売が25日、相馬市を中心に県内のスーパーや小売店で始まる。
 同漁協所属の底引き網漁船6隻が相馬沖約50キロの150メートルより深い海域で操業した。ミズダコ約830キロ、ヤナギダコ約123キロ、シライトマキバイ約440キロを水揚げした。
 販売は加工品のみ。23日に検査、加工を終えて松川浦漁港の保冷施設に保管する。週明けの25日朝から流通させる見込み。28日までを目安に販売し、消費動向などを調べる。今月14日に続く2回目の試験操業で、台風4号の影響で延期されていた。
 初めて試験操業に出た第三鹿島丸船長の佐藤幸男さん(52)は「取った魚介類が食卓に並ぶ姿を思い浮かべて取った。ぜひ消費者に受け入れてもらいたい」と話していた。

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