東日本大震災

  • Check

福医大の放射線センター、今秋にも設置

 福島医大は平成28年度の運営開始を目指していた放射線医療の拠点となる新センターを当初予定より大幅に前倒しして今秋にも設置する方針を固めた。新センターが担う県民健康管理調査などの重点事業が既に進行しているため、組織的な取り組み強化を急ぐ。9月定例県議会に提出する補正予算案に設置関連経費を計上する予定。
 24日に東京都港区のホテルオークラ東京で開かれた新センター基本構想有識者検討委員会で大学側が明らかにした。新センターは28年度の施設完成に合わせて福島医大内に置く予定だったが、組織化を先行させ、各種施策の実行と課題解決に専門的に対応できる態勢と機能を整える。
 これまでも検討委員会で「県民の健康と安全安心の拠点を1日でも早く設置すべき」「本県の復興を世界にアピールするために新センターの早期設置は欠かせない」との意見が寄せられていた。
 24年度中の策定を目指していた新センター基本構想も7月中にまとめる。補正予算で施設建設の実施計画費用などが認められれば、新センター設置の道筋が固まったとして組織運営を開始する。
 検討委員会では、新センター内に「県民健康管理センター」「先端医療臨床研究支援センター(仮称)」「先端診療部門(仮称)」「医療産業リエゾン支援センター(仮称)」「教育人材育成部門」の5機能を持たせる案も示された。

東日本大震災の最新記事

>> 一覧