東日本大震災

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源泉かけ流しサミット開幕 復興へ思い熱く

開会宣言で震災と原発事故からの復興を誓う遠藤会長

 「第8回源泉かけ流し全国温泉サミットin高湯」が25日、福島市高湯温泉の花月ハイランドホテルで開幕した。日本源泉かけ流し温泉協会に加盟する全国10カ所の温泉地の関係者が集結、東日本大震災と東京電力福島第一原発事故からの復興を目指し、互いに情報交換しながら「源泉かけ流し」の魅力を発信していくことを誓った。本県では初めての開催。最終日の26日は、基調講演やパネルディスカッションを行う。
 同協会と高湯温泉観光協会、高湯温泉旅館協同組合の主催。交流会には約130人が出席した。遠藤淳一高湯温泉観光協会長が「震災後、全国各地の温泉地から支援していただいた。今年を復興元年として飛躍の年にしたい」と開会を宣言した。日本源泉かけ流し温泉協会長の田花敏郎奈良県十津川村観光協会長があいさつし、久保木光治県観光交流局次長らが祝辞を述べた。
 会場には福島牛のローストビーフや川俣シャモのソテー、矢祭町の刺身こんにゃくなど県内の特産品を使った料理や50種類の地酒がずらりと並び、出席者は味を堪能しながら交流を深めた。
 26日は山形大地域教育文化学部の川辺孝幸教授が「温泉の湧出機構について」、札幌国際大観光学部の松田忠徳教授が「ふたたび、温泉の未来形を語る」と題して基調講演する。松田教授がコーディネーターを務め「東北・ふくしま"温泉力"再発見」をテーマに遠藤会長や佐藤洋JR福島駅長らとパネルディスカッションする。
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 交流会に先立ち、同ホテルでは日本源泉かけ流し温泉協会の総会が開かれた。加盟の温泉地を紹介するカタログ作成や「かけ流し温泉入浴体験記」の募集など事業計画を承認した。

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