東日本大震災

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下水汚泥受け入れへ 柳津町、地元中心、会津地方から

 東京電力福島第一原発事故に伴う放射性物質が含まれた下水の汚泥処理問題で、柳津町は町内にある民間の最終処分場への受け入れに向けて29日、処分場を操業するあいづダストセンター(会津若松市)、処分場に隣接する西会津町と公害防止協定を結ぶ。当面は地元を中心に会津地方の汚泥を受け入れる方針。
 協定では、国の放射性物質汚染対処特措法に準じて、放射性セシウム濃度が1キロ当たり8000ベクレル以下の廃棄物の受け入れを可能とする。安全・安心確保の徹底や住民感情への配慮から柳津、西会津の両町から受け入れる。その後は当面、放射線量が比較的少ない会津地方の汚泥の搬入を認める方針。地元住民や両町の議会には既に説明しているという。
 同処分場では昨年7月、県北浄化センターからの汚泥受け入れについて柳津町が「住民の理解が得られない」として拒否した。これに伴い同処分場では、下水の汚泥が一切搬入されない状態が続いていた。柳津町の井関庄一町長は「原発事故からの復興を進めるために住民の理解を得て、一歩を踏み出したい」と話している。

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