東日本大震災

2012年7月アーカイブ

県施設にIAEAの活動拠点 除染や廃棄物処理研究へ

 国際原子力機関(IAEA)は、福島県が平成27年度の開所を目指している「県環境創造センター(仮称)」の建物内に活動拠点を設ける方向で県と調整していることが30日、分かった。東京電力福島第一原発事故を受け、除染や放射性廃棄物処理、廃炉の情報を提供する...[記事全文

21社申請し予算枠超える 県の企業立地補助金

 企業の新増設を補助する福島県の「ふくしま産業復興企業立地補助金」のうち、避難指示区域への進出企業を対象にした募集に県内外の21社から申請があった。補助金ベースは約182億円となり、予算枠の約100億円を超えた。30日の県東日本大震災復旧・復興本部会...[記事全文

今を生きる 避難の3人が貢献 新しい仲間と「一層飛躍」 全国制覇目指す

新たな仲間と全国制覇を目指す(右から)三瓶君、猪狩君、柴君
■県児童野球選手権優勝 小名浜少年野球教室  「新しい仲間と一緒に、楽しく野球を続けている」。いわき市で30日まで開かれた第23回県児童野球選手権大会で優勝した小名浜少年野球教室には、東京電力福島第一原発事故で避難生活をする3人が所属している。チーム...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

【推進と悔恨のはざま8】廃炉達成まで関わる 業界「技術の土台築く」

水素爆発した福島第一原発1号機。廃炉に必要な研究開発が課題だ=平成23年3月12日撮影、東京電力提供
 「福島の再生が成し遂げられなければ、日本の原子力の将来はない」。日本原子力産業協会理事長の服部拓也(68)は、原子力産業界として廃炉達成まで関わる考えを強調する。  福島第一原発事故の原因について、東電の原発事故調査委員会(社内事故調)は「想定外の...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・福島と原発

今を生きる 復興への思い旋律に サテライト校で結成 「双葉」「双葉翔陽」「富岡」合同で出演

困難を乗り越え、県大会で息の合った音を奏でた3校の吹奏楽部員ら
■県吹奏楽コンクール高校小編成の部  喜多方市で29日に行われた県吹奏楽コンクール高校小編成の部では、双葉・双葉翔陽・富岡の合同吹奏楽部が息の合った音色を響かせた。東日本大震災後、部員不足や厳しい練習環境を乗り越えた20人。復興への思いを旋律に乗せて...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

1万人失業恐れ 県「震災緊急雇用」今年度終了方針

 東日本大震災、東京電力福島第一原発事故を受けて福島県が創設した「県震災等緊急雇用対応事業」が平成24年度限りで打ち切られ、1万人近くが仕事を失う恐れが出てきた。財源を交付する国が全国の緊急雇用事業を一律に今年度で終了する方針のためだ。採用された県内...[記事全文

神旗争奪戦活気最高潮  相馬野馬追

2年ぶりに南相馬市原町区の雲雀ケ原祭場地で復活した神旗争奪戦。騎馬武者が勇壮な時代絵巻を繰り広げた
 国指定重要無形民俗文化財「相馬野馬追」は2日目の29日、福島県南相馬市原町区の雲雀ケ原祭場地で2年ぶりの本祭りを行い、神旗争奪戦や甲冑(かっちゅう)競馬が復活した。甲冑に身を包んだ約400騎の騎馬武者が集い、祭場地は活気にあふれた。  騎馬武者は原...[記事全文

白河に保管施設整備へ 警戒区域内文化財 県教委が来月から数千点搬出

 東京電力福島第一原発事故に伴い警戒区域に残された文化財の保管先の問題で、県教委は29日までに、福島県白河市の県文化財センター白河館「まほろん」の敷地内に保管施設を年度内に整備することを決めた。8月から搬出を開始し、相馬市の旧相馬女子高に一時保管。施...[記事全文

財物賠償算定法の見直し要望へ 生活保障法求める原発被害者会が国会に

財物賠償の見直しを求めることを決めた役員会
 永続的生活保障法を求める原発被害者の会(豊口雄幸会長)は29日、福島県郡山市の南一丁目仮設住宅集会所で役員会を開き、東京電力による財物賠償の算定方法の見直しを求めていく方針を決めた。  固定資産税評価額と平均新築単価を基に算定する方式では、生活再建...[記事全文

「郷人こめら」大賞 下郷でYOSAKOIソーランジュニア東日本大会

大賞を受賞した郷人こめら(下郷町)のエネルギッシュな演舞
 第11回YOSAKOIソーランジュニア東日本大会は29日、福島県下郷町の大川ふるさと公園で開催された。2年ぶりに審査を行い、大賞には「郷人こめら」(下郷)が選ばれた。同チームの大賞受賞は6回目。昨年の震災や豪雨からの復興を目指し、「愛と絆 ありがと...[記事全文

成果思い夢語る 復興大使が帰国前に福島庭園再訪

福島庭園を再訪し、活動成果などを振り返る復興大使の左から安島さん、藤田さん、松原さん=29日、ホーランド・パーク
 【ロンドン五輪本社取材団】福島民報社のうつくしま復興大使は29日、帰国を前にホーランド・パークの福島庭園を再訪した。  復興大使は松原未有さん(14)=福島市・福島一中2年=、安島加奈美さん(18)=いわき市・湯本高3年=、藤田浩志さん(33)=...[記事全文

「あれ・これ市場」再開 川内の農産物等直売所

地元産の旬の野菜などを買い求める村民
 東日本大震災と東京電力福島第一原発事故のため休業していた福島県川内村の農産物等直売所「あれ・これ市場」が29日、約1年4カ月ぶりに営業を再開した。午前10時すぎの開店と同時に、再オープンを待ち望んだ村民約50人が詰め掛け買い物を楽しんだ。 初日は主...[記事全文

【推進と悔恨のはざま7】トラブル続き陳謝 信頼関係今も自問自答

県原発所在町協議会でトラブルを説明する服部氏(左側中央)=平成12年8月
 平成12年6月に東京電力福島第一原発所長に就いた服部拓也(68)は、立地地域に対する説明とおわびの行脚を続けた。就任から1カ月ほどで福島第一、福島第二の両原発でトラブルが相次いだためだ。  7月21日、茨城県沖地震が発生し、福島第一原発の周辺で震度...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・福島と原発

今を生きる 販売20万個突破 全国からの支援に感謝 施設復興懸けたカンバッジ

和気あいあいとカンバッジを作るえんどう豆利用者
■南相馬、楢葉 南相馬ファクトリー  南相馬市と楢葉町の6つの障害者施設でつくる南相馬ファクトリーが全国で販売する「つながり∞(無限)ふくしま カンバッジ」が、20万個を超えた。東日本大震災と東京電力福島第一原発事故から施設復興を懸けて昨年8月に設立...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

放射線 放射性物質 Q&A 海水浴場、放射性物質の問題は

 16日、いわき市の勿来海水浴場で2年ぶりに海開きが行われました。東京電力福島第一原発事故発生前には夏になると海水浴が楽しみでした。海開きした海水浴場では、放射性物質の問題は大丈夫でしょうか。 【回答者】県放射線健康リスク管理アドバイザー・長崎大大学...[記事全文

カテゴリー:放射線・放射性物質Q&A

野菜と果実、下限値未満か基準以下 放射性物質検査

 県は27日、野菜と果実の放射性物質検査の結果を【表】の通り発表した。野菜は12市町村の21品目56点、果実は5市町村の4品目9点を調べた結果、全ての検体で放射性セシウムは検出下限値未満か、食品衛生法の基準値(1キロ当たり100ベクレル)以下だった。...[記事全文

3品目11点、下限値未満か基準以下 5市町のキノコ

 県は27日、キノコの放射性物質の検査結果を【表】の通り発表した。5市町の3品目11点を調べた結果、全ての検体で放射性セシウムは検出下限値未満か、食品衛生法の基準値(1キロ当たり100ベクレル)以下だった。 【放射性物質の検査結果】 ※単位は1キロ当...[記事全文

【推進と悔恨のはざま6】稼働前、社員手探り 不具合、停止相次ぐ

1号機の引き渡し式でGEの所長から鍵を受ける今村所長(左)=東京電力「福島第一原子力発電所45年のあゆみ」から
 日本原子力産業協会理事長の服部拓也(68)は、東京電力福島第一原子力発電所に勤務経験がある。機械課の担当社員と副長、所長の計3回、合わせて5年半ほど働いた。  太平洋戦争中の昭和19年、中国・上海で生まれた。大阪で幼少時代を過ごし、昭和38年に東大...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・福島と原発

環境省8月に県、双葉郡と会議 中間貯蔵施設で環境省

 東京電力福島第一原発事故による汚染廃棄物などを保管する中間貯蔵施設の設置をめぐり、環境省は27日、8月中に県、双葉郡との関係会議を開く意向を県に伝えた。同省の南川秀樹事務次官も事前調整のため同日までに双葉郡8町村の訪問を始めた。当面は、基本設計の前...[記事全文

避難区域再編案を提示 大熊町、行政区長会に

 東京電力福島第一原発事故で全域が警戒区域に設定されている福島県大熊町は、町内を帰還困難、居住制限、避難指示解除準備の3区域にする再編案をまとめた。27日、会津若松市で開かれた行政区長会議で示した。全21行政区のうち、18行政区の全域または一部が最低...[記事全文

木造仮設を恒久住宅に活用 県、6500戸を解体後に

 福島県は約6500戸の木造仮設住宅を解体後、被災者が個人で行う恒久住宅の再建に活用する。今後、建主に木材を提供する仕組みやコスト、再利用の組み合わせを検証する。27日に福島市の杉妻会館で開かれた「県応急仮設住宅等の生活環境改善のための研究会」で計画...[記事全文

川内再生へ復興祭 12日から

「かわうち復興祭2012」のポスター
 「川内村の未来のために」をキャッチフレーズに掲げた「かわうち復興祭2012」は8月12日から14日までの3日間、村内のかわうちの湯周辺で開かれる。1月の「帰村宣言」を受け、村外などの各種団体の協力を得ながら村復興に向け心を一つにする。  かわうち村...[記事全文

板橋君29日に選手宣誓 わんぱく相撲全国大会

全国大会に向け会津農林高生の胸を借りる板橋君
 福島県会津坂下町の坂下小6年、板橋聖一郎君(12)は、29日に両国国技館で開かれる第28回わんぱく相撲全国大会に出場、「東日本大震災や東京電力福島第一原発事故に負けない」との思いを込め選手宣誓する。「復興に向け頑張る本県の代表として、国技館から元気...[記事全文

双葉町の小中学生が再会 北塩原で1年ぶり

久しぶりに顔を合わせ再会を喜ぶ子どもたち
 東京電力福島第一原発事故で警戒区域となった福島県双葉町の小中学生らが一同に集う、「児童生徒再会の集い」は27日、北塩原村の裏磐梯ロイヤルホテルで始まった。県内外に分散し、避難している子どもたちが顔を合わせるのはほぼ1年ぶりで、笑顔で近況などを語り合...[記事全文

今を生きる 響け 復興の汽笛 運転台から白いハンカチ

「県民に元気を与える走りを」。C61形20号機の運転台で万全の準備を整える松井さん
■きょう、あす郡山-福島駅間SL運行 本県出身3機関士  松井忠広さん 50 村岡満さん 55 宗像将弘さん 33  28、29の両日、東北線の郡山-福島駅間を走る「SLふくしま復興号」。大型蒸気機関車C61形20号機で旧型客車5両をけん引するのは、...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

4カ所から新基準以下の放射性物質 屋外プール

 政府の原子力災害現地対策本部と県災害対策本部は26日、屋外プールの放射性物質検査の結果(速報)を発表した。83カ所を調べ、放射性セシウムは79カ所で検出下限値未満、残り四カ所は水道水の新基準値(1リットル当たり10ベクレル)以下だった。  郡山市の...[記事全文

県漁連自主検査 放射性物質検出されず 試験操業のミズダコ、ツブ貝

 相馬沖の沖合たこかご漁試験操業で漁獲したミズダコとツブ貝のシライトマキバイについて、県漁連は26日、自主検査で放射性物質は検出されなかったと発表した。  相馬市の松川浦漁港に25日、ミズダコ約3・5トン、ツブ貝約1・3トンを水揚げした。27日、県内...[記事全文

本県沖ホシザメ出荷制限を指示 政府、県に

 政府は26日、原子力災害対策特別措置法に基づき、本県沖で捕れるホシザメの出荷制限を県に指示した。  県が実施した放射性物質検査で1キロ当たり180ベクレルの放射性セシウムを検出し、食品衛生法の基準値(1キロ当たり100ベクレル)を上回っていた。 ...[記事全文

湖水浴場で線量調査 猪苗代湖上戸浜など7カ所

 遊泳期間中の県内水浴場の調査が26日、猪苗代町の猪苗代湖上戸浜など七カ所の湖水浴場で行われた。環境放射線量調査も併せて実施し、いずれも毎時0・05~0・09マイクロシーベルトだった。  年間の延べ利用者数が5千人以上の水浴場を対象に、大腸菌や透明度...[記事全文

西郷村初めての仮置き場設置へ

 西郷村は26日までに、放射性物質を含む土砂の仮置き場を村内真船字横川地内の私有地に設置する方針を固めた。近く地権者と借地契約を結ぶ。西郷村に仮置き場が設けられるのは初めて。  予定地の広さは約4ヘクタール。川谷行政区での除染作業に伴い発生する土砂の...[記事全文

野菜と果実、下限値未満か基準以下 放射性物質検査

 県は26日、野菜と果実の放射性物質検査の結果を【表】の通り発表した。野菜は31市町村の30品目128点、果実は16市町村の4品目25点を調べた結果、全ての検体で放射性セシウムは検出下限値未満か、食品衛生法の基準値(1キロ当たり100ベクレル)以下だ...[記事全文

【推進と悔恨のはざま5】備えに現実感伴わず 電源盤に水、ベント難航

水に漬かった福島第一原発1号機の電源盤=東京電力の社内事故調の最終報告書より
 日本原子力産業協会理事長の服部拓也(68)は、東京電力福島第一原発事故が大惨事となった要因の1つに電源盤の冠水を挙げる。「外部から電源車を持ち込んでも、電気を機器類に配分する電源盤が使えなければ、意味がなかった」  福島第一原発の外部電源と非常用デ...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・福島と原発

今を生きる 「家族の絆確かめたい」 二本松、南相馬、茨城で離れ離れの暮らし 母手作りのお守り胸に出陣

母親の手作りのお守りを持ち、出陣に備える佐藤まみさん
■相馬野馬追祭標葉郷騎馬会の螺役 佐藤まみさん(17)  東京電力福島第一原発事故のため浪江町から二本松市に避難している佐藤まみさん(17)は、28日からの相馬野馬追祭に標葉(しねは)郷騎馬会の螺役(かいやく)として出場する。  小学3年の時以来、2...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

新たに7市町村と通報協定 東電、原発30キロ圏内に拡大

 福島県は26日、東京電力福島第一、第二原発でトラブルが発生した際の東電からの通報について、既に東電と協定を結んでいる県と町の他、新たに半径30キロ圏内の7市町村にも通報する協定を結ぶと発表した。  7市町村はいわき市、田村市、南相馬市、川俣町、川内...[記事全文

24年県産米の出荷制限解除  政府、全袋検査の態勢受け

 政府は26日、平成24年産米の事前出荷制限区域について、全袋検査などの条件付きで出荷制限を解除したと発表した。県がコメの管理計画を同日提出したことを受け、解除の条件が整ったと判断した。  県は生産量や保管場所などを確認した上で、市町村などに配備する...[記事全文

飯舘の5事業所の再開認める 居住制限区域で初

 国は26日までに、福島県飯舘村の居住制限区域の金融や自動車整備など5事業所の再開を認める決定をした。特別な許可を得て継続操業していた事業所を除き、南相馬と飯舘、川内の3市村にある居住制限区域で事業再開が認められたのは初めて。決定は25日付。  事業...[記事全文

産学官「再生エネ」連携 県研究会、350組織で発足

350組織が加入した研究会の設立総会=福島市
 再生可能エネルギー分野の産学官連携強化を目的とした「福島県再生可能エネルギー関連産業推進研究会」は26日、発足した。福島市の福島グリーンパレスで設立総会が開かれ、太陽光発電や浮体式洋上風力発電などの取り組みを発表するセミナーが催された。 研究会には...[記事全文

あすから相馬野馬追 2年ぶりに通常規模で

相馬流れ山を合唱する騎馬会の武者たち
 国指定重要無形民俗文化財「相馬野馬追」は28日から30日まで福島県相馬、南相馬の両市で開かれる。2年ぶりに通常規模で開催する。26日、南相馬市原町区のロイヤルホテル丸屋で、中ノ郷騎馬会の出陣式が行われ、騎馬武者が2年ぶりの出場に意気を上げた。  同...[記事全文

加工食品全て基準値下回る

 県は25日、菓子類など加工食品の放射性物質検査結果を【表】の通り発表した。17市町村で加工された98点を調べ、放射性セシウムはいずれも食品衛生法の新基準値、暫定基準値以下だった。4月1日施行の食品衛生法の新基準値(1キロ当たり100ベクレル、ミネラ...[記事全文

魚介類25点基準値超え 放射性物質検査

 県は25日、魚介類149点の放射性物質の検査結果を【表】の通り発表した。猪苗代町大倉川深沢のイワナなど25点から食品衛生法の基準値(1キロ当たり100ベクレル)を超える放射性セシウムが検出された。このうち海産魚介類で基準値を超えたのは21点。既に出...[記事全文

【推進と悔恨のはざま4】当事者の評価に限界 立地地域から不満噴出

 東京電力の福島第一原発事故調査委員会(社内事故調)は6月20日、最終報告書を公表した。福島市内で記者会見した東電常務(当時)の山口博(61)は「想定していた高さを上回る津波の発生が原因」とする見解を説明した。  元東電副社長で、日本原子力産業協会理...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・福島と原発

今を生きる 福島に恩返ししたい 被災者に寄り添い再出発 富岡支援センター 広報担当で活躍

臨時災害FMの番組で富岡町民に情報を届ける吉田さん
■アコースティックデュオ元「中吉」 吉田豊さん 29  福島市を拠点に活動し、東日本大震災の前年に解散したアコースティックデュオ「中吉(ちゅんきち)」の吉田豊さん(29)=宮城県白石市出身=は震災後も本県にとどまり、郡山市の富田町若宮前仮設住宅内にあ...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

企業立地補助金増額、政府が県に条件提示 中間貯蔵施設の整備主導で

 福島県内への企業進出を促進する「ふくしま産業復興企業立地補助金」の予算が不足している問題に絡み、政府が県に対し、東京電力福島第一原発事故に伴う汚染廃棄物の中間貯蔵施設整備に向けて主導的役割を果たすことを条件に補助金増額を検討する考えを伝えていたこと...[記事全文

チャーター便の運航で意見一致 佐藤知事とアシアナ航空副社長

玄葉外相に渡航自粛緩和への謝意を伝える佐藤知事(右)
 佐藤雄平知事は25日、東京都のアシアナ航空日本地域本部で玄東実副社長兼日本地域本部長と会談し、福島空港-ソウル間のチャーター便運航に向けて互いに準備することを確認した。早ければ今秋にも運航する。  韓国政府が原発周辺を除く福島県内全域に発令していた...[記事全文

本県特産品を東京で売り込み  上野で福島フェア

菓子などの県産品を販売している「福島のもの」
 福島県の特産品と観光情報を首都圏に発信する福島フェア「福島のもの」は25日、東京・台東区のJR上野駅構内にある地産品ショップ「のもの」で始まった。8月21日まで。  「のもの」はJR東日本が地域再発見プロジェクトとして開設した常設店で、東日本各地の...[記事全文

広野中 古里へ引っ越し

新たにエアコンが設置された職員室に備品などを運び込む教職員=広野中
 緊急時避難準備区域が昨年9月に解除された福島県広野町内で、2学期から学校が再開する広野中の引っ越し作業が25日、行われた。26日は広野小が引っ越しする。  この日は広野中の阿部央校長(49)ら教職員と町職員合わせて約40人が、間借りしていたいわき市...[記事全文

本県復興大使 が大英博物館 なでしこ戦も観戦

古代エジプトの遺物などを見学する(右から)安島さん、松原さん、藤田さん=25日、大英博物館
 福島民報社のうつくしま復興大使らは25日、大英博物館を見学した。古代エジプトの巨大な神像や数多くのミイラ、ロゼッタ・ストーンなど世界の文物を集めた博物館内を歩き、危機から幾度も復興を繰り返してきた人類の歴史に思いをはせた。  復興大使の松原未有さん...[記事全文

請求開始、めど立たず 東電の財物賠償 住民説明、事務作業が膨大

 東京電力の土地、家屋の財物賠償で、請求受け付け開始のめどが立たず、早くとも10月以降にずれ込む見通しであることが24日、分かった。対象が12市町村の最大6万4000件に上り、住民説明や支払額の算定など膨大な事務作業が生じるためだ。固定資産税台帳を閲...[記事全文

【推進と悔恨のはざま3】安全委は「機能不全」 官邸主導で事故対応

原子力安全委員会事務局が入る中央合同庁舎4号館。詰めていた専門家に情報が十分に入らなかった
 原子力安全委員会は東日本大震災の発生から約一時間後、外部の専門家による助言組織の設置を決めた。  委員会事務局は、助言組織のメンバーである「緊急事態応急対策調査委員」に招集メールを送り、臨戦態勢を整えようとした。だが、助言組織は当初、計画通りには動...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・福島と原発

今を生きる 帰れない仲間に勇気を 避難生活1年3カ月 画集を自費出版 会員の発表会計画

避難生活で描いた絵を画集にまとめた鶴田さん
■広野町在住・双葉郡美術協会長 鶴田松盛さん(77)  6月に広野町折木の自宅に戻った双葉郡美術協会長の鶴田松盛さん(77)は約1年3カ月の避難生活の中で描いた作品を画集にまとめた。「双葉郡の帰れない仲間に勇気を持ってもらいたい」との思いを込め、50...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

穀類も基準下回る 放射性物質検査

 県は24日、穀類の放射性物質検査の結果を【表】の通り発表した。小麦11点、六条大麦3点、夏ソバ3点を調べた結果、全ての検体で放射性セシウムは検出下限値未満か、食品衛生法の基準値(1キロ当たり100ベクレル)以下だった。夏ソバは検査が終了した地域から...[記事全文

野菜と果実は基準値下回る 放射性物質検査

 県は24日、野菜と果実の放射性物質検査の結果を【表】の通り発表した。野菜は23市町村の17品目72点、果実は5市町の3品目8点を調べた結果、全ての検体で放射性セシウムは検出下限値未満か、食品衛生法の基準値(1キロ当たり100ベクレル)以下だった。 ...[記事全文

県災対本部の機能不十分 政府事故調最終報告 縦割り弊害指摘

 政府の東京電力福島第一原発事故調査・検証委員会(委員長・畑村洋太郎東京大名誉教授)は23日、最終報告をまとめ、野田佳彦首相に提出した。原発事故後の県の対応については、避難区域に取り残された双葉病院(大熊町)の入院患者の避難・救助が大幅に遅れた事態を...[記事全文

韓国 が本県渡航「自粛」を緩和 最も軽い「注意」に秋にもチャーター便 

 韓国政府は23日、東京電力福島第一原発事故に伴う旅行警報として同原発周辺を除く福島県内全域に発令していた「渡航自粛」を「渡航注意」に緩和した。「渡航自粛」は4段階の旅行警報の上から3番目、「渡航注意」は一番低いレベルに当たる。警報の緩和はアシアナ航...[記事全文

政府が候補地の地質調査打診 中間貯蔵施設で県などに

 東京電力福島第一原発事故による汚染廃棄物を受け入れる中間貯蔵施設の双葉郡3町への整備をめぐり、政府が福島県と一部の関係自治体に対し、候補地の地質調査に早急に着手したいとの意向を伝えていたことが23日、分かった。今後、地元への要請を強めるとみられるが...[記事全文

楢葉の避難区域再編 来月10日を軸に協議

 東京電力福島第一原発事故に伴う避難区域の再編で、福島県楢葉町が8月10日を軸に政府と再編時期の協議を進めていることが23日までに分かった。ただ、防犯対策などの調整が必要なため、流動的という。  松本幸英町長は19日の町議会全員協議会で、警戒区域全...[記事全文

避難者の将来居住地意向 政府が来月上旬から調査 対象12町村、トップ川俣

 平野達男復興相は23日、福島県庁で佐藤雄平知事と会談し、東京電力福島第一原発事故に伴う避難者を対象に、将来の居住地に関する住民意向調査を8月上旬から川俣町、葛尾村をトップに実施することを伝えた。政府は、長期避難者が集団移転する「仮の町」や移住・定住...[記事全文

試験操業のタコ、ツブ貝 県外で初の競り 「ご祝儀相場」に

試験操業で水揚げされた相馬沖のタコ、ツブ貝を扱った仙台水産の競り=23日午前6時30分ごろ、仙台市中央卸売市場
 相馬双葉漁協の試験操業で水揚げされたミズダコ、ツブ貝のシライトマキバイが23日、仙台市中央卸売市場で卸売2業者の競りに掛けられ、1キロ当たりタコの足が1400~1500円、頭600円、ツブ貝は1800円で競り落とされた。福島県外市場での競りは初めて...[記事全文

空間線量「問題なし」 勿来海水浴場で県が調査

砂浜の空間線量を測る担当者
 福島県内で今夏唯一、海開きをしたいわき市の勿来海水浴場で23日、県の環境放射線量モニタリング調査と、市の水質検査が行われた。  線量調査では、砂浜の6カ所の空間線量を調べた。結果は毎時0・03~0・10マイクロシーベルトで、担当者は「海水浴に問題...[記事全文

小学1・2年生セシウム不検出 相馬市が内部被ばく検診中間報告

 東京電力福島第一原発事故に伴う福島県相馬市民の内部被ばく検診で、市は23日、災害対策復興会議で検診結果の中間報告を行った。  6月11日から今月18日までに「玉野地区住民」「妊婦」「小学1・2年生」「幼児の保護者」の区分で915人が受診。このうち...[記事全文

マラソンで感謝伝える ユーラシア大陸横断挑戦のガリバー会長ら本県入り 

県庁前を走る(右から)羽鳥さん、彰人さん、須釜さん
 ユーラシア大陸横断マラソンに挑戦し、東京のゴールを目指す中古車販売「ガリバーインターナショナル」会長の羽鳥兼市さん(71)と三男彰人さん(28)、同社執行役員の須釜武伸さん(50)の3人は22日、福島県入りした。23日には福島市に入り、報道陣の質問...[記事全文

県商議所連のキャラバン隊 東京から全国行脚スタート

モモを受ける岡村会頭(手前右)と(後列右から)宮森委員長、瀬谷会長ら
 東日本大震災と東京電力福島第一原発事故で被災した福島県の現状と魅力を発信する県商工会議所連合会の「ありがとう全国キャラバン隊」は23日、東京都千代田区の東京商工会議所ビルを訪れ、全国行脚をスタートさせた。  隊員は連合会の瀬谷俊雄会長、宮森泰弘政...[記事全文

復興大使が英国に出発

英国ロンドンに向け出発した「うつくしま復興大使」ら福島民報社派遣団=23日午前、成田空港
 東日本大震災と東京電力福島第一原発事故から立ち上がる決意を伝え、支援に感謝する福島民報社の「うつくしま復興大使」の3人ら派遣団は23日午前、成田空港を英国に向け出発した。  同日の現地時間午後4時20分(日本時間24日午前零時20分)ごろ英国ヒー...[記事全文

【推進と悔恨のはざま2】「情報が滞っている」 助言の判断材料不足

平成23年3月15日撮影の福島第一原発。1号機(左手前)が水素爆発するなど1~4号機で次々と事故が起きた=東京電力提供
 昨年3月11日、海外出張から帰国した日本原子力産業協会理事長の服部拓也(68)は、関西国際空港近くのホテルで眠れぬ夜を明かした。乗っていた日航機は成田空港を目指していたが、東日本大震災で着陸場所を変更していた。  計り知れない巨大津波の被害、先行き...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・福島と原発

今を生きる 踊りの笑顔広げたい 古里で教室再開願う 1年ぶり 教え子と再会

1年ぶりの再会を喜ぶ小松さん(手前)と子どもたち
■富岡でダンススクール主宰 小松恵里子さん 35  富岡町でダンススクールを開いていた小松恵里子さん(35)の教え子たちが22日、いわき市のいわきゆったり館で1年ぶりに再会した。  昨年の夏休み以来だ。嵐の「ハピネス」やEXILEの「銀河鉄道999」...[記事全文

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【推進と悔恨のはざま1】政府の対応遅れ懸念 元東電幹部焦り募らす

東日本大震災によって福島第一原発に押し寄せた津波。原発は未曽有の危機に陥った=平成23年3月11日、東京電力提供
 成田空港に向かっていた日航機は中国上空を飛んでいた。機長の声が響く。「関東地方で大きな地震が発生。どこに降りるか指示を待つ」。昨年3月11日午後4時半ごろだった。  搭乗客の中に日本原子力産業協会理事長の服部拓也(68)がいた。協会は半世紀余り前に...[記事全文

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今を生きる 「がんばろう福島」ユニホームに合言葉 初の全国大会、闘志 夏休み連日練習

全国大会に向け元気なプレーを誓う油井スポ少ソフトボール部
■二本松の油井スポ少ソフトボール部  二本松市の油井スポーツ少年団ソフトボール部は、28日から神奈川県小田原市で開かれる第26回全日本小学生男子ソフトボール大会出場に向け、夏休みも連日、練習に励んでいる。ユニホームの袖には「2011年3月11日 がん...[記事全文

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放射線医療の新センター施設 運用27年度に前倒し 福医大

 福島医大は、東京電力福島第一原発事故に伴う放射線医療や県民の健康調査の拠点とする新センター(仮称)の施設の運用開始時期を当初の予定より半年早め、平成27年度中に前倒しする。施設運用に先行して9月に運営組織を発足させる。22日に同大で開かれた「福島医...[記事全文

観光交流宣言に調印 若松市と新潟市 教育旅行復活に期待

調印書を交わし握手する会津若松市の室井市長(中央右)と新潟市の篠田市長
 福島県会津若松市と新潟市は22日、観光交流宣言に調印した。両市は歴史的につながりが深く、今後一層連携して広域観光や教育旅行を推進する。昨年の東日本大震災の際、被災地に新潟経由で救援物資が輸送されるなど、磐越自動車道やJR磐越西線の重要性が再認識され...[記事全文

医大生が本県医療の実情学ぶ 福島でセミナー

本県の地域医療の実情を学ぶ医学生
 医大生が福島県地域医療の実情を学ぶ「サマーセミナー2012」は22日、福島市の福島ビューホテルで開かれた。  県、福島医大が初めて企画した。本県出身者を含む福島医大、自治医大、昭和大の医学生27人が参加した。  福島医大医療人育成・支援センターの大...[記事全文

海外研修生23日に出発 ヨークベニマル財団派遣

一人一人決意表明を英語で話す派遣生ら
 ヨークベニマル文化教育事業財団の第24回アメリカ・カナダ海外研修派遣生壮行会は22日、福島県郡山市のヨークベニマル善宝池寮で開かれた。高校生20人が派遣され、23日に出発する。  派遣生と家族、関係者ら約80人が出席した。大高善興理事長が「復興に向...[記事全文

復興大使が結団式 福島民報社バッジと名刺を贈呈

結団式で二瓶団長(左端)からバッジを受ける藤田さん(左から2人目)と名刺を手にする右から安島さん、松原さん
 東日本大震災と東京電力福島第一原発事故を受け、五輪開催地のロンドンで再生の決意と支援への感謝を伝える福島民報社の「うつくしま復興大使」ら派遣団は23日、成田空港から出発する。  22日、成田空港近くのホテルで結団式を行った。二瓶盛一団長が「笑顔で頑...[記事全文

作業員が自作 線量計鉛カバー装着問題

 東京電力福島第一原発事故の収束作業を下請けした建設会社「ビルドアップ」(本社・浪江町)の作業員が線量計に鉛カバーを装着して作業に臨んでいた問題で、鉛カバーは作業員の自作だったことが22日、元請け企業の東京エネシス(本社・東京)の話で分かった。  エ...[記事全文

大震災から500日 日曜返上で墓石修復

お墓の修復作業に汗を流す末永半次さん(左)、剛次さん親子=22日午後、南相馬市小高区
 東日本大震災から23日で500日。南相馬市小高区の共同墓地では22日、倒壊した墓石の修復作業に汗を流す浪江町の石材業、末永半次さん(63)・剛次さん(37)親子の姿があった。  東京電力福島第一原発事故に伴い避難先の相馬市を拠点に仕事を続けている。...[記事全文

野菜と果実は基準値以下 放射性物質検査

 県は20日、野菜と果実の放射性物質検査の結果を【表】の通り発表した。野菜は10市町の22品目55点、果実は5市町の3品目15点を調べた結果、全ての検体で放射性セシウムは検出下限値未満か、食品衛生法の基準値(1キロ当たり100ベクレル)以下だった。 ...[記事全文

野菜と果実134点全て基準値以下 放射性物質検査

 県は19日、野菜と果実の放射性物質検査の結果を【表】の通り発表した。野菜は31市町村の32品目117点、果実は11市町村の5品目17点を調べた結果、全ての検体で放射性セシウムは検出下限値未満か、食品衛生法の基準値(1キロ当たり100ベクレル)以下だ...[記事全文

放射性物質の検査結果 加工食品

【加工食品】 ◆清涼飲料水 【4月1日以降に製造・加工された食品(原材料として牛肉、米、大豆を使用した食品を除く)】 ※食品衛生法の新基準値は放射性セシウム(134、137の合算)10ベクレル。 田村:ミネラルウオーター 検出せず 検出せず ( ◆一...[記事全文

魚介類27点基準値超え 放射性物質検査

 県は18日、魚介類の放射性物質検査結果を【表】の通り発表した。  140点を調べ、いわき市海域のアイナメ、伊達市の広瀬川支流布川のヤマメなど計27点から食品衛生法の基準値(1キロ当たり100ベクレル)を超える放射性セシウムが検出された。27点の魚種...[記事全文

今を生きる 広野に笑顔呼び戻す 駅周辺で「市」初開催

「ひろの復興市」で復興Tシャツを販売する鈴木さん(中央)ら
■復興プロジェクト実行委員長 鈴木すみさん 47  緊急時避難準備区域が昨年9月に解除された広野町のJR広野駅周辺で21日、広野復興プロジェクト実行委員会による初の「ひろの復興市」が開かれた。数基の大型テントを並べた手作り感あふれるイベントにお年寄り...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

【南相馬避難勧奨指定から1年】仮置き場有無で除染に差 地域分断の懸念も

屋根、雨どいの除染に当たる作業員=21日、南相馬市原町区片倉
 東京電力福島第一原発事故に伴い、南相馬市の四地区で計57地点・59世帯が最初に特定避難勧奨地点に指定されてから21日で1年になった。順次追加され、指定箇所が7地区計142地点・153世帯と県内最多に達する中、仮置き場の確保の有無で除染作業の進度に地...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・断面

放射線 放射性物質 Q&A 原爆被害の広島、長崎ではどのような対応を

 戦争中に広島、長崎で落とされた原爆では被爆地に大きな被害をもたらしましたが、現在では多くの住民が居住し、放射線被ばくが続いている話も聞いたことがありません。どのような対応をしたのかを教えてください。 【回答者】県放射線健康リスク管理アドバイザー・長...[記事全文

カテゴリー:放射線・放射性物質Q&A

今を生きる 「夢のまち」巨大絵画に 自然との共生描く 二科会の指導受け9月に東京で展示

完成した絵を前に児童に話し掛ける川内常務理事(右から2人目)。隣は中島理事
■原町の石神二小5、6年生  南相馬市原町区の石神二小5、6年生合わせて75人は17、18の両日で縦3メートル、横8メートルの巨大な絵「未来の夢のまち」を完成させた。全国美術団体二科会の指導を受けた。9月に東京・国立新美術館で開く二科展会場に展示され...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

今を生きる 来月13日、古里で熱戦 65回の伝統、思い特別 川内「盆野球」に向け準備

8月13日の大会本番に向け実行委員と最終確認する遠藤さん(右から3人目)
■村体協野球部長遠藤和之さん 49  川内村の真夏の名物行事として今年65回目を迎える夏季野球大会「盆野球」は8月13日、村総合グラウンドで開かれる。東日本大震災と東京電力福島第一原発事故のため昨年は郡山市で開催し"伝統の灯"を守った。今年は5チーム...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

【県産牛肉出荷停止から1年】賠償遅れ追い打ち 新基準値超問われる管理体制 価格低迷農家苦境続く

不安を抱えながら牛の世話をする鈴木さん
 東京電力福島第一原発事故による牛肉汚染で政府が本県に出荷停止を指示してから19日で1年が経過した。本県産価格は出荷再開直後よりは回復したが、東京食肉市場での6月の価格は全国平均の約80%にとどまる。風評被害などによる価格低迷に東電の賠償金支払いの遅...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・断面

楢葉、8月中旬に再編 ほぼ全域解除準備区域に

 東京電力福島第一原発事故で、楢葉町の松本幸英町長は19日、町議会全員協議会で、警戒区域全域を避難指示解除準備区域に再編する政府案を受け入れると表明した。再編時期は今後、国などと協議するが、8月中旬ごろを想定している。松本町長は「除染やインフラ整備な...[記事全文

大熊は9月にも再編 95%が帰還困難区域に

 東京電力福島第一原発事故で全域が警戒区域になっている大熊町は、9月にも国の再編案を受け入れ、3区域に再編する見通しであることが19日、分かった。渡辺利綱町長が会津若松市の町役場会津若松出張所で開かれた町復興計画検討委員会の終了後、記者団に「8月いっ...[記事全文

JA福島五連、統合結論先送り 県内一本化案は除外

 JA福島五連の組織整備検討委員会は19日、福島市のJA福島ビルで新体制案を協議したが、委員の意見はまとまらず、結論は先送りとなった。現行の県内17JAを3~5つの複数に統合する方向で、8月下旬にあらためて協議し、最終決定する。県内1JA案は「統合の...[記事全文

「八重の桜」に秋吉さんら 本県ゆかりの出演者

 会津生まれの新島八重を主人公にした来年の大河ドラマ「八重の桜」について、NHKは19日、新たに決まった出演者を発表した。本県関係ではいわき市育ちの秋吉久美子さん、郡山市出身の芦名星さん、福島市出身の白羽ゆりさんの3人が、八重と共に幕末の困難な時代を...[記事全文

タコ、ツブ貝販売好調 たこかご漁水揚げ

沖合たこかご漁の試験操業で水揚げされたタコ、ツブ貝が並んだ鮮魚コーナー=19日午前9時20分ごろ、相馬市・大橋屋小泉店
 相馬沖の沖合たこかご漁による試験操業で水揚げしたタコ、ツブ貝のゆでた加工品の試験販売が19日、県内のスーパーや小売店などで始まった。  6月の底引き網漁による試験操業に続く3度目の販売で、たこかご漁では初めて。ミズダコ約1700キロ、ツブ貝は約38...[記事全文

来年めどに候補地決定 双葉町が「仮の町」でスケジュール

仮の町事業の長期的スケジュールなどが示された委員会
 双葉町は19日、埼玉県加須市の旧騎西高で開いた町復興まちづくり委員会の第1回会議で、仮の町事業の長期的スケジュールを示した。平成25年内をめどに仮の町の候補地を決定する計画で、27年度にも仮の町への移行を目指す。  町が示したスケジュールによると、...[記事全文

南相馬市が17億8825万円請求 病院事業損害など東電に

 東京電力福島第一原発事故の損害賠償請求で、南相馬市は19日までに、病院や水道などの事業の損害計17億8825万円を東京電力に請求した。また、市は除染費などの一般会計事業の損害の一部を約10億円と見込み、8月末をめどに請求する。11月には財物を含めた...[記事全文

「四季工房」来月から操業 川内村と立地協定締結

協定を交わした遠藤村長(右)と野崎社長(中央)。左は武局長
 川内村に進出する木造住宅建築メーカー「四季工房」(東北本社・郡山市)と村は19日、工場立地に関する基本協定を締結した。同社は旧川内二小の体育館を活用し、需要が拡大した家具の生産工場にする。今月下旬にも試験運転し、8月から操業を開始する。  村が提供...[記事全文

カジキ料理を新ブランドに いわきでコンテスト

グランプリに選ばれ、カジキのトロフィーを手にする斎藤さん
 震災の影響で漁の自粛や観光客減少が続く中、カジキ料理をいわき市の新ブランドに育てるためのコンテストが19日、市中央卸売市場で開かれた。  グランプリ賞にグランパルティいわきのシェフ斎藤信浩さんの「スモーキーなカジキの香草パン粉焼き」が選ばれた。市内...[記事全文

年内に本県渡航制限解除 韓国、政府高官が知事に示唆

 韓国文化体育観光部の郭●鎮第一次官は18日、佐藤雄平知事と県庁で会談し、東京電力福島第一原発事故を受けて発令されている福島県への渡航制限について「今年下半期には(旅行者増加など)前向きな結果が得られると期待している」などと述べ、韓国政府として年内の...[記事全文

財物賠償で政府20日に基準発表

 政府は東京電力福島第一原発事故に伴う土地・家屋の財物賠償の基準を、20日に発表する方向で調整に入った。  福島県双葉地方町村会は財物賠償の政府案におおむね合意したが、算定数値の再考を求め19日にも政府に要求書を提出する見通し。政府は、これを受け詳細...[記事全文

環境放射能研究所を開設 福島大 9月にも、除染の拠点に

 福島大は18日、世界の研究機関と連携し東京電力福島第一原発事故による放射性物質の除染に役立つ研究拠点「環境放射能研究所」を構内に設置すると発表した。同大は既に準備委員会を設けており、国の予算措置が決まれば9月にも開設する見込み。  研究所は放射性物...[記事全文

49億4200万円請求 JAグループ、東電賠償の農畜産物など

 JA福島5連と農畜産業関係団体などでつくる「JAグループ東京電力原発事故農畜産物損害賠償対策県協議会」は18日、東電福島第一原発事故に伴う東電への農畜産物損害賠償の第14次請求と、避難区域設定による損害賠償(休業補償)の第17次請求を合わせて49億...[記事全文

福島の農産物「安全」 知事、都内でトップセールス

本県農産物をアピールしたイベント
 福島県産農産物をアピールしようと佐藤雄平知事は18日、東京都葛飾区のイトーヨーカドーアリオ亀有店でトップセールスを繰り広げた。  佐藤知事は福島市出身の女優白羽ゆりさんと登壇。来場者にこれまでの支援に対するお礼を伝えるとともに、本県産のモモやキュウ...[記事全文

原発ゼロマークのモチーフ 「クラゲ」イラストを募集

 超党派の国会議員で組織する「原発ゼロの会」は活動をアピールする原発ゼロマークを作る。マークのモチーフとなるクラゲのイラストを福島県の小中学生を対象に募集する。  モチーフをクラゲにするよう提案したのは、同会世話人を務める自民党の長谷川岳参院議員(北...[記事全文

東邦銀行の屋内遊び場開所 福島、子どもたち大喜び

「とうほうわんぱくランド」で遊ぶ子どもたち
 東邦銀行の屋内遊び場「とうほうわんぱくランド」が18日、福島市在庭坂の東邦銀行研修所敷地内にオープンした。県屋内遊び場確保事業の補助を受け、屋内野球練習場を改装した。約315平方メートルの面積に砂場や遊具、ウッドデッキ、テーブルなどが設置されている...[記事全文