東日本大震災

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神旗争奪戦活気最高潮  相馬野馬追

2年ぶりに南相馬市原町区の雲雀ケ原祭場地で復活した神旗争奪戦。騎馬武者が勇壮な時代絵巻を繰り広げた

 国指定重要無形民俗文化財「相馬野馬追」は2日目の29日、福島県南相馬市原町区の雲雀ケ原祭場地で2年ぶりの本祭りを行い、神旗争奪戦や甲冑(かっちゅう)競馬が復活した。甲冑に身を包んだ約400騎の騎馬武者が集い、祭場地は活気にあふれた。
 騎馬武者は原町区の中心部を南北に通る県道(通称・野馬追通り)を祭場地を目指して堂々と行軍した。甲冑競馬は計8レースに45人が出場し、旗指物で風を切りながら馬場を疾走した。神旗争奪戦では各郷から約280騎の騎馬武者が出場し、打ち上げられた御神旗を奪い合った。
 相馬野馬追執行委員会事務局の発表では、同日は沿道に約4万5000人が訪れた。平成22年と比べ約5000人減ったが、祭場地には約4万2000人が詰め掛け、同年より約3000人増えた。
 最終日の30日は警戒区域が解除され、除染や鳥居の復旧作業が行われた同市小高区の相馬小高神社で2年ぶりに野馬懸(のまかけ)の神事が行われる。

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