東日本大震災

  • Check

地域差浮き彫り 県民健康管理調査の外部被ばく推計値

 福島県が13日に公表した県民健康管理調査の外部被ばく線量推計結果では、地域間で被ばく線量に差がある実態があらためて浮き彫りになった。
 南会津地域の住民は放射線業務従事経験者を除く全員が平時の年間被ばく線量の限度とされる1ミリシーベルトを下回った。会津地域は99・8%、相双地域は86・7%が1ミリシーベルト未満だった一方、県北は31・5%、県中は51・2%で、他の地域と大きな差が出ている。県北地域では1ミリシーベルト以上・2ミリシーベルト未満が最も多く、全体の59・3%を占める。県中地域は1ミリシーベルト以上・2ミリシーベルト未満が44・6%となっている。
 先行調査地域を見ると、浪江町は1ミリシーベルト未満の住民が7809人で最も多く、全体の72・1%を占めている。飯舘村は1ミリシーベルト以上・2ミリシーベルト未満が597人で19・4%、川俣町山木屋地区は1ミリシーベルト以上・2ミリシーベルト未満が273人で38・6%を占め、それぞれ最も多い状況となっている。
 先行調査地域、その他の地域を合わせた調査対象者数は205万6994人。問診票の提出者は7月末現在、46万5041人で全体の22・8%にとどまっている。回収、推計の実務を担当する放射線医学県民健康管理センターは「継続して回収率の向上に努める」としている。

東日本大震災の最新記事

>> 一覧