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今を生きる 復興へ情熱込め踊る 藤原代表「新潟見習い頑張る」

元気に踊りを披露する勿工フラガール「マウロア・ラウレア」

■勿工フラガール「マウロア・ラウレア」 越後妻有アートトリエンナーレに出演
 いわき市の勿来工高女子生徒がつくる勿工フラガール「マウロア・ラウレア」の7人は、25、26の両日、新潟県十日町市などで開催中の国内最大級の芸術祭「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」に出演、炎天下で元気にフラダンスとタヒチアンダンスを踊った。「いわき、福島県は東日本大震災や東京電力福島第一原発事故に負けず、復興に取り組んでいます」。代表で3年の藤原梨央奈さん(18)は、来場者や住民に語り掛けた。
 7人は3月にいわき市で催された「なこその希望『鎮魂祭』」に出演し、雨の中で懸命に踊った。鎮魂祭のコーディネーターで人形遣いの勘緑さんがその姿に感銘し、芸術祭でのステージを用意してくれた。25日は十日町市松代町の儀明劇場「倉」特別公演に出演、26日は路上パフォーマンスに参加し、2日で計4回発表した。
 26日には縁結び田楽行列の一員として、広場と路上で各4~6曲を元気に披露した。路面にシートを張っただけのステージで、夏の日差しに足元は高温となり、ステージが終わる度に足を冷やしながら、懸命に踊った。
 藤原さんは、「新潟では平成16年に新潟中越地震が発生したが、復興してきた。私たちも8年後、新潟のように緑に囲まれた生活を取り戻していると想像し、頑張っていきたい」とあいさつした。
 マウロア・ラウレアは1年生1人、2年生2人、3年生4人で構成。「仮設住宅の人に笑顔を、保育園児・幼稚園児に楽しさを、お年寄りに元気を-」の気持ちで昨年12月から慰問活動を続けている。今月のフラガールズ甲子園にも出場した。今後も10月末まで週1回のペースで施設などを訪問する。藤原さんは「新潟での経験を胸に、これからも楽しいショーを届けたい」と誓っていた。

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