東日本大震災

「福島第一原発事故」アーカイブ

  • Check

坂下24年産米 全袋検査始まる 会津初、初日全て下限値未満

検査を終えたコメの袋に安全を示すシールを貼る作業員=会津坂下町

 福島県会津坂下町で収穫された早場米「瑞穂黄金」の、放射性物質を調べる全袋検査は27日、同町の猪俣徳一商店杉倉庫で始まった。全袋検査は25日に二本松市で行われた早場米「五百川」に続き2例目で会津地方では初めて。
 会津坂下町の農業生産法人会津みずほ農場が旧若宮村で収穫した707袋(計21・21トン)が運び込まれた。県や会津坂下町、販売業者らが見守る中、検査員がベルトコンベヤー式の機器に1袋ずつ通し測定。放射性セシウムが基準値(1キロ当たり100ベクレル)以下だと丸印がモニターに表示され、結果などが分かるQRコードを記したシールが貼られた。この日検査した全てが検出下限値15ベクレル未満だった。等級検査も行われ、全て1等だった。
 旧若宮村で収穫された瑞穂黄金の検査は29日まで続けられ、終了後に出荷が可能となる。瑞穂黄金の販売を手掛け、生産にも関わる猪俣徳一商店の猪俣泰司社長(62)は「昨年のコメは全て検出下限値未満だった上、今年はセシウム対策を十分に取ったので安心している。全袋検査によって日本一安全なコメとして出荷できる」と米所の会津ブランド回復に向け期待を込めていた。

カテゴリー:福島第一原発事故

「福島第一原発事故」の最新記事

>> 一覧

東日本大震災の最新記事

>> 一覧