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整備に61億円要求へ 福医大の放射線医療センターで環境相

有識者懇談会であいさつする細野環境相

 細野豪志環境相は30日、福島医大で記者団に対し、福島医大が構想を示した放射線医療などの拠点となる新センター(仮称)整備のため、平成25年度の国の予算編成に向け61億円を要求する意向を明らかにした。環境省として遺伝子レベルの放射線被ばくの影響調査に取り組む考えも示した。
 センター整備に向けた要求額を復興庁の予算に一括計上する方針。細野環境相は周産期や小児医療の拠点として整備する重要性を指摘し、「政府としてフォローする。県や医大とともに作業を進めたい」と語った。
 放射線被ばくの影響調査は県内の子どもなどを対象とする見通しで、概算要求に関連費用を盛り込む。遺伝子の解析により放射線が健康に与える影響を分析する。福島医大や国内の専門機関と連携して実施する方針。
 細野豪志環境相は30日、福島医大で開いた「原子力被災者等との健康についてのコミュニケーションにかかる有識者懇談会」に出席し、県民健康管理調査の検討委員会に環境省が加わり、県と連携して調査を進める方針を示した。
 9月に開催予定の次回検討委員会から環境省の担当者が加わる。細野環境相は法改正に基づき、環境省が県民の健康管理に取り組むことが明確化されたとし、「国として一緒に取り組む態勢となる」と語った。福島医大の阿部正文副学長らが県民健康管理調査の概要を説明し、南相馬市の「花と希望を育てる会」代表の高村美春委員が原発事故発生時の体験を語った。

カテゴリー:福島第一原発事故

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