東日本大震災

2012年9月アーカイブ

双葉郡住民の総決起大会計画

 福島県双葉町の井戸川克隆町長は19日の9月定例町議会一般質問で、双葉郡の住民による総決起大会を計画していることを明らかにした。  開催時期は今年度内を予定している。震災と原発事故の影響で現在も避難生活を続ける住民の思いを全国に発信する狙い。  井戸...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

児童に工場復興紹介 古紙再生促進センター東北が原町で支援事業

紙すきを体験する原町三小の4年生
 公益財団法人古紙再生促進センター東北地区委員会(藤崎夏夫委員長)初の東日本大震災被災地復興支援事業は19日、南相馬市原町区の丸三製紙原町工場(野崎修社長)で行われた。原町三小4年生が工場を見学し紙すきを体験したほか、南相馬市教委にコピー用紙2000...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

修復墓地で手合わせる 震災犠牲者に復興の祈り

花を供え、墓参りをする佐藤さん(左)ら=南相馬市原町区小沢
 秋の彼岸入りの19日、東日本大震災の津波被災地などの墓地で墓参りをする人の姿が見られた。  南相馬市原町区小沢地区の墓地には、同地区に住んでいた佐藤トシ子さん(85)が知人と訪れた。佐藤さんは長男夫婦を津波で亡くし、地震で被災し修復が済んだ墓地に先...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

第一原発廃炉に住民意見 県が仕組みづくり検討第一原発廃炉に住民意見 県が仕組みづくり検討

角山学長(右から2人目)ら有識者の意見を聞いた懇談会
 福島県は東京電力福島第一原発の廃炉工程の進捗(しんちょく)状況管理などに関し、県、住民の意見を国や東電に反映できるような仕組みづくりを検討する。18日、福島市で開かれた県の有識者懇談会で県が示した。県は来月にも廃炉工程に対する県の関与の仕方、住民参...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

記憶の中の故郷表現 22日から福島で個展 津波から"生還"の絵も

松川浦の風景画などを出展する阿部さん(右)と母幸子さん
■相馬市原釜で被災した画家 阿部健一さん(39)  相馬市原釜の画家阿部健一さん(39)は、津波から奇跡的に残った作品などを集めた個展「震災をのりこえた絵たち」を22日から25日まで福島市のコラッセふくしま1階で開く。東日本大震災前の記憶を刻む美しい...[記事全文

カテゴリー:連載・再起

今を生きる 震災、原発の記憶冊子に 住民から聞き取り「風化させない」

作成した冊子を手にする大井さん
■鹿島区小池第二仮設住宅 大井守自治会長 77  福島県南相馬市鹿島区の小池第二仮設住宅で自治会長を務める大井守さん(77)=同市小高区羽倉=は、同仮設住宅の住民が東日本大震災と東京電力福島第一原発事故で体験した状況などを冊子にまとめた。  仮設住宅...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

住民合意で優先除染 公園、神社、遊び場...、敷地内に一時埋設

2年ぶりの「水かけ祭」開催に向け除染作業が進む鹿島神社=13日、福島市岡山
 福島市で住民が公園や集会所、神社など優先的に除染を希望する場所を選び、要請を受けた市が除染を進める動きが広がっている。「仮置き場」がなくても住民らが地域の合意を得て、除去した土壌を敷地内に一時的に埋設し、保管することでスピードアップを目指す。早急な...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

汚染稲わらを焼却実験 環境省、年度内に鮫川で

 東京電力福島第一原発事故で放射性物質に汚染され、福島県内で大量に保管されている稲わら、牧草などの農林業系副産物の処分に向け、環境省は鮫川村で焼却実証実験を行う方針を固めた。県内初となる専用の焼却炉を今年度中に設け、平成26年度までに村内で発生する汚...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

「秘湯温泉郷」全国にPR 高湯―スカイライン―土湯峠

浄土平レストハウスでパンフレットを配る関係者
 福島市の磐梯吾妻スカイラインで結ばれた高湯温泉と土湯峠付近の旅館など20軒はこのほど、新たな観光圏として「磐梯吾妻秘湯温泉郷」を設定、スカイラインを核とした魅力をPRしていく。 ■撮影会や登山絡めツアー  スカイラインの両端付近には高山地帯のドライ...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

苦難乗り越え半世紀 川俣山木屋の金婚夫婦7組表彰

金婚夫婦表彰を受ける菅野さん夫妻=川俣町山木屋
 東京電力福島第一原発事故で計画的避難区域に設定されている福島県川俣町山木屋地区の敬老会は17日、町中央公民館で開かれた。席上、福島民報社と県老人クラブ連合会による「しあわせ金婚夫婦表彰」が行われ、結婚50周年の7組を祝福した。  山木屋婦人会の主催...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

そろいのTシャツで絆強く 南相馬の金房小と鳩原小

そろいのシャツで元気よく手を上げる児童ら
 福島県南相馬市の金房小と鳩原小は11日までに、オリジナルのTシャツを作製した。  両校は東京電力福島第一原発事故の避難指示解除準備区域に指定されており、現在は同市鹿島区の鹿島中校庭に建設された仮設校舎で、学年ごとに合同で授業を行っている。  Tシャ...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

桑折の仮置き場に反対の声 伊達市民に説明会

伊達市民から反対の声が相次いだ説明会
 福島県桑折町が伊達市に接する町有地に仮置き場を設置し市民から反対の声が上がっている問題で町は17日、地域住民を対象に伊達崎地区の現地で説明会を開いた。住民側から仮置き場の設置や汚染土壌などの搬入に反対する声が相次いだ。  冒頭、高橋宣博町長が現地説...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

先祖代々の味残す 道の駅に新店舗 「もったいない」妻の一言後押し

新たな店舗で再出発し、笑顔で調理場に立つ佐藤さん
■いわき・四倉のそば店「松の月」店主 佐藤光さん 48  東日本大震災による津波で全壊し、先月11日に改装オープンした、いわき市の「道の駅よつくら港」。施設内に同時に開店したそば店「松の月」が連日、にぎわっている。道の駅近くにあった店舗が津波で壊れて...[記事全文

カテゴリー:連載・再起

【避難生活続く高齢者】長期化、絆が支え 生きがいに老人ク結成 孤立化防止「仲間袋」配付

仮設住宅がある二本松市内の敬老会に招かれた浪江町の吉崎さん夫婦(手前両側)ら
 東日本大震災と東京電力福島第一原発事故に伴い、県内では、今なお多くのお年寄りが避難生活を余儀なくされている。古里への帰還や家族と一つ屋根の下で暮らせる日を信じ、互いに支え合いながら仮設住宅や民間の借り上げ住宅などに身を寄せる。震災から1年6カ月がた...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・断面

避難区域高齢者5万3696人 高齢化率上昇 対策急務

 双葉郡など避難区域が設定された県内12市町村の65歳以上の高齢者は8月1日現在、5万3696人で、東日本大震災前より1419人減ったが、総人口に占める割合である高齢化率は27.8%で、県平均を上回っている。震災から1年半がたっても仮設住宅などでの避...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

除染、風評払拭に全力 郡司農相 いわきで農漁業者と意見交換

三和町の直売所で地場産品を使った料理を味わう郡司農相(右)
 郡司彰農相は16日、福島県いわき市を訪問し、市内の農業者、漁業者と意見交換した。郡司氏は、山林の除染や風評の払拭(ふっしょく)などに全力を挙げる姿勢を示した。 郡司氏は三和町ふれあい市場を視察し、同市場に出荷している生産者ら約30人が作ったソバすい...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

経産省  発電事業者に補助 県内で再生エネ体験施設整備で

 経済産業省は来年度、福島県を再生可能エネルギーの体験型施設整備のモデル地区とするため発電事業者への補助制度を新設する。実際の発電装置を間近で安全に見学できる施設の整備や、情報発信・学習機能の併設などを対象とする。県内各地で体験型施設の整備を促進し、...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

郡山の柳橋歌舞伎 修復の伝承館で公演  いわき海星高生 じゃんがら念仏踊り披露

迫真の演技で「義経千本桜」を披露する御舘中の生徒
 福島県郡山市中田町柳橋地区に江戸時代から伝わる柳橋歌舞伎の定期公演は16日、地区内の柳橋歌舞伎伝承館で開かれ、伝統を受け継ぐ演者が迫真の演技で観客を魅了した。 市重要無形民俗文化財に指定されている伝統芸能の継承を目的に、柳橋歌舞伎保存会(近藤孝輔会...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

【富岡、大熊、浪江の区域再編】帰還時期で調整難航 3町「29年春以降」国は「早期」を目標 財物賠償など課題

 東京電力福島第一原発事故による避難区域再編で、避難指示解除時期をめぐり避難自治体と国との調整が難航している。富岡、大熊、浪江3町は原発事故から6年後の平成29年3月11日まで帰還しない方針または意向だ。6年が経過すれば、避難区域の区分にかかわらず、...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・断面

放射線 放射性物質 Q&A 防護服は何のために着るのか

 東京電力福島第一原発事故に伴う警戒区域に一時帰宅する住民らが白い防護服を着ているのを見ます。空間放射線量がそれほど高い場所でなくても着ているようですが、防護服は何のために着るのでしょうか? 【回答者】県放射線健康リスク管理アドバイザー・長崎大大学院...[記事全文

カテゴリー:放射線・放射性物質Q&A

食文化継承、再生へ第一歩 三春に仮事務所

加工技術や食文化の継承を目指し、仮事務所を開いた協議会の関係者
■葛尾村いきいき交流促進協  東京電力福島第一原発事故による避難で活動を休止していた「葛尾村いきいき交流促進協議会」が7日、避難先の三春町鷹巣に仮事務所を開設した。農産物加工や郷土料理の継承などを再開し、避難中の村民の交流の場としても機能させる。  ...[記事全文

カテゴリー:連載・再起

仮設住宅以外の避難住民が親睦団体 いわき北部の富岡町民

すみれ会の設立総会であいさつする役員
 福島県いわき市北部の仮設住宅以外の富岡町民を対象にした親睦団体の設立総会は15日、同市の四倉公民館で開かれた。会の名称を「いわき市在住富岡町民すみれ会」と決め、会長に元富岡ロータリークラブ会長の田中美奈子さんを選んだ。  借り上げのアパートや住宅は...[記事全文

原発事故、職員の専門能力不足  平岡英治原子力安全・保安院次長

平岡英治原子力安全・保安院次長 
 原子力規制庁の発足に伴い廃止される経済産業省原子力安全・保安院の技術系職員のトップである平岡英治次長(56)=政府原子力災害現地対策本部副本部長=は福島民報社のインタビューに応じ、東京電力福島第一原発事故を防ぐことができなかった背景には、保安院職員...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

コンビニ誘致や葬祭センター 川内村が復興構想案

 福島県川内村は14日、来年4月から5年間の村復興計画の構想案を村議会全員協議会で示した。素案の取りまとめは来年1月を見込み、3月定例議会での議案提出を予定している。 構想案では、帰村者の利便性を高めるために大手コンビニエンスストアの誘致や葬祭センタ...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

「連絡通じなかった」 浪江町への事故通報遅れ 東電が回答書

 東京電力福島第一原発事故後に福島県浪江町への通報連絡が遅れた問題で、東電は14日までに、協定違反かどうかの見解を求めた同町へ回答書を提出した。回答は「事故後から連絡をしたが通じなかった。努力しており、協定違反ではない」と従来の主張のままだった。 ...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

復旧工事から暴力団排除 福島第一原発・現地連絡会が発足

暴力団排除対策協議会現地連絡会の設立総会
 東京電力福島第一原発の復旧工事から反社会的勢力の排除を強化することなどを目指す「福島第一原子力発電所・暴力団等排除対策協議会現地連絡会」は14日、発足した。  警察と関連機関などが密接な連携を図ることで暴力団などを排除し、復旧作業員や地域住民の安...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

一般米出荷可能に 西会津町旧野沢町、 セシウム下限値未満

 福島県は14日、西会津町旧野沢町で生産された平成24年産米(一般米)について、モニタリング検査で放射性セシウムが検出されなかったとして、出荷を認めた。玄米3袋(1袋30キロ)を検査した結果、全て測定下限値(1キロ当たり25ベクレル)未満だった。 ...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

小高の農家NPO設立  避難区域で畜産再開目指し

避難区域での畜産業再開を目指すNPOの設立総会
 福島県南相馬市小高区で東京電力福島第一原発事故の避難区域に残された牛の飼育を通し、将来的に避難区域での畜産業の再開を目指す「NPO法人懸の森みどりファーム」の設立総会は14日、同市原町区の労働福祉会館で開かれた。  小高区の畜産農家12人で組織し...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

24、26日に試験操業 相馬双葉漁協など次回方針決める

 漁獲対象を10魚種に拡大して福島県漁連、相馬双葉漁協などが取り組んでいる沖合底引き網漁による試験操業で、次回実施は24、26の両日になる見通しとなった。同漁協が14日、地元の船主会や買受人協同組合などと相馬市内で協議し、方針を決めた。  毛ガニ、...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

楢葉の仲間、近況語り合う 上繁岡行政区がいわきで懇談会

再会を喜ぶ上繁岡行政区の住民
 避難指示解除準備区域に再編された福島県楢葉町の上繁岡行政区は8日、いわき市のかんぽの宿いわきで懇談会を開き再会を喜んだ。  震災後、日帰りの懇談会を開いたが、今回は遠方に避難する仮設住宅や借り上げアパートなどの住民が集まりやすいようにと1泊2日の...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

永崎望未さん個人の部V 全国高校決勝弁論大会

全国高校決勝弁論大会で優勝し、八幡副校長(左)と青木教諭(右)から祝福を受ける永崎さん
 第60回全国高校決勝弁論大会はこのほど、群馬県館林市で開かれ、郡山女子大付高3年の永崎望未(のぞみ)さん(17)=小野町=が個人の部で優勝した。永崎さんは「生きていく」と題し、東日本大震災と東京電力福島第一原発事故の経験から考えたことを発表した。 ...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

今年度も書面決議 県首都機能移転促進県民会議 疑問の声上がる

 県、市町村、各種団体などでつくる県首都機能促進県民会議(会長・佐藤雄平知事)が平成24年度も総会を開かず、書面で事業計画と予算を構成団体に諮っている。  事業計画は首都機能移転に関する県民理解促進や「栃木・福島地域」の優位性のアピール、情報収集活...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

【子牛出荷頭数減】石川家畜市場閉鎖へ 原発事故追い打ち 今年度限り、本宮に集約

閉鎖の見通しとなった石川郡畜産農協の子牛競り市=12日
 石川、東白川、いわき各地方などの子牛を販売するため、石川町の石川家畜市場で毎月競り市を開催している石川郡畜産農協が、今年度限りで市場を閉鎖する見通しとなった。東日本大震災前から出荷頭数が減り市場維持が危ぶまれていた中、東京電力福島第一原発事故で減少...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・断面

今を生きる 野馬追の活力避難者に届け 埼玉で絵画展 一連の行事、再現

野馬追絵画展を開いている斎藤さん夫婦
■相馬出身の画家 斎藤輝昭さん70  相馬市出身の画家斎藤輝昭さん(70)=埼玉県入間市=は、同県狭山市のギャラリーで16日まで相馬野馬追を描いた絵画展を開いている。描いたのは武者が大手門を出発する「出陣」から勇壮な「甲冑(かっちゅう)競馬」「神旗争...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

廃炉に安全基準設ける 田中原子力規制委員長候補が発言

東京電力福島第一原発の廃炉作業への考えなどを語る田中氏
 原子力の安全規制を一元的に担う原子力規制委員会の初代委員長候補の田中俊一氏(67)=福島市出身=は13日、福島民報社のインタビューに応じ、東京電力福島第一原発の廃炉作業について安全基準を設ける考えを明らかにした。破損燃料の取り出しや高濃度汚染水の管...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

道路の線量4割減 文科省調査、走行サーベイで

 文部科学省は13日までに東京電力福島第一原発事故に伴う道路上の放射線量のモニタリング結果(走行サーベイ)を発表した。  昨年6月の調査に比べ、線量は4割程度減少している。車両の走行や降雨などで放射性物質が移動し、大きく減少したとみられる。  調...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

全袋が出荷可能、ほ場指定の早場米検査で

 福島県は13日、ほ場指定した早場米の全袋検査が終了し、全て出荷可能になったと発表した。計6990袋(1袋30キロ入り)を調べ、全てで放射性セシウムは測定下限値(1キロ当たり25ベクレル)未満だった。  検査は福島、大玉、郡山、平田、三春、白河、喜...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

東電、鮫川村に3800万円 原発賠償で自治体支払いは初

 東京電力は13日までに福島県鮫川村に対し、福島第一原発事故の損害賠償として約3800万円を支払った。同社が自治体に対し賠償金を支払うのは初めて。  原発事故以降、県内では牧草から基準値を上回る放射性物質が検出されたため、同村は3月から米国産の干し...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

屋外プールは管理目標値以下 政府などが速報

 政府の原子力災害現地対策本部と福島県災害対策本部は13日、屋外プールの放射性物質検査の結果(速報)を発表した。88カ所を調べ、全ての検体で放射性セシウムは検出下限値未満か、文部科学省の水道水の管理目標値(1リットル当たり10ベクレル)以下だった。 ...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

今を生きる 心安らぐ 小さな折り鶴 1万羽以上、友人に贈る

心を込めて折った小さな鶴を手にする関本さん
■楢葉からいわき仮設住宅に避難 関本民男さん78  いわき市の高久第八仮設住宅に避難する楢葉町の関本民男さん(78)は折り紙を使って小さい鶴を作り続けている。「怒りや不安な気持ちを忘れ、無心になることができる」と言い、これまでに1万羽以上折った。完成...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

【土地・家屋の財物賠償】台帳閲覧 法の壁 支払い遅れ必至

 東京電力福島第一原発事故による土地・家屋の財物賠償で、算定の基となる固定資産税台帳の取り扱いに法の壁が立ちはだかり、支払いの遅れが必至となっている。資源エネルギー庁は、市町村から東電に台帳データを提供してもらう方針だが、閲覧には所有者の同意が必要に...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・断面

不明者を特別捜索 震災から1年6カ月

富岡町の富岡漁港で行方不明者を捜索する警察官。後方は東京電力福島第二原発
 東日本大震災の発生から1年6カ月となった11日、県警は県、福島海上保安部、消防機関と合同で本県沿岸部と須賀川市の藤沼湖下流域で行方不明者の特別捜索を実施した。  各機関から約440人が参加した。東京電力福島第一原発事故に伴う警戒区域となった富岡町の...[記事全文

県民の大半1ミリシーベルト未満 10万人超の外部被ばく推計

 東京電力福島第一原発事故を受けた県民健康管理調査で、福島県は11日、県北、県中、県南、会津、南会津、相双の6地区の住民合わせて10万6903人分の外部被ばく線量の推計結果を公表した。問診票を回収した45万4340人の23.5%で推計作業が完了した。...[記事全文

甲状腺がん1人確認 福島医大「放射線の影響ない」

 11日に福島市で開かれた県民健康管理調査検討委員会で、福島医大は子どもを対象とする甲状腺検査について、二次検査の結果、1人の甲状腺がんが確認されたと報告した。検査で甲状腺がんが見つかるのは初めて。福島医大は「放射線の影響ではない」としている。  甲...[記事全文

廃棄物の町内処分拒否 富岡町長、政府との賠償調整難航で

 東京電力福島第一原発事故の避難区域再編に伴う賠償の在り方で福島県富岡町と政府の調整が難航している問題を受け、遠藤勝也町長は11日に郡山市で開会した9月定例議会で、災害廃棄物の町内での処分や双葉郡内への中間貯蔵施設の設置など、政府からの提案を現時点で...[記事全文

広野町「仮の町」受け入れ 町長「要請あれば協力」

 東京電力福島第一原発事故に伴う避難者の町外コミュニティーとなる「仮の町」整備構想で、福島県広野町の山田基星町長は11日、関係町から要請があれば広野町内への仮の町整備を受け入れる意向を表明した。同日開会の9月定例議会で示した。  「仮の町」は大熊、浪...[記事全文

生鮮品初めて流通 試験操業のイカ、カニ

 相馬双葉漁協が取り組んでいる沖合底引き網漁の試験操業で水揚げしたスルメイカ(マイカ)と毛ガニの生鮮品が11日、福島県内外に出荷され、販売が始まった。6月から始まった試験操業で生鮮品の流通は初めて。  相馬市の松川浦漁港で10日に水揚げしたスルメイカ...[記事全文

洋上で犠牲者追悼 いわきの江名

鎮魂の願いなどを書き込んだ紙塔婆を海にまく参加者=11日午前、いわき市江名
 11日に、福島県いわき市江名の特設会場で開かれた洋上供養会では、参加者が東日本大震災の犠牲者の冥福を祈った。  会津美里町の会津薬師寺に事務局がある東日本大震災物故者慰霊洋上供養賛同者会の呼び掛けで実施し、県内の被災者ら約200人が参加した。  同...[記事全文

「市に戻る」60% 伊達の自主避難アンケート

 福島県伊達市は11日、市外に自主避難している市民を対象にしたアンケートの回答内容を発表した。将来、市に戻ることを検討しているかを問う項目で、「検討している」が60%、「検討していない」が31%、「どちらとも言えない」が9%だった。同日開かれた市災害...[記事全文

今を生きる ノリ養殖諦めない 特産品「途絶えさせぬ」

「松川浦の青ノリを途絶えさせるわけにはいかない」と強調する大森さん。後方に並ぶのが種場の竹柵=11日午前7時15分ごろ、相馬市
■大森東さん65  「松川浦の青ノリを途絶えさせるわけにはいかない」。ノリの養殖を営む相馬市の大森東さん(65)は11日、海面から2メートル近く突き出た竹の柵に次々と網をひもで取り付けながら、自分に言い聞かせていた。  養殖は自分で3代目。父親が若く...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

甲状腺がん1人確認 福島医大「放射線の影響ない」

 11日に福島市で開かれた県民健康管理調査検討委員会で、福島医大は子どもを対象とする甲状腺検査について、二次検査の結果、1人の甲状腺がんが確認されたと報告した。検査で甲状腺がんが見つかるのは初めて。福島医大は「放射線の影響ではない」としている。  甲...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

仮設施設で再スタート 南相馬の「ホテル叶や」代表牧野さん

宿泊者のため献立を考える牧野さん=3日、南相馬市
 南相馬市原町区金沢に8月17日にオープンした仮設宿泊施設「ホテル叶や」には、相双地域で復旧作業や復興業務に携わる多くの人が訪れている。  市内の深刻な宿泊施設の不足を受け、市旅館ホテル組合をはじめ、中小企業基盤整備機構(中小機構)、市などが協力して...[記事全文

カテゴリー:震災から1年6カ月

ピアノ指導が夢 卒業の日、親子3人の姿

■南相馬市小高区村上 村田龍一さん 45 恵美さん 44 彩さん 15  平成23年3月11日は、彩さんが通う南相馬市小高区にある小高中の卒業式だった。同級生、後輩のカメラに写った画像には笑顔の彩さんが映っている。  母恵美さんが自宅で小中学生にピア...[記事全文

カテゴリー:あなたを忘れない

被災地 宿泊施設 足りず いわきの賃貸物件空き待ち

南相馬市に建設された仮設宿泊施設「ホテル叶や」=8月17日
 東日本大震災の被災地では、除染や復旧の作業員や介護・医療関係者らの宿泊施設の不足が深刻な課題となっている。  南相馬市旅館ホテル組合に加盟する市内の宿泊施設は計1200人ほどの収容力があるが、市内の一部が東京電力福島第一原発事故の避難区域に指定され...[記事全文

カテゴリー:震災から1年6カ月

家族で漁業営む 両親、妻へ「ありがとう」

■南相馬市鹿島区南右田 宮本茂正さん 85 ヨシさん 85 恵子さん 63  茂正さんは戦後、旧鹿島町で漁を始めた。沖合約10キロでカレイやヒラメを捕る茂正さんを、妻ヨシさんは港で待ち、水揚げや魚の仕分けを手伝った。やがて長男茂春さん(65)が一緒に...[記事全文

カテゴリー:あなたを忘れない

■ドキュメント(8月11日~9月10日)

■8月11日  ・震災と原発事故を受けた本県の在り方を考える「東日本大震災・教育復興支援シンポジウム」が福島大で。県内外に避難する児童や生徒を学校、家庭、地域が一体で支える重要性を確認 ■13日  ・県民健康管理調査で、県は県北、県中、会津、南会津、...[記事全文

カテゴリー:震災から1年6カ月

おいしい料理食卓飾る 地域のために消防活動 野菜を作りお裾分け

■南相馬市小高区村上 中川礼子さん 55 一也さん 31 カツヨさん 77  礼子さんは縫製会社に勤める傍ら家事をこなした。料理上手で、特に魚のドンコのすり身で作ったみそ炒めは家族が大好きだった。夫の勝彦さん(56)と結婚した当初から2人で旅行に行き...[記事全文

カテゴリー:あなたを忘れない

企業立地補助金 予算増へ調整続く 保留の3件辞退 復興減速懸念

野田首相に企業立地補助金の増額を要望する佐藤知事=7月7日、県庁
 県内への企業立地や新増設を支援する「ふくしま産業復興企業立地補助金」の第一期申請で、県は申請のあった299件のうち、緊急性が高いと判断した167件を採択、約4割に当たる123件は予算不足で保留とした。県は投資額10億円以上の41件については、補助額...[記事全文

カテゴリー:震災から1年6カ月

孫誕生願った両親 明るく好かれた姉

■相馬市磯部 河西良治さん 65 裕子さん 61 由紀子さん 38  捕れたての旬のホッキ貝やコウナゴが食卓に並ぶ。家族が口に運びながら会話を弾ませた。良治さんの面影を次男の和久さん(29)は思い返す。「口数は多くなかった。晩酌をしながらみんなを見守...[記事全文

カテゴリー:あなたを忘れない

高齢の父親を気遣う

■福島市御山町 台野弘之さん 50  先祖は代々、専業農家。父重雄さん(74)もコメや野菜を栽培していた。「(いずれは)自分が田植えをやるよ」。震災2カ月前の昨年1月、弘之さんは切り出した。高齢になった父親の体を気遣っての決心だった。重雄さんは頼もし...[記事全文

カテゴリー:あなたを忘れない

女手で4人子育て 妻は家庭菜園上手

■南相馬市小高区村上 松岡アキ子さん 91 節子さん 63  アキ子さんは4人の子宝に恵まれた。夫正巳さんが若くして他界し、会社に勤めながら女手一つで育てた。晩年は足を弱くし、車椅子を使っていた。長男の忠男さん(67)は車に乗せる際に母親を背負ったこ...[記事全文

カテゴリー:あなたを忘れない

家族の詩つづる

■南相馬市小高区浦尻 菅野容子さん 62  小説家樋口一葉になぞらえた「菅野一葉」をペンネームに詩の創作を続けた。気持ちを文字で表すことが楽しみだった。  震災時は南相馬市小高区の自宅にいた。夫の好彦さん(66)が勤務先の双葉町から駆け付けた時、自宅...[記事全文

カテゴリー:あなたを忘れない

笑顔で家族支える

■南相馬市鹿島区南海老 中橋かつえさん 46  震災が起きたのは原町区にある縫製会社で勤務中だった。自宅を心配し帰宅。長男雅彦さん(22)といたところ、津波に襲われた。  翌朝、自宅近くで見つかった。「なぜ、お母さんだけ...」。雅彦さんの胸に、悔し...[記事全文

カテゴリー:あなたを忘れない

川内村、企業進出を歓迎 雇用確保帰還の鍵

菊池製作所の工場が入る旧富岡高川内校。機械搬入に向け改装工事が進む=5日
 川内村には東日本大震災と東京電力福島第一原発事故後、いくつかの企業が進出の意向を示している。1月の「帰村宣言」後、村内に戻った村民は約750人で震災前の3割弱。雇用の場確保は村民に帰村を促す大切な要因だけに村に関心を持つ企業が増えていることを歓迎し...[記事全文

カテゴリー:震災から1年6カ月

明日への提言 川内村長 遠藤雄幸氏 農地転用緩和すべき

 川内村は1月の「帰村宣言」に続き、3月末には役場機能を避難先の郡山市から本来の村内に戻したが、今なお多くの村民が村外で暮らす。村民の帰還には雇用の場の確保が大きな課題となっている。遠藤雄幸村長に企業進出の現状と雇用の見通し、課題などを聞いた。  -...[記事全文

カテゴリー:震災から1年6カ月

県、範囲拡大求める 新制度創設 方針 25年度概算要求 金額明示せず 経産省

 経済産業省は、津波・原子力災害被災地域を対象に創設を目指している「雇用創出企業立地補助金」を平成25年度予算の概算要求に盛り込んだ。  しかし、「ふくしま産業復興企業立地補助金」の保留分を含め範囲拡大を求めている県との調整が続いており、金額を明示し...[記事全文

カテゴリー:震災から1年6カ月

金婚式の写真宝物

■南相馬市鹿島区北右田 竹花精さん 74  「おまえがいなくては何もできない」。精(つとめ)さんは10年前、膝を手術した妻義子さん(76)の治療とリハビリのため、自宅と病院を往復する日々を続けた。夫婦でコメ作りに励み、2人の子どもを授かった。昨年3月...[記事全文

カテゴリー:あなたを忘れない

元気に温泉めぐり

■南相馬市小高区岡田 佐藤チヨ子さん 88  浪江町に生まれ、昭和17年に嫁いでからは養蚕と稲作を手伝った。毎年5月の連休に市内や宮城県から遊びに来るひ孫と苗箱を洗うのを楽しみにしていた。  明るくさばさばした性格で、自宅は近所の友人が集まる場所だっ...[記事全文

カテゴリー:あなたを忘れない

礼儀正しく気さく

■南相馬市原町区萱浜 新川由布子さん 60  川崎市に住む一人娘美紀さん(28)宅を頻繁に訪れ、孫の寛倖ちゃん(2つ)をかわいがっていた。昨年3月13日にも遊びに行く予定だった。  夫の広光さん(61)と自宅の2階にいて波にさらわれた。広光さんは2日...[記事全文

カテゴリー:あなたを忘れない

補助金増検討入り 県内企業立地 政府が補正予算での対応視野

 1070億円に上る予算不足により約120件に上る採択保留案件が発生した「ふくしま産業復興企業立地補助金」の予算増額に向けた検討が政府内で始まった。平成24年度補正予算での対応を視野に入れていることを、複数の政府・与党関係者が10日、明らかにした。 ...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

戻らないでなく「戻れない」 区域再編で浪江町長 安全生活整備に5年

 浪江町の馬場有町長は10日、原発事故による避難区域の見直しが行われても「『戻らない』のではなく、安全に生活できるまで時間がかかり、今後5年は戻れない」との見解を示した。二本松市で開会した9月定例議会の一般質問に答えた。  馬場町長は、年内にも国の避...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

町民納得の区域再編を 双葉町長が最後の住民説明会で訴え

いわき市で開かれ、全日程の最後となった双葉町住民説明会
 双葉町の井戸川克隆町長は10日、いわき市の南台仮設住宅集会所で開かれた住民説明会で東京電力福島第一原発事故に伴う避難区域の再編について「住民に納得してもらわないと危険だと思っている」と述べ、再編に消極的な姿勢を示した。  井戸川町長は区域再編と賠償...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

学校賞伝達始まる 「ふくしまからのメッセージ」コンクール

花見支社長から賞状などを受ける飯高校長(右)と藤田さん(中央)=いわき秀英高
 福島民報社が主催した「ふくしまからのメッセージ」コンクールの学校賞の伝達が10日から始まった。初日はいわき市のいわき秀英高と白河市の白河二中などに賞状、起き上がり小法師(こぼし)をあしらったピンバッジなどを贈った。  全部門で最多の312点を応募し...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

初の合同防災教室 広野小中が大震災、原発事故を教訓に

初の合同教室で広野小体育館に避難した子ども
 二学期から広野町の校舎に戻った広野小(三瓶雅校長、児童数65人)と広野中(阿部央校長、生徒数31人)は10日、地震と原発事故を想定した合同防災教室を行った。東日本大震災と東京電力福島第一原発事故を教訓に初めて行った。  広野中に隣接する町広野幼稚園...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

今を生きる 頑張る姿で周りに元気 夏休みの猛練習実る

トロフィーと賞状を手にする吉田さん
■英語弁論大会県大会出場へ 吉田千笑さん 15 浪江中3年  「浪中の生徒が頑張っている姿をみんなに見せたかった」。東京電力福島第一原発事故により二本松市に移転している浪江中に通う吉田千笑(ちえみ)さん(15)=3年=は、4日に本宮市で開かれた安達地...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

放射線 放射性物質 Q&A 被ばくでがん以外の病気は起こるか

 放射線を被ばくすることによって、がんになるということはよく聞きますが、それ以外の病気が起きることはあるのでしょうか。また、東京電力福島第一原発事故が起きた県内の場合はどうなるのでしょうか。 【回答者】県放射線健康リスク管理アドバイザー・長崎大大学院...[記事全文

カテゴリー:放射線・放射性物質Q&A

にぎわい取り戻す 11月1日、再開 地域復興の後押しに

11月の再オープンが決まり、サービスの構想を練る佐久間さん
■土湯温泉の向瀧旅館  東日本大震災で被災し休業していた福島市・土湯温泉の向瀧旅館が11月1日、再オープンする。子どもからお年寄りまでにぎやかな声が響く旅館を取り戻したい-。そんな思いが常務の佐久間輝さん(37)を突き動かす。震災後、旅館16軒のうち...[記事全文

カテゴリー:連載・再起

18歳以下の甲状腺検査 県外避難者も来月から実施

 東京電力福島第一原発事故を受けた県民健康管理調査で、県は18歳以下を対象とした甲状腺検査について、10月から県外避難者も実施する。避難区域などに指定された地域に住所がある県外避難者を対象とするのは初めて。  71医療機関で検査を行う。対象は田村、南...[記事全文

カテゴリー:震災から1年6カ月

1ミリシーベルト未満58.6% 県内5地域の外部被ばく推計

 県民健康管理調査の基本調査では、県民の外部被ばく線量の推計結果も少しずつ明らかになってきた。  最新の集計では、県北、県中、会津、南会津、相双の5地域の住民合わせて2万1018人分を8月13日に公表した。問診票に基づく事故後4カ月間の推計で、放射線...[記事全文

カテゴリー:震災から1年6カ月

「種別ごとに出荷判断を」キノコ直売業者

例年だと地元産の野生キノコが並び始める猪苗代町の直売所。販売再開の見通しは立っていない=4日
 猪苗代町では昨年秋以降、野生キノコの出荷停止が続き、町内の115号国道沿いで直売所を営む業者らは頭を抱えている。「品種によっては基準値以下の場合もあるのに、一括で出荷停止するのはおかしい」と疑問視する業者もいる。  県によると、山菜はワラビやゼンマ...[記事全文

カテゴリー:震災から1年6カ月

出荷制限・自粛は減少

 東京電力福島第一原発事故の影響で、一部の農畜産物は現在も出荷の制限や自粛が続いている。ただ、4月以降、野菜で放射性セシウムが食品衛生法の基準値(1キロ当たり100ベクレル)を超えたのは2品目のみ。「昨年よりも確実に少なくなっている」(県環境保全農業...[記事全文

カテゴリー:震災から1年6カ月

風評の払拭が鍵 市場価格低迷続く

生育の良いキュウリを育てようと、余分な葉を摘む谷津さん=8月31日
■野菜  本県産の1キロ当たりのキュウリの市場単価は、昨年280~290円だったが、今年は180円台にまで落ち込んだ。他県産と比較しても本県産は格段に安くなっている。全国的に野菜の価格が下がっていることに加え、風評被害が重なったことが要因とみられる。...[記事全文

カテゴリー:震災から1年6カ月

明日への提言 県森林組合連合会長 国井常夫氏 元の山林に再生を

 環境省の森林除染の方針が定まらず、本県の広大な森林の効果的な除染方法は、いまだに確立されていない。県森林組合連合会の国井常夫会長に森林除染の必要性や課題、林業再生への意気込みを聞いた。  -森林除染の必要性をどのように考えるか。  「本県の森林は放...[記事全文

カテゴリー:震災から1年6カ月

自然環境回復訴える 「何事もスタートしない」 市町村や林業団体

有識者検討会で森林除染の必要性を訴える本県関係者=8月29日
 県内の市町村や団体からも森林全体の除染を求める声が強まっている。  県内の林業関係など10団体で構成する県林業会議は8月8日、林野庁と環境省に要望。同15日の内堀雅雄副知事による細野豪志環境相への要請では、県と県市長会、県町村会の連名の要望書を提出...[記事全文

カテゴリー:震災から1年6カ月

線量低減へ民有林間伐 県、来年度にも開始

 東京電力福島第一原発事故からの森林の環境回復に向け、県は平成25年度にも年間被ばく線量が1ミリシーベルト以上の民有林約18万3000ヘクタールを対象に間伐による除染を開始する。県土の1割を超える面積で、実施は20年間程度を想定している。作業で発生す...[記事全文

カテゴリー:震災から1年6カ月

伐採・間伐が有効林野庁

 林野庁が昨年9~10月に本県の森林で行った調査では、福島第一原発から80キロ圏内にある森林の多くで、住宅地などで除染を進める目安となる1時間当たりの放射線量0.23マイクロシーベルト以上になっていた。  森林内の放射性セシウムは樹木の葉や枝に付着し...[記事全文

カテゴリー:震災から1年6カ月

森林除染 国に不満 県、全域対象を要請

細野環境相と面会し、森林除染の推進を求める内堀副知事(左から2人目)=8月15日
 東京電力福島第一原発事故に伴う森林除染をめぐり、「全体の除染は不要」とする環境省と、「全ての除染」を求める県の間に深い溝が生じている。同省は「知見が足りない」と方針案の転換に慎重な姿勢で、県の要望が反映されるかどうかは不透明だ。避難区域では、国の直...[記事全文

カテゴリー:震災から1年6カ月

除染 来年6月完了 27年度300キロ全線開通へ 常磐道

 環境省が双葉、浪江、富岡3町の常磐自動車道の一部区間で実施した除染モデル事業で、放射線量を一般の立ち入りが可能となる年間50ミリシーベルト以下に低減できることが分かり、常磐道の本格除染が来年6月までに完了する見通しとなった。  羽田雄一郎国交相は8...[記事全文

カテゴリー:震災から1年6カ月

若松市、処理を委託 仮置き4000トン手付かず

銀色のシートをかぶせて敷地内に保管されている汚泥=8月31日、会津若松市
 会津若松市は6月に中通りの汚泥肥料化施設と契約を結び、日々発生する約12トン分の処理を委託している。ただ、昨年5月から今年6月中旬までの間に処理されなかった約4000トンの汚泥は手付かずで、下水浄化工場の敷地内に仮置きされたままだ。  同市の汚泥は...[記事全文

カテゴリー:震災から1年6カ月

国直轄 都路からスタート 作業員宿舎建設進む

田村市都路町で建設が進む作業員向け宿舎。完成後は直轄除染の前線基地となる=4日
 国の直轄除染が始まった田村市都路町では、地元住民を中心に1日約200人が作業に従事し、土壌などの一時保管場所の整備や森林・農地の除草などが行われている。  同区域の直轄除染は民家など建物約720棟、道路約76キロ、農地約150ヘクタール、民家から2...[記事全文

カテゴリー:震災から1年6カ月

避難区域の除染開始 再編進まぬ町村 計画策定に遅れ

 国が直轄で行う「本格除染」は7月末から、原発事故の避難区域を抱える11市町村のトップを切って田村市都路町の避難指示解除準備区域で始まった。  国は警戒区域と計画的避難区域を抱える11市町村を「除染特別地域」に指定。市町村が策定する「特別地域内除染実...[記事全文

カテゴリー:震災から1年6カ月

1年前の5.6倍 国、県 減容化へ動き本格化 汚泥

汚泥の搬入が続く県北浄化センター=3日、国見町
 放射性物質が含まれた下水汚泥の処理問題も深刻だ。県が管理する県北浄化センター(国見)あだたら清流センター(二本松)県中浄化センター(郡山)大滝根水環境センター(田村)の4施設と、市町村が管理する堀河町終末処分場(福島)白河都市環境センター、会津若松...[記事全文

カテゴリー:震災から1年6カ月

今を生きる 初対面の若者心1つ 観光振興へ祝い膳復活

地域の風習「祝い膳」を復活させた(左から)河村さん、内田さん。右端が佐々木さん
■高郷で就業体験  河村暁斗さん 20(郡山出身) 佐々木沙耶さん 20(磐梯出身)  内田薫子さん 21(埼玉出身)  郡山市出身の河村暁斗さん(20)=秀明大1年=ら東日本大震災の被災地にゆかりのある大学生3人はこの夏、喜多方市高郷町で「みちのく...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

【楢葉区域再編10日で1カ月】本格除染へ奔走 事業再開時期探る 中学校新築は依然中断

日本補償コンサルタント協会の担当者(右)から説明を受ける三本木さん(中央)と立ち会う松本係長=楢葉町山田岡
 東京電力福島第一原発事故に伴い楢葉町の大半がかかる警戒区域が避難指示解除準備区域に再編され10日で1カ月となる。国は今月中旬から2カ年計画で家屋などを対象にした本格的な除染に入る。住民からの同意書作成も進む。町商工会によると事業所は数社が再開した。...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・断面

明日への提言 いわき市長 渡辺敬夫氏 双方の事情に配慮を

 東京電力福島第一原発事故の避難自治体が町外にコミュニティーをつくる「仮の町」構想は、いまだ具体像が見えないままだ。受け入れ自治体として候補に挙がっているいわき市の渡辺敬夫市長に課題などを聞いた。  -「仮の町」構想に対する基本的な考え方は。  「双...[記事全文

カテゴリー:震災から1年6カ月

落ち着いて人生楽しみたい 町民の絆を保つことが大切 住民から切実な声

双葉町民が避難生活を送るいわき市の南台仮設住宅。住民には早期の「仮の町」整備を望む声も多い=6日
 「精神的にも肉体的にも現在の住宅環境は厳しい」。富岡町から郡山市に避難し、民間の借り上げ住宅で生活する派遣社員男性(63)はため息をつく。原発事故以前は一軒家に住んでいた。アパートのような仮の住まいではなく、「十分な広さがある家で落ち着いて人生を楽...[記事全文

カテゴリー:震災から1年6カ月

避難者いわきに1万1963人

 福島民報社の調べでは、「仮の町」構想がある富岡、大熊、双葉、浪江4町の住民の主な県内の避難先は【図】の通り。  4町合わせて300人以上受け入れているのは14市町村ある。最も多いのはいわき市で、1万1963人に上る。4町の県内避難者3万7222人の...[記事全文

カテゴリー:震災から1年6カ月

「仮の町」姿見えず 集中型 分散型 受け入れ調整難航か

「仮の町」などの課題を確認した意見交換会=8月28日、いわき市
 富岡、大熊、浪江の各町から「仮の町」構想の候補地として挙げられているいわき市。8月28日に行われた意見交換会では、仮の町設置に言及していた首長が初めて、渡辺敬夫いわき市長に直接、協力を求めた。市はコミュニティーが閉鎖的な空間にならないよう、分散型で...[記事全文

カテゴリー:震災から1年6カ月

県外避難6万878人

 県によると、県外への避難者は8月2日現在、6万878人で、避難先は46都道府県全てに及ぶ。約1カ月前の7月5日現在の6万1548人と比べて670人減った。  隣県の山形県が最も多く、1万1469人。東京都の7779人、新潟県の6328人、埼玉県の4...[記事全文

カテゴリー:震災から1年6カ月

「仮の町」富岡、大熊双葉、浪江4町が構想

仮の町構想を盛り込んだ第1次復興計画案をまとめた大熊町の検討委員会=8月29日、会津若松市
■いわき、郡山、町内の低線量地区 町外は26年度目標 富岡町  町災害復興計画(第1次)案に町内の低線量地区、いわき、郡山両市の計3カ所に仮の町を設置する基本方針を掲げた。  原則2年の仮設住宅の入居期間が平成26年3月まで延長されているため、いわき...[記事全文

カテゴリー:震災から1年6カ月