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26年春にも移設着工  常磐線駒ケ嶺-浜吉田駅間 29年春の運転再開目指す

 震災の津波で大きな被害を受けたJR常磐線駒ケ嶺(新地町)-浜吉田(宮城県)駅間の線路の移設工事は平成26年春にも始まる。JR東日本水戸支社が27日に工程を示した。現地測量、用地取得などを経て工事に入り、29年春の運転再開を目指す。
 同区間は津波により線路や駅舎が壊れるなど甚大な被害を受けたため、より内陸側に移設する。総延長約14・6キロの新ルート工事に合わせ、相馬駅と新ルートをつなぐ現ルートの復旧工事も進める。これに伴い常磐線は原ノ町駅以南を除き、終点の岩沼駅まで未復旧区間が全て復旧する。
 新ルートは震災を踏まえ(1)路線や駅舎をより標高の高い場所に移す(2)盛り土で線路部分をかさ上げする(3)道路と線路を立体交差にし、避難の支障になる可能性がある踏切をなくす-という3つの防災対策を取った。
 現在進めている測量や地質調査は11月までに、駅舎や線路などの設計は12月までに終え、工事の概略を決める。用地確定後の来年1月ごろから県内では約60人とみられる地権者との交渉に入る。県や新地町との詳細な調整なども含め、計画通りに工事が進めば29年4~6月ごろに相馬-浜吉田駅間で運転を再開できる。

カテゴリー:福島第一原発事故

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