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今を生きる 感謝の思い剣舞に込め あすから詩吟全国大会で「白虎隊」

本番に向け、稽古に励む子どもたち

■大熊から若松に避難 熊町、大野小の"7人の隊士"
 東京電力福島第一原発事故の影響で会津若松市に避難している大熊町の熊町、大野両小学校の児童有志7人は、20、21の両日、市内で開かれる2つの詩吟全国大会で剣舞「白虎隊」を披露する。「堂々とした舞で、お世話になっている会津の人にも喜んでもらいたい」。本番が近づき、"7人の隊士"の練習に熱が入る。
 剣舞を披露するのは熊町小6年の佐々木未来君、吉田有希君、田中維織君、村上史弥君、大野小6年の鈴木慧次君、高松那雪さん、八巻拓磨君。両校は、総合学習で会津の歴史を学んでおり、昨年の学習発表会では児童が白虎隊剣舞を披露している。
 避難先の会津を知ろうという取り組みに感銘を受けた会津若松市の「会津一刀流剣詩舞道」から誘いを受け、出演が決まった。同団体の会員と共にステージに立つ。
 本格的な稽古は9月末から始めた。仮校舎を置く旧河東三小体育館で週2回、昼休みの時間を利用し、会員から熱のこもった指導を受けている。
 指導者の1人で、会津一刀流剣詩舞道宗家の沢田光陽さんは「一人一人が白虎隊をはじめ、会津の歴史を調べて剣舞に生かそうとしている。向上心があり、上達が早い」と感心する。
 リーダーの鈴木君は「緊張すると思うが、精いっぱいの剣舞を披露したい」と意気込んでいる。
 児童らが出演するのは、20日午前10時半から市生涯学習総合センター「會津稽古堂」で開かれる神吟協全国詩吟大会、21日午前10時から會津風雅堂で開かれる日本吟道全国大会。共に十分程度の剣舞を披露する。

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