東日本大震災

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旧警戒区域へ送迎開始 南相馬市 ジャンボタクシーで仮設からの帰宅支援

ジャンボタクシーに乗り込む吉田さん夫婦

 旧警戒区域への一時帰宅を支援するため南相馬市は30日、市内の仮設住宅と旧警戒区域を結ぶジャンボタクシーの運行を始めた。
 南相馬市小高区と原町区の一部は4月に警戒区域が解除され立ち入りが自由になったが、車を運転しない住民から自宅までの送迎用車両を求める声が上がっていた。
 無料のジャンボタクシーは週3日運行し、最大3台で1日の定員は27人。自宅での滞在時間は4時間を想定、各仮設住宅から住民の自宅前まで送迎する。利用者に清掃用の水5リットルが支給される。
 初日は2台が運行し、13人が分乗して自宅の片付けなどをした。同市鹿島区の西町第一仮設住宅の停留所から乗車した吉田仁さん(81)、タカ子さん(81)夫婦は「車がないので助かる。警戒区域解除後に戻れたのは3、4回だけ。これからは定期的に自宅に戻って、空気を入れ替えたい」と話していた。

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