東日本大震災

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風評被害「深刻」65.5% いわき市が農業従事者アンケート

報道関係者に生産者の現状を伝えた現地視察会

 いわき市が実施した農業風評被害に関する生産者アンケートで、風評被害が経営に与える影響を「深刻」と答えた農業者は65.5%に上った。風評被害払拭(ふっしょく)を目指す同市のプロジェクト組織「見せる課」が30日、記者発表会で明らかにした。
 市内の農業従事者110人に聞き取り調査した。風評被害が経営に及ぼす影響は「かなり深刻」が19.1%、「やや深刻」が46.4%に上った。震災前と比べた自身の農業規模の比較については「かなり縮小」が15.5%、「やや縮小」が33.6%。1カ月当たりの農業収入は震災前を100%とした場合、平均で69.9%に落ち込んだ。
 風評被害そのものについては「かなり縮小」が15.5%、「やや縮小」が44.5%、「変わらない」が30%だった。
 「見せる課」の記者発表会は、同課の活動や市内の農業の実態をPRするのが目的で、県内外の報道関係者約35人が参加した。プロジェクトの説明をした後、市内の生産者やモニタリング状況を視察した。
 1日からは首都圏、県内でテレビCMを放映する。

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