東日本大震災

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太極拳の演武を披露 浪江と飯舘からの避難者

合同演武を披露したなみえ武術太極拳友会といいたて太極拳サークルのメンバー

 県武術太極拳連盟の創立20周年記念太極拳交流大会は18日、福島市の国体記念体育館で開かれ、東日本大震災と東京電力福島第一原発事故で避難生活を余儀なくされているなみえ武術太極拳友会(浪江町)の4人といいたて太極拳サークル(飯舘村)の7人が合同で演武を披露した。
 大会実行委が「太極拳の仲間を支えたい」と避難者に発表の場を設けた。大会前日に11人が顔を合わせ、本番直前までリハーサルを繰り返した。
 県内の愛好家600人が演武した交流会の大トリ。「大震災と原発事故で故郷を奪われても心までは奪われない」との場内アナウンスで迎え入れられた11人は、復興支援曲「花は咲く」に合わせて心を一つに演武した。
 いいたて太極拳サークルは昨年10月に活動を再開し、支え合ってきた。同じ境遇の浪江の愛好家とも出会った。福島市に避難している三瓶たつ子さん(60)は「古里に戻るか戻らないかはまだ見えない。浪江の人たちもそうだ。今は仲間同士がつながって、できることを続けるしかない」と話した。
 記念式典で望木昌彦会長があいさつし、20年間在籍の33人や遠藤淑子理事長ら功労者を表彰した。
 受賞者は次の通り。
 ◇個人▽永年会員賞=後藤妙子、佐藤尚美、伊藤美也子、永山俊子、鈴木真子、田中智恵子(福島市武術太極拳協会)沼沢祐子、後藤トキ、矢部良子、先崎武七、深沢芳子、半田金雄、根本米子、吉田ゆり、安彦昭子、本田明美、佐藤洋子、北村千代子、遠藤美智子(県武術太極拳協会)小林幸子、小寺トシ子、水野恵美子、土橋幸子、八巻美恵子、小野エサ、藤田文枝(蓬莱太極拳愛好会)歌川光一、大堀由紀子、西潟弘子、大久保智子(会津太極拳同好会)石沢久芳、武藤寛信(福島陳式太極拳同友会)松崎裕美(喜多方市太極拳協会)▽特別功労賞=遠藤淑子(福島陳式太極拳同友会)
 ◇団体▽功労賞=福島市武術太極拳協会、県武術太極拳協会、蓬莱太極拳愛好会、会津太極拳同好会▽最多会員団体賞=県武術太極拳協会

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