東日本大震災

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ベラルーシに視察団が出発 福島市民ら

出発式であいさつする瀬戸市長=千葉県、成田ビューホテル

 先進地の放射線対策を学ぶため、ベラルーシを訪問する福島市の市民放射線対策先進地視察団は21日、千葉県の成田空港から出発した。
 成田市の成田ビューホテルで出発式を行い、公募参加の市民15人を含む34人が臨んだ。団長の瀬戸孝則市長が「東日本大震災以降、東京電力福島第一原発事故の影響で市民は不安や悩みを抱えながら生活している。現地視察を通して解消策を探り、復興に役立てていきたい」とあいさつした。
 団員を代表して、公募で参加した県職員退職者会長の岩崎幹彦さん(67)が「チェルノブイリ原発事故という大きな事故の被害を受けたベラルーシで、福島市での対策に向けた知恵やヒントを学んできたい」と述べた。
 一行は旧ソ連(現ウクライナ)で1986年に起きたチェルノブイリ原発事故により、深刻な被害を受けた隣国・ベラルーシの放射線対策を学ぶ。小児がんセンターや、放射線量が低い地区に設けた児童保養施設を訪れ、健康管理の現状を視察する。汚染地区での食品や農作物の検査態勢を見たり、地元住民と意見交換したりして、27日に帰国する。
 福島民報社から江花潤記者が同行している。

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