東日本大震災

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被ばく防止対策を学ぶ 福島市民のベラルーシ視察団

情報センターの職員らと意見交換する視察団

 【ベラルーシ・ミンスクで江花潤記者】放射線対策を学ぶためベラルーシを訪れている福島市の市民放射線対策先進地視察団は22日、首都ミンスクの情報センターなどを訪れ、放射線被ばく防止に向けた情報提供の在り方などを学んだ。
 センターは放射線に関する情報や被ばく防止に向けた知識を国内外に発信する役割を担っている。視察団はチェルノブイリ事故直後のセンターの対応や政府の信頼性を高めるための取り組みに理解を深めた。
 ベラルーシ非常事態省のチェルニコフ局長は、日本政府と国際原子力機関(IAEA)の共催で12月に郡山市で開く国際会議で「原子力事故の対策に関する協定を日本政府と結びたい」との意向を明らかにした。
 引き続き、ミンスク郊外の児童保養施設を訪れた。汚染区域に住む子どもたちの被ばく量を低減させるため、健康管理や病気のリハビリをしている現場を視察。被ばく量を減少させる工夫や健康増進に役立てることなどを学んだ。県教育委員長の境野米子さん(64)は「原発事故だけでなく、子どもの健康を守る総合的な施設としての取り組みが分かった。日本でも整備を検討すべきだ」と話した。

ミンスク郊外の児童保養施設を訪れる視察団

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