東日本大震災
2012年12月アーカイブ
復興への歩み希望忘れず 過ぎ行く2012年
浪江町増額要求へ 精神的賠償
来年は復興が進みますように 若松の大熊町民

東京電力福島第一原発事故の影響で会津若松市で避難生活を送る大熊町民は、会津で「二度目の冬」を迎えた。大みそかが迫り、市内の東部公園仮設住宅集会所には、正月飾りが飾られた。 同仮設住宅に暮らす無職星野明さん(77)と妻伴子さん(76)は、「来年は目...[記事全文]
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避難先で2度目の年越し 借り上げ住宅でそば打ち

福島市大波地区の借り上げ住宅で、飯舘村から避難する農業佐藤貞勝さん(74)は30日、同じく避難する村民らのために約80人分の年越しそばを作った。 避難前、佐藤さんは地域おこしのためにと地元の直売所でそばを提供したり、知人から頼まれて年越しそばを打...[記事全文]
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セシウム調査前倒し 県、効果的除染法確立へ
国助成で継続方針 森少子化相が県の18歳以下医療費無料化で
もっと思い聞いて 安倍首相来県 駆け足視察に不満も 訴え伝え切れず
29日来県した安倍晋三首相は、駆け足で復興への取り組みを視察した。川内村では約50分で4カ所を巡る過密日程で、要望の機会を期待して出迎えた仮設住宅の村民は「あまりにもあっという間。被災地の現状を分かってもらえたのか」と首をかしげた。川内村民が避難す...[記事全文]
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首相、早期帰還へ「プログラム」 除染、インフラ復旧網羅
安倍晋三首相は29日、川内村で記者団の取材に応じ、東京電力福島第一原発事故による避難者の早期帰還に向けた総合的な「早期帰還促進プログラム」を作成することを明らかにした。除染やインフラの早期復旧など幅広い分野を網羅した内容となる見通し。 復興庁が、...[記事全文]
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企業活動支援強化へ 首相、川内住民帰還促進で

29日の本県視察で川内村の企業を訪問した安倍晋三首相は、避難区域解除後に住民帰還を促すためには雇用確保が条件になるとして、企業活動への支援を強化する考えを示した。 菊池製作所川内工場を訪れた安倍首相は、待ち構えた従業員約20人と握手し、菊池功社長...[記事全文]
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風評払拭へ有識者会議 森少子化相 年明けにも設置
消費者行政を担当する森雅子少子化担当相(参院本県選挙区)は29日、福島市などで記者団の取材に対し、県産農産物、食品の風評払拭(ふっしょく)のため、有識者会議を年明けにも設置することを明らかにした。 会議では、消費者教育の一環として放射能に関する正...[記事全文]
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子どもの屋内施設 県内に増やす方針 森少子化相
年末年始の宿泊始まる 居住制限、避難解除準備区域4市村
一時宿泊者に防犯呼び掛け 県警本部などがパトロール

年末年始の一時宿泊開始に合わせた県警と南相馬署、南相馬市見守りパトロール隊の合同パトロール活動は29日、南相馬市と飯舘村の警戒区域再編地域で行われた。 出動式は同市小高区の小高区役所前に約70人が集合して行われた。緑川静県警生活安全部長、青田勝則...[記事全文]
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神奈川県警に招かれ憧れの警察官と交流 感謝のメッセージ送る姉弟

東京電力福島第一原発事故後、福島市飯野町の114号国道沿いに立ち、警戒区域周辺などとの間を行き来する県内外の警察車両に感謝やねぎらいのメッセージを送っている広野あみさん(13)=飯野中1年=と弟の諒君(11)=青木小5年=がこのほど神奈川県警本部に...[記事全文]
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放射線 放射性物質 Q&A 染色体異常どのように調べる
放射線被ばく量を測定する検査の中に、染色体の異常を調べるという方法を聞いたことがあります。染色体の異常はどのように発生し、検査では何をどうやって調べるのでしょうか。 【回答者】県放射線健康リスク管理アドバイザー・長崎大大学院教授(放射線医療科学専攻...[記事全文]
(カテゴリー:放射線・放射性物質Q&A)
双葉郡の首長 経産相の原発ゼロ見直し方針 慎重な対応求める
生活拠点基金・帰還支援基金創設へ 県、原資約300億円を国に要望
避難区域の営農再開支援 根本復興相 基金設置方針示す
夜の森の桜に集おう まつり来春、一部復活 富岡 町民のよりどころ

富岡町は東京電力福島第一原発事故前まで毎年4月に開催していた「夜の森桜まつり」を来春、規模を縮小して復活させる。町は3月末までに避難区域が再編される予定。「桜のトンネル」として有名な桜並木の一部が立ち入り可能になる。東日本大震災から3度目の桜の季節...[記事全文]
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浜田副大臣、亀岡政務官が担当 福島復興局、常駐するかは未定
根本匠復興相(衆院本県2区)は28日の会見で、福島復興局を浜田昌良副大臣(公明、参院比例)と亀岡偉民政務官(自民、衆院本県1区)が担当することを盛り込んだ副大臣、政務官の担務を発表した。 亀岡政務官は内閣府政務官を兼務するため、復興局には週3日...[記事全文]
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「県民は絶対反対」 原発再稼働の合意形成ないなら 富岡町長が副大臣に
役場本庁舎に職員 浪江町、来年度にも復興拠点
東京電力福島第一原発事故で全町避難している浪江町の馬場有町長は28日、避難区域再編後の復旧を促進するため、平成25年度にも町役場本庁舎に復興拠点を設け、町職員を配置する考えを示した。 二本松市の役場事務所で行われた仕事納め式で明かした。計画では...[記事全文]
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来年度末までに除染 大熊、居住制限と避難解除準備区域
仮の町整備など2500億円 国補正予算編成で県要望
産廃処分4000ベクレル以下 小野町、業者と協定 国基準の半分に
若松一高生ら6日訪米 復興事業「キズナ強化プロジェクト」
会津若松市の若松一高の生徒20人が1月6日から20日にかけて米国を訪問する。現地の高校を訪れ、東日本大震災と東京電力福島第一原発事故に苦しむ本県の現状や復興の様子を伝える。 国際交流基金が実施する復興事業「キズナ強化プロジェクト」の一環で、今回...[記事全文]
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震災当時の状況学ぶ スキー体験で来県の東京の中学生

県外からの団体旅行客らに東日本大震災の記憶などを伝える震災学習は27日、猪苗代町の中ノ沢温泉花見屋旅館で開かれた。富岡町社会福祉協議会職員の吉田恵子さんが、東京都世田谷区の東深沢中1、2年生に当時の状況などを語った。 県が震災や東京電力福島第一...[記事全文]
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和解仲介申し立て 県中から栃木に避難 70代男性遺族6800万円 解決センター
県が測定器を検証 県北福祉事務所で数値異常?
年末年始の宿泊は523人 居住制限と解除準備区域
がれき焼却炉 小高に設置方針 環境省示す

南相馬市の震災がれきを処理する仮設焼却炉について、環境省は27日、旧警戒区域の同市小高区蛯沢にあるDNPファインケミカル福島小高工場敷地に設置する方針を示した。同日、市内で開かれた小高区行政区長懇談会で明らかにした。 候補地は敷地の所有者である...[記事全文]
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飯舘・長泥の集団申し立て 初の現地審問
中間貯蔵施設 用地選定期限設けず 石原環境相来県、知事と会談
来年産米生産目標34市町村減少 県、作付け方針踏まえ調整
飲用沢水の調査開始 葛尾
賠償費用7000億円要請へ 援助累計3兆円超に
償却、棚卸資産を賠償 個人事業主、中小企業に東電
【避難区域の家屋補修費賠償】請求書7000通届かず 東電、登記簿優先し発送
東京電力福島第一原発事故に伴う避難区域の家屋補修費の賠償で、東電が対象者に送付した請求書2万4000通のうち3分の1に当たる約7000通が宛先不明で届いていないことが25日、分かった。避難実態を十分に確認しないまま不動産登記簿を基に発送したことが原...[記事全文]
(カテゴリー:3.11大震災・断面)
仮設の夜に火の用心

「火の用心、火の取り扱いには気を付けて」。双葉町民が避難生活を送る福島県いわき市の南台仮設住宅。町消防団第二支団の5人が師走の仮設住宅で夜警に励む。支団でポンプ車などの整備に当たる機関長を務める河野弘幸さん(46)は「仮設は長屋造りで、火災が発生し...[記事全文]
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西郷村、証言集を発刊 大震災語り継ぐ

西郷村はこのほど、東日本大震災を経験した村民ら500人の声を収録した証言集「東日本大震災3・11の記憶」を発刊した。 村は大震災を語り継ぐことが体験した者の責任と判断。震災を振り返ることで防災意識を高めることもできるとして平成23年5月に編さんを...[記事全文]
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飯舘の二枚橋郵便局再開 1年半ぶり、避難区域で初
楢葉の小中校引っ越し いわき明星大敷地内

いわき市のいわき明星大敷地内に完成した楢葉小・中学校中央台仮設校舎への引っ越し作業が25日始まった。27日まで。 初日は教職員、町教委担当者、楢葉中生、同大のボランティアの学生ら約100人が参加した。 楢葉北、楢葉南の両小学校と楢葉中は今年4月...[記事全文]
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甘いイチゴいかが 相馬和田今季の直売開始 初の水耕栽培に手応え
作文通じ故郷に勇気 大熊中の岡田さん コンクールで高評価 町議会で発表

今年、三つの作文コンクールで高い評価を受けた大熊中2年の岡田愛莉花(えりか)さん(14)が21日、会津若松市で開かれた大熊町議会で作品を披露し、議員や町幹部職員を感動させた。「自分の作文で、同じように避難で苦しんでいる人々を勇気づけられれば」と話し...[記事全文]
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福島に産直カフェがオープン 飯舘、浪江の避難者ら生産
津波で亡くなった娘の夢 ハンカチに いわきの鈴木さん 収益を市に寄付へ

塩屋埼灯台で楽しそうに笑顔を見せる子どもたち。その後ろには大好きな青い海と真っ赤な太陽-。いわき市の沿岸部、平沼ノ内の学習塾経営鈴木貴(たかし)さん(36)は東日本大震災の津波に巻き込まれて亡くなった長女姫花(ひめか)さん=当時(10)、豊間小4年...[記事全文]
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県有施設に避難用物資 食料や日用品8500人の3日分 来月開始

県は大規模な災害発生時の住民避難への初期対応を強化するため、県有施設に8500人が3日間、生活できる物資の備蓄を来年1月に開始する。食料や日用品を広域避難の受け入れ拠点となる大型施設などに配備し、避難者の健康や衛生を確保する。東日本大震災と東京電力...[記事全文]
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復興モニュメント設置 開成山公園

ニューヨークの世界貿易センタービルの鉄骨を使った折り鶴のモニュメントが23日、郡山市の開成山公園に設置された。街の早期復興を願い、米中枢同時テロによる遺族団体「9・11家族会」や日米のロータリークラブ(RC)などが共同で寄贈した。設置式で、伊東孝弥...[記事全文]
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今を生きる 人の縁 感謝し創作 ワークショップ講師や芸術祭参加 「活動の幅 広がる」
党派超えて福島を再生 本県関係国会議員
衆院選を受けた特別国会が26日に召集されるのを前に、福島民報社は22日、福島県内選挙区と比例代表で当選した本県関係の議員9人(1人は紙上参加)による座談会を開き、国政に臨む決意や抱負を聞いた。出席者は、東日本大震災と東京電力福島第一原発事故からの復...[記事全文]
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あんぽ柿普及に貢献 故佐藤昌一さん 古里の恩人に理解を深める 五十沢小児童

福島県伊達市梁川町の五十沢小の児童は13日、同市の名産「五十沢あんぽ柿」の製法開発と普及に貢献した故佐藤昌一さんの故郷、塙町板庭を訪れ、生家訪問と墓参をした。 同校児童は総合学習の授業で柿の木を観察するなど、あんぽ柿について学習している。本来は実...[記事全文]
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福島キワニスクラブ 放射性物質に理解深める冊子

福島キワニスクラブはこのほど、親子で放射性物質について理解を深めてもらおうと冊子「ふくしまで起きたこと-なかよしこけしと親子で学ぶ放射能」を作成し、県内の私立保育園などに配布した。 冊子は36ページで約2万部作成した。東京電力福島第一原発事故の...[記事全文]
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牛肉 放射性物質検査で基準値以下
福島県は22日、牛肉の放射性物質検査の結果を発表した。11市町村で生産された65頭を調べた結果、全ての検体で放射性セシウムは検出下限値未満か食品衛生法の基準値(1キロ当たり100ベクレル)以下だった。 セシウムを検出したのは一点で、桑折町産が7...[記事全文]
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放射線 放射性物質 Q&A チェルノブイリ事故の甲状腺がん、なぜ数年後発症
東京電力福島第一原発事故で放出された放射性ヨウ素の半減期は数日間と、ごく短いと聞きました。それなのにチェルノブイリ原発事故では甲状腺がんが事故後数年から十数年で発症したそうです。どうしてでしょうか。 【回答者】県放射線健康リスク管理アドバイザー・...[記事全文]
(カテゴリー:放射線・放射性物質Q&A)
今を生きる 「震災忘れないで」 富岡からの避難生徒入部 体験交え訴え
3年連続見合わせ 南相馬市のコメ作付け

福島県南相馬市地域農業再生協議会は21日、同市原町区のJAそうま原町総合支店で総会を開き、平成25年産米の作付けを市内全域で見合わせることを決定した。同市の作付け見合わせは3年連続となった。 議事では、平成25年産米の作付け方針案として、(1)...[記事全文]
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食品線量検査対象に 東電自治体賠償 機器購入など
東京電力福島第一原発事故に伴う自治体への損害賠償で、東京電力は食品モニタリングと学校給食の検査費用を支払い対象とする。原発事故発生から平成23年度末までの損害について、今年度中に支払いを始める。これまでは水道、病院事業など企業会計の減収分が主な対象...[記事全文]
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必要性を再度説明へ 楢葉の事前調査で環境省 中間貯蔵施設
帰還宣言は避難指示解除後 大熊町長が見通し
感謝胸に九州で演奏 練習場被災のバンブーオーケストラ
町長の姿勢に質問集中 双葉町12月議会の一般質問
県職員が否定見解要求 子ども内部被ばく調査、県議提案の乳歯保存
コウナゴ追加目指す 相馬双葉漁協、試験操業の魚種
福島復興本社で年頭訓示 東電の会長、社長 本店、事業所に中継
廃炉用機器開発へ 福島でワークショップ
除染の補助拡大 公演や学校の遊具塗り直しなど 環境省
安全確保へ役割明確化 鮫川村、汚染牧草などの焼却実験
避難区域再編案を了承 葛尾村の行政区長会
避難者栽培の野菜販売 福島に店舗21日オープン

東京電力福島第一原発事故の避難者が生産した農産物などを扱う店舗が21日、福島市栄町にオープンする。カフェ・レストランも併設し、誰もが気軽に集える場を目指す。 県から委託を受けた「ふくしまかーちゃんの力ネットワーク」が開設する。店舗は「かーちゃんふ...[記事全文]
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初の和解 東電、小高の入院女性遺族 紛争センター事例
屋内遊び場19日オープン いわきの2施設
"復興桜"6号国道彩れ 広野の団体など1400本3月まで植樹

浜通りを縦断する6号国道沿線を桜並木で彩る「ふくしま浜街道・桜プロジェクト」が来年1月から始まる。道路美化活動などを展開している広野町のNPO法人ハッピーロードネットと沿線の市町村、青年会議所などでつくる実行委員会が取り組む。全国から桜のオーナーを...[記事全文]
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復興への思い新たに 「ふくしまは負けない」パネル展いわきで

福島民報社の「ふくしまは負けない明日へ」パネル展は18日、いわき市のいわき駅前再開発ビル・ラトブ6階で開幕した。25日まで。 創刊120周年事業の一環。東日本大震災と東京電力福島第一原発事故を報道した編集、広告の紙面や、報道写真から選んだ約40点...[記事全文]
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双葉郡教育復興協が発足 「人材育成ビジョン」策定へ
双葉郡8町村で構成する双葉地区教育長会(会長・石井芳信川内村教育長)は18日、国や県教委、福島大などと連携し「双葉郡教育復興に関する協議会」を設立した。5~10年後の中長期的な視点で、双葉郡全体の復興へ向けて育むべき人材像や復興教育、ロードマップな...[記事全文]
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来月から住民説明 富岡町、避難区域の再編案

富岡町は東京電力福島第一原発事故に伴う避難区域の再編案についての住民説明会を来年1月から2月にかけて県内外で10回程度開催する。18日に郡山市の大槻町北公民会館で開かれた町行政区長会で方針を示した。 県内は福島、会津若松、郡山、いわきの4市、県...[記事全文]
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双葉町長が辞職拒否 町議会は不信任案提出も
県外避難者654人減少 6日現在5万7954人
東京電力福島第一原発事故などに伴う県外避難者数は6日現在、5万7954人で、前月(11月1日現在)よりも654人減少した。県が17日、発表した。 今年3月の6万2831人をピークに、減少傾向が続いている。県は避難の長期化により、経済的、精神的な負...[記事全文]
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被災地置き去り不安 安倍総裁「復興」発言少なく
自民党が政権運営に向け始動した17日、安倍晋三総裁の記者会見で復興に向けた発言が少ないことに県民からは「被災地が既に置き去りになっているのでは」と不満が広がった。避難者らは一日も早く帰還できる環境づくりや復興住宅整備など、具体的な政策の実現に与野党...[記事全文]
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福島新生へ提言 元福島第一原発副所長の増田さん
避難者に正月の贈り物 甲府市職員がリース110個

甲府市職員福利厚生組合は17日、手作りの正月リース110個を、矢吹町と町社会福祉協議会を通じて、町内の仮設住宅や借り上げ住宅に暮らす避難住民に贈った。 同市から派遣され、この4月から町上下水道課課長補佐として矢吹町内の上下水道復旧作業に従事してい...[記事全文]
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東北大大学院と連携講座 磐城共立病院に教授ら派遣
いわき市の総合磐城共立病院は21日、東北大大学院医学系研究科との連携講座に関する協定を締結する。平成25年度から病院内に消化器地域医療医学講座を設置し、同大が客員教授を派遣する。客員教授と、講座を受講する学生(医師)は同病院に勤務する予定で、消化器...[記事全文]
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警戒区域の車両通過始まる 自治体に許可申請
リスク評価見直す 福島閣僚会議で田中規制委員長
本格除染は26年度以降 飯舘・長泥地区で環境省方針
復興や避難者対策に注文 県内有権者

東日本大震災と東京電力福島第一原発事故への迅速な対応を願う県民は16日、新しい政権の枠組みでの復興や避難者対策の実現に向け注文を付けた。 「一日も早く復興に向けて政策を進めてほしい」。埼玉県加須市の借り上げ住宅に避難している双葉町の西内芳徳さん...[記事全文]
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避難自治体他市町村に投票箱 仮設住宅にも設置

16日投開票の衆院選で、福島県双葉郡8町村と飯舘村は東京電力福島第一原発事故に伴い町村外への避難者が多いことを受け、避難先など他の市町村に投票所を設置する。このうち、広野、楢葉、富岡、川内、浪江の5町村は仮設住宅に投票箱を置く。15日までに各地で設...[記事全文]
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原子力安全態勢強化へ 福島閣僚会議で共同議長声明を発表
IAEA福島にセンター開設 原発緊急時対応の専門家育成へ
放射線 放射性物質 Q&A 甲状腺がんどのような病気か
東京電力福島第一原発事故で放出された放射性ヨウ素による被ばくで甲状腺がんの発症が心配されています。チェルノブイリ原発事故でも多くが発症したそうですが、甲状腺がんとはどのような病気なのでしょうか。 【回答者】県放射線健康リスク管理アドバイザー・長...[記事全文]
(カテゴリー:放射線・放射性物質Q&A)
福島閣僚会議15日開幕 参加者、第一原発など視察
「課題非常に多い」 第一原発視察のIAEA事務局長
復興の状況理解深める 福島医大など本県各地視察

福島閣僚会議の参加者による県内視察は、東京電力福島第一原発、福島市の除染現場のほか、浜通り、中通り、会津の各地方を訪れるコースが設けられた。地域ごとに異なる課題や復旧・復興の状況に理解を深めた。 浜通りコースでは、参加者19人が東日本大震災の津波...[記事全文]
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農産物安全性で意見交換 郡山でワークショップ

外務省と県が主催する「被災地産品の安全性に関する福島ワークショップ」は14日、郡山市のホテルハマツで開かれた。本県の農業関係者と海外の政府関係者が本県産農産物の安全性確保に向けて意見交換した。 福島閣僚会議に合わせたイベント。会議の参加者ら約50...[記事全文]
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特定避難勧奨地点を解除 伊達128世帯と川内1世帯
昭和村、指定解除へ 汚染重点調査地域で初
いわき石川線が本復旧 土砂崩れの才鉢地区

東日本大震災の巨大余震による土砂崩れで暫定供用されていた、いわき市田人町石住字才鉢(さいばち)の県道いわき石川線(通称・御斎所街道)の本復旧工事が完了し、14日に現地で再開通式が行われた。 関係者約50人が出席した。宮崎典男県いわき建設事務所長が...[記事全文]
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