東日本大震災

2012年12月アーカイブ

東電に19億円賠償提訴 18世帯40人 避難者初の集団訴訟 地裁いわき支部

提訴について記者会見する弁護団ら=いわき市役所
 東京電力福島第一原発事故の影響で避難した住民らでつくる「福島原発避難者訴訟原告団」は3日、東電に約19億4千万円の損害賠償を求め地裁いわき支部に提訴した。支援する弁護団(広田次男共同代表ら)によると、原発事故の避難者による集団訴訟は初めて。  原告...[記事全文

今を生きる 歌で古里励ます 被災地支援コンサート 後輩 福島高合唱部も共演

福島でのコンサートで熱唱するRAG FAIRの引地さん(中央)
■アカペラグループ「RAG FAIR」 福島出身の引地洋輔さん34  「大勢の人の元気でパワフルな姿に力をもらえた」。6人組のアカペラグループ「RAG FAIR(ラグフェア)」のリーダー・引地洋輔さん(34)=福島市出身、福島高卒=は3日、福島市のこ...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

(5)情報集約、細かく発信

情報の発信拠点となっているロシア・ベラルーシ情報センター=ミンスク市
 首都ミンスクにあるロシア・ベラルーシ情報センターは、放射線に関する情報を一元的に集約し、全国に発信している。地域の隅々まで情報を伝えるため、各学校など50カ所に下部組織を置く。視察した県商工会館常務理事の三瓶弘次さん(60)は「統一した情報が住民の...[記事全文

カテゴリー:ベラルーシの今 福島市放射線対策視察団同行

(5)死亡は事故のため 「認めよ」東電に手紙

家族6人の生活があった高橋さんの自宅。居間は避難当時のままだ=飯舘村
 「本当に逃げるようだったんだよ」  高橋清さん(58)が飯舘村から避難した時の気持ちだ。自宅がある八和木の集落は震災前27世帯あった。昨年9月に妻の広美さんが亡くなってから今年の4月まで高齢者5人が避難先で亡くなった。急いで避難しなければならない地...[記事全文

カテゴリー:原発事故関連死

五輪戦士、避難者に元気 吉田、須佐ら二本松の仮設訪問

金メダルを胸に浪江町民と触れ合う吉田沙保里選手(右)
 日本オリンピック委員会(JOC)は2日、ロンドンオリンピックとパラリンピックのメダリストらが東日本大震災の被災地を応援する「がんばれ!ニッポン!」プロジェクトを行った。東京電力福島第一原発事故により避難した浪江町民が住む福島県二本松市安達運動場仮設...[記事全文

復興の願い音に乗せて 小林氏指揮で高校生生演奏

小林氏(右下)の指揮でオーケストラと共演する地元高校生ら
 福島県いわき市出身の指揮者小林研一郎氏が率いる「コバケンとその仲間たちオーケストラ」inいわきは2日、市内のアリオスで開かれた。被災地の小中学生、高校生らとの共演で、復興に向け前に進む力を届けた。  市や実行委員会、福島民報社などの共催。キリング...[記事全文

楽天田中は福島へ 除染地区の住民激励

除染ボランティアに炊き出しを手渡す田中投手(左)と中村投手(中央)
 プロ野球楽天の田中将大投手と広島の中村恭平投手は2日、福島市を訪れ、除染活動を視察してボランティアを激励した。野球を通して地元の小中学生とも交流した。  田中、中村両投手は市内大波地区を訪れ、地元住民を激励。昼食時には全国から集まったボランティア...[記事全文

舞でみんなに元気を 大熊から若松に避難の横川さん

「恋吹雪娘道成寺」を舞う横川さん
 「わぁー、きれいだ」。舞台の袖から着物姿の16歳が登場すると、客席から歓声が上がった。福島県会津若松市東山温泉の庄助の宿「瀧の湯」で2日に開かれた日本舞踊の寿蘭会舞踊おさらい会。大熊町から市内に避難している横川成美さん(会津学鳳高一年)が「恋吹雪娘...[記事全文

小高神社元旦祭、2年ぶり復活へ

「氏子との絆を取り戻す」と語る相馬宮司
 旧警戒区域の福島県南相馬市小高区の相馬小高神社で1月1日、元旦祭が2年ぶりに復活する。午前零時から一番護摩が行われ、区民らが復旧と復興、1年の平安を願う。宮司の相馬胤道さん(74)は「原発事故で例大祭、新穀感謝祭もできず無念の思いだった。祭りを契機...[記事全文

集団賠償100億円請求へ 川俣山木屋の住民50人

 東京電力福島第一原発事故で計画的避難区域に設定された川俣町山木屋の住民約50人は今月中旬にも、損害賠償請求の和解仲介を原子力損害賠償紛争解決センターに申し立てる。請求額は100億円程度になる見通しで、これまで明らかになっている集団申し立ての中で最大...[記事全文

今を生きる 舞でみんなに元気を 稽古再開、町民らに披露

「恋吹雪娘道成寺」を舞う横川さん
■大熊から若松に避難 横川成美さん(会津学鳳高1年)  「わぁー、きれいだ」。舞台の袖から着物姿の16歳が登場すると、客席から歓声が上がった。会津若松市東山温泉の庄助の宿「瀧の湯」で2日に開かれた日本舞踊の寿蘭会舞踊おさらい会。大熊町から市内に避難し...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

「警察官と家族の手記」発売 県内の書店で

震災関連コーナーに並ぶ「ふくしまに生きる ふくしまを守る~警察官と家族の手記」=福島市・西沢書店大町店
 東日本大震災、東京電力福島第一原発事故に対応した警察官とその家族の手記をつづった「ふくしまに生きる ふくしまを守る~警察官と家族の手記」が1日、県内の書店などで発売された。  福島市大町の西沢書店大町店は店頭にある震災復興関連書籍コーナーに並べた。...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

(4)怒り煮詰まって 遺骨 今もアパートに

ひっそりと静まり返った地区の様子を見詰める高橋さん=飯舘村
 「福島育ちの女房が、山奥の私の所によく来てくれたなあ。家には寝に帰るようなもんだったから、家のことも、地域のことも任せっきりだった。男はだめだなあー」  妻広美さんを失った高橋清さん(58)が今、口にするのは感謝と自責の言葉ばかりだ。  清さんは2...[記事全文

カテゴリー:原発事故関連死

今を生きる 被災した子の力に 売り上げの一部寄付 学童保育プロジェクト参加

■喜多方の樟山珈琲店 樟山淳一さん 38  コーヒーの売り上げの一部を東日本大震災、東京電力福島第一原発事故で被災した子どもらの学童保育事業費に充てるプロジェクトが1日、喜多方市の樟山(くぬぎやま)珈琲店で始まった。「子どもたちのために力を貸してほし...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

放射線 放射性物質 Q&A 一部の子どもの甲状腺に嚢胞大丈夫か

 東京電力福島第一原発事故を受け、県が県民健康管理調査で進めている甲状腺検査では、一部の子どもでしこりや嚢胞(のうほう)が見つかっても、詳細検査の必要がないと判断されています。大丈夫なのでしょうか。 【回答者】県放射線健康リスク管理アドバイザー・長崎...[記事全文

カテゴリー:放射線・放射性物質Q&A

除染ボランティアが福島市大波地区で作業

枯れ葉や枯れ枝を拾い集めるボランティア
 福島市大波地区で1日、全国からのボランティアによる除染作業が始まった。10日まで実施し、延べ約560人が作業する。  県がNPO法人オン・ザ・ロード福島支部に委託し、全国から参加者を募った。初日は隣県や関西方面などから約80人が参加。数センチ積もっ...[記事全文

双葉と浪江両町で一時帰宅

 東京電力福島第一原発から半径20キロ圏内の警戒区域への一時帰宅は1日、福島県双葉町と浪江町で行われた。  双葉町は18世帯、29人が参加した。個人の積算線量は2~28マイクロシーベルトだった。85歳の男性が立ちくらみで救護所を利用した。  浪江町は...[記事全文

全て基準値以下 牛肉の放射性物質検査

 県は1日、牛肉の放射性物質検査の結果を発表した。15市町村で生産された67頭を調べた結果、全ての検体で放射性セシウムは検出下限値未満か、食品衛生法の基準値(1キロ当たり100ベクレル)以下だった。  セシウムを検出したのは2頭。西郷村の1頭で7・9...[記事全文

(4)汚染度別に農地活用

アベリン所長(左)の説明を受ける団員=ゴメリ市の放射線学研究所
 チェルノブイリ原発事故で外部放出された放射性物質のうち、3分の2がベラルーシの国土20万8千平方キロに降り注いだ。農地の約半分が汚染され、2650平方キロが使えなくなった。  政府は平均11ヘクタールを一区画とした汚染地図を作り、汚染状況にあった農...[記事全文

カテゴリー:ベラルーシの今 福島市放射線対策視察団同行

(3)再移転心労重なる 消えた家族の未来図

高橋さん一家が昨年5月28日に引っ越してきた県公務員住宅。2カ月半余りで再移転を余儀なくされた=福島市渡利
 飯舘村の高橋清さん(58)一家が村から紹介された福島市渡利の県公務員住宅に身を寄せたのは、計画的避難区域の設定から1カ月余りがたった5月28日だった。  県公務員住宅は6畳1部屋と4畳半2部屋に台所の3K。離れも含め7部屋あった飯舘村の自宅と比べる...[記事全文

カテゴリー:原発事故関連死

今を生きる 古里の絆忘れないで 避難住民の心遣い伝える 記録集編集に奔走

記録集を手にする松木さん
■双葉町・上羽鳥区長 松木秀男さん 64  東京電力福島第一原発事故で避難生活を余儀なくされている双葉町上羽鳥地区の住民の声を集めた記録集が完成した。区長の松木秀男さん(64)が原稿集めや編集に奔走した。3日、全38世帯に発送する。  上羽鳥地区は町...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

大熊町10日、3区域に再編 避難指示解除全町29年3月

 東京電力福島第一原発事故に伴う避難区域の見直しで、政府の原子力災害対策本部は30日、全域が警戒区域の大熊町を、10日午前零時に放射線量に応じて帰還困難、居住制限、避難指示解除準備の3区域に再編することを決定した。全域が警戒区域の自治体の再編は初めて...[記事全文

東北電値上げ方針正式表明 海輸社長「被災地減免難しい」

来年度からの電気料金値上げの方針を表明した海輪社長=仙台市
 東北電力の海輪誠社長は30日、仙台市の本店で記者会見し、家庭向けと企業向けの電気料金について「本格的に(値上げの)検討を開始する」と述べ、料金の引き上げ方針を正式に表明した。  本県を含む東日本大震災の被災地も例外としない。年明けにも経済産業省に申...[記事全文

前年比38・4%減の3521万人 県内の平成23年観光客入り込み数

 県内の平成23年の観光客入り込み数は3521万千人で、前年に比べ38・4%減少した。東日本大震災と東京電力福島第一原発事故が要因。県内への観光客数が年間4000万人を下回ったのは平成3年以来、21年ぶり。県が30日発表した。  観光庁策定の基準に基...[記事全文

本県の安全性訴え 県、関東の関係者招き

本県の現状に理解を深める教育旅行関係者
 東京電力福島第一原発事故による風評被害で県外からの教育旅行者が激減していることを受け、県は30日から2日までの3日間、関東地方の教員ら教育旅行関係者を本県に招き、安全性や復興への取り組みを紹介している。30日は喜多方市の熱塩温泉山形屋で説明会を開い...[記事全文

慰謝料総額2億円要求 震災関連死,相双の7遺族

震災関連死遺族の集団申し立てについて会見する弁護団=東京都港区
 東京電力福島第一原発事故の避難生活中に死亡した相双地方の高齢者7人の遺族12人は30日、死亡慰謝料など総額約2億円を東電に求め政府の原子力損害賠償紛争解決センターに和解仲介を申し立てた。7人のうち6人は震災関連死に認定されており、1人は申請準備中。...[記事全文

基準値超えコメ検出 旧福島市、旧立子山村、旧白岩村、旧渋川村

 県は30日、平成24年産米の全袋検査で、福島市の旧福島市と旧立子山村、本宮市旧白岩村、二本松市旧渋川村の農家が生産した玄米から、食品衛生法の基準値(1キロ当たり100ベクレル)を超える放射性セシウムを検出したと発表した。いずれも管理計画に基づくこと...[記事全文